RX-78-2ガンダム

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#center(){&bold(){&color(#3B4EF0){&size(24){こいつ……動くぞ……!}}}


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                      ̄   ‐-=ニニニニニニニ〉
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}}}}


*■データ
基本性能諸元:
|型式番号|RX-78-2|
|頭頂高|18.0m|
|本体重量|43.4t|
|全備重量|60.0t|
|ジェネレータ出力|1380kw|
|スラスター総推力|55500kg|
|センサー有効半径|5700m|
|装甲材質|ルナ・チタニウム合金|

搭乗者:
[[アムロ・レイ]]
[[セイラ・マス]]
リュウ・ホセイ

#region(目次)
#contents
#endregion


*■概要
TVアニメ『[[機動戦士ガンダム]]』に登場する、[[地球連邦軍>地球連邦(宇宙世紀)]]のV作戦で開発された[[試作型>試作機]]MS。
現在までに無数に誕生しているガンダムタイプの元祖であり、機体名もシンプルに「ガンダム」。
故に単に機体名で呼ぶと非常に紛らわしく、ファンからは「ファースト・ガンダム」だったり「RX-78」と型式番号で呼ばれてみたりと苦悩の跡がしのばれる。

しかし前者だと今度は作品名と紛らわしく、RX-78だけだと[[後付で沢山増えた同型機>RX-78ガンダムのバリエーション]]とややこしい。
ガンダムが増えに増えまくった現在は「アムロのガンダム」またはRX-78-2呼びに落ち着きつつあるようだ。
また、複数のガンダムが存在する[[ゲーム]]で機体の事を話してるのが明確な場合は「初代」とだけ言われる事も多い。

*■性能
主に近接白兵戦や高機動射撃戦など中~近距離での戦闘向けに開発された機体である。ただし武装の換装などにより遠距離戦も可能。
主人公アムロ・レイの父であり、V作戦の中心人物でもあったテム・レイ(当時は技術大尉)が特に力を入れて開発した特別機。
本機は当時の最新技術がふんだんに採用されており、特に各種[[ビーム>ビーム/レーザー]]兵器は[[ザク>ザクⅡ]]等のMSを一撃で破壊する程の威力を持つ。
ルナ・チタニウム合金を用いた装甲は耐熱・耐蝕・放射能絶縁性に優れかつ強固・軽量という当時としては革命的なトンデモ装甲。
&bold(){[[ザクマシンガン>ザク・マシンガン]]の直撃をものともせず大気圏突入時の高熱に耐えるザク涙目の強度}を誇る((アニメでは耐熱フィルム、劇場版ではシールドと冷却材を併用して大気圏に突入している。その為シャアは2度目以降の出撃はザクマシンガンではなくザクバズーカを携行していた))。
また、この時代のモビルスーツは装甲で機体を支える昆虫の半外骨格のようなモノコック構造((正確にはジオン系がモノコック、連邦系がセミモノコック))を採用している。
装甲は自重から動きによる耐Gなど多大なストレスが掛かる重要な部分であり、ガンダムの激しい戦いを文字通り支え続けた骨格と言える。
さらに関節はミノフスキー粒子とIフィールド技術を応用して開発された、小型ハイパワーの最新型フィールドモーターを採用。
ジオンのMSよりもさらに細身で人型に近づいた可動を実現している。

パイロットの生還率の向上と貴重な実戦データの回収の為、腹部に脱出用小型戦闘機「コア・ファイター」を内蔵する&bold(){「コア・ブロック・システム」}を採用していた。
&bold(){&color(#ff0000){なにしろ、MSと初めて戦うMSはガンダムだったし、MS対MSの戦闘経験をデータにして保管できるのもガンダムだったのだ。}}
&bold(){ガンダム(の中枢コンピュータ)には、何がどうなってでも戦闘データを持って帰ってきてもらわねばならない。}
非常に複雑で構造的な脆弱性が生じるのを承知でコア・ブロック・システムを採用したのもそのためである。
何がどうなっても実戦データを回収しなければ立ち行かなかった、当時の連邦軍開発部の切実さがうかがわれる。
しかしコアブロックを除けば機体自体は頑強そのもので、各部にメンテナンスハッチが設けられていながらそれが破損の原因になる事もなかった。
部品規格も同期のRX計画を始め、後続の連邦のMSとも互換性も有していて整備性や拡張性も高い。
専用運用母艦だったとはいえ素人が多かった当時のホワイトベース隊でも問題なく運用続けられたのは、これらの設計の恩恵と言える。
重要部分となった教育型コンピューターも当時最新式のものを採用されており、戦闘の度にコンピューター自身が更新していき成長するようにシステム設計がされている。
初起動の段階から&bold(){[[マニュアルを流し見をした程度で操縦訓練も受けた事のないド素人>アムロ・レイ]]が操縦してザクを撃破できた}位の初期性能を誇る。
&s(){そこ、そのド素人が化け物だったとか言ってはいけない}


あらゆる局面に対応出来る完成度にする為に、機体にかかるコストは度外視され、生産過程で非常に高い水準のパーツの選別が行われている。
本機は「試作機」と述べられる事が多いが、厳密に言えば量産を前提とした先行段階の試作機ではない。
MS全体の能力向上等の実験機、研究機として開発された兵器であり、[[ジオン公国軍]]の襲撃でやむなく実戦に投入された物である((ジオンの襲撃が無ければジャブローに持ち帰ってるはずだった。))。
そのためこのような機体は現実には試作機ではなく&bold(){「実験機」「概念実証機」「技術実証機」}と呼ばれる((現実にはアメリカのXプレーンや、ソ連のSu-47、日本のX-2(旧称ATD-X)がこれに該当する。Xナンバーの兵器が実戦投入された例としてはコルト社の短縮ライフルXM177などが有名。))。
&bold(){本機は本来実戦用ではなく、データ収集用のテスト機として建造されたからであり、実戦投入は全くの偶然だったのである。}
結果的にガンダムが得た戦闘データを元に、機体構造を簡略化した廉価版MS「[[ジム>ジム(MS)]]」の量産が行われた。
ただしジムの開発はガンダムと[[並行して行われていた>初期型ジム/ジム後期生産型]]ようで、ジムが参考にしたのは「アムロの操縦データ」だけという話もある。
&s(){要するに[[大人の事情]]というやつ}
言えることは、このガンダムの完成時点で連邦軍のMSのフォーマットが構築されていたということだろう。

また、ガンダムのパーツ規準に満たなかった物を組み上げる形で、試作量産型とも言える[[陸戦型ガンダム>陸戦型ガンダム/ガンダムEz-8]]も小数ながら生産された。
ただし陸戦型ガンダムが品質がばらけたパーツで構築されたため、不安定でそのまま運用すると支障をきたすために一定の性能にするリミッターを設けている。
陸戦型ガンダムもリミッターを解除すれば本来のパワーを発揮できるが、機体はオーバーヒートし各部も破損、使用不能になってしまっていた。
これに対して本機はリミッターなしで運用し続けても、後半まで至るまで支障がなかったのも驚異的な性能の一端と言える。

一応、単純なスペックではジム・コマンド系やゲルググ系など、ガンダムに匹敵する戦時中の後発機も登場している。
ただし陸海宙全ての領域に即対応できる汎用性、遠近ビーム実弾と隙の無い武装、単機での大気圏突入能力などを持った機体は存在していない。
Gファイターを始めコアブロックシステムを通じた多彩なオプションと運用性など、その総合能力は後のグリプス戦役時代のMSに比肩しうるとも言われている。
(もっとも総合能力の話であり、各戦場に合わせた機体の方が優れているのは言うまでもない)

敵の策略により敵地にど真ん中という過酷な戦場に放り込まれたり、続々とくる新型MSと戦って生き残ってきた事も大きな戦果となった。
パイロットのアムロ・レイがガンダムの性能を限界&bold(){以上}まで引き出して戦うことを強いられてる局面も多く、通常なら得られないようなデータであった。
かえってそれが本機の本来目的だったモビルスーツのデータ収集が捗る形になり、連邦軍のMS開発とMS運用に関して大きく貢献した。
これがジオン軍のMS戦略と大きく差をつけることに成功した形になったのである。


見た目がトリコロール+黄色というカラフルなカラーリングなのも特徴的。
「兵器らしくない」と批判されがちであるが、&bold(){試作・実験兵器であればカラフルな塗装を施すのはよくある}。
本当にトリコロールカラーであるF-15 S/MTDやX-29、X-2などが好例である。
これは稼働データを収集する上で、実際の挙動を分かり易くするためとも言われている。
もっともその目立つ機体はホワイトベース隊の境遇と相まってジオン軍の集中攻撃の的になり、アムロは恐ろしい修羅場を潜る事になってしまったが…。

後に[[Gパーツ>Gファイター]]を適宜換装することで、多彩な運用をも可能とした。


*■戦歴
劇中では、サイド7にて民間人のアムロ・レイが偶然乗り込み、侵入してきた[[ザクⅡ]]2機を見事撃破している。
この戦いがMS同士による初の戦闘とされ、『ギレンの野望』のアニメパートや『[[機動戦士ガンダム MS IGLOO]]』ではジオン視点で描かれた。

その後は[[ガンキャノン]]、[[ガンタンク]]と共にホワイトベース隊のMSとして行動し、アムロの成長もあって鬼神の如き活躍で次々と戦果を上げていく。
しかし、徐々に機体がアムロの反応速度についていけなくなっていく。(これはニュータイプ能力に覚醒した為)
対[[ブラウ・ブロ]]戦を契機としてマグネットコーティングを施され、運動性を中心に大幅なアップグレードを遂げた。((資料によってはミデア隊の補給や連邦軍の基地に寄港した際に機体が改修され続けた記述も))
ブライト曰く「油を差すようなもの」との事だが、計算上はアムロの動きを100%追い掛ける事が可能となっている。

ジオン最終防衛拠点の[[ア・バオア・クー攻防戦>ア・バオア・クー(機動戦士ガンダム)]]ではバズーカ2丁を装備して参加。
[[シャア・アズナブル]]の駆る[[ジオング>ジオング(MS)]]と死闘を繰り広げた末、頭部と左腕を破壊されつつも相討ちになり、大破。
機体はそのまま破棄されたが、パイロットのアムロはコアファイターで辛くも脱出している。
後にアムロが脱出に使用したコアファイターに残されていた豊富な戦闘データを活用する事で、その後の連邦軍はMSの開発において飛躍的な躍進を遂げる事になるのである。

ボロボロになりながらも、仁王立ちで上方を飛ぶジオングの頭部をビームライフルで撃破したシーンは本機の象徴的な一枚。
後に&bold(){「ラストシューティング」}と呼ばれ、ポスターなどに何度も描かれている程の名シーンである。

試作機にも関わらずいきなり実戦投入され、&bold(){たった3ヶ月余り}の間で
-MS……&bold(){&color(#ff0000){130機以上}}
-艦船……&bold(){&color(#ff0000){15隻以上}}
-MA……&bold(){&color(#ff0000){5機以上}}
を撃破するといった&bold(){常人では理解し難い大戦果}を上げている。
なお当時のロボットアニメの作風の都合とアムロの超人的テクニックが合わさり、後年シリーズでは考えられない荒業も多い。
&bold(){&color(#ff0000){「コレMSというよりスーパーロボットじゃね?」とツッコまれても仕方ないようなトンデモ戦闘}をしてるシーンがチラホラあり}、一部ではネタにされている。
>※例
>・&bold(){ザクのマシンガンの直撃を受けながらパンチ}を仕掛けて、その後も何も支障をなく戦い続ける。
>・ザクやグフの装甲を&bold(){素手で引き千切り破壊}
>・ジャンプ+ランドセルのバーニアで跳躍し、ドップをただの蹴りで粉砕
>・&bold(){明らかに柔術を使っているかのような動き}でザクの近接攻撃を凌ぐ
>・ザクを&bold(){一本背負いの要領で遠くに投げ飛ばし、空飛ぶドップ目掛けて投げ飛ばしたザクをぶつけてドップ諸共爆砕}
>・ザクやグフを両手で持ち上げ&bold(){思いっきり投擲して}破壊
>・発射された核ミサイルの信管部分だけを切断し核爆発阻止
>・&bold(){特に追加装備を取り付けることなくジオン水泳部と水中でビーム兵器を用いて真っ向から戦い撃破}
>・&font(l){ダイターン3みたいな}槍投げの要領で&bold(){ダイナミックにビームジャベリンを投擲して戦艦撃墜}
など。そりゃ白い悪魔とかジオンから言われるのも道理である。

一方、モビルスーツ全般に言えることではあるが対人・対歩兵用の装備は持っていない(頭部バルカン砲程度)
このため多数の敵歩兵による肉弾戦で全身に爆弾を仕掛けられて窮地に陥ったこともある。
アムロが生身の敵兵を攻撃するのを躊躇したというのもあるが、ジオン側も物資不足で時限爆弾しか用意できなかったため設置は成功したが爆破には失敗した。

*■影響
[[一年戦争]]で圧倒的な戦果を上げた本機は、後のMS開発に多大な影響を与えた。
主兵装に[[ビームライフル]]、近接白兵戦用の[[ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]]、重装甲より[[シールド>盾]]装備等のコンセプトは後のMSのスタンダードとして定着していく。
また、戦局すら左右したその活躍は連邦軍内部にガンダム神話を生み出す事となり、一方ジオンでは&bold(){「連邦の白いヤツ」「白い悪魔」}と呼ばれ、恐れられた。
この機体以後も「ガンダム」の名を冠した、その時々の最先端技術を結集しガンダム開発計画等で開発されたシンボル的機体が多数登場している。
本機の特徴的な意匠だったツインアイとブレードアンテナは新たな「機動戦士」達にも受け継がれていき、宇宙世紀を超えてその象徴としてあり続けた。
同時にジオンの連邦MSに対する畏怖の象徴としても崇められ、「頭だけガンダム」「顔だけガンダム」なども作られる事になる。

*■武装
・[[&font(#ff69b4,b){ビームライフル}>ビームライフル]]
下記のビームサーベルに並ぶMS初のビーム兵器。E-CAPにチャージされた弾数は16発。
よく勘違いされがちだが、本装備の実装だけなら[[ガンキャノン]]の方が早い。
有効射程距離8kmで、ザクを始め&bold(){当時のあらゆるMSを&font(#ff0000){一撃で破壊して爆散させる}高い火力}を持つ。((アムロがエンジン部やコックピットをピンポイントでぶち抜いていることも大きいが))
連射性の高さもさることながらフォアグリップを用いることで両手保持によって精密射撃も可能と兎に角扱いやすい。
現在の設定では水中では使えないのだが、放送当時は出力が半分以下になるが使用も可能だった。それでも&bold(){水中の[[グラブロ>グラブロ(MA)]]の片腕を一瞬で溶解するほどの出力と威力}を見せつけている。

ガンダムの最大火力で一番取り回しのいい武装なので、これが使えないと苦戦する場合も多い。
実際[[ゴッグ>ゴッグ/ハイゴッグ(MS)]]との初戦時にはビームライフルが諸事情で使えなくて苦戦している。
また火力は高くその弾速は速いものの、攻撃範囲は発射されるビームの直径に準じた範囲しかないので対艦向きではない。
そういった対象の場合はハイパーバズーカを使用することになる。
…のだが、後半になるとアムロの操縦センス向上により&bold(){対艦戦でもブリッジやエンジンをピンポイントで撃ち抜いて撃沈している。}
よって終始&bold(){&font(#ff0000){ガンダムの必殺兵器}}として戦場で輝き続けた。

唯一の欠点は総弾数。ライフル一丁につきたった15~16発しか撃てない。
これはリアルのアサルトライフルのマガジン一個程度の少ない装弾数であり、長期戦ではライフルごと交換する必要がある。
もちろん、そうそう交換できるようなものではないので、下手に乱射どころか威嚇射撃も憚られることになる。
それでも短期間で多大な戦果を上げられたのは、ひとえにアムロ自身の操縦センスから来る高い命中率によるものだろう。

なお初登時のシャアの「戦艦のビーム砲に匹敵する」という発言から誤解されがちだが、&bold(){実際にはそこまでの出力は無い}。
当時MSを一撃で撃破できる程の兵器は戦艦に搭載されたビーム砲ぐらいしかなかったため、それをやってのけた事を見て驚嘆したという意味。
「MSを一撃=まさか戦艦の主砲並の威力があったりするのか!?」という事である。

因みにガンダム専用武装というわけではなく、ジム等でも使用自体は可能((小説版ではビームスプレーガンに代わりジムの主武装になっている。))。
ただし、ジェネレータ出力の低いジムでは出力不足で使用が難しいとされる。


・[[&font(#ff69b4,b){ビームサーベル}>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]]
バックパックに左右一対二本装備されている固有の近接白兵武装。
ガンダムが初めて運用したビーム兵器は実はこちらだったりする。
超硬スチール合金を瞬時に溶断する威力を持ち、&bold(){ザクのボディを装甲・フレーム諸共バターみたいにぶった斬れる。}ただ胴体を切り捨てるだけではなく、MSを十文字に切り裂いて&bold(){容易く四等分に解体する}なんて芸当も可能。
ビームライフル同様こちらも放送当時は設定が固まってなかったこともあり、水中であろうと何の問題もなく使用可能。
劇中では&bold(){&font(#ff0000){[[水中戦用のゴックやズゴックを水中で普通にぶった斬る>ガンダムデスサイズ/デスサイズヘル]]}}恐るべき出力((Iフィールドである程度は威力が固定されるが、後のガンダムシリーズ劇中のようにその熱量で刀身周辺で断続的に水蒸気爆発が起きて泡だらけになる。))を発揮し、対艦戦でもピンポイントで艦底側からエンジン部を貫いて&bold(){チベ級重巡洋艦を一撃で轟沈させる}威力を見せた。

左右一対二本装備されているので、[[二刀流>二刀流/双刀・双剣]]も可能だが、そのように使用された機会は少ない。
シールドの装備との兼ね合いで右手で使用するイメージが強いが、初のザクとの実戦では他の携行武装を持っていなかった事もあってか、左手で使用していたりする。
何気に柄も頑強に作られており、&bold(){&font(#ff0000){柄だけでグフの装甲くらいなら破壊できる。}}

・&font(#ff69b4,b){ビームジャベリン}
長い柄の先に三叉状のビーム刃を展開した武装で、ビームサーベルの設定を変更することで使用可能となる。
ビームサーベルのリミッターを解除することで&b(){サーベルの柄がグングンと伸び}[[槍]]に変形、ビームが球状に三叉のついた形状に変化する。
柄がビームではないために近接戦闘での取り回しが難しいが、ジャベリンの名の通り投擲することができ、投擲すれば&bold(){戦艦をブチ抜いて沈める高い貫通力}を持つ。
それでなくてもアムロはこれで&bold(){ガウの解体ショー}とかやってのけたりするなど、下記のハイパーバズーカよりも艦艇キラーとして劇中で活躍していた。
ガンダムハンマーと同じくこちらもスポンサーの要望で登場したが、ガンダムハンマーとは異なり劇場版では最初から影も形も無かった。


・&bold(){&color(Whitesmoke,black){ハイパーバズーカ}}
対艦用の実体弾火器である単砲身ロケットランチャー。装弾数5発(4発とも)。
ザク・バズーカと違い、片腕で使うことができる。
発射されるロケット弾は単純な破壊力はビームライフルに劣るものの、ロケット弾の爆発で広域を攻撃可能なので対艦戦や拠点戦に向いている。
環境を問わず運用が可能でありMS側のジェネレーター出力状況に囚われず発砲可能など利点あるが、遅い弾速や長い砲身により取り回しが悪さが難点。
&font(l){本編ではカット流用の関係で頻繁にビームライフルと入れ替わるのは内緒}
星一号作戦では機体後部にライフルとシールドをマウントしてハイパーバズーカ二挺を両手に持って出撃した事で有名。
口径や配色等の設定が安定していなかったが、近年では口径380mmで砲身が白でグリップ、弾倉部分がグレーに統一されている。
精密射撃用のサイトスコープが付いているが、劇中の作画からはよく省略されてしまい、立体化の際にも付いていなかったりする。

なお、「アムロは好んでハイパーバズーカを使用して活躍した」とよく言われることが多いが、実際は序盤でのみ。
空中戦でのドップ落としで活躍したものの、MS戦では長い砲身や遅い弾速がデメリットな部分が目立っているシーンが多い。
数少ないMSの撃破した際は至近距離から確実に当てるという手段をとっている。
その為かTV版の第14話「時間よ、とまれ」以降、この武装を携行して出撃する事は無くなっていった。
そして第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」でのダブルバズーカまで出番がなかったりする。


・&bold(){&color(#ffdc00,red){ガンダム・シールド}}
本体装甲と同じルナ・チタニウム製のバリスティック・シールド型の大型シールド。ハニカム構造を採用している。
基本的にはアタッチメントを介して左腕に固定されるが、手持ち保持用グリップも付いておりバックパック取り付け様コネクタも付いている。
三重ハニカム構造を採用して衝撃を拡散させる事に特化した構造になっており、ルナチタニウム製という事もあり、見た目以上に強固な装備になっている。
上部に細長いスリット状の銃眼があるので、機体の前にかざして身を守りながら射撃ができ、大型故に目眩まし目的で囮に使えるなど応用が利き易い。
想定外の仕様になるが、大気圏突入時にはこれを前に掲げることで大気熱を大幅に軽減できる。
陸戦型ガンダム等のシールドと違って本来打突兵器としての使用を想定されていない……のだが、劇中では&bold(){10t}にも及ぶ重量と頑強さを活かして時々&bold(){敵機に投げつけて敵機をぶち抜いて致命傷を与えたりしている。}
後にアムロの提案によってシールド同士を重ね合わせられるギミックが追加された。


・&bold(){頭部60mmバルカン砲(60mmカートレス3砲身短バルカン)}
こめかみ部分に左右一対計二門装備されている機関銃。後に連邦のMSにおける汎用共通固定武装となった。
主に対空・牽制用で威力は控えめだが、&bold(){直撃すればザクの装甲を穴空きチーズみたいなボロ屑に変え、連射が全弾当たればリック・ドムすら撃墜できる威力}は確保されているため、牽制用としては十分すぎるほどの火器。
劇中初めて使用された武装である。この時代ではドムぐらいの重装甲でない限り有効打になっていた。


**オプション装備
・&font(red,b){スーパーナパーム}
#center{&bold(){「スーパーナパームを使います」}}

大型のナパーム弾。
劇中では第2話でしか使用されていない上、MSの残骸の処分目的だった。武器として使ってないので正直武装と言えるかも微妙。
しかし他のガンダムにない武装という事で、差別化目的もあってかゲーム作品では割と採用されている。
何気に余ったRX計画の機体パーツ(ガンダムやガンキャノンの部品)を破壊できるくらいの威力というとんでもない火力がある。
ただし設置型の爆弾だったりライフルの銃身下部オプションだったりハンドグレネードだったり設定が安定しない。

・&bold(){ガンダムハンマー/ハイパーハンマー}
鎖付きの[[モーニングスター>フレイル/モーニングスター]]。&font(l){[[ドタマかち割りトゲボール>SDガンダムフルカラー劇場]]ではない}
鎖の長さが極端に長いのが特徴。ハイパーハンマーは棘がより鋭くなり、バーニアが内蔵されて推進力が強化されている。
質量による打撃は宇宙空間に於いて有効で、ビーム兵器の様に激しいエネルギー消費を必要としないなど利点も多い。
ただし勢いよくぶつければMSを確実に破壊できるが、有効射程があまり長くない上に扱いがハイパーバズーカよりさらに難しい。
ついでにガンダムハンマーでの劇中の戦果は、たったの''ザク一機''。

ハイパーハンマーに至っては初使用時に[[ゴッグ>ゴッグ/ハイゴッグ(MS)]]に容易く受け止められてそれっきりと非常に不遇。
因みに破壊されたザクのパイロットは『コム』という名前で、『機動戦士ガンダムさん』では盛大にネタにされた。ただ本編の腕は結構いい方。
こちらもジャベリン同様、アニメ制作時のスポンサーの要望で設定された武装であり、ほとんど使われていない。
劇場版では新規カットが作成されるなど途中まで登場予定だったが、最終的には出番が丸々カットされている((メタ的な理由としては、大質量武器のダメージ表現には機体や装甲を抉れや凹み表現などで変形させる必要が有るため、原画・動画に負担が掛かりよくない事も一因ではないかとも言われている。))。
ゲーム作品でもガンダムの特徴的な武装として採用される事も多く、威力だけなら最強格である事も多い。
実体兵器なのでガンダム以外でも使用可能だが、ガンダム以外が使っている場面は特に見受けられない。
大質量を振り回してそのまま武器にする、というものなので高いジェネレーター出力を持つ機体以外は有効に使えないと思われる。
『[[08小隊>機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』では、第06小隊の陸戦型ガンダムがこれを装備していた。

・&bold(){耐熱フィルム}
フロントアーマー中央の赤い部分に設けられたポケットから取り出す半透明のフィルム。ガンダムをすっぽり覆う程デカい。
これを身に纏うことで大気圏突入時の高熱から機体を保護し単独での大気圏突入が可能で、TV版ではこれ単体で機体をほぼ完全に守ってみせた。
一年戦争時は&font(#ff0000){&bold(){MSが単体で大気圏突入を行うことは不可能}}とされており、これもガンダムの性能の高さを示す一因となった。
しかしこの耐熱フィルムによる突入は確実性に欠け危険度が非常に高かったとされる。
そのため、後のグリプス戦役ではより安全性の高い大型のバリュートなどを用いるのが一般的となった。

・&bold(){冷却フィールド}
上記の耐熱フィルムに代わって劇場版での大気圏突入に使われた装備。
フィルムが収納されていたポケット部分から強烈な冷却ガスを放出し続け、それを前面に構えたシールドにぶつけ跳ね返ってきた冷気で機体を保護するという仕組み。
恐らく布状のフィルムだけでの突入に絵的な説得力が欠けていたために変更されたと思われる。
だが後の機体でも搭載している機体も無いため、こちらも安全性や利便性が不足していたのかもしれない。

一応グリプス戦役のバリュートは底部からバルーンに冷却ガスを吹き付けて機体全体を覆うことで大気圏突破するので、技術自体は昇華している様子。

・&bold(){集音マイク}
頭部(右耳ダクト周辺)から展開する黒いマイク。
[[アッザム>アッザム(MA)]]戦にて[[マ・クベ]]とキシリアの会話を盗聴する際に使用。
&bold(){後にも先にもこれっきりの使用}でアッザム戦が省略された劇場版にも登場していない。
ハンマーやジャベリン、耐熱フィルムのような後の作品への再登場もしていない。


**◎各種バリエーション
[[RX-78ガンダムのバリエーション]]を参照

◎カラーバリエーション
リアルタイプカラー
ロールアウトカラー
セブンイレブンオリジナルカラー
セブンイレブン制服カラー
ANAカラー
VISAカラー
2020年ドバイ国際博覧会 日本館PRアンバサダー

◆プラモ狂史郎スペシャル
PF-78-1 パーフェクトガンダム
PF-78-2 パーフェクトガンダムMk-Ⅱ
PF-78-3 パーフェクトガンダムMk-Ⅲ(レッドウォーリア)

◆ギレンの野望シリーズ
RX-78/C.A キャスバル専用ガンダム
RX-78 ガンダム([[ティターンズ]]仕様)
RX-78 ガンダム(ジオン仕様)
RX-78-2 ガンダム(フル装備)
RX-78-2 高機動型ガンダム

◆その他
RX-78Opt. ガンダムGダッシュ

*■[[ガンプラ]]
シリーズ最初のキット(1/144)として発売。
その後1/100、1/60、1/72メカニックモデル、BB戦士、1/144HG、MG、PG、FG、HGUC、SG、RG、メガサイズ、G30th、HG REVIVE、G40thと、節目節目で数多くのキットが作られ発売された。
バリエーションを含めると更に増える。

1/144HG(旧HG)は1/144という小サイズでありながら、なんとコア・ファイターの変形・合体機構を再現した。
現在は残念ながら金型の問題で生産は終了している。一般販売製品ではAGシリーズ全品((ゲイジングバトルベースのサービス終了に伴う措置))、HGガンダムダブルオーダイバー単品((ガンダムダブルオーダイバーエース発売に伴う措置))と共に生産終了となっている((その他は初期シリーズも含めて、金型そのものは維持されている。))。
この旧HGガンダムの最終生産版は「ラストショット」と呼ばれ、プレミア価格がついている。

実はHGUCNo.001はガンダムではなくガンキャノン。
これは当時は旧HGが発売中だったためと、十分な開発ノウハウを積んでからガンダムやザクIIを開発するという目論見があったため。
歴代ガンプラシリーズでも非常に珍しい。

HGの廃盤&旧HGUC発売の際に吉崎観音によって描かれた1ページ漫画では1/144ガンダムのキットにそれぞれあだ名が付けられている。
『肩の付け根先輩((初代コレクションシリーズのガンダム。肩の付け根の構造が今の目で見ても非常に独特な形状をしており、上手く組まないと腕が動かなくなる。))』『足がマジンガーの口((MSVプロトタイプガンダム。肩の付け根先輩から新造されており、アンクルアーマーがマジンガーZの口のような形状なのが特徴。))』『Gアーマーのオマケ((旧1/144Gアーマーの付属品。肩の付け根先輩や足がマジンガーの口とも別造形。))』『薄ライフル((ファーストグレード。本体の造形はいいがビームライフルが異様に薄い。))』『顔デカ((廃盤となったHG。歴代ガンダムの中でも特に顔の造形がデカい。))』『肩ゴツ((HGUC(現在で言う旧版)。歴代1/144でも特に肩幅が広い。))』
全部なんのことかわかったらあなたは立派な1/144ガンダムマニア。

立体化メカの大御所という事からかプラモスレなどでは「おっちゃん」の愛称で呼ばれ、それっぽいキャラ付けがされていることもある。

**◆1/1ガンプラ
原寸大で最初に作られるべき[[巨大人型ロボット>巨大人型ロボット(兵器)]]はこいつ、
という認識は日本人共通だったようで、2009年に&bold(){全高18mの立像}が作られた。

さすがに設定のセミ・モノコック構造の再現は無理だったようで、鉄骨の「骨」を外部装甲で包んだ構造([[ムーバブルフレーム>ガンダムMk-Ⅱ]]に近い)になっている。
外部装甲はFRP製で、その質感はまさに&bold(){「でっっかいガンプラ」}((実際にガンプラのパーツ分け技術が応用され、分解・普通のトラックに分散搭載・現地で組み立てが素早く行えるようになってたそうな。))。

ガンプラとして見た場合装甲のサイズ・バランスなどのデザインがそれまでのシリーズとはかなり違い、
可動範囲を現実的に見たためか関節のスキ間が大きく取られている(特に脇や、足の付け根)。
可動部から黒い内部構造がはっきりと見えるその造りは[[ストライクガンダム]]などに近づいていると言える。
サイズを活かし、メンテナンスドアや警告表示などがそれまでのガンプラとは違うレベルで全身にびっしり入っている。
後のMG3.0やRG(リアルグレード)シリーズのデザインはこれを取り入れたと考えられる。

1/1ガンダムが初登場したのは2009年、[[東京>東京都]]・お台場の潮風公園。圧倒的な存在感で多くの観光客を集めて大人気イベントとなった。
次は2010年夏の静岡ホビーフェアにて。静岡駅すぐの大地に立った(この時はビームサーベル装備)。
その後、2012年に再びお台場に登場。前回の場所から少し離れたダイバーシティ東京にて見られた。
特定の時刻になるとバックにムービーを流しながら首等を稼働することがあった。
2017年に全プロジェクトを終了して解体され、新たに1/1 [[ユニコーンガンダム]]が登場して後を継いだ。

そして2020年12月21日。&bold(){[[横浜市]]山下埠頭にて上半身が稼働((実は機体全身はドックに吊り下げ状態。あの巨体の重量をバランスコントロールする技術はいまだ未完成らしい。))する「動くRX-78-2」が公開され、ギネスブックにも登録された。}
お台場の仕事は若手に任せ、大御所は次の舞台に挑んでいるのだ…!

**◆CM
2011年7月にカップヌードルのCMの主演が、上記の「お台場ガンダム」。
内容は、

#center(){や~る~事~は〜♪}
#center(){わ~かって~る〜♪}
#center(){立〜ち〜上が〜る〜♪}
#center(){立〜ち〜上が〜る〜♪}

という歌詞に合わせてCGのガンダムが立ち上がるというもの。

#center(){&font(#ff0000){巨大なヤカン(MSサイズ)を持って。}}

手前シーンの姿勢は「手にしたヤカンからなにかにお湯を注いでいる」っぽい…
一体どんなサイズのカップヌードルを作る気ですかガンダムさん。BOIL JAPAN。

*■その他
・実は『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』において、ガンプラだった本機がケロロにより兵器化され実戦で使用された事によって、&br()公式な映像作品で初めて異星の存在と戦ったガンダムでもある。これは『[[劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-]]』より2年も早い。

・『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』あたりまでの設定では、「連邦が国家ぐるみで作った最強の兵器であり、後の時代でも通用する」みたいな解釈が取られていたためか、SDガンダムのゲームでは「[[ジェガン]]」と同じ数値にされる事もあった。&br()が、GMのバリエーションが増え、それらに高性能な設定が与えられ((ジム・スナイパーⅡ等。))始めると、段々と能力のスケールダウンが図られ、さらに劇中いいとこ無しだった[[ジムⅡ]]にも、「装甲の材質以外はRX-78より上」という設定が与えられたため、「[[一年戦争]]時に置いては超高性能機体」だが「後の時代の洗練された量産機に圧倒できるほどではない」という形になって行った。&br()とはいえ、マグネットコーティングを施したらアムロの神がかり的な操縦に対応できるようになり、化け物である[[ジオング>ジオング(MS)]]と対等に渡り合うなど、ポテンシャルの高さは確かである。

・アムロ役の[[古谷徹]]氏がNHKの『ディープピープル』に出演した際にお台場の実物大ガンダムについて触れ、「あの大きさを見ていれば違う演技ができたのではないか」と語っている。

・ガンダムの頭の角は白いが、準決定稿までは黄色かった。そのためそれを元にした当時の玩具やLPレコードの表紙などでは黄色い角のガンダムが書かれている。その後のガンダムタイプのほとんどが黄色い角を有しているため((白い角のみが生えているのは[[ガンダム開発計画]]の関連機体くらい))、ガンダムの角を黄色く塗ってしまうことが時々ある((佐藤元『爆笑戦士SDガンダム』やそれを原作にしたOVAなど。))((SDガンダムにおいて明確にガンダムをモチーフにしたキャラクターで角が白いのはガンドランダーと[[劉備ガンダム]]くらい))。THE ORIGIN版は角が黄色なのが外見上の大きな差異。


*■[[ゲーム]]

◇VS.シリーズ
元祖ガンダムだけあって連邦VS.ジオンから[[Extreme VS.>機動戦士ガンダム Extreme vs.]]まで、1stガンダム参戦作品では皆勤賞。
連邦VS.ジオン等初期シリーズでは高性能機として猛威を振るったが、
様々な作品から参戦する最近ではコスト・性能ともに抑えられ気味になっており、
原作のように前でガンガン活躍するというよりは、後衛を務めることが圧倒的に多い。
(VS.シリーズでは高コスト機を前衛、低コスト機を後衛とするのが基本)
最新作に至るまでゲームの基本を押さえた射撃・格闘と独自のワンチャン火力を備えた、初心者から玄人まで使える安定感のある機体である。
シリーズを通じて「&font(l){中盤以降のアムロの反応速度に付いていけないという描写を引きずったのか}機動力が低い((単純なブーストダッシュ速度はやや低いといった所だが、シリーズが進むにつれビーム・ライフル以外の武装で足を止める、硬直消しテクニックが無い、移動技が無いことなどが足枷になり、相対的な低機動化が進んできている))」、「後衛機なのに赤ロック距離が長くない」という弱点を抱えており、これをどうカバーするかがRX-78-2に乗る上でのポイントとなる。

「ガンダムvs.ガンダム NEXT」では射撃・格闘共に高性能かつ扱いやすいことからコスト2000帯では文句無しの最強機体だった。特にチャージ射撃の「ビームライフル【狙撃】」(通称:DQN砲)は[[ストライクフリーダムガンダム]]涙目の超弾速・高威力で、闇討ち武装として猛威をふるった。

EXVSシリーズではDQN砲の没収((「MAXI BOOST」で復活したが以前ほどの性能ではない))や、横格闘がかなり使い辛い「ガンダムハンマー」に変更されるなど大きく弱体化されてしまい、機動力の低さが災いして環境のインフレに早々に置いていかれてしまい、新武装が度々追加されたにもかかわらず長らく弱機体扱いに甘んじていた。
覚醒時のバーストアタックは前述の「ラストシューティング」。
ビームサーベルで真上に打ち上げてから撃ち抜くという攻撃であり、初段にSAがあったりコンボ時間の短さやダメージの高さからそこそこ実用性が高い。
何よりこれでトドメを刺せばとてもカッコいいロマン技である。
&font(l){一瞬にして頭部と左腕が消えたり即刻戻ったりするが気にしてはいけない}
因みに覚醒システムのない初代ガンガンやNEXTにもラストシューティング攻撃は存在したが、
・残り耐久値が&font(#ff0000){100以下}限定
・地走機体じゃないのに地上専用格闘派生でしか出せない
という地獄のような発動条件があった。

しかしEXVS2の途中大型アップデートでコマンドの大幅な見直しが行われ、「ハイパーバズーカの移動撃ち」などの有力な新武装が追加された。
…が結局のところ扱いにくい機動力に降りテクなし、環境機に多い強銃口補正or強誘導武装が無いといいとこ2000中堅止まりの性能であった。
ただ決して悪くない性能をしていたため、腕の立つプレイヤーが使えばそれなりの戦果は期待できる。


更に「Extreme VS. MAXI BOOST」では今までのガンダムに加えてガンダム(Gメカ)という機体が加えられた。
TV版限定((正確には、一瞬だけ映画にも登場する))ということもあり、此方は動きがTV版に近くなっており、更にGブルやGアーマーやガンダム・スカイなどに換装しながら攻撃する。
換装攻撃は命中率は高いが回避力を犠牲にするため、通常のガンダムに比べ荒らし・闇討ちに特化した攻撃的な機体に仕上がっている。

[[機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOST]]では、良くも悪くも凡庸の域を出ず、低コストとはいえ必須事項の多い武装を持たない本機は冷遇されていた。
……のだが、中間アップデートで射撃CSのビームライフル(狙撃)がかつてのDQN砲さながらの性能に強化。甘い着地は勿論、ハンマーなどでの追撃や機動性の低い機体の横ブースト程度なら撃ち落とせる悪魔的兵器と化してしまった。
この強化がかなり大きく、今までは各種武装を要所要所で最適化することで扱うことで勝利を掴んでいたが、N射撃CSを常に狙う機体となった。
高い闇討ち性能を誇るため、射程内では初代から安易に目を離すことができず、ロックを集める能力自体は高い。
また、たとえロックを向けていようと注意しなければ、射撃CSの回避は困難で戦場での存在感は随一。
しかし機動力の悪さや降りテクが皆無であることなど自衛力は決して高くなく、また悪魔的強力さを誇る射撃CSでも足を止めるという弱点がある。
結局高コストに狙わられてしまえば射撃CSも撃てないため、武装の強力さに反してガツガツ試合を動かしていくような機体ではない。
修正前と変わらず、あくまで堅実に立ち回り隙を見てDQN砲を撃ち込む闇討ちキャラとなった。


◇[[Gジェネレーションシリーズ>SDガンダムGジェネレーションシリーズ]]
初代だけあって後世やアナザーに比べると基本性能が低くアビリティも乏しい。
しかし武装が優秀でビーム・実弾・格闘と各属性の武器で一定以上の威力と射程を確保している。
序盤では[[グフ]]や[[ギャン>ギャン(MS)]]より使いやすい格闘機として重宝し、後の時代でも敵の防御アビリティに柔軟に対処できる。
そして何より新型の開発ベースとして重宝するため、繰り返しお世話になるだろう。
新データで始めると大体は最初からガンダムを作ることはできないので、まずはコイツを開発・量産できるようにするのが一つの目標となる。
[[ドラクエ>ドラゴンクエストシリーズ]]でいうはがねのつるぎといったところ。


◇[[戦場の絆>機動戦士ガンダム 戦場の絆]]
コスト280の機体。
REV.1では近距離戦型・REV.2では射撃型・REV.3以降では格闘型とバージョンアップ毎にカテゴリーが変わっている。
実はこのゲームにおいてのガンダムはそれ程性能が良くなく、不遇だった過去を持つ。

ただし装備の一つ「最終決戦仕様」は本機だけの装備であり、原作と同じようにバズーカを二丁持ち、打ち切ったらビームライフルに装備が変わる。
バズーカを持ってる間は射撃型並の射程を持つ事が出来る。

REV.4以降ではコスト250に下げられ、メイン武装は硬直なし&威力低めのビーム・ライフルA、硬直が大きいが密着時の威力が高いビーム・ライフルB
サブ武装はダウン値の高い頭部バルカン砲、投擲武器のビーム・ジャベリンを持っており、アレックスと違ってまとまったダメージを与える立ち回りが効きやすい。


◇機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
400コスト汎用機。地上宇宙共に出撃できるが適正はない。
ステータスは防御面では気持ち高めだが、適正のなさが災いし足回りが気持ち低め。
選択可能な主兵装が射撃3つ格闘2つと比較的多いのだが、戦場に持ち込めるのはそれぞれ1種類ずつなので組み合わせ等をよく考える必要がある
悪目立ちしがちなのはハイパー・ハンマー持ち。カウンター無効かつ高威力で強よろけ付与なのは良いが、独特のモーションがクソ長く隙だらけな上にFF量産のハイリスク・ハイリターン。
独自モーションなので練習不十分なまま持ち込んでは味方に迷惑をかけるケースが跡を絶たない。
本来は扱いやすい連邦サーベルモーションを強判定で振れるというだけでも強みなのだが、やはりより強烈な個性を求めてしまうということなのか。
なお味方がいない新ルール・ブロールマッチでは高威力広範囲の鉄球を振り回す本機はまさに白い悪魔。
かつては同コスト筆頭という立場にありながら時代の流れには逆らえず、一時は足回り中心に不満の多い機体だった。
しかし主役機故に運営も多少気にかけているのかバランス調整と言う名の性能底上げの頻度が高く、置いていかれては追いつくを繰り返す傾向にある。


◇ガンダム外伝シリーズ
ホワイトベース隊とは別の部隊と量産型MSにスポットを当てた作品群なので基本的に影が薄い。
ジャブローで遭遇するとか、オマケ要素として使用できるようになるとか、その程度である。
一切出てこない時すらある。
しかしそれでは広告的にも押し出しにくいのか、代わりに[[陸戦型ガンダム>陸戦型ガンダム/ガンダムEz-8]]や[[2号機以外のガンダム>RX-78ガンダムのバリエーション]]が主役級になっていることが多い。
ジオン視点のストーリーでは、往々にして&bold(){凶悪な敵キャラクター}として登場し、キャラクターからもプレイヤーからも恐怖の対象とされる。
連邦視点のゲームでも、シミュレーションデータのガンダムと戦える事があり、隠しボス敵な存在で登場し、別のゲームになるほどの強敵である。
ユウ&レイヤー「なんだこれ…」


◇[[スーパーロボット大戦シリーズ]]
旧スパロボではアムロが初加入時の搭乗機として登場する。
既に[[F91>ガンダムF91]]等が正式配備されている設定なので武装が豊富なだけのヘボ機体というのが基本。
''乗り換えが出来るならネモやジェガンに乗っていたほうがマシ''と言うレベルである。
[[νガンダム]]や他のMS乗り換えまでの繋ぎ位にしかならない。

ただし[[スパロボA>スーパーロボット大戦A]]辺りから立ち位置が代わってきており、
Gアーマーやフルアーマーと運用できるようになったり、改造段階やパーツスロットが高く伸び代が大きいと言う''使い込めば強い''と言う燻し銀的な強みがある機体になっている。
一年戦争が舞台のゲームでは、ゲーム終了まで1軍で戦い抜ける性能にされている事も。

また[[α>スーパーロボット大戦α]]やスクランブルコマンダー、[[30>スーパーロボット大戦30]]のようにデータ取り用のレストア機やレプリカという設定で登場することもある。

珍しい例では[[スパロボOE>スーパーロボット大戦Operation Extend]]でケロロ軍曹がガンプラをリアル化させた「リアルPGガンダム」なんて物も。
また、そのOEでは(ラストシューティングの武装演出上のみだが)スパロボでは初めてダブルバズーカが再現された。

◇[[ギレンの野望シリーズ>ギレンの野望(シリーズ)]]
地球連邦軍第1部においては最強クラスの性能で、第2部でも序盤までなら主力となりうる強力な機体。
序盤で作れるのに、ジオンが終盤作れるようになる「ゲルググ」より一回り強く、しかも耐久度が高くてタフ。
一部の作品ではあまりの高性能っぷりに生産制限が掛かってたが、「ジオンの系譜」等ではなんと量産できる。
「ガンダムが量産されれば戦争は終わるよ」

ただし作れるのには条件があり、当然ながらV作戦を実行し、関連機体を全部開発する必要があり、
その間は戦車や戦闘機で凌ぐ必要がある。しかも優秀な艦長であるパオロを犠牲にしなければならない。
もっとも作れるようになったがジオンの最後、連邦軍の白い悪魔の逆襲((RX-78より前に作れるプロトガンダムやガンキャノンを量産するユーザーも多いだろうが))を受ける事になる。
さらにアクシズの脅威V等では開発ターンが縮んでいる、ジオン涙目((但し、地味に性能が下げられている事とジオン側にバランスブレイカーな機体があるのでトントンとも言える。))。
とは言え初代から上を行く高性能機が登場しているのでこれ1機だけで勝てるほど甘くないのだが。

もし撃墜された場合もコアファイターが作動、パイロットの生存性も高めてくれる。
しかし、余りにも便利すぎたのか近年ではさすがに修正された。%%よく考えたらかならず作動する脱出装置ってのもおかしい%%

一応、余談にも書かれている通りコストとかかる時間が膨大な為に開発完了=即大量生産=戦線投入が行いにくくなっており、何故ガンダムが大量生産されなかったのかが納得出来る設定となっている。


◇[[GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH]]
詳細は記事を見てもらうとして…描写を見るに史上最弱なんてレベルではなく、ガンタンク(の装甲)やザクよりも明らかに性能が劣ってしまっている作品。
あとアムロの凄さが分かる…そんな%%クソゲー%%ゲーム。


◇SDガンダム スカッドハンマーズ
理論的に言ってガンダム最強の武器であるガンダムハンマーにスポットを当てたゲーム。
本作のガンダムはテム・レイの暴走によりビームサーベルやビームライフルを持っておらず、理論的に言って&bold(){武器はハンマーのみ。}
しかしガンダムハンマーとハイパーハンマーの他にも&bold(){ドリルハンマー}、&bold(){マグネハンマー}など[[ビックリドッキリ>ヤッターマン]]なバリエーションの数々が登場し、
&s(){被験者}パイロットのアムロの操縦でジオン軍を次々と粉砕していく。

◇GUNDAM EVOLUTION
FPSチームバトルゲームにも当然ながら参戦。
構え撃ち可能な安定性のあるビームライフルと、振り回して鉄球部分だけ分離・射出するガンダムハンマー、ジムやサザビーとは異なりコマンド使用で構えるシールドを持つ。
主力となるのはガンダムハンマーで、ヒットこそ難しいが当たればスタン効果とノックバック付きで追撃が容易に狙える。
Gマニューバはスーパーナパーム投擲&炎上。前方にスーパーナパームを投擲し誘爆させるもので、一定範囲内にいる敵機に炎上ダメージを食らわせる。拠点制圧や狭所での制圧力は全機体中随一で障害物を無視した攻撃は強力だが、一応投擲⇒炎上までにナパーム本体にヒット判定があるので敵機の攻撃で消される可能性はある点に注意。
ユニットスキンにはG3ガンダムや他兄弟機と思しきものが揃っている。



*■余談

「RX-78」という型式番号は、当時大河原邦夫氏の愛車でもあったマツダのRX-7が元ネタ。

よく、このガンダムとGMの関係を見て「量産機が試作機より弱いなんてリアルじゃない」((試作機にあった機能を量産型ではオミットせざるを得なかったりと、リアル兵器でも「量産機が試作機に劣る」というケースはないわけではない))等と言われることもあるが、この声に応えるかのように下記のような設定や演出がある。
ガンダムは上記にもあるように、元々は「データ収集用の実験機」((ギレンの野望等ではその側面が大きく描写されている))である。
当時の連邦の持てる力の全てを注ぎ込んで&bold(){「いいか、ザクは目標ではない。MSという兵器の、&color(#ff0000){限界を突き詰めろ}、全力でだ」}ということでV作戦が始まり、
鹵獲したザクを研究し、「予算・資源・人員」を&bold(){一切気にせず}じゃぶじゃぶ使い、高性能なパーツ((この選別に漏れたパーツが山盛りあり、V作戦とは別ラインで陸ガンやジムが作られるという後付設定が生まれ、そこから派生機や設定も多数生まれた。))を厳選して作り上げた結果、
・&bold(){シャアがびびるぐらいオーバーキルなビームライフル}
・&bold(){戦艦に穴をあける大口径のザクマシンガンを受け付けない装甲}
・&bold(){なんのオプションもなしに大気圏突入可能}
・&bold(){合体分離による形態変化}
・&bold(){多彩な手持ち武装}
・&bold(){短時間ならバーニアで空飛びながら戦える}
等、&bold(){&color(#ff0000){ザクの常識と領域を完全にぶっちぎった(一部おもちゃ会社の思惑も混じる)贅沢仕様の超兵器}}が完成したのである。

欠陥も見当たらないので、じゃあこれをそのまま量産すればいいじゃないか、という事になるのだが
「劣勢に追いやられてる軍隊が、急いで敵に勝てる兵器を量産しなくてはいけない」という当時の連邦の勢力事情と、ガンダムをそのまま作ると、&bold(){コストと時間が多大にかかり((諸説は色々あるが、ガンダム1機=GM20機分とも。))、とても星一号作戦どころでは無い。}
しかも一部機構はどう考えても使わない。「分離合体機構」はGファイターを含めてうまく機能したとはいえない((アニメでは頻繁にGパーツとガンダムをバラして合体していたが、上手い運用などできず、強敵が出るとすぐガンダムに戻っていた。劇場版ではGメカが登場しなかったが、支障はまったくなかった。))し、「大気圏突入用装備」なんて常備するものではない。
コアファイター機構にしたって、大勢の一般兵が乗り組む兵器に標準装備するものではない。無慈悲な考えだが、大半が未帰還になったとて、一部の生き残りからデータは採れるのだ。

そして想定外にも前線で戦う事になったガンダムから得られたデータの分析を元に、合体変形・大気圏突入機能、コスト増大の要因であるコアブロックシステム等の無駄・過剰を削ぎ落とし((ただし、コアブロックシステムは完全にはなくなっておらず、ジムには簡易型のカートリッジブロックを搭載させ、簡単な改修で搭載できるような設計になっている。))、
かつジオンのMSと渡り合える性能と生産性の確保の末出来上がったのがジムである。

アニメ作中のやられっぷりから雑魚扱いされる事が多いジムだが、近年の設定では、
-装甲材を減らした分運動性が向上
-センサー良好
-ザクぐらいならあっさり撃墜できる火力を持つスプレーガン
-ガンダムと同じ盾
-操縦性良好
…とザクどころか[[ドム>ドム(MS)]]とも渡り合える良好な機体となっている。
もっとも、後付の後付で粗悪品なジムもいる事になったが、赤いボディに(凸)顔してたらガンダムの血筋だと思って良い。


そんなわけで、現在のガンダムとジムの関係は「高性能な試作機を量産したら弱体化した」ではなく、
「夢のような実験機の過剰すぎる機能を削ったら量産に適い得る現実的な兵器になった」というものになっている。


追記・修正は大地に立ってからお願いします。

#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,16)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#lsd()
#comment_num2(num=30)
}

復元してよろしいですか?