DIRGE of CERBERUS FINAL FANTASY Ⅶ

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&font(#6495ED){登録日}:2011/02/03(木) 05:32:01
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&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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#center(){
地の底から現れた悪魔に、
魔犬は再び挽歌を奏でる。
}


スクウェア(現スクウェア・エニックス)のRPG、『[[FINAL FANTASY Ⅶ]]』に関連した作品群「[[COMPILATION of FINAL FANTASY Ⅶ]]」のひとつとして制作されたPS2用ガンアクションRPG。
2006年1月26日発売。
開発はトーセ。

舞台となるのは、「FF7」本編から3年後。
孤高のガンマン・ヴィンセントを主役として、新たな敵との戦いを描く。


「ガンアクションRPG」……ではなく内容は「TPS(サード・パーソン・シューティング)」に分類されるゲーム。
ヴィンセントは変身出来るがジャンルがガンアクションにも関わらず殴りが主体になる。

次に、アクション。
ファンは、「FF7のアクション」と聞いてどんな印象を浮かべるだろうか。
恐らく、パッと思い付くのは『[[ADVENT CHILDREN>FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN]]』のような超人アクションだろう。
もちろん、「DISSIDIA」のような純粋な対戦アクションゲームならともかく、アクションRPGならばゲームとしての調整が入るのは当然である。

しかしこのヴィンセント、実は段ボール一個分もジャンプできないのだ。おまけにジャンプ中に銃を撃てない。
おまけに走る速度も速いとは言えず、格闘攻撃なぞ「何の為に付いてるの?」といった感じ。
一応、爪で銃弾を弾いたりミサイルを蹴り飛ばしたりは出来るのだが、元々の機動力がしょっぱいものあって、ゲーム的に使い易いとは言い難い。
スタイリッシュと言うよりモッサリッシュ。

1年の間にヨボヨボになってしまったのだろうか……と思いきや、イベントシーンではジャンプして戦闘ヘリを落とす雄姿を披露。
そのスタイリッシュさを少しでもアクションに還元してくれ……


そして、「RPG」要素だが……
はっきり言って無いに等しい。
精々「経験値」の概念があるくらいで、その経験値も金に変えて銃の強化に使った方がいいという……


加えて、せっかく銃のカスタマイズが出来るというのに、そのカスタマイズによる恩恵が少ない。
増して、どんだけ必死に強化しても最後には……


ツッコミどころを色々と書いてきたが、逆にこのゲームの利点は

1.ヴィンセントがカッコいい
2.シェルクが可愛い
3.野沢那智氏による名演
4.圧巻のムービーシーン

特に重要なのは3。
一部では3だけでこのゲームのすべてを許す人がいる程。


ちなみにオンラインモードも存在したが、2006年6月に終了。
FF7本編と同時期のディープグラウンドを舞台に、DGソルジャーとして様々なミッションに挑みツヴィエートを目指す内容だった。


尚、スクエニお得意のインターナショナル版が存在する。
こちらは「アクション性の向上」や「オンラインのイベントが閲覧可能」等の多くの改善点、追加点があるので、相変わらずセリフは英語オンリーだが普通に楽しみたいのならこちらの方がいい。
こちらでは二段ジャンプ等を駆使しつつ、それなりに超人っぽいヴィンセントを再現出来る。



色々書いてきたが、ムービーシーンは流石のクオリティ。
Gacktの歌も相まって、終盤の展開には胸が熱くなる人も多い。
またゲーム部分は粗が多いがバグや詰む様な場面は見られず、RPG専門の会社が唐突に出したTPSと考えると意外とまともなレベル。
難易度もそこまで高くないので普段RPGをメインにプレイしている人が試しに手を出すTPSとしては入門用にいいかもしれない。


今なら安く売られているので、気になる人は一度プレイしてみては如何だろうか。


◆ストーリー

3年の歳月を経てメテオの傷痕から立ち直り始めた世界を、突如絶望が襲った。
[[ディープグラウンド>ディープグラウンド(DCFF7)]] (DG) ソルジャー──神羅の実験により創られた悪魔の兵士達が、人々を襲い始めたのだ。
彼らの計画を左右する鍵が自身に隠されていると知った時、ヴィンセントの銃(ケルベロス)が火を噴く。
悪魔達を、地獄の底へと帰す為に──



◆キャラクター

・[[ヴィンセント・ヴァレンタイン]]
「御託は聞き飽きた」
遂に主役にまで昇格した根暗ガンマン。
今作で彼の過去も明かされる事になる。
相変わらず一途で人間離れしたロマンチスト。

・[[シェルク・ルーイ>シェルク・ルーイ(DCFF7)]]
「あなたが誰であろうと関係ありません」
今作のヒロインである合法ロリ。
DGソルジャーのひとりで、「無式のシェルク」の異名を持つ。
当初はヴィンセントに敵対しているが……

・[[ケット・シー>ケット・シー(FF7)]]
「いや〜、やっぱヴィンセントはんは優しいな〜」
関西弁を操る猫型ロボット。
「本体」共々、ACの鬱憤を晴らすかのように活躍する。

・シャルア
「私の……命だよ」
WRO(世界再生機構)の女科学者。
「命」と呼ぶ何かを探している。
半身をサイボーグ化しており、拒絶反応に苦しむ。
女だが漢前な人。

・[[ティファ・ロックハート]]
・[[バレット・ウォーレス]]
クラウドと共に、ヴィンセントを援護。
レッドXVはハブられた。役者の都合かしらんがEDにのみ出てくる。最早ペット。

・[[ユフィ・キサラギ]]
「って、無視すんな!」
どんどん扱いが悪くなる元・[[マテリア>マテリア(FF7)]]ハンター。偶に活躍したり噛ませやったりする漫才コンビの相方。
今作でヴィンセントとのフラグもぽっきり折れた。 

・[[ヴァイス>ヴァイス(DCFF7)]]
「これより命の刈り取りを始める」
DGソルジャーの首魁。「純白の帝王ヴァイス」の異名を持つ。
「命の刈り取り」と称し、虐殺や拉致を行うが……
中田譲治ボイスの演説が素敵。
地上最強の生物らしいが、最強のソルジャーとどっちが強いのかは不明。

・ネロ
「兄さんに触れるな!」
ヴァイスの弟。「漆黒の闇ネロ」の異名を持つ。
あらゆるものを飲み込む「闇」を操り、その危険性から両腕を封じられている。
ブラコンで[[ヤンデレ]]。しかも御大層な設定の割に全ボス中最弱。救いようがねぇ。

・アスール
「やはり戦いは“殺し合い”でこそだ!」
DGソルジャーのひとり。「蒼のアスール」と呼ばれる。
生粋の戦闘狂で、“殺し”ではなく“殺し合い”を好む。ヴィンセントのように、ベフィモスのようなモンスターへ変身する能力を持つ。
実は『[[BC>BEFORE CRISIS FINAL FANTASY Ⅶ]]』にも登場した。

・ロッソ
「私、雨って初めて見たわ」
DGソルジャーのひとり。「紅のロッソ」の異名を(ry
純粋なDGソルジャーであり、クラウドとさえ打ち合える実力と異様な再生能力を持つ。
割とマジで強いので、「何でちゃんと仕留めてくれなかったのクラウド」と嘆きつつ凹られるプレイヤーも続出。

・[[クラウド・ストライフ]]
「行くぞ、フェンリル」
自称元ソルジャー。
愛車「フェンリル」で再び戦場を駆ける。
ライフストリームの放流を刀でぶった切ったり、相変わらず人間じゃねえ。

・シド・ハイウインド
「ミッドガルにカチ込むぞ!」
空に生きるオヤジ。
WRO空挺師団の団長として、ハイウインド級を多数従えてヴィンセントを支援する。
その渋さは健在。

・WRO一般兵
皆いい人ばっかなのにすごい死にまくる…(泣)
女性隊員が可愛い。
うん、女性隊員が可愛い。

・「[[G>ジェネシス(CCFF7)]]」
作中で「レポート」を集める事で明かされる存在。
ソルジャーの中でも「[[S>セフィロス]]」と並び忌むべき存在とされる。
その正体は……


◆主題歌

REDEMPTION/Gackt

ちなみに、この曲のPVで着用した衣装は野村哲也がデザインしたもの。
 

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以下ネタバレ








クァックァックァ

そうだよ



宝条だよ!









・[[宝条>宝条(FF7)]]
FF7のDISK2のラストで体は死んだが意識をネットワークにばらまいていた。

そこでオメガの肉体を見つけオメガを乗っとりディープグラウドの実質頂点に密かに君臨していた。 

つまり今回の事件の元凶は元を辿ればコイツ。







wiki篭り「やはり項目は“書き合い”であってこそだ!さあ、書き合おうぞぉぉ───!」
(冥ω殿)「御託は聞き飽きた」

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- シェイシェイハッ!  -- 名無しさん  (2014-12-29 09:09:01)
- 野沢さんの演技が圧巻だった。という記憶しかない  -- 名無しさん  (2015-05-15 16:43:52)
- FF7本編のセフィロスの最終決戦のヴィンセントの台詞、覚えていますか北瀬さん…。  -- 名無しさん  (2015-06-12 16:22:52)
- >段ボール一個分もジャンプできないのだ。おまけにジャンプ中に銃を撃てない。 お茶返せw  -- 名無しさん  (2015-07-01 16:58:51)
- ジャンプできないせいで、必死になって敵を倒したのにアルテマウェポン用の金が手に入る人形が取れなかった…  -- 名無しさん  (2015-11-24 13:31:48)
- GACKTの主題歌しか知らなかったが、KOTYだったことをつい最近知って割とショック  -- 名無しさん  (2018-12-11 15:04:39)
- つまらないゲームではないんだけどジャンル的にどっちつかずの中途半端で、ムービー内のヴィンセントの華麗な動きと実際に自分で動かすヴィンセントの挙動との激しい落差に衝撃を受けるゲームでしたわ。敵キャラのアクションはカッコイイんだけどなー  -- 名無しさん  (2018-12-11 18:21:26)
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