SCP-2317

「SCP-2317」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
SCP-2317」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2016/11/04 (金) 10:15:18
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----

#hr(height=3,color=#666666)

SCiPNET直結端末へようこそ。
コマンドを入力してください

Guest@SCiPNET>login

ユーザー認証情報を入力してください

Guest@SCiPNET>Aniwota@@foundation.scp | AniwotaWikiKakkoKari

認証を受け付けました。コマンドを入力してください

Aniwota@SCiPNET>access 2317 4

あなたはセキュリティレベル4(極秘)ファイルにアクセスしようとしています。
このファイルへのアクセスはレベル4セキュリティクリアランスを持つ職員に限定されており、さらにその情報はSCP-2317と直接接触するために情報適格性要件を満たす対象に限定されます。
適切な認証なしに継続すると、即時の生命終了までを含む懲戒処置がとられます。

このファイルへのアクセスに関する情報(日付、時間、場所含む)は記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。

継続する場合は再度ユーザー認証情報を入力してください。

Aniwota@SCiPNET>Aniwota@@foundation.scp | AniwotaWikiKakkkoKari

&bold(){警告: 認証が誤っています: 60秒以内に正しい認証情報を入力しない場合はセキュリティ職員がそちらの場所に出頭します。}

Aniwota@SCiPNET>Aniwota@@foundation.scp | AAniwotaWikiKakkoKari

&bold(){警告: 認証が誤っています}

Aniwota@SCiPNET>Aniwota@@foundation.scp | AniwotaWikiKakkoKari

認証を受け付けました。
プロジェクト固有の個人識別番号(PSPIN)を入力してください

Aniwota@SCiPNET>200-091-1221-337

PSPINを受け付けました。

網膜認証スキャンのためカメラをのぞき込んでください。

向きが正しくありません。第二スクリーンに示されたガイドラインに従い、瞳の方向を合わせて再試行してください。

ありがとうございます。このファイルへのあなたのアクセス日時は記録され、記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。

#hr(height=3,color=#666666)

#center(){&nowiki(){アブナカッタ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル}}


ユーザー名: アニヲタ
肩書: 上級管理研究員
#openclose(show=SCP-2317をクリアランスレベル4で表示します){
 
#center(){&bold(){「遠き地への扉は永久に封ぜられよ、恐ろしき"貪る者、其の名は永久に忘れ去られてあれ"が我らの世界に戻り来る道を見出すことあるまじくと。」}}

SCP-2317とは、怪異創作コミュニティサイト「[[SCP Foundation]]」の[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]]の1つである。
[[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]は&bold(){Keter}。

SCP-2317はマサチューセッツ州の19世紀に高級住宅向け地下室用ドアとして作られた木製のドアで、中に入ると別の現実へと飛ばされる。
飛ばされた別の現実への探索は制限されているが、入って飛ばされる先は塩田で、そこには7本の柱とそこから伸びる鎖(SCP-2317-A~G)が、地下に存在する球状の空間(SCP-2317-H)に収められた&bold(){全長200kmと見積もられる巨大な人型生物}(SCP-2317-K)に繋がっている。

7本の柱と鎖のうち、財団発見時には4つが既に破損しており収容後2つが追加で破損してしまい残り1つとなっている。
しかも破損した時期と同じ時期に何らかの重大なイベント(何が起こったかは黒塗りで削除済み)が発生しており、
(収容後に壊れた2つの内、2つ目の破損の際に発生したイベントでは&bold(){200万人の死者を出すに至っている}。)
最後の1つが破損した際に[[XKクラス世界終焉シナリオ>K-クラスシナリオ(SCP Foundation)]](直接再建することが不可能なレベルの世界的な大絶滅)が発生すると財団は考えている。

恐らく最後の鎖が壊れた瞬間、&bold(){全長200kmクラスの巨人がこちらの世界に侵入}しそれと同時に&bold(){鎖が壊れた際に起こったイベントと同じものが多発}
それによって&bold(){あらゆる生命が死に絶える}ものと思われる。

これを防ぐために、鎖と柱をどうにかしないといけないが、現状その手段が見つかっていない。なのでそれが出来ないうちは、最後の1つの破損を抑えるために有効だと考えられている儀式と、その儀式の失敗、あるいは収容失敗時に核弾頭で鎮圧するよう示した手続き「カラバサス手続」を行わせている。

そしてそれに割り当てられた職員はサイトに入る際に、心理テストを受ける必要があり
「ミルグラム従順性試験で最低72点を記録し、未婚で、子を持たず、財団への完全な忠誠のみを表明する」ことでようやく許可が降りる。
これは[[SCP-231]] - Special Personnel Requirements (特別職員要件)と同じ取扱手順であり、もしかしたら関係があるのかもしれない。

また、このSCPはセキュリティクリアランスによって段階的に閲覧制限がかかっており、クリアランス4ならカラバサス手続の全容含めて分かるが、クリアランス0だと扉に入ると別の現実に飛ばされるよ、ぐらいしか分からない。

ついでに原文には記事上部のようなログインして閲覧までの手順が書かれており、認証を間違えたり取り扱い方法へのアクセス方法をHelpコマンドで調べたり
クリアランスレベル0職員のパスワードが&bold(){password9910}とクソ適当なパスになってたりする。

&font(b, #ff0000){SCP-2317に関するこれ以上の情報は管理評議会に限定されています。}

}

----
&link_up(△)メニュー
&link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ)
----

#center(){
[[SCiPNET直結端末へようこそ。]]
[[コマンドを入力してください]]
}









#hr(height=3,color=#666666)

Guest@SCiPNET>login

ユーザー認証情報を入力してください

Guest@SCiPNET>O5-13 | sIERRa tANGo CASpER 3CH0.

注意: 管理評議会メンバーを偽装することは即時の死をもって罰せられます。もしこのログイン情報を誤って入力したならば、この付近から離れなさい。
10秒後致死性の視覚的認識災害を展開します。そうでないなら、個人認証キーフレーズを入力してください。
60秒以内に正しいキーフレーズを入力することに失敗したならば、機動部隊がそちらの場所に展開されることに留意ください。

Guest@SCiPNET>Now is the time for all good men to come to the aid of their party. I^H Because I would not stop for death he ^H^H^H^H^H^H^H^H Death he kindly stopped for me. Red Sky in Morning Sailor take e^H wArning.

識別確認しました。機動部隊のスクランブル要請は解除されました。
コマンドを入力してください

O5-13@SCiPNET>Access 2317

ありがとうございます。このファイルへのあなたのアクセス日時は記録され、記録情報セキュリティ管理室(RAISA)へ提出されます。


#hr(height=3,color=#666666)






ユーザー名: O5-13
肩書: 運営管理者
#openclose(show=SCP-2317をクリアランスレベル5で表示します){
 
&sizex(6){SCP-2317}

&sizex(5){Object Class: &bold(){抹消}}

&sizex(5){特別アクセス指定: &font(b, #ff0000){CODE NIGHTMARE REGENT RED}}

&sizex(5){特別収容プロトコル: &font(b, #ff0000){無意味}}


セキュリティクリアランス4の権限で読める上記の内容すら、半分は嘘であり、全ての真実はO5職員しか知っていない。
SCP-2317に封じられている巨人(SCP-2317-K)は「████、世界を貪る者」(名前は意図的に削除済)として古文書に記されている太古の実体で、古文書が記す所では紀元前1894年に
Erikesh(恐らく古代の王)の秘術者によって封じられたという代物で、封じるのに使われている柱と鎖は巨人と同様の実体の骨と腱によって作られている。

ここまで来れば何となく分かるかもしれないが、この柱と鎖を直したり新しく作るには、こいつの同類を新たに探し出すしかない。
そんな事は不可能に等しく、元々SCP-2317を所持していた黄金の矢協会という組織は、鎖と柱へのダメージをどうにかしようとした結果、組織自体が破綻するという結果に終わっている。

最後の鎖と柱が壊れ、封じられている巨人がこちらの世界に侵入するまでおおよそ30年ほどと見積もられており、それを防ぐ術がない以上当面の問題は、
「SCP財団内部での避けることが出来ないXKクラス世界終焉シナリオによる絶望またはパニック」であり、
その為O5は尤もらしく書かれた手続きを作り、&bold(){収容できているように見せかけることにしたのである。}

それが上記の「カラバサス手続」である。
他のSCPと取扱が似ている部分や、収容失敗時に核弾頭で鎮圧、儀式的な要素……&bold(){全てこのSCPの真実を覆い隠し、それっぽく見せるための嘘である。}

上記の破滅的特性からオブジェクトクラスも通常のSafe・Euclid・Keterから外れた物となっており、
ギリシャ語で概ね「破壊者」を意味し、ヘブライ神学では&bold(){地獄に繋がれた堕天使}アバドンの訳語に当てられた「&bold(){Apollyon}」が当てられていた。
ただしこれは旧来のもので、現在はオブジェクトクラス自体がなくなり、特別アクセス指定が割り振られている。

理由は著者曰く、『「Apollyon」という特別なクラスを当てることで絶望感や強大さを表していたが、もっととんでもないオブジェクトの記事や専用オブジェクトクラスが次々に出てきたことで、これだけでは2317の脅威を表現できなくなった。だからと言ってよその記事に口を出す権利はないので、自分で作った記事を変えることにした』とのこと。

執筆当時は恐るべき脅威とされたこの巨人も、2019年現在だと宇宙規模・全次元規模でヤバいオブジェクトがゴロゴロ出てきたせいか、自然と相対的に「あのオブジェクトよりは何とかなりそう」「地球が破壊される程度なのか」との評価も増えている。
財団世界にもパワーインフレは起きているようだ。

また、O5-13が入力しているかなり複雑なキーフレーズだが、「^H」はバックスペースなので、そこそこ入力ミスして修正していることが伺える。O5も人間なのだ。
}




#hr(height=3,color=#666666)

コマンドを入力してください。

O5-13@SCiPNET>expunge full

ありがとうございます。過去24時間のこのコンピュータからの全アクセス記録は履歴から消去されました。記録情報セキュリティ管理室記録は編集されました。

O5-13@SCiPNET>logout

ログアウトします。ありがとうございました。

SCiPNET直結端末へようこそ。
コマンドを入力してください

GUEST@SCiPNET>shutdown

電源を切断しています
コンピュータの電源を切る準備ができました。

#hr(height=3,color=#666666)

----
#right(){CC BY-SA 3.0に基づく表示

SCP-2317 - A Door to Another World
by DrClef
http://www.scp-wiki.net/scp-2317
http://ja.scp-wiki.net/scp-2317

この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。
}
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,228)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#lsd()
#comment_num2(num=30)
}

復元してよろしいですか?