HOT LIMIT(楽曲)

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HOT LIMIT(楽曲) - (2022/07/11 (月) 18:25:58) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/07/16(月) 02:39:03
更新日:2024/04/05 Fri 22:19:43
所要時間:約 5 分で読めます




宝物の恋を しま鮮花?

HOT LIMIT(ホット・リミット) は、T.M.Revolutionの8枚目のシングル。及びそれに収録されている楽曲。

作詞 井上秋緒
作曲 浅倉大介
唄  T.M.Revolution
発売 1998年

西川アニキの代表曲であり、夏歌と言えばこれ!という人も多いと思われる。
言葉遊びと押韻が多用されており、西川の意見も少なからず入っていると思われる部分もある。
そのため西川アニキ入魂の1曲などと言われることも多い。

全体的に陽気な曲調で、刺激的な歌詞が並ぶ。
例を挙げると

YO! SAY夏が 胸を刺激する

ナマ足 魅惑の マーメイド

とか。
誤変換、というか誤聴を狙ったような歌詞が多い。
実際あとから

妖精たちが 夏を刺激する

というフレーズがあったりするので更に混乱する。
そこが面白いんだけどね。

ちなみに冒頭のものは
「ほんもののこいをしませんか」
と読む。読めるか。


エピソード


  • T.M.Revolutionのシングルでは現時点で3番目に売れた曲。

  • 前年にリリースした『HIGH PRESSURE』、2000年にリリースした『HEAT CAPACITY』と、T.M.Revolutionの夏シングルはいずれも頭文字がHから始まる。

  • イチロー(当時はオリックスブルーウェーブに在籍)が出演する三ツ矢サイダーのCMソングとして一躍有名に。
    シングル発売以前だったので幻のアレンジ版が使われている。

  • 歌詞の後半の「ダイスケ的にも~」は、作曲家兼プロデューサーでこの曲の作曲も手がけた浅倉大介のこと。
    浅倉は後に自身の著書のタイトルにこのフレーズを使っている。
    「ダイスケ」と言っても、当然、当時プロ野球を沸かせていた松坂大輔や三浦大輔の事ではない。

  • 西川アニキはダイスケの部分を、ライブではその会場の名前に変えて歌うファンサービスを行なっている。
    音楽番組に出演して同曲を披露する際には、番組名や番組MC名に変わる事も(例・『ミュージックステーション』出演時には「Mステ的にも~」)。

  • またライブではPVの振り付けを観客がするのが恒例となっている。特に1999年に開催された東京ドーム公演の模様はは壮観。

  • そのPV撮影はフロリダの海(決して琵琶湖ではないので要注意)で行われたのだが星型のステージの一部が剥がれて飛んでしまっている。
    しかし、それはそれでいいんじゃねということでそのままPVに使われた。
    ちなみになぜフロリダの海かというと、PV中で見られる水中発破の許可が国内では下りなかったことと、
    ハリウッド映画でも使用される撮影機材の電源確保のため。
    メイキングシーンでは観光客と地元警官の目の前で撮影がなされた光景が映っている。前述のステージのトラブルもそうだが、後半の水中発破のシーンでは爆発で打ち上げられた無数の小魚が宙を舞う様子がばっちり映っていたり、よく見ると実にカオスなPVになっている。


PVの衣装についてのあれこれ

やはりというべきかPVの衣装はなんかがいい意味で狂っているとしか思えない。通称ガムテープ

  • 2005年、当時放送されていた『西川貴教のオールナイトニッポン』とサンリオとのコラボ企画で、この衣装を着用したハローキティのストラップが東急ハンズ限定で発売されている。
    あくまでもT.M.Rデビュー10周年記念という事で、歴代楽曲の衣装を着用したキティさんのうちの一つという点に注意。

  • 2012年に開催された『イナズマロックフェス』では、ゴールデンボンバーのメンバー全員がステージ上で本当にガムテープでこしらえたこの衣装を着用しパフォーマンスを行っている。
    2018年に再度出演した際も同じ衣装を披露している。

  • 2015年、ゲーム『戦国BASARA4』とのタイアップ企画で、プレイヤーキャラの一人である徳川家康のDLC衣装としてこの衣装が配信された。
    CDのジャケットで有名な例のポーズを取っているのだが、本作の徳川家康は非常にマッシブなためギャップが凄い事に…。
    なんて言っていたら当の西川アニキ本人が…(後述)。
    ゲーム中ではT.M.Rの楽曲を流す事も可能なので、西川アニキの熱唱をバックに大暴れさせてあげよう。

  • 2016年のデビュー20周年時に、ドン・キホーテ限定でパーティーグッズとして売り出されている。男女兼用でフリーサイズ。
    当時は購入者がこの衣装を着用して「踊ってみた動画」をSNSに投稿するという企画も行われた。

  • リリース当時『Mステ』に出演した際は、パーソナルカラーであるオレンジ色に染めた別バージョンの衣装を着用して熱唱している。
    それから18年後の2016年、同番組にて当時の衣装をもう一度着用して『HOT LIMIT』を熱唱しているのだが、この頃から西川アニキは筋肉が全身に付いてきていたため、衣装はパツパツで凄い事になっていた(当時の衣装がまだ着れるというだけでも凄いが)。
    番組では画面半分に18年前の映像を映していたため、西川アニキの体格の変遷がとても分かり易くなっていた。

  • 2016年に開催された元AKB48高橋みなみのワンマンライブに、『堂本兄弟』で共演していた縁から西川アニキがゲスト出演。この衣装を着用してアニキと共に『HOT LIMIT』を披露している。
    流石に胸部分の布面積は増えていたが。


  • 2020年、あのガチャピンこの衣装を着用して『HOT LIMIT』を熱唱する動画がYouTubeにアップされ大きく話題を呼んだ。
    西川アニキも速攻で反応を示し、後日正式にコラボが実現している。


バリエーション


  • MITSUYA-MIX
前述のCMで使われたヴァージョンを再録。
今のところシングル版のみの収録曲だが、2009年にWILD RUSHまでの旧作がリマスター音源でマキシシングル化されているので入手は容易。

  • UNDER:COVER
西川のセルフカヴァー・ヴァージョン。
激しさは割と抑えられたが十分ノリノリなアレンジ。
Heartsdalesがラップで参加している他、ダイスケの部分はヤスヒロとなっており、これは西川のとーちゃんの名前。

  • DISCORdanza Try My Remix ~Single Collections
こちらもセルフカヴァーだが西川には一切情報が知らされず、レコード会社側が勝手に作ったリミックスだとか。
かなりアップテンポで原曲とはだいぶ違ったユーロ系の印象を受ける。
動画サイトの「↑↑↓↓←→←→AB」(コナミコマンド)みたいなMADはこれ。

  • Y&Co.Remix
浅倉大介氏プロデュースの楽曲をノンストップ・ユーロビートとしてアレンジした アルバム『DAynamite Mix Juice 1』に収録されたヴァージョン。
担当ミキサーはクラブDJの横田商会。

  • HIGH and MIGHTY COLOR
ヘヴィロックバンド、HIGH and MIGHTY COLORのシングル曲としてもカヴァーされている。
メンバーのラップパートがある他、女性ボーカルなのでキーがだいぶ違う。
これはこれでいいもの。
PVの一番最後にはアニキも登場してメンバーと記念撮影まで決めている。
つまり、アニキ公認のカヴァー。
ちなみに音ゲー、jubeatに収録されているのはこのヴァージョン。

世紀末オカルト学院』のキャラソンでカヴァーしている。
同作はエンディングにて、作中の舞台となっている1999年前後に流行した楽曲が用いられており、その関係でカバーされた。
少し高めとはいえ男声の曲をキーを変えずに歌いこなすあやひーマジぱないっす。

  • 大橋彩香
『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』のプレイ楽曲として追加されたものを島村卯月としてカヴァー。
シマムラ的にもオールオッケー

実は歌っている人は違うがダンスダンスレボリューションにも入った。DDR5thでロングバージョン収録。3分を超える大作なので要体力であった。(現在は削除)


TMRごっこについて


台風の日に西川アニキの真似をすることをTMRごっこと言い、2chやtwitterで流行っている。
由来はアニキのPVにやたら強風の中歌っているものが多いから。
『HOT LIMIT』も床が飛ばされたくらいなんで勿論例外ではなく、TMRごっこに使われやすい。
『HOT LIMIT』でのやり方は

両手を空に上げ、斜め下をみながら下からの風を感じる。

これだけ!
「田んぼを見に行く」のような死亡フラグ建築効果はないようだが、自己責任で。
ただしガチで危ない時はやるんじゃないぞ。アニキとの約束だ。

西川アニキ自身も

「台風が東京直撃... 皆さん、本当に危険なので『T.M.Revolutionごっこ』は、おやめ下さい... 改めて、お願いします」

と呟いたことがある。
アニキに迷惑をかけないためにも羽目の外し方はよく考えること。



追記修正は やれ 爽快っ!

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