JR宝塚線

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JR宝塚線」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2009/12/13(日) 11:14:59
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s)
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JR西日本が保有する鉄道路線。兵庫県尼崎市の尼崎駅と京都府福知山市の福知山駅を結んでいる。
正式名称は福知山線で、JR宝塚線として設定されているのは大阪駅から篠山口駅の間となっている。
ラインカラーは「これからの新しい開発エリアを指す、イキイキとしたイメージ」という意味を込めた&font(#ffdc00){■}イエロー。
かつては塚口駅から尼崎港までの支線も存在したが、1981年に旅客営業廃止、1984年に廃止となった。
また、生瀬駅から道場駅の区間は電化・複線化の際に付け替えとなっている。

国鉄時代は散々放置されていて、1980年代まで電化すらされていないうえに尼崎付近も単線というような酷い有様だったが、国鉄分割民営化を前に怒涛の複線化、電化工事が実施され、民営化後はJR西日本の手によって快速の運行開始、最高速度の向上、[[JR京都線・琵琶湖線]]、[[JR東西線]]、[[学研都市線]]との直通運転開始によって急成長を遂げ、阪急宝塚線を壊滅状態に追い込んだ。

しかし、集客力向上を目的とした快速の停車駅増加を実施したにも関わらず、到達時間を変えないといった極端なダイヤが運転士の負担増大を招き、2005年4月25日、かの有名な福知山線脱線事故を発生させてしまった。
これによってダイヤが見直され、現在では以前のように極端なダイヤではなくなっている。
皮肉にも、事故発生場所はかつて存在した尼崎港への分岐点のあった場所だった。

ダイヤは大阪駅発着の&font(#ffb74c){丹波路快速}2本、&font(#ffc0cb){JR東西線}・&font(#008000){学研都市線}木津駅または同志社前駅発着の&font(#ffb74c){快速}4本、&font(#0000ff){JR京都線}高槻駅発着の普通4本に、新大阪発着の&font(#ff0000){特急}1本の計11本の列車が走るのが基本で、早朝・深夜やラッシュ時は&font(#ffc0cb){JR東西線}からの普通が存在するほか、丹波路快速が快速に変わったりする。

丹波路快速には3扉で転換クロスシートの221系、223系6000番台が使用され、快速とは差を付けている。
また、快速は最長で福知山まで運転されるが、丹波路快速は全て篠山口発着となっていて、篠山口で福知山発着の普通と接続する。
この普通には2008年までは「サンパチ」や「福知山の怪物」と言われた113系3800番台が用いられていたが、現在は最新鋭の223系5500番台に取って代わられている。

ちなみに、113系3800番台を見るのはあまりお勧めできない。ある箇所が相当な手抜き工事になっていたりするからである。
 
◎使用車両
&font(#ffb74c){丹波路快速}・&font(#ffb74c){快速}
・113系5000番台
・207系
・221系
・223系6000番台

普通
・113系5000番台
・207系
・223系5500・6000番台
・321系

◎&font(#ff0000){特急}
※()内は一部列車停車

こうのとり(旧:北近畿)
運転区間:新大阪~福知山・豊岡・城崎温泉
使用車両:JR西日本183系→JR西日本287系、381系
停車駅:大阪・尼崎・宝塚・三田・(新三田・相野)・篠山口・(谷川)・柏原・(石生・黒井・市島)・福知山・和田山・八鹿・江原・豊岡
※福知山行きは繁忙期に天橋立まで延長運転。

過去に運転されていた列車


文殊
運転区間:新大阪~天橋立
使用車両:JR西日本183系→JR西日本287系
停車駅:大阪・尼崎・宝塚・三田・篠山口・柏原・福知山・大江・宮津

タンゴエクスプローラー
運転区間:新大阪~宮津・豊岡(北近畿タンゴ鉄道経由)
使用車両:北近畿タンゴ鉄道KTR001系
停車駅:大阪・尼崎・宝塚・三田・(新三田・相野)・篠山口・(谷川)・柏原・(黒井)・福知山・大江・宮津・天橋立・野田川・丹後大宮・峰山・網野・木津温泉・久美浜
 
そのほか、特急「まつかぜ」、急行「三瓶」「白兎」「丹波」などが運転されていた。

◎駅一覧<凡例>
●…全列車停車
○…一部列車通過
┃…全列車通過
駅名…JR神戸線区間

       丹
       波
     普快路
       快
     通速速
 大 阪 ●●●
 塚 本 ○┃┃
 尼 崎 ●●●
 塚 口 ●┃┃
 猪名寺 ●┃┃
 伊 丹 ●●●
 北伊丹 ●┃┃
川西池田 ●●●
 中山寺 ●●●
 宝 塚 ●●●
 生 瀬 ●┃┃
西宮名塩 ●●●
 武田尾 ●┃┃
 道 場 ●┃┃
 三 田 ●●●
 新三田 ●●●
 広 野 ●●●
 相 野 ●●●
 藍 本 ●●●
 草 野 ●●●
 古 市 ●●●
 南矢代 ●●●
 篠山口 ●●●
丹波大山 ●●
 下 滝 ●●
 谷 川 ●●
 柏 原 ●●
 石 生 ●●
 黒 井 ●●
 市 島 ●●
丹波竹田 ●●
 福知山 ●●

かつて存在した尼崎港線

旅客は一日2往復で、編成も非常に短い存在だった。旅客営業廃止後は貨物線となっていたが、程なく廃止となった。

 塚 口 …ここから尼崎港へと分岐した。まさか分岐点跡地で大事故が発生するとは思わなかっただろう…。
 尼 崎 …一応は尼崎駅と同じ扱いだが、距離は非常に離れていた
 金楽寺 …『落第忍者乱太郎』の金楽寺の元ネタ。
 尼崎港 …元々は前身となった私鉄のターミナルだった存在で、元は「尼ヶ崎」だった。貨物駅として存続後、廃止となった。

早朝・深夜の普通のうち、113系・223系充当列車は尼崎~大阪間で外側線を走行するため、塚本を通過する。
 

国鉄時代、当路線が酷い有様だったというのは前述した。では実際どれだけ酷かったかというと以下の通り。

・普通列車が&font(#ff0000){ディーゼル機関車牽引の客車列車}。1980年代になってやっと電車が投入されるも、&font(#ff0000){宝塚以北が非電化}のため宝塚止まりでしかも&font(#ff0000){1時間に1本のみ}の運転だった。おまけにカナリアイエローの103系の4両編成。
・1986年に宝塚以北も電化されて、ようやく今のように大阪から新三田や篠山口まで直通する電車列車が運転されるようになる。が、今度はが&font(#ff0000){編成が短すぎて遅延や積み残しが多発、一種の祭り状態になる}。
・客車列車時代の客車は、ドア&font(#ff0000){手動}の所謂「旧型客車」と呼ばれる車両だった。牽引はDD54やDD51。後に転落事故が発生して自動式ドアの客車(12系客車・本来ならば団体臨時や優等列車に利用される客車)が投入される。
・朝ラッシュ時にあたる朝7時・8時台の宝塚駅の大阪方面行きの運転本数が、それぞれ&font(#ff0000){2本}・&font(#ff0000){1本}と大阪近郊路線にあるまじき本数だった。
・今でこそ滅多にいないが、当時は宝塚以北の乗客は宝塚で阪急宝塚線に乗り換えるのが常識と化していた。

……本当、JRになってよかったよ……。
と思った矢先あの脱線事故が…おかげで福知山線はかなりイメージダウンし、
207系に至っては欠陥電車、殺人電車、E207系などと呼ばれた。
 

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