Dr.猫柳田の科学的青春

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&font(#6495ED){登録日}:2012/09/13(木) 10:11:49
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Dr.猫柳田の科学的青春とは、幻冬舎コミックバースに連載されていた漫画。

原作は柳田理科雄、作画は筆吉純一郎。

[[空想科学読本]]をベースに同タッグが漫画化した「[[空想科学大戦!]]」の番外編。

番外編なので当初は一話限りのものとなるはずであったが、予想外に面白く仕上がったためそのまま連載化したという変わった経緯を持つ作品。

空想科学大戦は基本的に正義のヒーローや巨大ロボット等の非現実な存在が実在したら、というスタンスだが、こちらは日常の問題を如何に科学で解決するかがメインとなっている。

ちなみに空想科学大戦!は5巻の発売が遅れた(というより、こちらの連載のために続きが先延ばしになっていた)為、本家と番外編で同じ巻数ながらこちらの方が本家より先に完結した。



◆あらすじ
戦後、東京タワーが完成する位の年代。
東京科学大学の大学院に通う若き日の猫柳田は何事も科学で解決しなければ気がすまない。猫柳田の居候先のネッケツ家の面々から持ち込まれたり、自らが遭遇した理不尽な事を科学で解決しようと様々な思考を巡らせる。

メインの問題となっている事象を解決する為にやたら巨大だったり未だに現実に存在しなかったりノーベル賞モノの品が出てきたりするが、気にしないべきである。
  

◆登場人物
・[[猫柳田 愛吉>猫柳田愛吉]]
主人公。空想科学大戦に出てくる猫柳田博士の若かりし頃。
ロンゲで白髪、イケメンだがこの頃から既に目付きが悪い。
「科学の勝利だ!」を口癖としており、様々な技術を用いて物事に取り組む。
反面、効率重視の為に暴走する傾向があり、人の気持ち等のアナログな事柄を科学に持ち込む事は苦手。様々なトラブルを巻き起こすが、彼自身に悪意は存在しない、純粋に科学を信奉するが故の結果。
襖をホワイトボード代わりに使う為、ネッケツ家の家計に大打撃を与えている。
愛車はリヤカーで、研究機材などを積んで走り回っている。

・根付津 ミチル
長女。貧乳。一度猫柳田の発明品を使いすぎたせいで奇乳と化した。
婚約者がいるが、猫柳田の科学が暴走してよく裸を見られる。
自分が気に入らない事には割と短気。

・根付津 サワグ
長男。ミチルの弟。
猫柳田の科学的な話を身近に聞いていた事により、自身も東京科学大学を目指すようになる。その後一浪、次年度も危うく二浪する所だったが運動部特待生で入学出来た。
いい所の病弱なお嬢さんに恋し、その父親に妨害されつつもなんとか想いを伝える事に成功、父親からも認められてフラグが立った。
空想科学大戦では3巻の時点で既に故人だが、猫柳田の影響か立派な科学馬鹿になっており、彼の息子のモユルが彼の残した研究品で活躍もとい暴走する。

・根付津 カレル
二人の祖父。
眼鏡や入れ歯を装備した白髪の老人。妻は既に他界している。
スケベでよく調子に乗る。

・根付津 モエ
母。
怒るとかなり怖いが、基本的にいい人。

・父
一家で一人だけ名前が不明な父。
基本的に気が弱く影が薄い存在だが、一度家族に内緒で仕事を退職して、退職金で夢だったラーメン屋の屋台を開くという暴挙に出た。 

・真中 ススム
ミチルの婚約者。
外交官を務めているエリートで、本来なら一話時点でミチルと共にアメリカに旅立つ予定だったが、猫柳田の発明品の暴走によりケガ、日本に滞在する事になった。
愛車はスバル360。だが、猫柳田の発明品で悪意なく納入日に廃車になったり、その後再度購入したのは猫柳田が構造を調べたいという理由で分解されたりした。

・マナビ・キワム
猫柳田が尊敬する教授。老人だが独身。

・イチモンジ・ケナゲ
マナビ教授に真剣に恋する女子大生。撃沈した後はマナビ教授の研究室に入り浸る普通の学生になった。

・南 瓜男
猫柳田の幼なじみ。ミスターパンプキンという手品師だが上がり症で失敗が多い。

・アサハカ
紙芝居屋をいつも遠くから眺める貧乏な家の子供。
紙芝居屋の最終公演の唯一の客。その際猫柳田が紙芝居に様々なイラストを遠距離から貼り付け、紙芝居屋が上手くアドリブを作り出すという手法がなされた。
しかし、紙芝居屋のアドリブが非科学的かつ少年が文字通り夢中になるには十分過ぎるものだった為、少年は後に空想科学大戦にて非科学の限りを尽くす事になる。
 
・モドキング、パッチー
空想科学大戦に登場する悪役で、この頃まだ幼い。
地球征服の為に様々な妖怪を送り込むが

・幽霊…密度不足な為、風に吹き飛ばされる
・ろくろ首…首が長い為に顔を支えきれない、血や酸素が行き渡らない
・のっぺらぼう…呼吸不可
・傘オバケ…足を掴まれて振り向けない、開こうとするとパーツが肉に食い込む
・サトリ…相手の思考を言い当てる妖怪。だが、ミチルは思った事をハキハキ喋る、猫柳田は考えている事は分かるが意味が分からない為に能力が無意味

等の理由で敗北した。



追記修正はリヤカーを走らせながらお願いします。

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- 何気にこっちのほうが本編より好き  -- 名無しさん  (2013-11-08 23:01:54)
- 機会があればアメリカ時代や中年時代を描いてほしいなぁ。「科学に不可能無し」と公言していた男が科学の壁の無情さを説くようになった切っ掛けを知りたい。  -- 名無しさん  (2014-12-22 22:25:22)
- 大戦!はギャグ&バトルで、こちらはドタバタ日常系  -- 名無しさん  (2019-02-09 16:14:35)
- 因みに猫柳田の「お化けなんて存在しえないとわかっているが実際に出たらどうしたらいいのかわからなくなってしまうので嫌い」というスタンスは原作者の柳田理科男と同じだったりする  -- 名無しさん  (2019-09-19 16:16:26)
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