No.9 天蓋星ダイソン・スフィア

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No.9 天蓋星ダイソン・スフィア - (2018/12/05 (水) 21:45:40) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/09/18(火) 15:25:37
更新日:2024/04/04 Thu 21:27:44
所要時間:約 5 分で読めます




現れろ、No.9!

我が背負いし運命よ、今こそ銀河を飲み込む巨大な大地となりて降臨せよ!


天蓋星ダイソン・スフィア!



No.9 天蓋星ダイソン・スフィア
攻撃力2800/守備力3000/ランク9/光属性/機械族/エクシーズ
レベル9モンスター×2
エクシーズ素材を持っているこのカードが攻撃されたバトルステップ時に1度だけ発動できる。その攻撃を無効にする。
このカードがエクシーズ素材の無い状態で攻撃対象に選択された時、自分の墓地のモンスター2体を選択し、このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。
また、このカードの攻撃力より高い攻撃力を持つモンスターが相手フィールド上に存在する場合、自分のメインフェイズ1にこのカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。

遊戯王ZEXALに登場するNo.の一体である。
アニメにおける所有者はカイトトロン→フェイカー→アストラル

ABYSS RISINGにてOCG化を果たした。

V兄様「KONAMIもまたOCG化を望んでいるようだ

効果によって戦闘破壊される事はめったになく、下手な戦闘破壊耐性よりもよっぽど堅い。
ただしレベル9×2という重さから出すのには苦労する事になる。

まずレベル9といえばかの極悪龍が思いつくが、あれは既に禁止になっている。後に制限カードに戻ったが結局他にレベル9がいないといけない。
しかし他にめぼしいレベル9がそういないので、まともに使うならレベルを変更する魔法が必須になるだろう。
例えば簡単に出せるレベル10モンスターのユベルやメタイオンと墓地に存在するレベルスティーラー、それにギャラクシーBBAライトがあればレベル9を2体揃える事ができる。

また、V兄様ごっこに全力をつぎ込むならそれぞれレベル1と8、2と7、3と6、4と5を対象にタンホイザー・ゲートでも出せる。

まあ召喚に成功した所でに噛まれたりに刺されただけで破壊される事もあるけどね……。

ただ一度召喚に成功すれば戦闘破壊の恐れはないし、また自身のエクシーズ素材を補充する効果によって蘇生させても存分に働く事ができる。

V兄ト様「私を過労させる者は地獄の業火に包まれる


空気になりがちだが、エクシーズ素材を消費して相手にダイレクトアタックを飛ばす能力も持つ。
発動条件が少し厳しいので、相手の場にラヴァゴーレムでもプレゼントしてやるといい。
こちらからはダイレクトアタックができ、相手の城之内ファイヤーはダイソンには届かない。
ラヴァゴーレムのバーンも合わせて、一方的に相手のライフを削っていく事ができるだろう。


しかし今のところランク9のモンスター自体が少ないので、このカードを率先して使える時は少ない。
だが、ランク9のカードプールが増えてレベル9のモンスターを召喚する事に長けたカテゴリが現れた時には、幻子力空母エンタープラズニルが活躍できるだろう……あれ?

Vニート様「今はまだ私が働く時ではない


【アニメでの活躍】

今までのアニメの展開やセリフなどから、ニートと呼ばれ続けてきたV兄様の初デュエルで登場。
先攻1ターン目から召喚し、太陽を覆う程でかいから相手にステータスやテキストが分からないという謎ルールでカイトを追い詰めた。*1
しかし、V兄様のニート癖のせいでしばらくデュエルが中断され、その間にカイトが覚醒。
超銀河眼の光子龍により効果を無効化され、V兄様ごと1ショットキルされた。

この時のダイソン・スフィアの効果が無効化された演出と破壊されていく演出は美しく、一見の価値がある。

しかしそのデュエルに敗北した事によってV兄様は再びニートと化して長い眠りについてしまった。

その後、カイトに回収されカイトVSトロン戦でまさかの再登場を遂げた。
この時にカイトは師匠であるV兄様への敬意を込めるように口上を放っており、絆の表現が上手くできている。

しかし現れてからは銀河眼の光子竜の攻撃力上昇に努めただけで、トロンの操るNo.8 紋章王ゲノム・ヘリターによって効果も攻撃力も奪われて破壊された。

仕事をしているのかしていないのか分からない奴である。

ニート俺に合った仕事が無い以上仕方あるまい!


ちなみに、アニメではナンバーズ共通の戦闘破壊耐性があり、ダイレクトアタックの効果を発動するのに条件が無かった。
戦闘自体を無効化するのにナンバーズ共通の耐性に意味があったのかは不明である。
あとNo.ではなくこのカードだけを指定している専用サポート「スペースゲート」が存在する。

また、ナンバーズの待機形態である「ニュートラル体」はまんま球体。


なお、元ネタは吸引力の変わらないただ一つの掃除機…ではなく、現在は仮説の域である恒星のエネルギーを効率よく利用するための宇宙空間建造物である「ダイソン球」。ぶっちゃけバカでかい宇宙ステーションである。
本来は隙間無く完全に恒星を覆うのだがこのダイソンスフィアはちゃんと覆っていない。仕事をする気はないのであろう。




ちなみに漫画版ではアストラルが使用し、ホープ・カイザーの効果でリクルートされたナンバーズとして登場。
が、一応攻撃に参加したマスター・キー・ビートル、失敗したもののフィニッシャーを任されたヘブンズ・ストリングス、その攻撃力アップに貢献したアトランタルと異なり、コイツはただ出てきただけで終わり、返しのターンでホープに粉砕された。
まさかいない所でもニート化するとは……。


ニート様「分からないだろうな……今の私の追記・修正は君の理解を超えている
















現れろ、CNo.9!

天空を覆う星よ! 森羅万象をその内に宿し、今ここに降臨せよ!


天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア!


弟二人のモンスターに続き、カオス化を果たした。
OCGにはPREMIUM PACK 16で登場。

CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/光属性/機械族/攻3600/守3200
レベル10モンスター×3
このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算を行わずにそのモンスターをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材の数×300ポイントダメージを相手ライフに与える事ができる。
また、このカードが「No.9 天蓋星ダイソン・スフィア」をエクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を任意の数だけ取り除いて発動できる。
その数×800ポイントダメージを相手ライフに与える。

戦闘を介する吸収効果、素材の数を参照するバーン効果と、ダイソン・スフィアからの進化効果として素材を消費してのバーン効果を持つ。ナンバーズ耐性以外はほぼアニメそのままの効果だが、2番目のバーン効果の係数がダウン、進化時の雲隠れ効果が消えている。

効果への耐性が全くないのは困るが、効果を受けないモンスターでなければ何だろうが吸収してしまう上、回数制限が一切ないので連続攻撃を付与すれば相手モンスターをまとめて素材に変えてしまえる。
ダイソン・スフィアからランクアップした場合、進化効果を得たうえで素材は3つ。バーンで900、ダイレクトアタックできれば3600、進化効果で2400、総計6900ダメージを叩き込める超攻撃型のモンスターとなる。

ただ、ダイソン・スフィアの素材となるレベル9は数が少ないのに対し、コイツの素材となるレベル10は【列車】であれば簡単に揃えることができる。あちらは「転回操車」が地属性・機械族のサポートなので若干噛み合わないが、機械族サポートは共有できる。なので、ランクアップよりも吸収効果を生かすためにダイレクトで呼ばれることが多い。
事故要員となるRUMがいらないのも拍車をかけている。


【アニメでの活躍】

ミザエル戦で登場。先にIIIが発動し墓地に送られていたアージェント・カオス・フォースを魔法カードで手札に引き戻し、別のカードで蘇生したダイソン・スフィアをカオス化して召喚された。
カオスエクシーズ・チェンジの演出が凄いことになっており、普通は進化前のモンスターエクシーズが暗い穴に吸い込まれて爆発、という共通演出のはずが、コイツだけ地球の周りをオーバーレイユニットと化したダイソン・スフィアが周回し、地平線の向こうからカオス・ダイソンが姿を現す、というものだった。

IIIのカオス・アトランタルでタキオン・ドラゴンを装備した上でミザエルのライフを1まで削り、コイツで削りきるという戦術だったが、ミザエルが自身の魔法カードとのコンボ用に用意していたバーンメタカードで二つのバーン効果を防ぎきられ失敗。

最終的には全容を現したネオ・タキオンに破壊された。

ちなみにアニメではなぜか闇属性だった。



追記・修正はカオス化してからお願いします。

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