METAL GEAR SOLID 4: GUNS OF THE PATRIOTS

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METAL GEAR SOLID 4: GUNS OF THE PATRIOTS - (2014/02/19 (水) 14:11:56) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/11/20(日) 07:40:26
更新日:2024/04/01 Mon 21:08:22
所要時間:約 6 分で読めます





「戦争は変わった。一つの時代が終わり、俺たちの戦争は終わった」


METAL GEAR SOLID 4: GUNS OF THE PATRIOTS(メタルギアソリッド4 ガンズ オブ ザ パトリオット)とは、コナミから2008年6月12日に発売されたPS3用ゲーム作品。
MGS(メタルギアソリッド)シリーズの完結編にあたる。



[概要]

長きにわたったメタルギアシリーズの最終作。

これまでの全ての複線が(少し強引という意見もあるが)見事に回収されている
またシリーズ総決算という意味もあって、これまでのシリーズに登場したキャラクターがほぼ総出演している

ハードをPS3に移したことでグラフィックがさらに向上し、目標プレイ時間約30時間のうち、約10時間をムービーに充てているなど、ストーリーに力を注いだことでもはや実写映画と見間違える程のクオリティになっている

映像に関しては高い評価を得たものの、一方で前作であるMGS3に比べゲームとしてのボリュームや自由度が低下したことに対する批判もある
ストーリーも高い評価を受けてはいるが、過程が少々ご都合主義であるとの批判もある。

ちなみにシリーズ完結編と銘打ってはいるが、あくまでソリッドスネークを主人公とした作品の話であり、シリーズ自体は雷電やネイキッドスネーク等のキャラクター達を主役として継続している。



[あらすじ]

そう遠くない未来
国家間の戦争は消滅し、戦場における民間軍事請負企業、PMCの台頭によって、戦争は世界経済を支えるビジネスへと変貌していた

自身の遺伝子の宿命によって急激に老化し、余命幾許もなくなったソリッド・スネークは、戦場を支配するPMCを影で操るリキッドの率いる組織「アウターへヴン」の存在とPMC軍を用いた愛国者たちへの戦争準備を知る。
全ての因縁に決着をつけるべく最後の戦場に身を投じることとなる



[ゲームシステム]

スネークのアクションが複雑化していた為、これまでのシリーズとは操作性を一新。
CQCの追加もあり、より多彩なアクションが可能となった。

さらに床や壁に合わせて見た目質感を擬態化するオクトパスカムフラージュなど、PS3の性能を生かしたシステムが追加された



~登場人物~

  • オールド・スネーク

「俺は英雄じゃない、今までも、そしてこれからも」

ソリッド・スネーク改めオールドとなったスネーク
急激な老化によって実年齢40代前半にも関わらず肉体年齢は70歳を超えており、余命あと半年の命となっている。

今作ではリキッドとの決着をつけるため衰えた身体機能を新型ス二ーキングスーツで補い最期のミッションへと臨む



「終わらせようスネーク。僕らには終わらせる責任がある」

スネークの永遠の相棒
今作では自身とサニーが制作した小型端末「メタルギアMk.Ⅱ」を通して、スネークを無線のみならずサポートする

相変わらずの1級フラグ建築士


  • サニー

「オルガっていうの」

オタコンの新しい妹…ではなくオルガの娘
スネークとオタコンによって保護され、彼らは彼女にとって家族同然
目玉焼きをいつも作る。
天才的システムエンジニアにしてハッカー
幼少期の経験からか、吃音症がある

メシマズ嫁の有力候補


  • メリル・シルバーバーグ

「私にとって、あなたはまだ英雄よ」

キャンベルの不貞の娘で、シャドー・モセスでスネークに出会い、憧れていた兵士
現在は国連所属のPMC監視部隊「ラットパトロール・チーム01」の隊長をしている
かつての新兵から部隊を率いる隊長にまでに成長した

血縁関係は知ったが、キャンベルとは剣呑な仲で父親と認めていない



「ルーキーだと!俺はこの道10年のベテランだ!」

シリーズ皆勤賞のジョニー一族の末裔
メリルの元看守、現部下。相変わらず一本抜けている、あと腹が弱い

最初はチームワークを乱してばかりだが、終盤はしっかり活躍する
実はスネーク、雷電にに次ぐイケメン



「スネーク、今度は俺が守る」

MGS2の元主人公
今作では強化外骨格によるサイボーグとなる。スネークと共に戦う不死身の男

元上官に嫁を寝取られた


  • ロイ・キャンベル

「手段は問わない、リキッドの決起を阻止しろ」

かつてのスネークの上官
スネークに対してリキッドの暗殺を依頼する
こちらからはほとんどコールできないが、たまに無線に出る

元部下の嫁を寝取った
しかし……


  • ローズマリー

雷電の元嫁にしてキャンベルの現嫁
現在は軍での心理カウンセラーをしており、キャンベルと共にスネークをサポートする

飯の不味さは健在


  • ドレビン

「俺は敵じゃあない、そしてまだ、味方でもない」

戦場で銃の洗浄、密売を生業とする武器洗浄人
AT社のコネを駆使して裸の銃を売ってくれる
敵味方問わず販売する武器商人で、様々な情報に精通しているがどうも胡散臭い

コーラをよく飲む
毛のないサル「リトル・グレイ」を飼っている


  • リキッド・オセロット

「これがガンズ・オブ・ザ・パトリオットだ!」

リキッド・スネークによって自我を完全に支配されたリボルバー・オセロット
本作ではこれまでのスタイルを捨てサングラスにスーツ、黒のロングコートという出で立ちになっている。

自らが所有するPMC軍を率い、愛国者達に対して戦争を仕掛けようとしている

本作のネタ要員


  • ナオミ・ハンター

「罪はその当人が償うべき、これだけは次の世代に委ねるわけにはいかない」

かつてスネークにFOX DIEを投与した張本人

リキッドの実験に協力していて、スネークは救出することとなる
スネークにリキッドの計画を伝え、スネークの寿命、そしてそれに起因する体内のFOX DIEの変異によってスネークが歩く殺人兵器になることを教える

オタコンとフラグを建ててしまうが…



「お前なら俺を殺せるかもな」

MGS2のビッグ・シェル事件を起こした、デッドセル最後の生き残り
現在はリキッドと共に行動している

今作でもその不死性は健在

最近声変わりした…のにはきちんとした理由がある、項目参照。


  • メイ・リン
スネークのシャドーモセスでの戦友
現在は戦艦ミズーリの艦長をしている
最終決戦ではミズーリをもってスネーク達をサポートする
死なない桑島声





以下ネタバレ


















アメリカ、そして世界を支配する組織
その実態は人ではなく「規範の集合体」としての代理AIであり「ジョン・ドゥ」を頂点として3つの管理AIによって構成されている

元々は50年前にスネークイーター作戦に関わった者たちが、ザ・ボスの遺志を引き継ぐべく創設したものであったが、内部対立と抗争の果てに創設者のゼロが次世代に組織を継承させることを拒否し、その存在を永遠にするために作り上げられた。しかし現在は戦争経済の運営へと突き進んでいる


  • ゼロ
愛国者達の創設者

約40年前にザ・ボスの遺志を継ぐためにビッグボスやかつての仲間たちと愛国者達を創設するが、その過程でビッグボスと袂を分かつこととなり、人間不信に陥る
そのため組織の後継者に代理AIを選びこれが「規範としての愛国者達」の誕生につながる
現在も生存しているがすでに機械に繋がれた生ける屍と化してしまっており、AIの行動も彼の理念とはかけ離れたものになっている。

  • シギント
愛国者たちの創設者の一人。
メタルギアソリッドにて死亡したDAPA局長。ドナルド・アンダーソンであったことが明かされた。

  • パラメディック
愛国者たちの創設者の一人。
メタルギアソリッドにて、フォックスに殺害されたクラーク博士であったことが明かされた。

  • EVA/ビッグ・ママ

「私がママ、ビッグ・ママよ」

かつてビッグボスと共にスネークイーター作戦を遂行した元中国の女スパイで、愛国者達の創設者の一人
現在は東欧で愛国者達に抵抗するレジスタンス、失楽園の戦士を率いている

スネークに対して愛国者の真実を教える
今作で彼女がスネークやリキッドの代理母であったことが判明する

70過ぎてもそのスタイルと情熱は健在



「蛇は一人で…いいや、蛇はもういらない」

ネイキッドスネークのコードネームを持つ伝説の傭兵にして、全ての蛇たちのオリジナルとなった人物。

愛国者の創設者の一人。

これまでの作品では死亡していることになっていたが実は「愛国者達」のイコンとするために人工的な脳死状態にされ、保管されていた
物語中盤はその肉体が重要な鍵となる。

全てが終わった後……






「アニヲタwikiは変わった、冥殿の時代が終わり、俺たちの追記・修正は終わった」




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  • 3やPWと比べると、意外と新しい要素が少なかった気がする -- 名無しさん (2013-06-17 23:08:57)
  • 評価は人それぞれだから仕方ないけど大団円だったと思うな! -- ジョニィ (2013-06-18 04:06:38)
  • 例えば2章辺りで進行ルートの端っこに池があるんだが、寄り道しようとでも思わない限り行かないし、そこ限定で泳げるのだが特に意味は無いっていう。そしてネタどころかそもそもバリエーションにも乏しい無線。
    作品としては全く問題ないのだが、前作と同じモノを期待すると残念、って感じ。 -- 名無しさん (2013-09-11 07:53:46)
  • 私はザ・ボスとビックボスに救いがあって良かったと思っている -- 名無しさん (2014-02-19 14:11:56)
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