X-MEN2(映画)

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&font(#6495ED){登録日}:2014/05/11 (日) 21:46:19
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#center(){&bold(){時が来た}

&bold(){ミュータントたちが}

&bold(){対話し戦うべき時が}



&sizex(7){&b(){ 世 界 を 変 え ろ 。 }}}



『X-MEN2』は2003年の米映画。
2000年の『[[X-MEN>X-MEN(映画)]]』に続く[[映画シリーズ>X-MEN・ユニバース(映画)]]第2弾である。
前作が「アクション性に乏しく、バトルの盛り上がりに欠ける」という批評を受けたため
アクションシーンを増やし、また戦闘でも工夫を凝らした技法で作り上げた。
その甲斐あって、前作以上の高評価を得て、世界中で前作以上の大ヒットを記録し、アメコミ映画のブームを決定づけるものとなった。
監督は前作に引き続きブライアン・シンガー。
今作では「『普通の人間』から見たミュータント」という視点を加えることで、世界観で抱える差別意識をより意識づけるものとなっている。


【物語】
前作の戦いから間もなく、一人のミュータントがホワイトハウスにいる米国大統領を強襲した。
これを受けて世間ではミュータントに対する警戒心が一層深まる結果となってしまう。
事態を重く見たプロフェッサーXはジーンとストームに犯人の身柄の確保を、自身はサイクロップスと共に収監された宿敵・マグニートーに面会に向かう。
だが、その直後、帰還早々学園の留守番を任されたウルヴァリンの元へ謎の特殊部隊が学園を襲撃。
ウルヴァリンの奮闘で生徒の大半は逃がしたが数名は捕えられてしまう。
そこで部隊を指揮していた謎の男・ストライカーは彼に「15年ぶりだな」と親しげに話しかける。
彼はウルヴァリンの失われた過去を知っているのか?
一方、プロフェッサーXもまた、マグニートーとの面会中を襲われサイクロップス共々拉致されてしまう。
混乱の最中、マグニートーはミスティークの協力を得て脱獄し、世間から逃げ場を失っていくX-MENの前に現れる。
果たして、混沌と化すミュータントと人類の戦いの行方は?



【登場人物】
≪X-MEN≫
・[[プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア]]
演:パトリック・スチュアート
「恵まれし子らの学園」学園長。
「&bold(){最強のテレパス}」能力の持ち主で、周囲の思考を止めることも可能。
襲撃事件によるミュータントと人類の和解への道が混迷化することを恐れ、いち早く行動を起こすがそれが裏目に出て、
ストライカーに拉致され図らずも発明した装置「セレブロ」と共にミュータントと人類、双方の最大の脅威となってしまう。


・[[ウルヴァリン/ローガン>ウルヴァリン(X-MEN)]]
演:ヒュー・ジャックマン
超回復能力「ヒーリングファクター」と「&bold(){超硬金属アダマンチウムの骨格}」を持つ記憶喪失の戦士。
自身の過去を求めて手がかりを探すも空振りで思い悩む。
しかし、今回その手がかりが思わぬ形で彼の目の前に現れ、その忌まわしい記憶と対峙することに。
恋人のいるジーンへの想いが強まり、そのことでも苦しむことになるが…。


・[[ジーン・グレイ>ジーン・グレイ(X-MEN)]]
演:ファムケ・ヤンセン
「&bold(){念動力(テレキネシス)}」および「テレパス」の使い手でそれほど強力でも派手でもないと思われ、自身もそのことで自信がなかったが、
今作では不吉な未来の予感やけたたましい威力の念動力を使えることが判明し、そのポテンシャルの高さを見せつけた。
日々深まる不安感に心をさいなまれ、恋人のスコット=サイクロップスが支えとなっているが一方でウルヴァリンの存在も気になり、
想いに苦しんでいる。そして終盤ではある決断を下し…。


・[[サイクロップス/スコット・サマーズ>サイクロップス(X-MEN)]]
演:ジェームズ・マーズデン
X-MENの頼もしいリーダーでジーンの恋人…なのだが、今回は早々に油断し敵にノックアウトされ、ウルヴァリンには勝手に車を借りられ、
挙句、洗脳され恋人・ジーンの前に立ちはだかることになってしまう。
能力の目から発射する「&bold(){破壊光線オプティックブラスト}」もあまり役に立たず、敵にすると厄介である。


・[[ストーム/オロロ・マンロー>ストーム(X-MEN)]]
演:ハル・ベリー
髪型を変え、若干垢抜けた感じになった副リーダー。
自身のミュータントとしての生き方に迷いはなく、生徒やナイトクローラーを導いていく。
「&bold(){天候を操る}」能力は今回フルに活用され、竜巻で戦闘機を攪乱したり室内に降る雪で洗脳を解いたりと大活躍。


・ローグ/マリー・ダンキャント
演:アンナ・パキン
ウルヴァリンについて行く形で戦禍に入ることになった見習いX-MEN。
恋人もできていいお年頃なのだが、自身の「&bold(){他人の生命力を吸収}」する能力のせいで彼とまともに触れあえず、鬱屈した日々を送る。


・[[アイスマン/ボビー・ドレイク>アイスマン(X-MEN)]]
演:ショーン・アシュモア
ローグのボーイフレンド。能力は「&bold(){身体から冷気を出す}」ことで、物を凍らせたり氷を出現させたり、栓を開けたぬるいコークをキンキンに冷やすこともできる。
さらには、爆弾でも破壊できないほどの氷の壁を作るなど、若いにも関わらず強力な能力の片鱗を見せている。
彼女の能力の特性上キスもできないが、それでも彼女と付き合っている。
学園襲撃時に一時的に自宅に帰省するが、自身の能力を知った家族に拒絶され、ショックを受ける。


・パイロ/ジョン・アラーダイス
演:アーロン・スタンフォード
アイスマンの友人。短気で好戦的な性格であり、人間を敵視し自身の能力を使い暴れたくてたまらない。
能力は「&bold(){炎を操る}」ことだが自身で火を起こすことはできないためライターを常備している。
自分の能力を思うがままに使うマグニートーと出会い、彼に憧れを抱く。


・コロッサス/ピーター・ラスプーチン
演:ダニエル・クドモア
学園の生徒の一人。大柄な筋肉質。
「&bold(){皮膚を硬化する}」能力の持ち主で、ストライカー一味襲撃の際、他の生徒達を逃がすため自ら盾となり奮闘していた。
次回作ではレギュラーに。


・キティ・プライド
演:ケイティ・スチュワート
「&bold(){障害物をすり抜ける}」能力の持ち主。ストライカー一味襲撃時には上手いこと逃げていた。
コロッサスと同じく次回作ではレギュラーになるが、演者は変更されている。


・サイリーン
演:ショーナ・ケイン
「&bold(){口から超音波を発する}」能力を持った幼女。彼女のおかげで皆ストライカー一味の襲撃に気付いた。


・ナイトクローラー/カート・ワグナー
演:アラン・カミング
ホワイトハウスを強襲した、全身青い皮膚で覆われた悪魔のような外見をしたミュータント。
実はストライカーに洗脳された被害者であり、本来は温厚で神に対する宗教心も強い。
サーカスで働き人々から恐れられたため、自分に自信がなかったがストームに支えられ自信を取り戻す。
能力は「&bold(){瞬間移動}」で、消えた瞬間青い煙に巻いたようになる。ただし転送空間を把握しなければならない。
余談だが、役者のメイクに数時間を要するので撮影が断トツで大変だったらしい。


≪ブラザーフッド≫
・[[マグニートー/エリック・レーンシャー>マグニートー]]
演:イアン・マッケラン
プラスチック製の監獄に終身刑で収監された「&bold(){磁気を操る}」磁界王。
面会に来たストライカーに強制的に、自分とチャールズとで開発したセレブロの情報を吐出されてしまう。
そして彼の目的に勘づき、ミスティークの協力を得て脱獄。
この時看守に投与された大量の血液中の鉄分を引きずり出し弾丸状あるいは円盤状に変形させるといった離れ業を見せている。
ストライカー打破のため、宿敵X-MENと停戦協定を結び、心強い味方となる。しかし、彼にはある別の目的があった…。


・ミスティーク/レイヴン・ダークホルム
演:レベッカ・ローミン
ケリー上院議員に変装しながら暗躍し続けていた「&bold(){変身}」能力者。
今回はその能力をフルに活用し潜入工作や色仕掛けといった数々の仕事をこなした。
またマグニートーを脱獄させるために身体を張っただけあって彼とは信頼し合えるパートナーである。
ウルヴァリンの恋心を見抜き、変身で彼をいじって遊んだりもした。
ちなみに上記の色仕掛けシーンで演じているのは素顔のレベッカ・ローミン本人である。


≪ストライカー一味≫
・ウィリアム・ストライカー
演:ブライアン・コックス
米軍大佐で、政府直属のミュータント対策顧問。
大統領襲撃事件を陰で画策し、「恵まれし子らの学園」襲撃やプロフェッサーXの拉致など様々な部分で暗躍。
その目的はプロフェッサーXのテレパスを利用した「ミュータントの殲滅」であり、家庭を崩壊させたミュータント自体に復讐するため、
X-MENを追い込んでいく。
そしてウルヴァリンにアダマンチウムを打ち込み、彼を実験台にし記憶を奪った張本人。
彼との詳しい因縁は語られなかったが、全ては「[[失われた記憶>ウルヴァリン:X-MEN ZERO]]」にある。


・レディ・デスストライク/ユリコ・オーヤマ
演:ケリー・フー
ストライカーの秘書を務める女性。日系人。
その正体は「&bold(){アダマンチウムの骨格}」とヒーリングファクターを持つ第二の能力者で、ウルヴァリンとは違い指の爪を伸ばして攻撃する。
彼女もまた洗脳された身である。

[[かつては別のジェイソンに襲われたらしい。>13日の金曜日 PART8 ジェイソンN.Y.へ(映画)]]


・ジェイソン・ストライカー
演:マイケル・リード・マッケイ
ストライカーの息子。
プロフェッサーXすらも逆らえないほどの強力な「&bold(){幻覚で相手を操る}」能力を持ち、体液一滴ですらも相手を服従させてしまう程の力がある危険なミュータントだが、自我は無く、車椅子でしか動けない。
「恵まれし子らの学園」に入学したが失敗し、退学後心が荒み、幻覚で家庭を崩壊させて母親を自殺に追い込んでしまう。
それがきっかけでストライカーを狂気に走らせ、自身もまた彼の野望を叶えるための道具として、脳を改造され自我を喪失してしまった。
ジェイソンという名前とその能力から、原作の「マスターマインド」というヴィランがモデルとされるが設定は別物になっている。



≪余談≫
・ラストシーンで湖に鳥の影らしきものが映っているが、これは[[次回作>X-MEN:ファイナル ディシジョン(映画)]]への伏線。
 某登場人物の能力発動時のエフェクトにも、その片鱗が見られる。

・TVでミュータントを危険視する評論家がいるが、彼は実は「ビースト」ことハンク・マッコイ。
 次回作と役柄が違うがそこは目を瞑ってほしい。





追記・修正よろしくお願いします。

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- zeroまで観るとストライカーの鬼畜っぷりがよくわかる。なんでzeroのあの最後で死ななかったんだコイツ……  -- 名無しさん  (2014-05-12 00:32:41)
- ↑仮にストライカーの息子の能力でミュータントを殲滅できたとしても、その後は現実世界と変わらない同じ人間同士の争いが待ってるだろうな  -- 名無しさん  (2014-05-12 00:42:56)
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