Precious Memories

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Precious Memories(プレシャスメモリーズ)とは、


1.栗林みな実のシングル。


2.globeのアルバム「globe」の収録曲の一つ。


3.ムービック×エンスカイから発売されている対戦型カードゲーム。

ここでは3.について説明する。

キャラクターを登場させてアプローチを行い、相手プレイヤーにポイントを与えて勝利を目指す。

好きな作品でデッキが組むことが出来、複数の作品を投入したクロスオーバーなデッキも作成可能。


*●タイトル一覧
・発売中
[[けいおん!]]part.1
[[ひだまりスケッチ]]
けいおん!part.2
[[化物語>物語シリーズ(西尾維新)]](後にヴァイスシュヴァルツに参戦)
[[刀語]]
けいおん!!part.1
オオカミさんと七人の仲間たち
[[侵略!イカ娘]]
[[百花繚乱 サムライガールズ]]
[[俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]
[[魔法少女まどか☆マギカ]](後にヴァイスシュヴァルツに参戦)
[[WORKING!!]]
けいおん!!part.2
[[電波女と青春男]]
[[あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。]](後に劇場版名義でヴィクトリースパークに参戦)
[[Aチャンネル]]
[[ましろ色シンフォニー>ましろ色シンフォニー -Love is pure white-]](原作ゲームはLyceeに参戦済)
[[まよチキ!]]
[[ゆるゆり]]
[[Carnival Phantasm]]
[[神様のメモ帳]]
[[とらドラ!]]
侵略!?イカ娘
[[夏色キセキ]]
WORKING'!!
[[映画けいおん!]]
[[初音ミク]]
[[ココロコネクト]]
[[恋と選挙とチョコレート]]
偽物語(後にヴァイスシュヴァルツに参戦)
[[さくら荘のペットな彼女]]
[[ガールズ&パンツァー]]
[[恋愛ラボ]]
[[やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。]]
[[カードキャプターさくら]]
[[AKB0048]]
[[生徒会の一存]]Lv.2(前作はChaos TCGに参戦済。なお原作小説もヴィクトリースパークに参戦済)
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語
[[魔法使いの夜]]
ゆるゆり♪♪(Chaos TCGに参戦済)
[[みなみけ]]
[[アマガミ]]SS+plus
ささみさん@がんばらない
[[きんいろモザイク]]
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語(ヴァイスシュヴァルツに参戦予定)
〈物語〉シリーズ セカンドシーズン
[[咲-Saki-]]全国編
[[ハナヤマタ]]
[[SHIROBAKO]]
冴えない彼女の育てかた
ハロー!!きんいろモザイク
[[ハイスクールD×D]] BorN
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続
がっこうぐらし1
WORKING!!!
学戦都市アスタリスク
ガールズ&パンツァー 劇場版
とある科学の超電磁砲&とある科学の超電磁砲S
NEW GAME!
ハンドシェイカー
ハイスクール・フリート
結城友奈は勇者である
劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女
ノーゲーム・ノーライフ ゼロ
エロマンガ先生
結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-
NEW GAME!!
フレームアームズ・ガール
ゆるキャン△
ハイスクールD×D HERO
STEINS;GATE
ポプテピピック
はたらく細胞
SSSS.GRIDMAN
RELEASE THE SPYCE
ゾンビランドサガ
ケムリクサ
ガールズアンドパンツァー 最終章
劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち) -オリオンの矢-
八月のシンデレラナイン
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
グランベルム
五等分の花嫁
まちカドまぞく
劇場版[[SHIROBAKO]]

・発売予定
(5月予定)ぼくたちは勉強ができない
(6月予定)俺を好きなのはお前だけかよ
(7月予定)私、能力は平均値でって言ったよね!
(8月予定)ネコぱら
(10月予定)傷物語
(11月予定)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII

同じ作品が複数弾出る際には、作品名が変わる(アニメ2期で微妙にタイトルが変わったり、劇場版と付いたり)場合も多いが、これらは全て同作品として扱われる。
作品名を指定するカードは出た弾にあわせて表記されているが、過去弾含めて同じ作品であれば対象となる。
「初音ミク」は名前通り初音ミクを単独で扱ったものではなく、他のクリプトン製VOCALOIDキャラクター(MEIKO、KAITO、鏡音リン・レン、巡音ルカ)、及び初音ミク亜種の一部(亞北ネル、弱音ハク、重音テト)も扱う。


 
*●簡単な基本ルール
60枚のデッキを用意。
↓
初期手札7枚を引く。1度だけ引き直し可能。
↓
ジャンケンを行い、勝者が先攻後攻を選択してゲームスタート。
↓
ターン開始時に2枚ドロー。先攻1ターン目のみ1枚ドロー。
↓
コストを支払い手札からキャラクターを登場させ、イベントカード、サポートカードをプレイする。
↓
活動状態(縦向き)のキャラを休息状態(横向き)にし、アプローチを行う。
↓
相手も自身のキャラを活動状態から休息状態にすることで、そのアプローチを妨害出来る。
↓
キャラ同士の戦闘が発生。お互いにキャラのAP、DPをチェックし、自身のDPが敵のAP以下だったキャラは退場し捨て札置き場へ。
↓
妨害が無ければ相手に1ポイント。
↓
相手ターンに移る。

相手に7ポイント与えると勝利。自身のデッキが0枚になると敗北。


*●ゲームの特徴
・運要素は少な目
初期は他ゲームでいうクライマックスや各種トリガーのような運要素となる「ブレイク」(相手のアプローチでアプローチ置き場に置かれた時に発動する効果)が非常に少なく、カードの引き運以外にはほとんど運要素はなかった。
弾を重ねるごとにブレイクカード(もしくは類似効果を持つキャラカード)は少しずつ増えていったが、それも捨て札回収やデッキを一定枚数見てそこからキャラ抜出等、手札を良くする方向の物が多く、一発逆転となる要素は少な目だった。

その為、純粋な駆け引きや読み合いになることが多く、プレイが長丁場になりやすい。
デッキ構成やプレイングをきちんとすれば勝てるという事でもあるが、長時間プレイは疲れやすく、この点は好き嫌いはっきり出やすい。

インフレが進むと共に、相手のアプローチを阻害するブレイクカードも増えていったが、それでもブレイク以外が中心のゲームなのは相変わらずで、デッキ構築が大事なのは変わっていない。

・女性キャラ中心
作品によっては例外もあるが、基本的に女性キャラ中心のゲームであり、ヒロインを各色に分配、主人公等の男性キャラは数も少なくサポートカード中心といった形になっている。
代わりにその作品のシングルデッキであればキャラを選ばず便利な効果になっている事が多い。

・きゃらスリーブコレクションデラックス
古い作品については追加のブースターは一部を除いてなかなか出ないが、『きゃらスリーブコレクションデラックス』としてスリーブとプロモカード6~10枚ほどのセットが度々発売されている。
中身は各キャラごとに数枚程度の追加ではあるのだが、それらをメインに使うことでスリーブ発売時点の環境でも戦えるようになっている。(もちろん例外はあるが)


 
*●カードの種類
・キャラクターカード
ゲームの主役。AP/DPを持つキャラクターをメインエリアに5体まで登場させることが出来る。
AP/DPを持たないサポート専用キャラも居る。
《平沢 唯(001)》
キャラクターカード
使用コスト4/発生コスト1/赤/AP40/DP40
【制服】/【音楽】
(じゃあ、次の曲!)

・イベントカード
他TCGでいう魔法や呪文。
基本的に使い切りであり、捨て札置き場からの回収方法は非常に少ない。
《下校中》
イベントカード
使用コスト0/発生コスト1/赤
[アプローチ/相手]:妨害に参加しているキャラ1枚は、ターン終了時まで+10/+10を得る。
(このあとどうする? う〜ん、そうだな。)

・サポートカード
いわゆる装備カード。大体1作品に0~2枚程度しか収録されない少数派。こちらも捨て札からの回収手段は少ない。
《紬のたくあん》
サポートカード
使用コスト0/発生コスト2/緑
このカードは「琴吹 紬」にのみセットできる。
[メイン/両方]:[0]このカードを捨て札にする。その場合、自分のキャラ1枚を活動状態にする。
(実はこれ、たくあんなの~)


 
*●プレイ環境
競技形式は一作品のみで組んだデッキを使う「シングル」と、作品を二つに絞った「TWO-MIX」、作品に縛りのない「ミックス」の3つが存在する。

インフレのスピードが速いため、シングル環境は新しく発売されたタイトルほど強い。
//最近はまよチキ、ましろ色、ゆるゆりなどがよく使われている。
//その中でもゆるゆりのカードパワーは特に高く、
//確定除去カード《アッカリ~ン》の存在が非常に大きい。

ちなみに2011年全国大会優勝は電波女と青春男。

ミックス環境はカードプールが広大なため一概には言い切れないが、デッキ破壊や自由登場を活用したコントロールデッキ、水着、コスプレといった作品の枠を超えたテーマデッキが多い。
こちらはカードの組み合わせにより1ターンキルも何度も発見されており、その度にミックス使用禁止や1枚制限等で対応されている。
こういった調整ミスが続いた結果、調整しきれないと判断したのか、途中から作品指定のカードが大半になってきており、テーマデッキはなかなか更新が難しくなってきている。

*●追加ルール
ある程度は汎用的な追加ルールであり、以降の新弾で継続的に使用されている物だが、2019年からは作品の独自要素として限定の特殊ルールが追加されている。

・紫色のカード
コストが重く(7~8)、使用条件も厳しい代わりに非常に強力なカード。
出すには「同作品の紫カードをコストに含む」「同作品の赤、青、黄、緑の4色を含んでコストを支払う」「同作品、同名称キャラのみでコストを支払う」のいずれかが必要。
また、コストを支払わずに場に出すカードの効果の対象にはできない。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」でそれなりの数が追加されたが、それ以降ほぼ実装されず実質まどマギ専用のカードだった。
相変わらず追加数は少ないが、FA:G以降、ぽつぽつと1作品1~2枚程度追加されたりしている。

・レベルアップ
レベルアップ能力付のカードを同名キャラの上に重ねていく。
最上部のカード(最後に乗せたカード)がメインとなり、下に続くカード1枚に付きコスト+1、AP+10、DP+10が追加される。
レベルアップ付きの作品のSRにはレベルが一定以上で強力な効果を発揮するカードが多い。
同じカードは1ターンに1回しかレベルアップ出来ないので、高レベルの効果を使うためには毎ターンレベルアップさせていく必要がある。

・EXデッキ / EXカード
メインのデッキとは別に15枚までで組むサイドデッキ。
【EXカード】と書かれたカードは通常のデッキには入れられず、「EXデッキから〇〇1枚を手札に」等の効果を持ったカードを使用する事で手札に入れてから使用する。
手間がかかる分通常より強力なカードが多く、代わりに発生コストは0になっている物が多い。

一度ルールが改定されており、ルール追加後と現在では扱いが大きく変わった。
当初はEXデッキのカードも非公開情報であり、一度手札に来た後は他のカードと同様という扱いだった為、キャラなら捨て札からデッキに戻して再利用といった事も可能だった。
またこのルール上、「スリーブはメインデッキと共通の物を使うのが必須」だった。
にもかかわらず公式で発売するスリーブは60枚だったので、「公式のキャラスリーブを使うにはわざわざスリーブを二つ買わないといけない」という状況になっていた。
苦情が多かったのか途中からルールが改定され、「EXカードは引いた後は公開情報((相手が確認したい時に手札のEXカードを確認できる。))、スリーブは分けるのを推奨」という形になった。
それに伴いメインデッキに混ざると一発で位置が分かってしまうので、「EXカードがメインデッキに移される場合には除外される」というルールが追加された。

・追加キーワード
〔自由登場〕
今までにも存在した自由なタイミングで登場出来るカードの通称だったが、説明文を省略する為か、公式で通称がそのまま採用された。

〔突破30〕
退場判定を行う際、〔突破30〕を持っているキャラのAPが妨害するキャラのDPより30以上高ければポイントを通すことができる。
退場判定自体は通常通り行われる為、例えば、AP50DP10〔突破30〕のキャラのアプローチをAP10DP20のキャラで妨害した場合、ポイントは通るが両者相打ちで二人とも退場となる。
カードの効果による退場判定時は対象外。(「刀語」のような強制的に退場判定を行う効果。)

〔我慢〕
DP10以上の状態であればアプローチ時でも妨害時でも退場判定では退場しない。

〔強引〕
AP10以上の状態であればアプローチを妨害したキャラを強制的に退場させる。
ただし「退場しない」効果が優先される為、〔我慢〕持ちキャラとぶつかった場合には退場させられない。

・使用コストが△のカード
「ゆるキャン△」の限定効果。
キャンプ用品が描かれた非常に強力なEXサポートカードで、各キャラの条件を満たすとEXカード置き場から直接キャラに配置できる。
使用コストは「△」であり、0扱いとはならない。その為、本来の配置方法以外で配置は不可能であり、回収しても再利用は出来ない。発生コストも0の為、手札を一枚捨てる等の対象に出来るくらいである。

・改変
「STEINS;GATE」の限定効果。
効果としては自発的な除外で、「改変を2回行う」のような記述がある場合、デッキの上から2枚のカードを除外する。
「STEINS;GATE」は除外されたカードを対象とした効果がメインのカードプールである為、改変により除外カードを増やし、第2の手札として扱うのが基本。

・〔POP〕と〔EPIC〕
「ポプテピピック」の限定効果。
カードを〔POP〕する:カードを裏向きでサポートエリアに置く。
〔EPIC〕する:裏向きでサポートエリアに置かれたキャラ1枚を、コストを支払わずに、メインエリアまたはサポートエリアに登場させる。

・〔継承〕
「RELEASE THE SPYCE」の限定効果。
〔継承〕▶「源 モモ」の様に記載されており、この効果を持つキャラがアプローチに参加すると、継承対象に+10/+10コインを1個乗せることができる。
上記の例の場合、「源 モモ」の上に乗せられるが、対象がいなければ当然乗せることはできないので、コンビでのデッキ構築が前提。

・〔冒険〕
「劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-」の限定効果。
〔冒険〕を持つキャラがアプローチに参加するごとに経験コインを1個得る。複数持った状態でアプローチするとその分だけ経験コインを得られる。
経験コインの枚数によって効果が強力になるカードがあり、例えばサポートカードのヘスティアは、休息状態にする事で1ドローできる効果が経験コインの状況によっては4ドローにまで増える。
経験コインはキャラに乗せるものではなくプレイヤーで管理する為、相手に減らされる心配はなく、公開情報となっている。

・「リード状態」と「ビハインド状態」
「八月のシンデレラナイン」の限定効果。
自分と相手のポイント置き場のカード枚数を比較し、自分の方が多ければ「リード状態」、相手の方が多ければ「ビハインド状態」となる。同数の場合はどちらにもならない。

・〔知略〕
「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の限定効果。
登場時等にキャラカードの下に裏向きでカードを配置し、〔知略〕の条件に当てはまった場合に、コストを支払わずに配置したカードをプレイできる。
本来使用できないタイミングでも知略であればプレイ可能。(メイン自分のイベントカードを相手アプローチフェイズに知略で使用したり等。)
キャラの場合あくまで登場させる形になる為、アプローチフェイズに登場させてもアクティブを持っていない場合にはそのターンのアプローチには参加不可能。
知略をメインに扱っている為か、カードプールは高コストの強力なカードが多めで、知略の使用で事故るとコストの処理が厳しい。%%お可愛いこと……%%

・「両面カード」と「変身」
「まちカドまぞく」の限定効果。
「変身させる」といった文言を持ったカードは両面にカードが印刷されており、片面のカードには発生コストが記載されてない(そちらが裏面となる)。
カードごとに条件を満たすか、他のカードの効果で変身させると裏面のカードに入れ替わる。
変身タイミングは妨害された時が多いが、リリスだけは高コストの使用型テキストでの変身となっている。

基本的にはカード効果が入れ替わるだけでカードとしては同一の扱いとなる為、一時的な強化(数値のプラスマイナスや、アクティブの付与等)や休息状態等も変身後に引き継ぐ。
その為当然ながら裏と表を別カード扱いしての2枚配置といった事も不可能。
裏面は発生コストを持たない為、「発生コストが〇〇」といったカード効果の対象に選ぶことはできない。
捨て札に行く等、場を離れた後は基本の表面カードに戻る。
なお、他のTCGにおいてこういったカードで良く用意されるチェックリストカードはない。
佐田杏里が変身効果を持ってるのに前後のイラストがどう見ても変身してなかったり、そもそも変身しないだろうお前は、とか突っ込んではいけない。


*●販売ペース
初期はハイペースで新弾が発売されており、2011年1月発売の「化物語」からはしばらくの間、毎月新弾がリリースされた。
この販売方法は某TCGにならって「月刊プレメモ」と揶揄された。
新弾が前弾のメタ、新弾が環境を壊すような強さ、といったインフレ傾向も強い為、毎月出費がかさむ上にメタゲーム環境も頻繁に変わる事などからプレイヤーからの評判は悪かった。
特にカードプールが急速に広がっていく弊害は大きく、知識や経験、資産がついていけずにプレメモを見限るプレイヤーもいる時期だった。
「好きな作品のTCGだから始めてみる」というような初心者にはある意味優しいが、それも始め立てだけの話で、しばらくするとその好きな作品が環境についていけなくなるのが常である。

この時期は話題性優先だった為か、当初の予定と発売の順番が入れ替わる事もあり、そのあおりを食らった事でプレイヤー間で有名なのが『アマガミ』である。
発表してからひたすら他の最新アニメに発売日を譲り続け、発売日は未定が続き、「アマガミは本当に発売されるのか?」とまで言われていた。

その後、プレメモ自体が下火になり、CMが減り、カードショップでの取り扱いも減っていってからは、既存作品のプロモ入りスリーブセットのみの月や何も発売されない月も増えていき、販売ペースもかなり落ちた。
その頃からプレイヤーの間でもプレメモ終了がちらつき始めた……のだが、その状態でも新弾自体は細々と発売されており、息の長いTCGになってきている。
「プレメモももう終わるなと思って数年経った」「そう言ってたのが数年前だった」「Chaosが先に終わると思わなかった」等と言われるくらいには長生きしており、「続いてくれるのは嬉しいが、何でいまだに続いてるのか謎」等と言われることも多い。
2019年も月一くらいのペースで新弾は出ており、2020年半ばまではすでに販売が予定されている。
現状は2021年でもまだ継続する予定の模様。
カードショップの取り扱いについては、2019年現在、TCGショップはいくつも存在する秋葉原でさえ、まともにシングルを取り扱っているのが1店舗、店の一角に少し取り扱いがあるのが数店舗になっており、ネットショップでのシングル取扱店も数える程度と言えば分かりやすいだろうか。
(公式サイトの取扱店の一覧を見ると多数の店舗が登録されているが、登録済みの店は''店自体なくなってても''一覧は放置されているだけなので、実際には全然取り扱われていない。)


*●ゲームバランス
段階を踏んでのインフレ傾向が強い。
現環境といい勝負になるような新弾(前弾のメタ寄り)をしばらく出す→明らかに強さの違う新弾を出す→それといい勝負になるような新弾をしばらく出す→…といった形でインフレが進んでおり、新弾がハイペースで出されていた頃は半年も過ぎればまともな勝負にならない事も多かった。

販売ペースが落ち着いてからはそれに合わせてインフレペースも落ちているが、2018年頃でも『FAG』で新ワード追加に合わせてまたインフレしており、やはり今でもいつものプレメモである。
バニラで比較すれば、初期は4/1 40/40が基準だったが、今では0/2 40/40等が平気で存在する辺りがインフレの進み具合分かりやすいか。

それ以外でも調整能力に関しては、ハッキリ言って下手としか言えない。
初期のハイペース販売の頃はその販売ペースの過密さ故にチェックやテストプレイが甘かったのか、「電波女と青春男」にて、ゲーム性を崩壊させるぶっ壊れカード《ドナドナ》を収録する失態をやらかし、それを発売日当日に禁止カード(ミックス環境)として指定するという処置をとったりもした。
(余談だがこういった処置自体はMtGにおいて前例があり、TCG界に前例のないやらかしではない。)


*●備考
・スターターデッキとブースターパックに入ってるポイントを集めると景品が貰えるキャンペーンがあり、300点で中の人の直筆サインカードが貰える。ただしまともに300点集めるなら7~9万円はかかる。

・ミックス環境には禁止カードが存在し、そのほとんどは先攻1ターンキルのパーツである。
 
・カードショップでの売り場面積はやや少なめで、扱ってない店もかなり多い。
最大手ヴァイスシュヴァルツや、元祖美少女TCGのLyceeなどと比べればマイナーだが、この手のカードゲームの中ではまだ流行っている方だろう。

・CM等も良く流していた初期はイベントや各種フェアでの配布も行われていた。
ローソンの各種フェア、「けいおん!」のライブイベント、コミケなどで配布されたり、雑誌や単行本に付録として付いていたりもする。

・「魔法少女まどか☆マギカ」のスリーブはこのTCGのサプライ品である。


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- プリコネもレベル・ネオも終わってしまった。これもいつまでもつか。  -- 名無しさん  (2017-01-31 22:57:11)
- たまたまページ見かけたから最近の状況含めて記事に手を入れてみたけど、ほんと何でまだ続いてるんだろ、このゲーム。19年も少なくとも半ばくらいまでは新弾の予定あるようだし。  -- 名無しさん  (2018-12-13 12:15:00)
- でもヴァイス意外に続いてる版権TCGもうこれしかないんだぜ  -- 名無しさん  (2019-02-14 14:11:25)
- 版権系というか萌え系というかのTCGはこれとヴァイス以外は蘇ったリセくらいか?ムービック・エンスカイは2つ終わらせてるからショップも二の足を踏んじゃうのは理解はできるけど…。あとムービックはこれの他にリセもやってるから余計に心配  -- 名無しさん  (2019-02-14 14:37:47)
- ↑3作る側は利益で点だよ  -- 名無しさん  (2019-04-18 14:07:59)
- (修正)利益出てんだよ。利益出なかったのは仕入れる店舗の方  -- 名無しさん  (2019-04-18 14:12:03)
#comment
#areaedit(end)
}

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