The Japanese Tradition ~日本の形~

「The Japanese Tradition ~日本の形~」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

The Japanese Tradition ~日本の形~ - (2013/04/08 (月) 23:17:08) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/09/07(火) 21:06:52
更新日:2023/05/29 Mon 20:02:41
所要時間:約 3 分で読めます




お笑いコンビのラーメンズと、映像作家の小島淳二のユニットNAMIKIBASHI製作の映像作品。

脚本:小林賢太郎(ラーメンズ)
監督:小島淳二

Japan Culture Lab.という架空の団体が、外国人向けの教育ビデオで日本の文化を面白おかしく、時に、というかほぼ毎回曲解して伝えるという内容。

なお通信販売も行っているが理不尽に高い。

淡々としたナレーション(コロラド出身)が定番で、聞いていると無性に癖になる。

ラーメンズの二人は要所要所で実例として登場。
「交際」ではこの二人が主役の短編ドラマ『机上の空論』が収録されている。


収録作品一覧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「宴」
日本の社会人には必須のお酒を伴ったパーティーについて。
セッティングから役割分担、宴の締めまでの一連の流れを紹介。
幹事は大変である。
調子に乗りすぎないように。
『ど』


「箸」
日本での食事の際に欠かせない箸の持ち方について。
基本的な箸作法について紹介している。
やれるものならやってみろ。


「折り紙」
日本人が手慰みにこなす遊びについて。
折り紙の深さの一端を垣間見ることになる。
最後の折り方『思いやり』は、見る人の感性によってどう『思いやり』なのか感じ方が異なる。


「夏休み」
日本の夏の過ごし方(子供視点)について。
あるあるネタの宝庫だが中盤から終盤にかけては感動もの。
ただしナレーションが全てをぶち壊す。


「お盆休み」
日本の夏の過ごし方(大人視点)について。
「夏休み」の大人ver
全国高校野球夏のCAUTION大会。


「お茶」
日本で最も愛される濁り汁について。
失われつつある茶作法の紹介。
突っ込み所しかない。


「謝罪」
礼節を重んじる文化の日本における謝罪について。
土下座を始めとした様々な謝罪方法の他、謝るつもりがない場合についてまで収録している。
2007年の第57回ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門にて31年ぶりに上映された日本の作品。


「おにぎり」
日本で最もポピュラーな携帯食について。
最初から最後までの何から何までがおかしい。
日本刀……?


「手締」
日本における場の締め方について。
本作において曲解された内容を一切含まない唯一の作品


「土下座」
先の「謝罪」において取り上げられた「土下座」について。
内容は「謝罪」とだいたい同じ。


「鮨」
日本の代表的なスナックについて。
入店から注文までの礼儀作法を懇切丁寧に解説。
そんなに汚くない。色んな意味で。


「交際」
日本人の男女の付き合いについて。
出会いから結婚、なんと恋のライバルとの対決方法まで丁寧に教授。
最後には実践例として短編ドラマ『机上の空論』を収録。
真の感動に出会える。
所詮は、『机上の空論』

終盤で小林賢太郎氏が言う「ヤマイドウ捕ってくるからちょっと待ってて」という台詞は、ラーメンズのコント『日本語学校 イタリア編』が元ネタがある。
Flashで有名な千葉!滋賀!佐賀!のアレ。





『このように、共感できる項目に出会えた時、日本人は礼儀として追記・修正と呼ばれる怪しげな儀式を行います』

『理由は、謎です』




メニュー
項目変更項目コピー消去 項目ロック ロック解除

この項目が面白かったなら……[ポチッと]

名前:
コメント: