Dr.ワイリー(ロックマンエグゼ)

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&font(#6495ED){登録日}:2015/04/07 (火) 17:16:50 
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『[[ロックマンエグゼ]]』の登場人物でシリーズを通しての敵役。

CV:[[長克巳]](アニメ版)


モデルは[[初代ロックマン>ロックマン(ゲーム)]]でお馴染みの悪の天才科学者「[[アルバート・W・ワイリー]]」。
本家版と同様の髪形で髭も生やしているが、頭部には所々に染みがあり肌も若干黒ずんでいる。

いかにも悪の組織のボスといった感じの服装で、髑髏のついた杖を持っている。
ちなみにこの服のデザインは『3』以前と『5』以降で若干違っている。
本家版のリスペクトなのか本拠地にも巨大な髑髏の意匠が付いている事が多くなっている。

右目が義眼になっており、そこにモノクルをはめ込んでいる(当初は眼帯をする案もあった)。
本家のようなコミカルな部分は皆無で、ジャンピング土下座なんてものは何があろうと絶対にやらない。
自己顕示欲が強いのか、自らの研究所に自画像や銅像を飾る事が多い。

ネット犯罪組織「[[WWW>WWW(ロックマンエグゼ)]]」の総帥。
それ以前はロボット工学の第一人者として、[[熱斗>光熱斗]]の祖父でネットワーク工学の第一人者であった光正と共に二大巨頭として科学省で活躍していた。
正とは友人のような関係で、ネットワークで人間の感情をリンクさせるシステム「ココロネットワーク」も共同で開発した事もある。

だが科学省がネットワーク工学部門に予算を注ぐ事を決定したために、同時にロボット工学部門の予算が削られる事となってしまう。
ロボット工学の研究が頓挫したことで自分の居場所が無くなり追われるようにして科学省を去った後で、正とネットワーク技術で発展した社会を激しく憎むようになり、ネットワーク社会をデリート(壊滅)するためにWWWを結成した。

因みに『3』ではカエルのようなデザインをした無人戦車が登場するがこれは科学省にいた頃のワイリーが設計したもので、ワイリーが科学省から去り数十年経った現在でも現役で使用されているあたり技術力の高さが伺える。

部下や自立型ネットナビを使ってネットテロを幾度となく企て、[[ドリームウイルス>ドリームウイルス(ロックマンエグゼ)]]や[[プロト>プロト(ロックマンエグゼ)]]、[[電脳獣>電脳獣グレイガ/電脳獣ファルザー]]を使って世界の破滅を目論んだ。

元科学者だけあって人望が厚く、彼の元には優秀な人材が何人も集まっている。
だが『6』ではその人望に陰りが見えた所もあり、簡単に離反する団員も多くいた。

ネットワーク社会を憎んではいるもののプログラミングの心得はあるようで、『1』では究極のプログラムを元にドリームウイルスを作成したり『3』では[[ロックマン>ロックマン(ロックマンエグゼ)]]にデリートされたWWWのナビをグレードアップさせて復活させた事もある。

上記の理由で科学省を去る事になったのだがすぐに復讐に走ったわけではなく、バレルの父親の紹介によってアメロッパ軍に入り、しばらくはそこで軍事用ロボットの開発を行っていた。

一旦は復讐を思いとどまり高性能ナビの「カーネル」を開発した事もあったが、恩人であり親友だったバレルの父親が戦死した知らせを受けると再び陰が見え始め、それがきっかけとなってネットワーク社会への復讐を本格的に開始する事となった。

アメロッパ軍を去った後はバレルを引き取り、彼に軍人としての基礎を叩き込む。
そして彼が所有していたカーネルから「電子機器制御能力」や「やさしさ」のデータを分離させて、そのデータに擬似人格プログラムを組み込んで「アイリス」という新たなネットナビを作成した。


***【本編での活躍】

・ロックマンエグゼ
WWWの団員にデンサンシティ各地に散らばる「究極のプログラム」の強奪を命じ、それを元に究極のウイルス「ドリームウイルス」を作成する。
それを組み込んだハッキングロケットを打ち上げて軍事衛星を乗っ取り、終末戦争を引き起こそうとしたが、寸前で熱斗とロックマンの邪魔が入る。
彼らの手によってドリームウイルスはデリートされ、その影響で研究所の自爆システムが作動してしまう。
この時の爆発に巻き込まれ、熱斗達からは死亡したものだと思われていたのだが……

・ロックマンエグゼ2
姿は見せないものの、後に一連の事件の黒幕だった事が発覚。
両親を失って現実世界に絶望していた帯広シュンを言葉巧みに操り、ネットマフィア「ゴスペル」を結成させる。
彼に[[フォルテ>フォルテ(ロックマンエグゼ)]]を作成させて、初期型インターネット「プロト」復活の足がかりにしようと目論んだが、その結果[[究極のバグ集合体>ゴスペル(ロックマンエグゼ)]]ができただけに終わり失敗する。
だがこの事件に影響された本物のフォルテが表の世界にも現れるようになったため、彼とコンタクトをとって協力関係になる事には成功した。

・ロックマンエグゼ3
この作品でWWWの活動を再開。
団員に命じて、今度はプロトが保管されているエリアに行くまでに必要となる「テトラコード」の強奪を行っていく。
プロトを奪った後はフォルテに命じて、プロトに掛けられていたセキュリティ「ガーディアン」の解除を行う。
パルス・トランスミッションを行い自らがプロトの頭脳となって電脳世界を破壊しつくそうとしたが、思い通りに行かず逆にプロトに飲み込まれてしまう。

プロトがデリートされた後は他のWWW団員と一緒に救助され、オフィシャルに逮捕されて取り調べを受けた。

・ロックマンエグゼ5
カーネル版に登場。この作品の少し前に脱獄していた事が判明する。
息子でありダークチップシンジケート「ネビュラ」の首領でもあるDr.リーガルの計画を阻止するべく、バレルに依頼してチームオブカーネルを結成させ、ネビュラに占拠されたインターネットを開放させていく。
リーガルの野望が潰えた後は、彼が使っていたココロネットワークを操作して彼を記憶喪失にする。
そうしてリーガルを更生させた後はネビュラの本拠地を後にし、しばらく行方をくらます事となる。
恐らく息子が悪の道に進んでしまった事を悔やんでおり、せめてもの償いという事でこういった行動をとったのかもしれない。

この作品では正と共同でココロネットワークの開発を行っていた頃のワイリーが登場するが、眼鏡を着用した渋く爽やかな顔立ちをしており「きれいなワイリー」と呼ばれることも。

なお、作中で熱斗に送られてきたカオスユニゾンの説明メールは、本文の口調からすると恐らく彼が送ったものと思われる。

・ロックマンエグゼ6
アンダーグラウンドに封印されていた2匹の電脳獣の力を使ってネットワーク社会を崩壊させようと三度活動を開始。
セントラルタウンの万博会場に本拠地を置いて、市長であるケインの支援を得ながら自らの持つ全ての技術を注ぎ、「コピーロイド」というネットナビを現実世界で活動させる事ができるロボットを開発する。

チロルに命じて電脳獣の片割れを捕獲した後は、強奪した「フォースプログラム」を組み込んだ巨大コピーロイドに電脳獣を転送して、現実世界に現れた電脳獣を使い社会を破壊しようとする。
だがロックマンやカーネル、そしてアイリスの手によって電脳獣がデリートされてしまい、その影響で巨大コピーロイドが大爆発を起こしそうになる。

未来を守る為に犠牲になる道を選び決死の特攻を行ったカーネルとアイリス兄妹を目の当たりにして自暴自棄になりかけるが、その時に熱斗の説得を受けて自分の中にまだ「やさしさ」が残っていたということを指摘され、共に脱出するように促されるもそれを拒否し、バレルと共に爆風に飲み込まれる。

しかし奇跡的に生還し、オフィシャルに逮捕された後は憑き物が落ちたような態度で素直に取り調べを受け、熱斗に「ありがとう」と伝えてくれと炎山に頼んでいた。
その後はネットワーク社会の発展に貢献し、20年後には自動迎撃システム「カーネル」と自動回復システム「アイリス」を作成していた。

ちなみにこの作品ではロックマンにナビカスのユーモアセンスを組み込んでいると、ワイリーが熱斗のPETにハッキングして自分の顔を映すイタズラをするというお茶目な姿を見ることが出来たりする。


***【本編以外の活躍】

・[[漫画版(鷹岬版)>ロックマンエグゼ(漫画版)]]
ゲーム版と同様にドリームウイルスを作成し、世界を滅ぼそうとする。
「わしが命を捧げて取り組んでいたロボット工学を否定した社会など存在する価値はない!」と言い切り、今まで仕えていた団員ですら平気で切り捨てる。
その考えは、祐一朗にすら「狂っている…」と言わしめるほど。
科学省で軍事衛星を乗っ取り、世界を破滅寸前にまで追い込むも、熱斗とロックマンのコンビネーションによってドリームウイルスはデリートされる。
その時の機器の暴走による爆発をモロに受けて、以降は生死不明になった。(この後全く登場しなかったことから死亡が濃厚)

・[[漫画版(あさだ版)>バトルストーリーロックマンエグゼ]]
この作品では正が開発したPETによって発展した社会を激しく憎んでおり、ドリームウイルスを作成してPETの破壊を目論む。
似たような目的を持つもの同士としてゴスペルにも援助を行っていたが、途中で彼らの裏切りに遭い始末されかけた事もある。
ドリームウイルス究極体を完成させた後は、それを使って世界中のPETを破壊する。

だが新型PETを手にした熱斗のウイルスバスティングによってドリームウイルスがデリートされてしまい、基地の崩壊に巻き込まれてこちらでも生死不明となる。

後に生きていた事が判明し、プロトを復活させようとして再び世界に危機をもたらすが、その言動には以前の彼からは考えられないところもあり……

・[[アニメ版>ロックマンエグゼ(アニメ)]]
ゲーム版と同様ネットワーク社会を憎んでWWWを結成し、団員に指示を出して様々なネットテロを行う。
ファラオマンの事件以降は行方不明となるが、後にゴスペルを影で操っていた黒幕だったという事が判明。
ゴスペルが倒されるとまたも行方をくらますが、Streamで再登場する。

実はその科学力は13年前にデューオが地球に残した2人のプローブである
大園ゆり子とリーガルの遺伝子を解読することで得られたものだと明かされた。
既に社会への復讐心は消えうせたのか、世捨て人のような生活を日々送っている。

その一方で「ディメンショナルジェネレーター」の設計図を書いたり、[[ダーク・ミヤビ]]のために[[シャドーマン>シャドーマン(ロックマンエグゼ)]]を復活させて、自作のシンクロチップと一緒に渡したりと、科学者としての力は衰えていない模様。
以降は完全に熱斗の仲間のような立ち位置となった。
元WWW幹部で現在はカレー屋の経営をしている4人の事は「相変わらず甘い」と言いながらも時々店に顔を出しひっそりと見守っている。

並行世界であるビヨンダードに存在する彼は純粋な悪人で人間としての寿命を終えた後も人工知能となって生きながらえていたらしく、超電脳獣を使って復活しようと企んだが直後にCFロックマンに倒されてしまった。


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- 3の終盤で思ったけど、プラグイン出来ない兵器をなんで量産しなかったんだろう。あの世界で  -- 名無しさん  (2015-04-07 17:53:33)
- ↑続き  あの世界でナビでは対処しようがない問題て結構効果的だと思う  -- 名無しさん  (2015-04-07 17:55:42)
- もしや2のヒノケンもワイリーの指示でスタンバってたんじゃない?  -- 名無しさん  (2015-04-07 19:10:21)
- ワイリーがボスとして登場したエグゼは名作  -- 名無しさん  (2015-04-07 19:38:51)
- ↑1は後で2を作るのが最初から決まってて、実験的な要素が多く粗が目立つから両手放しで名作と言えるかは微妙  -- 名無しさん  (2015-04-08 01:49:38)
- ストリームで車爆発させてなかった?  -- 名無しさん  (2015-04-08 13:03:34)
- なんかこう、憎めない親父さんなんだなぁ。  -- 名無しさん  (2015-04-08 14:21:24)
- アニメで光正とプロト開発責任者で暴走したプロトを封印するために光正が自分の頭脳の意思をつかってプロトの本体にはいってプロトを封印した  -- 名無しさん  (2015-04-08 21:35:37)
- ワイリーは封印されたプロトの中の光正の意思を健在のうちに解放しようとパルストランスミッションをつかってプロトの封印を解いて光正とワイリーとコサックが開発したパルストランスミッションをつかった光熱斗&ロックマンに「プロトを野放ししたら世界が大変なことになるから」と説明をしてプロトをデリートしてくれと依頼する物語がいいなプロトがアニメの最強最悪の最終ボスでよかったのに長文失礼  -- 名無しさん  (2015-04-08 21:43:51)
- 流星にヨイリーという似たような名前の科学者が出てきたが子孫なのだろうか?  -- 名無しさん  (2015-04-09 02:16:37)
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