PLUM(ホビーブランド)

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PLUM(ホビーブランド) - (2016/01/05 (火) 11:43:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/09/20(火) 21:14:16
更新日:2024/02/20 Tue 12:50:18
所要時間:約 5 分で読めます




長野県諏訪市にある企業ピーエムオフィスエーから出ているホビーブランド。
つまりプラモデル&美少女フィギュアメーカーである。

「えー、そんなブランド聞いたことない」と言う方がほとんどだろうが、
それもそのはず活動は2009年からの、プラモとしてもフィギュアとしても新参メーカーであり、商品もそんなに多くない。



【PLUM誕生の経緯】

ピーエムオフィスエー(2000年に創業)は元々は自動車や携帯電話などの工業用部品の金型を作る中小企業。
しかしこの不況やら円高やらで、単価の下落や海外企業の台頭、そしてリーマンショックの煽りを受け仕事が激減する。

「このままではこの先生きのこれない」と判断した社長(元々いつかは下請けから脱却するつもりでもいた)は起死回生の策として、
自社技術を生かすことができ、かつ不景気でも使う奴は惜しみなく金を注ぎ込むオタク産業への参入を決意した。

とは言ってもこの業界では実績のない新参者に過ぎず、版権を持つ大手企業からは相手にされなかった。

ノウハウもあまりない手探り状態から始まり、当然ながら売れない商品は在庫の山を築き、社長曰く「恐らく1億円以上の損失を出した」
しかし工業用金型で培った高い技術が少しずつ評価されており、一部の愛好家(特にシューターとフロムオタ)から期待を集める会社である。

ちなみに社長の野望は自社オリジナルキャラクターの製品を作ること。

なおあくまで噂だがホビー事業部の社員には元コトブキヤ社員が混じってるとの事、問題を起こしてクビになったのを拾ったらしい。
版権商品ラインナップの一部がコトブキヤの商品と微妙に関係が有る品が多いのはその為とも…


【主なラインナップ】

◆プラモデル
工業製品を作ってただけにメカ物は得意分野。
スキマのスキマを狙ったラインナップであり、他社がまず出さないようなものばかり(故にマニアに売れるのだが)。
ガンプラのようなユーザーフレンドリーなプラモではないので、初心者や慣れてない人は注意。
またフィギュア改造用のメガネやネコミミ等のパーツも販売している。


SA-77 シルフィード
SA-77 シルフィード/ランサータイプ
SA-77 シルフィード/ランサータイプ(アサルトバージョン)
(SILPHEED メガCD版)

レジェンドシルバーホークバースト
レジェンドシルバーホークバースト(2Pカラー)
バーストパーツ
(ダライアスバースト)

AS-5E3 レイノス(主人公機)
AS-5E3 レイノス(量産機)
(重装機兵レイノス)

A.R.K.クラウドブレイカー01
(叢-MURAKUMO-)

諏訪高島城

ASS-117A ヴァルケン(ジェイク機)
(重装機兵ヴァルケン)

R-9A アローヘッド
(R-TYPE FINAL)

上田城



◆フィギュア
初期は本当に泥だったが、着実に経験を重ねて技術・評価ともに向上し続け、柚原このみは特に好評を博した。
また多くのフィギュアメーカーがブリキ絵に苦戦している藤和エリオは特に出来が良く(欠点としては乳首造形がないくらい)、
コトブキヤエリオと二分するほどの人気を得ている。
ただメカ寄りのメーカーなせいか少々分割線が目立つ傾向があり、好みが分かれるところ。


時雨亜沙
(SHUFFLE! Essence+)

谷田部美海
谷田部乃愛
(PARA-SOL)

柚原このみ~スーパースイーツスクランブル~
(ToHeart2)

柚原このみ~マジックユーザー~
(愛佳でいくの!!)

ニンフ
アストレア
(そらのおとしものf)

藤和エリオ
(電波女と青春男)

アリサ・イリーニチナ・アミエーラ
(GOD EATER BURST)



◆プラフィア
プラスチック製の組立式可動フィギュア。
現在は多分休止中。


クー
ケン
エリカ
(スカッとゴルフパンヤ)

向坂環
(ToHeart2)



◆諏訪姫
上記の社長の野望の第一歩であろうオリジナルキャラ。
信濃国の戦国大名、諏訪一族の娘にして、武田信玄の側室で勝頼の母である諏訪御料人を萌え化したキャラである。

諏訪高島城のオマケやイベント限定にてミニフィギュアが作られたり、痛車が作られたり、イベント用の着ぐるみが作られたりと地味に活動中。

第2弾として上田城には小松姫(本多忠勝の娘で真田信之の妻。幼名は稲姫)が付属。


◆その他
諏訪高島城の販売をきっかけに地元の祭やイベントへも出展しており、
即売会を開いたり、市長に諏訪高島城のプラモを贈ったりしている。
諏訪高島城のプラモは市推薦土産品にも選ばれている。

また夏休みには小学生親子を招いて工場見学やプラモデル教室を開いたり(しかしこの2011年に人生初のプラモがレジェンドシルバーホークの小学生とか渋すぎだろ)と、
精力的に地域に密着した活動を展開している。




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