∀ガンダム(MS)

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∀ガンダム(MS)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2009/06/22 Mon 22:39:02
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 24 分で読めます

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#center(){&font(#0000ff){地球は戦争をする所じゃないでしょう!?}}



*ターンエーガンダム
&ruby(ターンエー){∀}ガンダムとは、アニメ『[[∀ガンダム>∀ガンダム(アニメ)]]』の主人公機。
機体名にある&bold(){「∀」}とは[[数学論理学>数学]]の&bold(){全称記号}のことであり、そこから&bold(){「全てを内包する」}という意味で、このコードネームが名付けられた((ちなみにこの記号そのものには読み方はなく、「ターンエー」という読み方は番組オリジナルである。))。


型式番号
System∀-99(WD-M01)
全高 20.0m
重量 28.6t 
出力(推定) 27.000kw(±5000)
装甲材質 FE型
動力源 DHGCP(&font(#ff0000){縮退炉}二基)

搭乗者
[[ロラン・セアック]]
ソシエ・ハイム
ジョゼフ・ヨット
メリーベル・ガジェット
テテス・ハレ

*概要
地球に少なく見積もっても&b(){数千年単位}で眠っていた正体不明のMSであり、ビシニティで行われていた成人の儀式である宵越しの祭の最中に、月よりやって来たムーンレィスの[[攻撃>ウォドム]]に反応して“ホワイトドール”像の中から起動。
以降は、主に起動の際に近くにいた成人の儀式の参加者であり、実はムーンレィスであることから機械に明るい少年である&font(l){ローラ・ローラ}ロラン・セアックに運用されて、地球側のMSとして、ムーンレィスに対抗していくことになった。
数千年単位で放ったらかしにされていた為に、色々と機能が発揮出来なくなったりこそしていたものの、機体自体は生まれたばかりのようにピカピカ、性能もどうやらムーンレィスの運用するMSより高そう……等、牧歌的な番組初期の雰囲気の裏側で主役機にも関わらず異質さを感じさせる描写が丹念にされており、その辺の秘密は後述のように徐々に明かされていった。

正式名称は&ruby(ターンエー){“∀”}と思われるが、後述のように“∀”とは、このMSの本来の運用目的である&b(){System∀}の一部という意味かも知れず、その辺は実は曖昧である。
尤も、番組を離れて他のシリーズの“ガンダム”と並べた場合には“∀ガンダム”が正式名称であるし、そう呼ばれることに問題もない。&font(l){というか他のシリーズでも番組内での正式名称が“ガンダム”じゃない“ガンダム”は珍しくないし。}

メタ的にも過去の『ガンダム』達とは異質な見た目をしていることから、[[姫様>ディアナ・ソレル]]直々に「ガンダムにお髭はありますか?ありません!」等と言われているが、概ねの見た目が似ていることから、対するムーンレィス側からも「宇宙移民をイジめぬいた白いMS」に似ているとして“ガンダム”と認識されるようになっていき、[[軍曹>コレン・ナンダー]]からは明確に“ガンダム”として憎悪を向けられていた。

一方、本編開始前には北アメリアのイングレッサ領ビシニティ北部のマウンテンサイクルにあるホワイトドールと呼ばれる、自然に出来た(と思われていた)人型に似た大岩を彫って象られた巨大な石像の中で眠っていたことから、ムーンレィス側の苦労や歴史を知らない当の地球側では“ターンエー”の呼び名が明らかになる以前には“ホワイトドール”または顔の見た目から“白ヒゲ”と呼ばれていた。
特に“白ヒゲ”は見た目からの連想もあり、このMSを“ガンダム”かも知れないと思ったムーンレィスも基本的には“白ヒゲ”と呼んでいた。

尚、彫像としてのホワイトドールとは、∀本体から零れ落ちると共に積もりに積もったナノマシンのカス((つまり、常に新しいボディを生み出し続けており役目を終えたナノマシンは垢の如く零れ落ちる。シナリオでも∀の出現を生まれたてのようだと説明されている。))が∀を覆った姿であった。
そこで、現地の人々がヒゲを生やした人型っぽい岩に顔とか彫って祀ってたら&bold(){本当にヒゲを生やした機械人形が出て来てビックリ!}というのが∀の物語の始まりとなったというわけである。
捕捉すれば、設定資料や劇中でさらりとした会話等も併せて考えると、元々役目を終えた∀が眠った場所であったビシニティには∀に関する何かしらの秘密が伝わっており、それを神話や信仰という形で後代に残したのだと考えられる。
他ならぬ∀のパイロットをモチーフにしたと思われる“印”がホワイトドール像の前で行われる成人の儀式の“聖痕”として使われていることからも、それが想像出来る。&font(l){信仰とすることで∀本体から目を背けさせるという目的もあったのかもしれない。}

その“白ヒゲ”の正体とは、かつて『月光蝶システム』を使い、地球の文明を滅ぼしたとされる禁忌のMSである。
[[禿御大>富野由悠季]]の示したコンセプトは&bold(){[[ガンダム版イデオン>伝説巨神イデオン]]}だったり。&font(l){やべぇ。}

頭部は、従来の“ガンダム”の様にお馴染みのブレードアンテナが額に付いたデザイン……ではなく、口元を覆うチークガード付きのヘルメットのような形状をしている。
このチークガードが位置的に&bold(){髭にしか見えない}ことから番組内でも通称は&bold(){“白ヒゲ”}である。
因みに、後に制作されたスタッフも共通する『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』の主役メカ[[G-セルフ]]の“前方に突き出た”アンテナブレードは、デザイナーの安田氏曰く“ヒゲ”への変化の途中というイメージらしい。
番組内でも皮肉を込めたかのように“白ヒゲ”呼ばわりされている甲斐もあってか、ファンからもアンチからも“ヒゲ”で通じ、その特異な見た目は否定的に語られることが多いものの、
&bold(){アニメやゲームで動く姿を見て見方が変わる}人間が出る程に動きやデザインが考えられているロボットでもある。
棒立ちの状態でもよく見ると頭が小さく脚が長い等、実はグッドプロポーション。&font(l){さすがにちんコクピットはどうかと思うが。}
アニメでは目にハイライトが入れられる等、ヒゲ呼ばわりされる反面、色々と可愛く描かれている。

デザインは『[[ブレードランナー>ブレードランナー(映画)]]』の映画美術でも知られる工業デザイナーのシド・ミードが“リアリティー”というか“リアル”さを目指して&bold(){スタッフにやんわりとダメ出しされつつ}試行錯誤して出来上がったものだが、
後に『もっとアニメっぽくすればよかった(意訳)』と発言してたり。
本人も従来の位置にアンテナを付けたくないという理由でデザインしたのが元だったので後で悩んだそうだが、親交のある村上克司に相談した所“ヒゲのある”[[ゴッドシグマ>宇宙大帝ゴッドシグマ]]を見せられて安心してそのままにしたとのこと。
尚、これでも譲歩したそうで一番最初にデザインした時はリアルな人型兵器の記号過ぎてスモーガンダムと呼ばれる代物だった。
流石にガンダムに見えないということで∀が描かれたが、没デザインを元に[[スモー>スモー(∀ガンダム)]]が誕生している。

発注した禿御大も『&font(l){カッコ悪いのは解っているが}今の自分にはこれ以上のデザインが手に入れられない』と番組開始前に言ってたりする。((そうした経緯があるからか思い入れもあるガンダムらしい。))
ロラン役の朴璐美にも、わざわざ「このデザインは人気が無い」と説明した程だったそうだが、現在では朴も∀のデザインはダサイものだと理解しつつも、本作の世界観には合った特別な物として理解するに至っている。((正確には女性なのでカッコいいロボット、カッコ悪いロボットと言われてもピンと来ていなかったとか))

尚、ミードさんが本作に関わるデザインで一番のお気に入りとなったのは、上記の“リアル”さに“アニメの“ケレン味”を加えることに成功した[[ターンX]]なのだとか。((とはいえ左右非対称のデザインはセル画で描くのは非常に手間がかかるので登場自体は終盤の数話しかないのだが。))


∀の製造過程については謎が多いが、一説によると太陽系外部からの侵略者にそなえ作られたという。
ちなみに、この太陽系外の敵とは&bold(){外宇宙に出ていったニュータイプの子孫達}のことであり、彼らが作ったと思われるMSが地球圏に漂流し、その余りにも余りの超高性能ぶりに怯えた地球圏の人々が、
&bold(){彼らが攻めてくると思い込んで}その機体を解析してコピーしたのが∀……ということらしい。((そして、その流れ着いた機体こそがターンXであると、この説ではされている。))
建造時期は宇宙世紀に換算すると7800年頃らしい。

設計・運営思想は【究極的な単機による作戦行動】
より正確に言えば、&b(){地球全域をカバーする戦術システム}である&b(){System∀構想の運用実行機}であり、本来の型式番号はそれを示したもの。
単体、或いは多く見積もったとしても師団程度までで完結する従来の“兵器”の運用思想を越えた理論による運用を意図して完成されている。

それゆえ一般的な兵器には当然のように見られる機能の特化や、&bold(){制御不能になることや甚大な破壊}を危惧して&bold(){かけられるべき開発上の制約}を捨て去り、
全てに対し&font(#ff0000){オールマイティー}か、&font(#ff0000){それ以上の性能}を誇っている。

ただし、作中で発揮した能力はメインスタッフで番組内でのメカニックの設定とデザインのリファインを担当していた重田氏曰く、メンテ不足と経年劣化により満足に動けなかった序盤は勿論、番組終盤でギンガナム艦隊による整備を受けて驚異的な性能を発揮していた状態でも、実は&b(){「5%程度」だった}とのこと。……つまり、&bold(){月光蝶を発現させた状態でも}1割以下の性能だったということになる。&font(l){そこから逆算するとムーンレィスの使用していた兵器すら僅か数%の性能しか発揮していないヒゲ以下ということに。}
……尤も、重田氏曰く&b(){「黒歴史時代でも本来の2割程度」}の性能しか発揮していなかったとのことなので、前述の設計、運用思想から鑑みても&b(){予測値が高過ぎて100%の力を発揮出来ない機械}ということなのかもしれない。

しかも、劇中で見せているのはSystem∀を除いたMS単体としての姿でしかなく、本来は地球各地に存在するDOC(デバイスオペレーションコントロール)ベースとの連動により、∀の胸部空洞に戦況に応じた武装の転送を行う事が出来たとされている。
劇中でも∀の武器が至るところで発見されているのがその名残で、嘗てはここから瞬時に地球各地から空間転送による武器の補充が可能であったと予測されている。
後述の通り∀本体も本来は空間転位(ワープ)が可能であることから、System∀とは空間転位を利用して本体が必要な地域に移動しつつ、戦術に応じた兵器をDOCがバックアップするというシステムであったと考えて間違いないだろう。

主役ガンダムとしては見た目と設定の時点で一際異彩を放つ機体ではあるが、少なくともアニメ本編での姿に関しては、ファースト・ガンダムからの伝統であるビームライフル、ビームサーベル、シールドの三種の装備は健在。
一方で、再起動当初の装備の不足と、その頑強な構造から、不必要な破壊はしたくないというロランの意志もあり徒手格闘での戦闘を行う機会も少なくなかった。
特に使われることが多かったビームサーベルも同じ理由で、ピンポイント攻撃から防御までと多彩な使い方をしていた。

地球、ムーンレィス双方にかつて文明を滅ぼした禁忌のMSとして地球や月の一部で語り継がれており、特に黒歴史が封印されている冬の宮殿を預かるアグリッパと手の者や、同じく情報を開示されたギンガナムからは警戒されていた。((因みに、ムーンレィス側には『∀』という正式名で伝わっていたようだが、劇中での反応からも、どのような姿なのかまでは伝わっていなかった。一方、現場レベルでは『∀』の正体を知らずとも、寧ろ宇宙移民をイジメぬいた白いMS=ガンダムに似てるとして戦かれていた。))
そんな『悪魔』とまでかつて呼ばれた∀ガンダムだが、本編ではメインパイロットであったロランの非好戦的かつ庶民的な性格から、
戦闘以外にも駆り出され、橋代わりになったり、手首を回転させて洗濯機にしたり、牛の運搬も行ったりと、平和的な使い方わされていた。
元々、MSに作業用ロボットの理論から兵器に転用されたという設定があることを考えると、究極の最終兵器として生み出された∀が本来の用途を失った後で人に使われる機械としての原点に立ち返った姿を描写されたというのは、何気に『∀ガンダム』という作品のテーマにも沿ったものとなっていると言える。


*○主な武装

・&bold(){手刀}
『スーパーロボット大戦』の最弱武器として知られる様になった兵器というか技。
原作ではメシェーを人質に取ったウォドムの手だけをちょん切るのに使用。((この時に持ち帰った手が後にコレンの[[ロケットパンチ]]となった))
武装が無い為に使用した物だったが、∀の構造が非常に頑健かつ、機体内部に複雑な構造を抱えていない為に普通に格闘戦をこなせることの証明となっている。
一度しか使用してないが、非常に印象に残る技だろう。
モーションと∀のキャラクターデザイナーから、通称“ガンダム昇龍拳”と呼ぶ人も。

・&bold(){ビームサーベル×2}
重金属粒子を加熱、プラズマ化して重力場内で刀剣状に固定した斬撃装備。……色々とおかしい。
∀に乗ったソシエが偶然にも見つけ出し、途中で交代したロランが初めて使用した。
∀ガンダムのサーベルラックが如何にも後付けっぽい簡素なものな事やマニュアルにも載っていない事から∀本来の武装ではないと思われ、事実スピンオフの月の風では装備していなかった。
ビームの刃部分が非常に細くビームサーベルというよりレーザーのような見た目をしている(後に従来のものと同程度の太さに)。
サーベルの基部自体も掌に収まる位に小型だが、切れ味は極めて高い。
左右の掌に展開した二本を一本にまとめて高出力のロングサーベルにすることもできる。
小説版では色調は夕日色とされた。
前述のようにロランが特に多用していた装備で、二刀流や回転斬りや手首を高速回転させて弾幕を防いだこともある等、歴代でも類を見ないサーベル使いの一人でもある。
本編でのターンXとの最終決戦もこの武装で行われているが、後述のように∀やターンXのIフィールドは互いの使用する高威力のビーム兵器すら無効化してしまう為に、&b(){あの時点で唯一有効だった装備}と考察(事実?)する意見も。


・&b(){7th-GMPT}
上記のビームサーベルの部分に本来は装備するつもりだったとも言われる兵器。
7th-GMPTとは第7世代ミノフスキー物理学理論のことである。
宇宙世紀のガンダム世界ではミノフスキー物理学を元にMSや兵器の研究が重ねられていったが、
この7th-GMPTは、そうしたミノフスキー物理学を元に動いている機関や兵器に干渉し、強制停止させる目的で運用される予定だったと言われている。
実装は叶わなかったと言われるが、作中に登場する大型MSウォドムは、本来はこの7th-GMPTを備えた機体であったともされる。


・&bold(){ビームライフル}
∀の主武装。
シンプルな外見だが、威力は他作品のビームライフルとは一線を画すほどに高く、長距離でも大気中にも関わらず光線に減退(空気中での光の拡散や分散)が見られないという特徴を持つ。
出力も自在に調節でき、高出力モードも可能。
スパロボ等でもウォドム並のビームを放つ高出力モードが別武装として分けられていたり。
また、本編のロランは逆に銃口を絞って狙撃による局部の破壊に利用したこともある。
最高レベルに設定するとコロニーレーザー級の威力があると言われたりもするが、そのような設定は公式では一切存在していない。(山をかすめる威力があるので、最高出力を想像する中で持ち出されたのがコロニーレーザーだったのだろう。)
威力が減退せずにビームが直進出来る現象については、ビームに地表が引き寄せられている場面もあることから、サーベルと同様に重力コントロールがされている可能性もある。
第2話で本体のすぐそばに埋まっていた(携行していた)物が登場したが本体と違い経年劣化が激しく、自動制御で動き出した∀による高出力モードでの二射で銃身が溶融し使用不能になった。
その後も各地で兵装らしきもの(前述のDOCベースの跡地)が発見されても、見つかるのはやっぱり経年劣化により使えないものばかり……という状況だったが、ムーンレィスの技師が合流した辺りで漸く使えるライフルが発見されると共に補修され、中盤頃から漸く携帯されるようになった。
小説版では&bold(){リフェーザーライフル}との表記もされており、名称からも機構その物が宇宙世紀やその他の時代のビームライフルとは別物である可能性が高く、更にエネルギー切れや補給の描写も存在しない。
『∀ガンダム』世界と繋がりが深い設定である筈の宇宙世紀の物とは完全に別物で、宇宙世紀のビームライフル=ミノフスキー粒子をIフィールドを用いて縮退・収束して放つメガ粒子砲とは完全に別の理論により稼働し、威力も比べ物にならない位に高い。
ビームサーベル同様にプラズマ化した重金属粒子を固有振動で収束して発射する共振粒子砲と説明されている。((この設定の元ネタは御大自身による小説版『機動戦士ガンダム』の設定から。))
経年劣化していたことや大量に発掘されていたことからも解るように、本体とは無関係で幾らでも代替の利く外付けの装備品の一つに過ぎない(ナノマシンによる補修外となる)。


・&bold(){シールド}
∀本体が隠れてしまうほど大きな物で、盾として以外の用途に使われる訳でもなければ、特に特別な装置の類も無い。
肘にはめこんでも使用出来る。
とはいえ単純に防御力は高く、何十もの層でコーティングされており、生半可な攻撃では破損すらした描写が無い上に、どの程度のレベルかは不明だが本体同様にナノマシンによる再生機能を持つらしく、劇中でも半分になった状態の時に再生が始まっているのが確認できる。
劇中ではジェネレータを二倍にして倍以上の出力にまで強化されたビームを、盾を中心に広範囲にまで展開したIフィールドにより自軍全体をカバーしてみせた。
∀の防御は頑丈な機体そのものやIフィールド、究極的には月光蝶によっても行えるため、かつては余り優先して装備されていなかったらしい。
形状はガンダムの装備していた多角形型ではなくゲルググの装備していた流線型の物に近い。
元々は&bold(){“貝殻”の様な見た目}を想定していたとの事だが、上手くデザインに盛り込む事が出来なかったとのこと。


・&bold(){ガンダムハンマー}
グリップ部から鎖で繋がった巨大な鉄球にロケットモーターを内蔵した格闘・投擲用の武装。
いかにも蛮族が使いそうな見た目だが、かつての時代の同名の装備とは違い、
鉄球部よりIフィールドを発生させ敵機体の駆動系に干渉出来る他、鉄球のトゲ自体を爆発させる機構も内蔵する等、何気に超性能。
劇中では最初に発掘されたものは、経年劣化で鎖がボロボロになる中で受け止めたウォドムの手を破壊しながら頭部の奥深くにまで自らめり込んでいった。
このため&bold(){ハイパーハンマー}と紹介されている場合もある。
ビームライフルと同様に、その後も見つかるのは経年劣化でボロボロになったものばかりだったが、宇宙船ウィルゲムの中から使えるものが見つかり補修もされたようで、その後は流石に普段から携行するような真似こそしなかったものの、装備の選択肢の一つとなる。
戦闘を繰り返したり、ロランが∀の性能を理解し始めたことにより機体の出力が飛躍的に上昇した後半には両手に装備したハンマーでポゥの乗るスモーとムットゥーを捕獲して纏めて振り回したりもした。
その姿が余りにも印象的な為か、後述の通りvsシリーズで武装に選ばれたりなんてことに。
また、月での戦闘時にはソシエが持ち出してスエッソンのマヒローに一泡吹かせている。


・&bold(){胸部マルチパーパスサイロ}
胸部に存在するがらんどうの内部スペースのこと。
本来はミサイルやビームドライブユニット、マシンガン、近接戦闘用の武装などを装備するための広い空間。
しかし『∀ガンダム』本編ではそのような武装が現存していなかったため、ミリシャ製の爆弾を装備した他、牛さんの運搬や核ミサイルの隠し場所なんかに利用された。
下記にもあるが、本来は[[青い狸のポケット>ドラえもん(キャラクター)]]の如く状況に応じて必要な道具を取り出すためのスペースである。
元々はこの下部に主砲が搭載されていたとも言われる。
劇中で最初に入れて運んだのは、前述のように&bold(){牛}。


・&bold(){腹部拡散ビーム砲}
下腹部に存在する拡散ビーム兵器。
ビームというが、光線ではなく光の奔流をシャワーのように拡散させた。
終盤でギンガナム艦隊に鹵獲された際に取り付けられていたものをジョゼフが使用。
劇中で披露したジョゼフの叫びから、視聴者からの通称は&bold(){「やったぜフラン砲」}である。
因みに記述の通り正式名称は腹部拡散ビーム砲なのだが、ビームドライブユニットと記述されることが多々ある。
あっさりとした演出なので気付かれ難いが、何気に∀と同性能=∀のビームライフルやウォドムのビームや&b(){核爆発}程度は余裕で防げてしまうターンXのIフィールドでも防げない鬼畜兵器であり、実はガンダム世界でも屈指の危険物の可能性がある。 
本体からデータを取って再現された正式武装なのか、他の機体の流用品なのかははっきりしていない。


・&bold(){コアファイター}
幾つかのガンダムではお馴染みの機構で、∀の場合は&font(l){ちん}コックピットを中心に前部のスカート部分が変形して翼となって分離する。
簡単な推進機の類しか付いておらず、飛行自体はlフィールドによりグライダーの要領で揚力を得ているらしい。
そうした構造上、歴代のコアファイターよりも小型で単純な変形機構である。
コアファイター自体にはエンジンの類が搭載されていないので長距離航行は不可能らしい(ロラン曰く「長距離が苦手」)。
コックピット部分だけを有線で地面に下ろす事も可能で、乗り降りでも有用。
ギンガナム艦隊に捕獲された際には機体のコンセプトや機構が似ているスモーのコクピットを代わりに付けて制御していたが、本来のコクピットで無ければ完璧な機能の発揮は無理だとされる。
コックピットが剥き出しの為に防御が低いとか弱点丸出しと勘違いされているが、
∀自体が構造、機能の両面から防御力に優れている上にスカート部分に自動でコックピットを守る機構があるために、実際には非常に堅牢である。

その他、ビシニティのDOCベースには様々な装備が格納されていたがどれも経年劣化で崩れ落ち、未使用。


#center(){&font(#0000ff){&bold(){自分を捨てて戦える者には!!}}}



・&bold(){【&font(#0000ff){月光蝶}】}
背部ベーンよりIフィールドに乗せて射出されるナノマシン。青色に輝くナノマシンは紋様の付いた蝶の羽の様な姿を形作る。
羽をはばたかせ、鱗粉を振りまきながら飛ぶ姿は正に『蝶』の如く。
効果範囲は&bold(){黒歴史時代なら軽く地球上を覆う程}だったが、劇中では見える範囲での空を覆う程にこそ展開されたものの、黒歴史内の記録映像の様な範囲への拡散や破壊現象までは起きなかった。
それもそのはずで、このことが記載されている資料によれぱ&bold(){かつての1/10以下}の出力だったとのこと。

このナノマシンにより地球の文明は一度葬られ黒歴史が生まれた。人工物を全て分解し砂に変えるとされるが詳細は不明。
合金や化合物を単体の原子に分解してしまうのだろうか?
一部小説内だと地球の物質全てにナノマシンが含まれており、月光蝶のナノマシンがそのナノマシンに触れると自壊プログラムが発動し砂になるとされている。
尚、人工物の分解というのはプログラムの結果でしかなく、実際にはあらゆる物質を分解可能と考えるのが自然との考察もあり、実際に劇中でも大気組成が分解されたのかイオンを含む大嵐が副産物的に発生している。

また、実体のみならずエネルギーの類いも分解吸収することが可能((ミサイル等も分解され熱エネルギー毎に吸収されてしまう))で、高密度で展開した場合には実質的な無敵のバリアーと化す他、
後述のようにターンタイプを除くあらゆる機動兵器の類いは活動不能に追い込まれる。
一応は月光蝶の拡散と同じ要領であるIフィールドバリアーにより直接的な影響を防ぐことも可能……だが、
最終話でのソレイユを見れば解るように&b(){戦艦であってもあっという間にエネルギーが尽きて墜落してしまう}ことになる。
前述の様に出力が本来の1割以下でもこの有り様であったことを考えると、本来の出力ならば同じ方法を用いても僅かでも防げたのかは甚だ疑問である。

性質上、高密度の羽の部分等は触れただけで人口物ならば切り裂かれて(触れた部分が消滅する)しまう等、
限定的な範囲ならば&bold(){攻防一体で広範囲を一瞬で壊滅させる最強の兵器}としても転用可能であり、これこそが現時点で判明しているターンタイプ最大の脅威と言える。

後作品の『[[ガンダム Gのレコンギスタ]]』に登場するG-ルシファーにも同名の機能が装備されていたが、ターンタイプと同様の性質を持っている描写はされていない。
禿御大曰く「有用な技術だから継承されてきた」と何かとんでもないことを言っているが、公式には『Gレコ』は『∀』よりも遥かに過去の話である。
…考察としては、実は『月光蝶』という名前の兵器やアイディア自体はターンタイプの建造以前から存在しており、ターンタイプの代にて、初めてあれだけの規模の破壊が可能な兵器になったという説も。

尚、文明世界を抹消する=自然環境の回復の役目もあったのか、月光蝶で分解された物質のカスとも思われる“黒い粉”を利用することで不毛の地に作物が育つ様になったとの話題が劇中に出てきており、かなり前半から伏線が張られていたことが解る。



**○テクノロジー
・&bold(){Iフィールド}
∀のIフィールドは従来のフィールドと異なり、「ビーム」はおろか「実弾」「衝撃波」など物理的干渉にも対応しており、&bold(){常時バリアーを張っているようなもの}となっている。
宇宙空間での核爆発に際して、∀と&font(l){頭だけの}ターンXに展開されているのを劇中で確認出来る。
前述のようにターンタイプに張られているものは同一機構のスモーとすら比較にならない程に強力で、スモーでは不可能だった強化型ウォドムのビームや核爆発をも余裕で弾く程。
ただし、ターンXの分離状態からの全方向ビームの連射(ブラッディシージ)は、威力が高過ぎたのか無傷で凌ぎはしたが一時的にパワーダウン現象を引き起こしてしまったことから敗北と危機を感じ取ったロランはコアファイターで脱出している。
当初は稼働していなかったようでロランが機能に気付いて以降は常時展開されており、またIフィールドによる遠隔コントロールを利用したビームサーベルの基部のみを投げておいてからの時間差起動なんて戦法を見せたこともある。
恐らくは名前の通り、機構的には過去のガンダムシリーズの“Iフィールド”と同じなのだろうが、&b(){後述の主機関の生み出すパワーが桁違いな上にエネルギー切れしない}ので、ここまでの性能になっているのだと思われる。……未来人恐るべし。
また、∀は&bold(){「IFBD(Iフィールドビームドライブ)」}によって稼働しており従来のMSのようにジェネレータや駆動装置に占領される面積が少なく(胸部マルチパーパスサイロはその為に存在)、
駆体そのものが装甲・構造材を兼ねた構造となっている。
劇中で頭がすっぽ抜けても問題なく稼働してたのはこの為で、&bold(){中身空っぽの昔のプラモデル}とかソフビ人形みたいな構造を想像すると理解し易い。
積み木みたいな各部を&bold(){目に見えない糸で括って}、マリオネット的な感じで操るのである。
同様の構造をしたMSにスモーやターンXがあり、オリジナルとも言われるターンXに至っては全身をバラバラにしてのオールレンジ攻撃を見せた。
スモーはターンタイプのMSとしての機構部分だけを元に生み出された機体シリーズなのだろうが、そうした事実もまた黒歴史の封印と共に失伝されていた可能性が高い。


・&bold(){動力系}
推進機は下半身に集中していて、脚部後方にあるスラスターベーン(ゴジラの背板のようなもの)の一枚一枚が更にマイクロマシンサイズの極小のスラスターで構成されるというフラクタル構造をしており、そのスラスター自体を細かくコントロールすることにより推進する。
本編開始時にはスラスターにナノマシンの塵が詰まっており推進力が得られず、お世辞にも良い性能とは言えなかった。
しかし、塵が取れたあとは重力下で完全飛行=機体の形状に関係なく重力の影響を脱する程の推進力を見せたり、単機で大気圏を離脱出来るジャンダルムを正面から押し返したりと圧倒的なパワーを見せた。
終盤では完全な静止状態からの急加速といったゲッターロボもかくやといった動きをも見せている。

脚部には左右一基ずつ“DHGCP”と記載される縮退炉=&bold(){超小型ブラックホールエンジン}が格納されており、これが∀の心臓部であり、MSとしては考えられないようなパワーを誇るのはこの主機関のため。
これも、無限に増殖するナノマシンを利用して縮退を保っていると考えられる。
縮退炉は周囲の熱を奪うために何重にもブランケットを巻かれているだろう、等とも予想されている。
推察されたスペック上の出力はスモーに劣るが、後半にかけての劇中描写では前述の様にスモーはおろか、戦艦相手にも優るパワーを見せつけている為、実際の出力は予想値を遥かに上回ると考えられる。
また、あっさりと描写されていたが有り余る出力からか単機での『空間跳躍』も可能であるとされる等、謎が多い。((あまりにも異常な性能を誇る為にファンの間でも議論がされていたが絵コンテにははっきりと“ワープ”と書かれていた。後述のゲームGジェネシリーズでは明確にワープとするばかりか、劇中描写を元に限界性能を想像した描写を採用している。))


・&bold(){ナノスキン}
多数のナノマシンから成る素材で高い自己修復機能を持つ。それにより∀は常にナノマシンにより修復を受けている状態となっている。
ムーンレイスのホレス技師曰く「内部構造までは修復を受けない」らしいが、これはホレスが現在のムーンレイスでの常識しか知らなかった為で、
∀の場合はかなりの破損であっても時間さえあれば完全に復元出来る。
一説によれば小さな欠片からも&bold(){パイロットを含めて再生可能}との噂もある。
……ん?それってつまり、∀をバラバラに分割してほっとくとその部品一つ一つが∀になるってこと?(実際には劇中の様に一体分にしかならないと思われる。)
因みに、&font(l){主に否定派からは}流石にパイロットまでは復元出来ないだろうと言われていたが、2019年のシド・ミードのデザイン典にて&b(){本当にそのつもりで設定されていたことが明らか}になった。
因みに、最終話にて相討ちとなった二機のターンタイプが繭に包まれたのも、致命的なダメージを受けて見えて実際には即座にナノマシンが修復を開始していたから、との考察も。
また一方では、繭の状態を維持したままとなっているのはロランの意思を汲んだ∀の側のナノマシンがターンXの蘇生を阻止すると共に封印状態に留めている為、との考察も。

尚、ナノマシンの集合体=超高密度で集積した高分子化された物質ということにもなるので、単純に装甲自体も頑丈であり、生半可な攻撃では傷ついた描写が無い。(また、機体自体も内部に空洞が多くて軽いからか、普通に受け身をとって落下ダメージを無効にするような動きも可能。)
月光蝶を生む大元でもあるため、ターンタイプのMSのみは月光蝶の散布下でも問題なく活動が可能と更にチート。
性質上、ナノマシンは無限に自らを増殖するプログラムが基礎的に組み込まれており、その上で与えられた命令に応じてボディを構成、復元したり、月光蝶として分解プログラムを実行したりしていると思われる。

この能力は、[[デビルガンダム]]に非常に似ており、∀とデビルには何らかの繋がりがあると想像されたりしている。
DG細胞のナノマシン技術を更に発展、完全なコントロール下に置いたのがターンタイプのナノマシン技術である……と言うのである。((尚、メタ的なネタとして『Gガン』中の事件を指しているのか災害レベルのナノマシンの暴走なんかを乗り越えて制御したなんて説も。))
実際、恐らくは文明を残す判断をした側の末裔と思われるムーンレィスからは「地球文明を埋葬した」と負の側面を強調されて語られている∀と月光蝶だが、前にも触れたように人工物を砂に変えるのと同時に、科学文明の残した汚染をもリセットして地球環境を急速に回復させるという目的もあった。
アニス婆さんのエピソードにて背景の山が都市群に見えるという指摘や、その都市であった土地の汚染をも浄化して肥沃な大地に変える黒い土の話題からも、デビルガンダム=アルティメットガンダムの本来の目的をもアップデートさせたかのような効果を発揮したと思われるのが過去の世界の∀なのである。&font(l){人類の淘汰すら必要ないのだから出会ってたら[[師匠>東方不敗マスター・アジア]]も大喜びだったことだろう。}



*その他特性
機体自体も音声入力も込みで電子マニュアルも完備と、初心者にもおすすめのMSである。
マニュアル自体は、第一話でロランが「サバイバルキットみたいな物」と一緒に見つける。外見はファーストガンダムのマニュアルに近い。
尚、マニュアルの内容はムーンレィスであるロランをしても理解しきれないレベルの代物だったようで、それが劇中での段階的な機能の回復、発現として描写されている。
本編では気づいた人間だけが気づけばいい、という程度の描写だがアニメでの設定を活かして描かれた小説版を見れば解るように、実はサイコミュの類がシステムに組み込まれたニュータイプ専用機の系譜にある機体でもある。
実際、ロランの感情に呼応する形で出力の増強や月光蝶の発現が起きている。((『∀ガンダム』の時代の人間はニュータイプの発生した時代の末裔=全員がニュータイプの劣化した資質を持ち、サイコミュを操れたりニュータイプ能力に目覚める可能性が高い人々であるとのこと。劇中でもロランを初め、かつてのニュータイプのような感応を示している人物が多いのはそのため。))
本来はパイロットスーツを通じて機体その物と精神をコネクトさせて操るシステム(スパインパルスセンサー)であり、
成人の儀式に於けるホワイトドールの聖人=∀のパイロットと同じ背中の印とは、パイロットと∀のコネクトによって付いた跡のことであり、劇中でもロランの背中に付いていたのがこれ。
神経システムの接続によりトレースどころか、パイロットの思考に応じて動く為に、ロランが操縦していないように見えても∀がロランと同じ動きや、ロランのしようとしていることを先んじて実行していたのはこの為である。
機構が似ているスモーもそうだが、パイロットとMSの感覚が共有されているかの様な場面も登場してくる。
因みに、火器管制システム等は自動でもビームにビームを当てられる程に優秀というか万能であり、最早&b(){全自動NT}の域。
劇中での最初の目覚めで[[ウォドム]]に反撃した動きも完全なプログラムによるものであった。
(そんな訳で、番組の裏設定を渡した上で執筆された)一部小説ではマニュアルが行き過ぎて&bold(){普通に喋る。}



*○[[ガンプラ]]
放送当時に1/144と1/100で発売。
後に記念すべきMG100体目として発売された。
プラモデルの機体解説には、劇中では死に設定と化した上記のトンでも設定の情報も記されていたが、始まったのはガンダムの名を冠した名作劇場であった。
また、ロボット魂でも立体化されており、通常版の他に銀ピカのナノスキンverや半透明の月光蝶verなんかも限定発売されている。



*○ゲーム中の性能
・Gジェネシリーズ
ZEROから参戦。だが、ZEROの時点ではまだ原作が未完であったためゲスト参戦止まり。
Fでは他の機体と共に本格参戦。攻撃力・防御力はトップクラスだが、何故かターンX共々この頃は飛べなかった(飛行可能になったのはPORTABLEから)。
月光蝶はENにダメージを与えるマップ兵器となっているが、敵機体はENの最低値が決まっていたり、自動回復されてしまうため有効に活きる場面を選ぶ必要がある。
弱くはないが、多段ミサイル全盛期の旧作Gジェネではウリに欠く部分もあった。

スピリッツでは最終話「世界の眠る日」に登場。
U.C作品のみの収録である本作の中で唯一アナザーガンダムからのゲスト参戦であり、本作の[[ラスボス]]。
アニメ版と違って黒歴史全開モードとなっているため、凶悪な性能を誇る。
基本性能もさることながら、ナノスキンやIフィールドを始めとしたチートクラスのアビリティや月光蝶はもちろん、ハイ・メガ・キャノン並に太いビームサーベル等の強力な武装をそろえている。まさに『お髭様』。
V2ガンダムを始めとした、宇宙世紀でも群を抜いて強力な機体を揃えてやっと対等に戦える。
最終ステージをクリアすることで生産登録される。生産費は超高額であるがオリジナル軍のユニットとして運用するほか、Fの[[フェニックスガンダム]]同様、あらゆる機体と設計できる優秀な素材でもある。
本作以降、ボスとして最大出力の∀が出る事はお約束となっている。

次回作のウォーズではアニメ版仕様のみなので、性能は大分抑えられている。また初期の仕様と後半の能力解放仕様が別の機体となった。
ワールドでは黒歴史仕様がまさかの復活。多少変更はあるが「お髭様」の名に恥じない超高性能機。能力解放も核ミサイルと月光蝶がマルチロック武装となったため強力。
オーバーワールドでは月光蝶が特殊覚醒へと変更。同作のロランは福井版準拠なのかニュータイプを習得可能なので問題なく使えるが、他のNTを乗せた方がいい場合も出て来た。

ジェネシスでは再び黒歴史版がラスボスに。マップ版月光蝶がHPにダメージを与えつつEN・MPにもダメージを与えるという効果になったため使い勝手が向上した。
クロスレイズではDLCで登場。名前には何もついていないが能力解放版である。
マップ版月光蝶が通常ダメージ+攻撃ダウン効果になり、範囲内の6体にランダムにダメージを与えるという効果となったものの、通常版月光蝶が防御力無視効果となったため、最大火力は高い。


・[[スーパーロボット大戦シリーズ]]
『[[α外伝>スーパーロボット大戦α外伝]]』においてスパロボ初参戦。中盤までは並みの性能であるが、終盤追加されるマップ兵器版の月光蝶が非常に強力。
なお、スパロボでは∀系の乗り換えが宇宙世紀系と共通であるため、ロランが降ろされてしまう場合も少なくない…。
(尤も、『α外伝』ではSPの多さや必中を習得している事、『[[Z>スーパーロボット大戦Z]]シリーズ』ではSP回復やロランのABとの兼ね合いからロランを降ろさない選択肢も十分考えられる。)

『Z』にて久々に参戦。∀ガンダムの原作再現も行われており、武装が少しずつ追加されていく。序盤こそ力不足感が否めないが、やはりというか、月光蝶を解禁してからは圧倒的な主力となる。

『[[第2次Z>第2次スーパーロボット大戦Z]]破界篇』においては、長射程の「ビーム・ライフル(高出力)」や、弾数こそ少ないが強力な移動後武器である「ミリシャ一斉攻撃」が追加され、月光蝶なしでも十分な戦闘力を持つようになった。
さらに、手刀が無消費で使える技となり、無双や反撃戦法に持ってこいの機体となる。ただし、月光蝶はロランが封印している為に使えない。

再世篇ではOOのブレイク・ピラー事件において、降り注ぐ大量のピラーを止めるべく、遂にロランが月光蝶を開放。以降は単体版・MAP版が解禁される。
ロランもいいが、精神コマンドの加速、連続ターゲット無効を持つが、乗機に恵まれてないクワトロを乗せての単騎突撃や、
技量に長け、再攻撃で豊富な武装を使いこなせるアムロ、もしくは育成の遅れているパイロットに月光蝶を使わせて育てるのもいいだろう。
最後は、平和な時代には不要な力として埋められたが…。

『[[第3次Z>第3次スーパーロボット大戦Z]]天獄篇』では、ロランとガロードの危機に対して、&bold(){自らの意思で出土}。戦いに加わっていく。
異星人や世界規模の侵攻に対してか、&bold(){最初から月光蝶が解禁されている}唯一の作品。
また、通常兵器やマップ版とは別に特殊能力版の月光蝶が追加。
Gジェネのようにマップ全体にいる敵のENを吸収する能力となっており、一部のボス敵をほぼ無力化できるため非常に強力。


・ガンダムvsガンダム
コスト3000の格闘機。νガンダムに並んでデカく、F91と組めばその差は歴然。
射撃武器にガンダムハンマーを持つので、ライフル持ち万能機とはだいぶ使い勝手が違う。隠し味に核ミサイル投擲も使える。
その際にはちゃんと&bold(){「全員へ!核を使います!」}と発声するので、対戦においてはバレバレで実用性は低い……のだが、
基本的に他のゲームの音などでうるさいゲーセンだとその声が聞こえず、気が付いたら近くで爆発してた、なんて事も。
無印では、高コスト機では(ガンダムXほどではないが)やや不遇であった。

しかし、NEXTでは鬱憤を晴らすかのように超絶強化。
素の耐久が高い上に耐久値200以下になると月光蝶が発動、攻撃力が跳ね上がるようになった。
格闘は全体的に高性能で威力も高い。特に横格(レバー横入れ格闘)は範囲広い、発生早い、ダウン奪うの早いの異常性能。
フワキャンと呼ばれる回避テクニックでの変態的機動で相手の攻撃をかわしつつ横格を差し込むその姿は、迎撃手段を持たない機体にとっては恐怖そものもである。
それに加え月光蝶発動中だと横格からのコンボで耐久力が300近く削れる(2000コスト機の体力は平均550くらい)
……と、中々&bold(){アレ}な性能なので対人戦では気を付けよう。
もっとも格闘機なので、相方と協力して近づかない・近づけさせないを徹底すれば、2000コスト機でも十分勝ち目はある。



・EXTREME vs.シリーズ
格闘は大幅に変更。
前作と比べて全体的に格闘は弱体化。判定はお世辞にも強いとは言えないが出の早いものが多い。

代わりに射撃面が強化され、CSにライフル照射が追加。サブがライフル連射に変更され、特射はソシエとメシェーのカプルを召喚。
レバーNでミサイル連射。レバー入れだと文字通り『特攻娘』が相手目掛けて突っ込んでいく。
何よりガンダムハンマーの弾速が上がり、かなり当てやすくなっている。

射撃武装全般のリロードがかなり早いため弾幕を張れるが、銃口補正がどれも貧弱かつフルヒットでしかダウンを取れない、更に威力も大した事ない……と割と散々な性能なのであくまで中距離以降の牽制用と割り切った方が良い。
前作に引き続き、強力な銃口補正を持つガンダムハンマーと、依然として強力な格闘を駆使した近距離戦が軸。
武装の性能から、全体的に格闘機に強く、遠距離から射撃に徹してくる機体が苦手な傾向がある。
耐久力が最高の750なので、シャッフルで3000同士で組んでも後衛で戦う選択肢をとれなくもない。

シリーズ二作目以降は高性能な飛び上がり格闘(いわゆるピョン格)が追加されており、立ち回りの要となる。
動きが田植えに似ていることからターウエーガンダムとか呼ばれることも。

覚醒技は『&font(#0000ff){月光蝶}』で、 羽を広げた後突撃する。
かなりの高威力、かつ格闘コンボの〆にも使えるという割と実用性の高い覚醒技。
いうまでもなく、外すと多大な隙を生じさせるのでぶっぱするのは厳禁。

なお、二話仕様なのかロランは&font(#ff0000){全裸}である。&font(#ff0000){全裸である。}

機動戦士ガンダム Exstrem Vs. 2 XBOOSTでは大幅な仕様変更と強化がなされた。長らくメイン射撃に置かれていたガンダムハンマーが格闘CSへ移行。空いたメイン射撃には通常のBRが配置。他にも射撃CSに照射が、特殊射撃にはカプル呼び出しが配置された。
すでに大きな武装変更がなされたがやはり機動力の追加が一番の強化点と言える。この機体のBDは他の機体とは仕様が異なりBD硬直が極端に短い。これは1回のBDで移動出来る距離が短いというデメリットもあるが、BD初速の慣性を慣性ジャンプに乗せれる・BD硬直中はレバー入れサブ射撃しか出せないがその硬直が短いためレバーNサブ射撃を立ち回りに組み込みやすい・他武装へのBDキャンセルが早い、などデメリットを補って余りあるメリットを持つ。
稼働当初はBD回数脅威の11回という前代未聞の性能(一般的な3000コスト高機動機がBD回数8回)を誇っていたが流石にやり過ぎということで、稼働から2週間ほどで共に脅威だったサバーニャ・ドレッドノート(アストレイ)とともに下方修正を受けることに。それでも全機体中最高クラスの機動力を持ち、実質弾数無限の格闘CSを使った降りテクも併せ持つので総合的な足回りは5本の指に入るほど。低コストは冗談抜きで相性が悪く、自衛力の低い機体は何も出来ずに落とされることもしょっちゅう。
しかし降りテクにはどれも射角調整や事前にチャージが必要なものばかりで操作難易度はレギルスに匹敵する。両CSのセカインや特徴的なBDに慣れる必要があるのでレギルスよりも難易度は高いかもしれない。だがもし上記のテクニックを習熟しているプレイヤーが本機を扱った際は圧倒的機動力+実質無限降りテクでじわじわにじり寄って、非常に強力な押し付け武装である両CS、及び格闘をねじ込んでくる強機体と化す。一度下方修正を受けたにも関わらず、そのポテンシャルは未だ高く、2021年/12月/4日に行われた「EXバトルステージ#2」ではオーヴェロンとのペアで優勝を果たす。操作難易度の高さからプレイヤーを選ぶ機体ではあるがパワーだけを比較すると本機が最強との声もあり、衰えを見せない強機体と言える。

ちなみに今作の∀シリーズは何かと優遇されている(釈放され環境上位に食い込んだターンX・∀と同じく操作性に難があるがハメ/逃げ性能の高いゴールドスモー・下方修正を受けたもののコスト帯に見合わないパワーを持つカレンカプル・同じくコスト帯に見合わないパワーを持つカプル)。スタッフに∀好きでもいるのだろうか…



追記・修正の風が吹く……

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- ロボット魂では念願のヒゲブーメランができるぞ!  -- 名無しさん  (2014-01-02 17:58:00)
- ↑正座だってできる優れものだぜ!  -- 名無しさん  (2014-01-02 18:13:57)
- 衣類から文明までなんでも洗濯するこいつ。  -- 名無しさん  (2014-01-30 13:00:19)
- 小説版によると、黒歴史末期の人類はすっかり戦争に疲れ果てて総力戦なんざ誰もやりたくなかったから、サシでやりあって勝敗を決める代表選手としてターンタイプが作られたとかなんとか。  -- 名無しさん  (2014-01-30 13:10:09)
- ↑ガンダムファイト?  -- 名無しさん  (2014-01-30 14:09:20)
- 後にもう一度文明が滅んだ後(月光蝶のせいかは不明)の遠い未来、ロランの生まれ変わりらしき少年によってまたまた岩の中から発掘されることに……。同一機かどうかは明言されていないが、2機以上あってたまるかこんなもん  -- 名無しさん  (2014-04-06 21:45:15)
- ウルトラマンでいうノアっていう解釈でいいのかなぁ?  -- 名無しさん  (2014-04-11 18:35:21)
- ↑ノアはイデオンって感じ。  -- 名無しさん  (2014-04-11 18:37:22)
- ↑2 むしろガイバーに近い気もする。  -- 名無しさん  (2014-04-11 20:35:47)
- 本当に立体映えする機体だよね  -- 名無しさん  (2014-05-09 19:04:25)
- ∀ってホントは何て読むんだ?  -- 名無しさん  (2014-05-19 16:40:29)
- ↑数学記号だからそっちから調べると見つかるかも。「すべて」で変換出してるけど「ターンエー」以外読もうと思っても読まない記号だしな  -- 名無しさん  (2014-05-19 16:55:12)
- 歴代ガンダムのデザインでは奇抜なのか?  -- 名無しさん  (2014-05-29 21:38:55)
- ↑パッと見ガンダムに見えないくらいには奇抜だった。ちなみに、初期稿(後のスモー)はもっとガンダム離れしていた。  -- 名無しさん  (2014-06-04 21:34:37)
- 良くも悪くもデザイナーの色が強いしな、これでもリテイクしまくってるわけだし  -- 名無しさん  (2014-06-04 21:42:12)
- ミード爺の絵よりアニメ用設定画の方が良い。↑3通称スモーガンダムでさえ何回か書き直しがあって、シルバータイプに髭なし髷デかにしたホワイトドールの頭が乗っかった感じになった  -- 名無しさん  (2014-07-26 00:53:16)
- 瞬間移動といっても戦闘中に利用して背後とったりしてないんだよなぁ。しかも一度しかしてないという。  -- 名無しさん  (2014-08-11 15:20:38)
- ↑まぁ、そんなん見ててつまらんし。設定に振り回されちゃ元も子もない  -- 名無しさん  (2014-08-11 15:25:27)
- ビームライフルがコロニーレーザー級の威力なんて設定どこにもないんだが  -- 名無しさん  (2014-08-12 01:40:55)
- 公式設定ではなかったはずだからファンの妄想かもね、ただ巨大な宇宙戦艦と戦うために使われる・大気圏内による威力減衰がないっていう記述もあるから当時の技術力的にはコロニーレーザー級の火力をもっててもおかしくはない  -- 名無しさん  (2015-07-29 15:45:49)
- アナザーのガンダムの能力も全部持った最強のガンダムですよって、原作者が作ってるのにメアリー・スーの定義に引っ掛かってる気がする。  -- 名無しさん  (2015-08-22 22:57:44)
- 冨野自身が作ってないガンダムもガンダムだよっていう標識みたいなもんや  -- 名無しさん  (2015-08-22 23:17:59)
- シン ターンエーはカッコいいんだが、オリジナル好きとしては何だかビミョーな気持ちになる…そしてまたしてもプレバンェ…!  -- 名無しさん  (2015-09-28 22:41:42)
- BFTの∀のコックピット破壊シーンで、何度観ても吹く。……ホント(一つの意味を二つの言い回しで)何故あそこにした…。  -- 名無しさん  (2016-02-06 04:06:51)
- ムシャジェネ知ってる人がいたとはな・・・因みにこいつは最終的に武者ガンダムになるんだぜ?  -- 名無しさん  (2016-02-20 10:58:21)
- ターンエーってガンダムならざるガンダム?  -- 名無しさん  (2016-07-08 00:57:43)
- ↑ ガンダムにお髭がありますか?ないでしょう?  -- 名無しさん  (2016-08-23 11:02:39)
- さっきGジェネでボコられたわ、デタラメすぎるあの強さ  -- 名無しさん  (2016-11-24 16:42:01)
- ↑8別に他のガンダムの能力は持ってなかったはず。開発系譜の最後尾にあるのがターンタイプってのが正確だと思う。ターンXが外宇宙の人類の機体だって説を採用すると未来の地球でもオーバーテクノロジーなのを複製したのが∀って説。  -- 名無しさん  (2016-11-24 17:22:10)
- ある書籍には「ターンエーはロランのおかげで、破壊者ではなく、ホワイトドールのままでいられたのだろう」と書かれていた。  -- 名無しさん  (2016-11-24 17:42:10)
- ガンダム世界における究極超兵器ではあるけど、中盤までの平和利用のおかげで怖いイメージはないね。それこそコレンの最期の台詞がさしてるように  -- 名無しさん  (2016-11-25 09:09:32)
- ↑ そもそもモビルスーツの本来の使用法は戦闘ではなくて建築などの作業用だしね  -- 名無しさん  (2016-12-15 02:11:34)
- ↑残念ながらMSは始めから兵器として生み出されてる、作業目的で開発されたのはMWだ。Gガン世界はMSが作業用として発明されてるけどね。  -- 名無しさん  (2016-12-15 02:19:31)
- ↑8 ガンダムDX「…」  -- 名無しさん  (2017-02-07 17:09:25)
- >4コロニーレーザー級の火力をもっててもおかしくはない  ただの妄想設定な  -- 名無しさん  (2017-03-30 14:57:04)
- ↑3 プチ・モビルスーツ&Dガンダム「…。」  -- 名無しさん  (2017-03-30 15:10:49)
- ↑2 ただGジェネの黒歴史ターンエーは量子化も真っ青な「瞬間移動」を行ってるから、持っててもおかしくないというか、そんだけエネルギーがあるならコロニーレーザー並の威力を持ってなきゃおかしいというか。  -- 名無しさん  (2017-03-30 16:13:10)
- 今思うと、再生し続けるボディってのも縮退炉の維持用だったのかもね。理論上の出力は文字通りに桁違い。  -- 名無しさん  (2017-03-30 18:29:59)
- >そんだけエネルギーがあるならコロニーレーザー並の威力を持ってなきゃおかしいというか まったく根拠になってねぇな  -- 名無しさん  (2017-04-05 03:46:43)
- ↑ただの想像をどんだけ否定したいんだよ  -- 名無しさん  (2017-07-14 09:55:46)
- ↑否定し始めたら後には引けなくなったんだろう、そっとしといてあげよう。  -- 名無しさん  (2017-07-14 16:56:05)
- 本文にもある通り出典不明のただの憶測止まりなのにそんなにゴリ押しするほうが不自然だと思うが。まあ説得力はないことはないが。  -- 名無しさん  (2017-07-14 17:27:24)
- 搭乗者によって神にも悪魔にもなれるメンテナンスフリーのヒゲのガンダム  -- 名無しさん  (2017-07-24 21:43:40)
- ロランのおかげで微笑ましく牧歌的な活躍が出来た一方で、当のロランからは然程愛着を持たれて無いというか、正直ターンAに乗るのを気苦労が多くてストレスだった事が終盤で明かされるという皮肉。  -- 名無しさん  (2017-07-26 14:49:49)
- ↑ まぁ女王の忠実な臣下やってたかったのにやりたくも無い戦争させられた「力」だしな…戦争のきっかけがその女王の浅慮(焦り)のせいというのも皮肉  -- 名無しさん  (2018-01-31 10:24:44)
- 実際異様なデザインだけど、そのお陰で視聴者は「なんだあれは!?」という作中人物たちの驚きと戸惑いを共有できた。あの物語はこのデザインあってのものだった。  -- 名無しさん  (2018-07-25 10:26:29)
- ∀とターンXってガンダムシリーズで最強扱いされているけど中身が出てきて戦闘続行ありなら東方師匠の方が強い気が  -- 名無しさん  (2018-10-17 23:57:53)
- ↑それは師匠の強さであってガンダムの強さじゃなくって  -- 名無しさん  (2019-08-13 18:59:45)
- ターンAの強さは兵器としての性能でしょ、ゴッドガンダムにレインが乗ったりクアンタに沙慈が乗ってたら強いとは思えないし  -- 名無しさん  (2019-12-26 02:07:21)
- ヒゲと聞いたらダンス…じゃなくてDX派なのは俺だけじゃ無い筈  -- 名無しさん  (2021-02-18 19:53:36)
- 前に普通のガンダムの頭に挿げ替えたコラを見たことあるけれど  -- 名無しさん  (2021-04-03 20:17:14)
- 違和感凄かったからやっぱあのヒゲがあってこそだよなと思ってる  -- 名無しさん  (2021-04-03 20:18:46)
- ∀が「ちょっとおまぬけな感じのするおヒゲ様」に見えるのはロランのおかげだろうなと思う。アムロとかカミーユが乗ってたら残念ながら「黒歴史を再来させる最悪のMS」で終わってただろうな。  -- 名無しさん  (2021-08-02 20:47:53)
- 凶悪な兵器であっても乗りてで何をなすかが変わるという典型的な例だな。  -- 名無しさん  (2021-08-17 16:30:31)
- 動けばカッコいいガンダムその1。その2はエクシア  -- 名無しさん  (2021-08-17 17:22:12)
- 福井晴敏の案ではあるが、この前公式があげてた動画だと、サイコフレームの光も月光蝶も本質は同じだとされていたな。生きようとする意志の具現化と。月光蝶は案外文明を直接滅ぼしたのではなく、既に滅びかけて再起不能になった地球を再起可能にしただけなのかもしれない。重金属や放射線で汚染された大地を、農作物を耕したり資源を取れたりする状態にまでリセットしたのだろうか  -- 名無しさん  (2021-10-07 19:44:16)
- 「月光蝶は最大出力なら木星まで届く」とかいうのも2chの最強厨が捏造した設定なんで、本来なら考証と呼ぶのもおこがましい単なる妄想でしかない  -- 名無しさん  (2021-11-06 20:36:58)
- ぱっと見ガンダムに見えないって意味ならγガンダムも大概だと思う(こっちはジオン技術者が設計にいたのも大きいが)  -- 名無しさん  (2021-11-12 14:05:28)
- いまいちよくわからんのが、黒歴史時代、これを作ることに決めた人々はなんで1機しか作らんかったのか、だな。人類壊滅の危機で予算青天井なんだし、1機じゃ戦略的にも制約出るだろうから複数作ればよかったのに。とはいえ実は量産されててまだ埋まったりしてたりするのかもね。  -- 名無しさん  (2022-01-26 23:48:40)
- ただ立ち止まっている姿がこんなに美しいメカはそうそういない。美術の効果もあって本当に美しく、世界から浮いているのに溶け込んでいる。何より目線がいい。  -- 名無しさん  (2022-01-27 00:02:57)
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