めぞん一刻

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&font(#6495ED){登録日}:2011/02/02(水) 01:37:23
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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「めぞん一刻」は高橋留美子原作の漫画。ジャンルはラブコメ。
高橋留美子の代表作の一つとされている。
全15巻。

ビックコミックスピリッツ(当時は月刊)の創刊号から連載され、連載終了までスピリッツの看板漫画だった。
また&font(#ff0000){同時期}に作者は週刊少年サンデーにて[[うる星やつら]]も連載しており、こちらもサンデーの看板漫画だった。

以降のラブコメに大きな影響を与えたとされ、今でもたまにオマージュされたものを見かけるほど。

アニメはスタディオディーン制作で、フジテレビで約2年にわたり放送された。
[[らんま>らんま1/2]]のような作画の乱れも無く、安心して見られる。
主題歌もOPでは斉藤由貴・安全地帯・松尾清憲・村下孝蔵が、EDでは来生たかお・森英治(作詞家・森雪之丞実弟)率いるピカソが務めている。
特に終盤の方は故・村下孝蔵氏の歌うOPの「陽だまり」や三鷹の退場、五代のプロポーズシーンやお墓など見所満載。

実は二度程実写化もされたが、あれは……まあ……うん……。


〇あらすじ

■時計坂にあるオンボロな下宿屋にしてアパートである一刻館。

そこに住んでいた浪人生の五代裕作は住人の酷さに引越そうとしていたが、新たな管理人として来た音無響子に一目惚れ。
引越しをやめるも、響子は未亡人で、未だに亡くなった夫を愛しており、また、からかい好きな一刻館の住人にその恋心を知られてしまう。

前途多難な裕作の恋は、果たして実るのか……。
 

〇主な登場人物

■音無響子
CV:[[島本須美]]
二次元世界を代表する未亡人キャラ兼管理人キャラ。
通称管理人さん。
とはいえ、所謂『未亡人』の色っぽいイメージとは違い、真面目で優しい清楚なヒロイン。
一方でヤキモチ焼きで早とちりしやすく嫉妬深い一面もあり、
裕作に惹かれるようになってからは自身の彼への好意に無自覚なまま、嫉妬心を剥き出しにするようになった。
また、裕作ほどではないが、響子も妄想癖を持つ。
とはいえ、相思相愛だったことは確かで、ついには裕作と一晩を共にして結ばれ、そして再婚した。
最終回では裕作との間に長女・春香をもうけ、一刻館に帰ってきた。

■五代裕作
CV:二又一成
5号室住人。優柔不断で苦労性の浪人生。のち大学生→保育士。
幼少時は両親が定食店を切り盛りする関係で、祖母・ゆかりに育てられていた。
お人よしな性格でよく住人にいじられており、四谷曰く「一刻館の玩具」。
手先が器用で、人形製作などの細かい作業が得意。[[どこかの仮面ライダー>仮面ライダークウガ/五代雄介]]とは無関係。
序盤は響子の鈍感さに悩んでいたが、中盤からは突如来たモテ期と響子の無自覚な嫉妬に悩まされることになる。
妄想癖があり、響子とのイチャイチャを妄想しては何かに頭をぶつけるor声をかけられ我に返るパターンはお約束。
中盤&font(#ff0000){まで}[[童貞]]。
そして、響子と結ばれたあと結婚。最終回では響子との間に長女・春香をもうけて一刻館に戻る。

■惣一郎
CV:[[千葉繁>千葉繁(声優)]]
白くてジジむさい犬。
 
■一ノ瀬夫婦(一ノ瀬花枝)
CV:青木和代 
1号室住人。大酒飲みのトラブルメーカーなおばちゃん。
もっとも、一刻館の年長者ゆえに響子や五代に対して助言をする一面もある。
夫の一ノ瀬氏は中盤からの登場だが、夫婦仲は良好。しかし影が薄い…。

■一ノ瀬賢太郎
CV:坂本千夏
一ノ瀬夫婦の息子。小学生だが一刻館一の常識人。響子の姪の郁子に思いを寄せている。
中盤からは登場が少なくなるが、最終回では久々の登場で高校生になっていた。母・花枝譲りの背の低さがコンプレックスになっている。

■二階堂望
CV:堀川亮
2号室住人。中盤からの登場だが漫画版ではほぼ空気であり、アニメ版に至っては出番が……。
声優は劇場版のもの。
過干渉な母親に悩まされているせいか、未成年時よりタバコをふかしている。

■三鷹瞬
CV:[[神谷明]]
3号室住人…ではないテニスのコーチ。
実家が金持ちで、本人も一流大学出身かつテニスの腕も全国レベル。
さらに歯がキラリと光る爽やかなイケメンという超勝ち組……なのだが犬が苦手。
いわゆるライバルキャラ。響子に惚れてはいたが、ある一件で、お嬢様の九条明日菜と交際、その後結婚することになり、響子からは身を引いた。
明日菜との間に双子の女児をもうけ、さらには三人目ももうけている。

■四谷
CV:千葉繁
4号室住人。本名、年齢、職業すべてが不明な人だが、祖父・叔父から続く一刻館の住人。
趣味は覗き。

■六本木朱美
CV:三田ゆう子 
6号室住人。スナック茶々丸で働く独身女性。
大体すけすけなネグリジェを着ている。
多く五代に絡むが、響子と五代の大喧嘩のあとの仲裁や苦言も行う一面も。
 
■七尾こずえ
CV:冨永み~な 
天然でマイペースな女子大生(のち銀行勤務)。
五代のGFだが何年経っても清い関係。CDドラマ「PARTY ALBUM」では響子ともわりと仲良好で、カラオケではOP「サニーシャイニーモーニング」を歌っている。

■八神いぶき
CV:渕崎ゆり子 
教育実習に来た五代に惚れてしまう女子高生。
恋愛に積極的なキャラとして描かれたが、今の時代から見るとかなり真面目な娘。
「完結編」では結婚前夜の五代と響子の元に乗り込んだ姿が描かれ、響子とサシ飲みもしている。

■九条明日菜
CV:鶴ひろみ 
三鷹のお見合い相手のお嬢様。犬を多く飼っている。
病弱だったが結婚後は沢山の子宝にめぐまれていた。
吹き出しが小さい。

■音無惣一郎
CV:田中秀幸 
響子さんの亡き御亭主。五代にとっては最強のライバル。
最後まで顔は判らないまま……。
五代曰く「やさしそうな人」。



〇余談
舞台となっている時計坂のモデルは西武池袋線の東久留米駅北口の一帯といわれるが、これは作者の高橋留美子先生が上京後に居を構えたのが東久留米であったことから。その後先生は練馬区に転居しており、駅舎こそ東久留米駅のままだが、町並みは詳しく描かれなくなった。
2009年8月1日には、同年度末をもって取り壊されることが決まった同駅北口駅舎の駅名板を「時計坂駅」に変更するイベントが行われた。現在その跡は商業施設「Emio東久留米」となっている。

また最初はラブコメにするつもりは無く、
アパートで起こる人間模様を書いていこうと思っていたらしい。

アニメ版は後に業界を席巻する[[林原めぐみ]]のデビュー作でもある。また、原作では描かれた性行為シーンも、アニメ版では基本カットとなっているが、最終クールエンディング(「ビギン・ザ・ナイト」)の響子の絵はベッドシーンの姿を匂わせるものとされている。
 



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- 僕はこずえ派です(半ギレ)  -- 名無しさん  (2013-12-12 16:46:57)
- 俺は八神派  -- 名無しさん  (2014-01-17 20:46:02)
- 私は響子派!  -- 名無しさん  (2014-07-23 23:06:34)
- 生来の優しさ故に世渡りが下手な青年と今は亡き夫への想いを裁ち切れない女性の恋模様をうまく表現した作品。この作品がなかったら主人公より年上のヒロイン像は出来てなかっただろう。  -- 名無しさん  (2014-11-16 20:24:12)
- ↑でも正直、主題としての「昔の男との戦い」って話のパイオニアにして既に完成系だから、後に続く作品は大概がこれの二番煎じ臭くなってしまった  -- 名無しさん  (2014-11-16 20:50:39)
- 五代くんと三鷹さんだったら三鷹さんだよ。でもそもそも響子さん的には惣一郎さんか五代くんか、しかなかったのがちょっと残酷。  -- 名無しさん  (2015-02-23 23:04:26)
- 分かってないな。この作品はエンディングが全てだろ!「シ・ネ・マ」など神曲、神シーンばかりだと思わんのか? 最近のアニメが忘れてしまったものが全てつまっているだろう?  -- 名無しさん  (2015-02-23 23:42:59)
- アニメだと響子さんのキャラが大和撫子になった  -- 名無しさん  (2015-06-02 15:59:16)
- 一ノ瀬さんとか酒酔い辺りを除けば、面倒見の良いおばさんって感じだ。  -- 名無しさん  (2016-01-13 20:44:58)
- いろんな意味でアニメ・コミック業界の歴史を作った一作。  -- 名無しさん  (2016-01-13 20:51:04)
- 終盤はとにかく名台詞・名場面のオンパレード。これほど見事にストーリーを締めた作品もそうはない。  -- 名無しさん  (2016-10-13 08:23:28)
- この漫画よりも良い終わりを描いたものを見たことがないな。アニメの94〜96話は何度見て何度感涙したかわからんほどだわ。  -- 名無しさん  (2016-10-13 08:51:57)
- パチンコ最新作で結婚した後の後日談が描かれたけど、最後まで見て泣きそうになった。「私より長生きして」っていう管理人さんとの約束を五代はちゃんと守ったんだな。娘が成長していくシーンの後に年老いた五代が、管理人さんの写真を見てるシーンは泣く。  -- 名無しさん  (2017-10-15 21:37:47)
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