Really? Really!

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#center(){&color(orange){ボクと同じ思い出を持つキミに。}}
#center(){&color(orange){キミと同じ思い出を持つボクヘ。}}


2006年11月24日にNavelから発売された『[[SHUFFLE!>SHUFFLE! ]]』の[[アフターストーリー>ファンディスク]]第2弾。
2006年11月24日に『Limited Edition、』2007年4月27日に『Standard Edition』が発売され、
2009年6月25日に『Really? Really! リアリアDS』発売された。
そして2011年9月30日に『Tick! Tack!&Really? Really!』が発売されている。

【概要】

楓エンドの後日談。楓の記憶世界の修復が物語の舞台。
前作が『過去』であり今作が『思い出』が舞台になったのは、あごバリア氏がそのテーマが好きと言うのもあるが、
ヒロインの問題点が本編で解決しており、純粋な後日談でその本編を無意味にしたくなかったため。

亜沙先輩や紅女史などのHシーンはあるが楓エンディングしかなく、その数々のHシーンも楓の妄想の一部である。
これは前作で恋人のネリネだけでは無く、ユーザーの選択に依存してはいたが新ヒロインを攻略でき、寝取りに近いような展開だったのがユーザーに不評だったため。
それでも楓以外のヒロインを出し関係を持つ方法を模索した結果、偽りの世界でのリアリーシステムが出来上がった。

シリーズは本作で終わると発言もあったほど(実際あごバリア氏は本作以降関わっていない)などで、
『[[Tick! Tack!>Tick! Tack!]]』を含んだキャラクターがほぼ登場するという集大成的な作品。
シリーズ自体はライターが変わったり、鈴平氏が退社したりしつつも続いている。

【主題歌】

オープニングテーマ:Remember memories
作詞:西又葵
歌:YURIA

【ストーリー】

稟と楓が恋人同士になった後の休日、プリムラが感情を手に入れ魔法を制御できるようになった。
しかしそれによってプリムラは研究所に連れ戻されそうに。そこで樹の知恵と娘達の制裁によって心打たれた神王・魔王の親バカはそれを阻止。
プリムラが人間界に居てもいい理由を作るために、プリムラが感情を手に入れた理由である芙蓉家で実験をする事に。
しかし想定を超えたプリムラの魔力が暴走、神王・魔王も奮闘むなしく楓の精神に大きな影響が出てしまい、楓の記憶が崩壊してしまう。
さらに記憶を改竄され、間違った自分を稟に見られるのを拒んだ楓の本能が自らを眠らせたため、いつ目覚めるか分からない状態に。
楓を救うため稟は樹やシア、桜達と共に楓の記憶世界に足を踏み入れ記憶を修正していくが、
それは今となっては笑い話だけど、それでもあえて思い出す事も無い過去と稟は対面するという事だった――。


【登場人物】

■主人公
・[[土見稟]]
神にも悪魔にも凡人にもなれる主人公。今回は凡人になった。
本作においても彼の特技である我慢強さの長所と欠点、そしてそれがあったからこそ掴んだ幸せな日常が見える。
リアリーゾーンでは、バーベナ学園では[[成歩堂龍一]]、光陽学園時代では[[キュウ>探偵学園Q]]、光陽学園付属時代では[[江戸川コナン]]のコスプレをしている。
さらに文化祭で[[Soul Link]]のコスプレしている。
ゲームオーバーになると楓は目覚めず、稟は次の治療法が出来るまで我慢する事になる。
紅葉の恰好をしている楓に[[何歳設定か尋ねる>キョン(涼宮ハルヒシリーズ)]]という[[中の人ネタ]]がある。
……しかしPCもDSでも稟の声優は変わっている。

■[[メインヒロイン]]
・[[芙蓉楓]]
今作では主役であり、稟と恋人になっている。
開始早々、稟とプレイヤーにサービスしてくれる良い子。
昏睡状態になってしまったため、記憶世界の他に紅葉の姿を借りて『魔法の奴隷っ娘ラジカルモミジ』として登場する。
おそらく元ネタは『魔法少女まじかる☆ひよりん』
また稟と中の人ネタの掛け合いをするが……[[禁則事項です。>朝比奈みくる]]
楓は[[俺たちに翼はない]]の[[玉泉日和子>玉泉 日和子]]のコスプレをした。

・[[八重桜>八重 桜]]
今作が初登場の新たな幼馴染、エアリーダー桜。
ストレリチア女学院に通っており、亜沙ですら知らない稟と楓の秘密を知っている。
稟の事が好きだったが夢と恋を天秤にかけてしまったため、諦めるためと、もしかしたらの可能性に賭け告白した過去がある。
桜を攻略できるのは『Essence+』からだが、Hシーンは今作にもある。
『ネブ*プラス』ではまさにメインヒロイン。
稟と楓の過去は基本二人で進行し、さらに稟は常に一人だったため、支えるキャラとして誕生した経緯がある。
今作が初登場で重要キャラだが小説で出番が激減、原作の[[親衛隊>親衛隊(SHUFFLE!) ]]並に。
ある意味出番が0と言っても過言ではない。

・[[時雨亜沙]]
活発でノリの良い先輩。
今回は基本的に髪がロングで登場。これは「分かりやすい嘘」のため。
何気にHシーンが多い。……楓よりも。
今作では色々注目を集めるキャラなので、明るいイベントばっかりだったと語られている。
最後に楓に宣戦布告したシーンは評価が悪いが、亜沙が稟に惹かれた理由である亜麻と同じ強さを楓の思い出の中で再確認し、
改めて好意を抱いたため、あそこは必要だったとの事。

・[[麻弓=タイム]]
胸の無さなら世界に誇れるバーベナ学園の名物娘。課題提出率三割未満は伊達じゃない。
ついに稟達との出会いが描かれた。楓との仲は小説の様に険悪では無いよ。
今作でついに脱ぐ! 胸があるようにも見えるが西又氏曰く楓の偽りの世界なので本来はもう少し小さいとか。
間違った記憶世界では稟の巨乳幼馴染として登場したり、頼りがいのあるクラス委員長として登場したり。
しかし世界のルールを無視してまで最優先リアリーされてしまう。
麻弓の胸が大きいと人類失格なんだとか。

・[[プリムラ>プリムラ(SHUFFLE!)]]
神界と魔界が[[無]]から生み出した人工生命体3号。事件の発端。
元々三世界最強の魔力を有していたが、感情を手に入れ、
魔力を多少制御出来るようになったため、神王達が想定していた以上の魔力を引き出してしまう。
本編とは違う形で稟達と家族になっていく。

・[[紅薔薇撫子]]
ついにメインヒロインに仲間入りした熱血教師。
しかし稟達と楓の記憶世界に修正しには行っておらず、記憶世界の住人である。
小説では同行して行ったが、これは著者がその時は紅女史がお気に入りだったため。
クラスの出し物のためにコスプレしたり、ミスバーベナで3位になったりと活躍。
稟はKKKとの初追いかけっこの際に、紅女史のスカートの中に突撃していたことが判明した。
体操着にジャージはヤバい。

■サブキャラ
・[[リシアンサス]]
神界のプリンセスで皆のムードメーカー。
正直父親の方が目立っている気がする。

・[[ネリネ]]
屈指の魔力を持つ魔界のプリンセス。
やや影が薄いが今回は赤ネリネの姿で記憶世界に登場する。
もしシアと一緒に転校して来たのが赤ネリネだったら……といった一幕を見ることが出来る。

・[[カレハ]]
ミスバーベナで2位になるほどの人気を持つ癒しの創造神。
妄想癖が強いせいか今回はお留守番。記憶世界に[[ツボミ]]と共に登場する。

・[[緑葉樹>緑葉樹(SHUFFLE!)]]
バーベナ学園が世界に誇る問題児。
「全世界の女性に等しく愛を、全世界の男に等しく悪意を」が生き方にして魂と豪語する稟の親友。
ゲームオーバーの際にも登場し、苦しんでいる稟を慰めてくれる。
いてほしい時にいる男、それが樹の真骨頂。

・ユーストマ
シアの父親にして神界を治める王、つまり『SHUFFLE!』世界の[[神様>神]]。
ちなみに奥さんが三人いて、幼馴染の姉さん女房に子供の頃に出来た貴族の許嫁、そしてフォーベシイの妹を嫁さんにしてラブラブハーレムを築いている。
今回は冒頭で稟達を楓の精神に送る役割の後は、記憶世界の人物として所々出てくる。

・フォーベシイ
ネリネの父親にして家事が大好きな魔界の王様。
今回も[[奥さん>セージ(Tick! Tack!) ]]のサンダーキックの餌食に。
今作でユーストマとの間にあった両者の絆が友情では無く、愛情であった事がセージの口から語られた。&del(){神×魔王。}

・芙蓉幹夫
楓の父親で仕事が凄く忙しい人。本編では絶賛出張中の悲しき親バカ。
今まで名前だけの存在だったが、記憶世界で初登場する。
学生時代に写真部に所属し、光陽学園卒業式に最新式一眼レフカメラを持って来た。
妻と親友夫婦を失い、娘まで失いかけた事もあって稟のした事に気付くのが遅れたが、知った時幼い稟と話し合い、稟の我儘に付き合う事にした。
誰よりも心を痛めながら二人見守って来たが、楓が成長した事と稟の様子を考え、真実について改めて稟に相談する。
一応アニメでも姿は出てきているが、実質別人。容姿も声も違う。

・真聡
お馴染みNavel作品常連脇役。
[[縞パン]]が大好きな少年で、今回も懲りずに[[スカートめくり]]をする。
今回の被害者は亜麻。

【システム】

MAP移動で楓の記憶世界を選び、その世界の仲間達の姿や発言の矛盾を指摘する事で記憶を修正していくという流れである。
矛盾が発生すると「リアリーゾーン」に突入し、矛盾に対応するキーワードを使う事を「Reallyアタック!」という。元ネタは[[逆転裁判]]。
記憶が修正されると一つのシナリオがクリアになり、楓の真実の思い出が手に入る。こちらは楓視点の過去話。
『リアリアDS』ではミニゲームが追加されている。

【関連商品】

後日談であるドラマCDの他に漫画や小説が発売されている。
なおドラマCDで桜は土見ラバーズ入りを果たした。

・Really?  Really! ――REMEMBER MEMORIES――
漫画版。作画はお馴染みの日下皓氏、全2巻。

・Really?  Really!  恋のジグソーパズル
こちらは小説版。著者は無印版小説の作者である小形聖史氏。全1巻
表紙は西又葵氏、挿絵は日下皓氏。ちなみに無印版とは繋がっていない。
一冊に纏める関係で色々省略されている他、構成が違ったり無印版で著者が作った設定を元にしていたりと、
オリジナル要素も多いが、それを気にしないのであれば本作だけで十分に楽しめる内容になっている。

【その他】

本作の見所はあのキャラの普段は見られない姿が見られる! と言うのもあるが、何と言っても稟と楓の過去が分かる所だろう。
『SHUFFLE!』のキャラは悲しい過去を持っているものの、基本的に詳しくは語られていなかったのでユーザーの要望が多かった。
一応アニメや小説でも触れられていたが、各メディアが独自解釈したものだったので二通りの過去があり、
知名度の差でアニメの過去が実質稟達の過去と思っていた者も多い。

どうやら原作はアニメや小説を取り入れたようで、アニメを彷彿とさせるシーンがある。
設定は二つの中間を『SHUFFLE!』らしくアレンジしたといった所。
どのメディアも流れが同じで細部が違うのだが、結局二人が過酷な体験をしたところは変わらない。
楓の攻撃と稟の我慢や苦しみといった壮絶な過去話は絶対に必要だが、
非常に陰惨な時期を書くと『SHUFFLE!』じゃなくなってしまうため、悩んだ結果、楓が真実に気付き始め悩みだした所からになったらしい。

他にもバーベナ学園一年生の頃が舞台の記憶も多く、稟が樹達に出会った時がこちらも初めて触れられる。
一応小説の最終巻(麻弓編)において終始シリアスなオリジナルストーリーがこの出会いについてだったが、雰囲気はもはや別作品の域。
小説では麻弓は楓が気に入らなかったが、今作では最初失礼な事を言ったものの意気投合、四人は速攻で仲良くなった。
ちなみに小説ではこの時期「『血の五月』事件」という大事件が起きていたりするが、
今作によると樹と麻弓は問題児の名に恥じない一年だったそうだが、稟と楓は問題児扱いされるような事件を起こさずに過ごしていた事が判明している。
(『血の五月』事件はKKKの性暴行未遂事件であると同時に稟達の暴力事件のため)

稟と楓の過去も魅力だが、『SHUFFLE!』の真骨頂はやはり明るく楽しい日常シーンだろう。
『Really? Really!』の核こそ暗い話だが取り巻くのはいつもの『SHUFFLE!』である。
今回は間違った記憶世界が舞台なので、偽りの面白い日常と本物の楽しい日常の二つが楽しめる。
女になった樹とか稟の親衛隊とか麻弓が巨乳とか、巨乳とか……!

今作では稟が楓を選んでいるが、シア達は想いを捨てる訳では無く、
それでいて楓を恨んだりせず、あくまで&color(red){『SHUFFLE!』である事}に気を付けながらシナリオを書いたそうだ。

追記・修正お願いします。


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