たまごっち

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たまごっち - (2015/08/30 (日) 23:23:17) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/05(水) 03:05:05
更新日:2024/04/26 Fri 10:53:57
所要時間:約 4 分で読めます





ど~っちこっち~


あっちもこっちも生麦生米




たまごっち!



たまごっちとは、1996年にバンダイから発売された携帯型育成ゲームの事。

平たくなった卵のような形をしており、中心に小さなモノクロの液晶画面、その下に三つのボタンがついたシンプルな形状をしている。


画面のなかに居るたまごっちに、食べ物を与えたり糞を掃除したりして機嫌を取りながら育成していくゲームである。

時間が経つとたまごっちが変化して、おやじっちやみみっちになる。
(この変化はその時の機嫌や体重と関係しているらしい)

説明だけ読んでもなんてことは無いゲーム機に感じる事と思うが…。


いやー流行ったね!

当時大人気だったドラマ(踊るやつ)で登場したり、
馬鹿売れしていた安室奈美恵がテレビでプッシュした事から大ヒット。
異常な程の大ブームが発生する事となった。


以下熱狂振りを表す例

  • 97年度流行語大賞受賞
  • 定価二千円のたまごっち一個が数万円
  • 希少で価値の高い白は一時二十万円
  • ある夜ガセ情報から渋谷のハンズに長蛇の列が出来るが開店十分前になって店側から販売しない旨が発表されると暴徒化→新聞沙汰に
  • たまごっち欲しさの売春、暴行事件
等々……


因みに筆者の家では親父が一個だけ買って来てくれた。




ぎゃおっぴだけどなッ!


ブームに乗って便乗商品のバッタもんも大量に出ていたと思う。
育成方法を載せた非公式攻略本とか、親父の買って来たぎゃおっぴとか。

後、自慢しに学校に持って来る→体育が終わると無い()
↑のコンボはかなりのあるあるネタだろう。

一週間位後、無くなったやつと同じ色のたまごっちをクラスメイトが持って来て自慢してたりする。
酷い話である。

まぁ、そんな降って湧いた様なブームが長く持つ訳が無く、97年の終わり頃にぱったりと流行が過ぎ去ってしまう。



バンダイ「なん…だと……?

タイミングの悪いことに、たまごっちのお陰でセガとの合併の危機を脱した、バンダイが生産ラインを増やして大増産をした頃にブームが過ぎてしまったのだ。
大ヒットだったにも関わらずバンダイは数百万個もの過剰在庫を抱える事となり、最終的には六十億の赤字になってしまい、
結局ナムコと合併する遠因になったとか。




やがて人々の脳裏から忘れ去られていたが、近年になり再復活して現在アニメの放送が行われている。


ちなみに最近は液晶がである。時代は進化した……。

以下ネタバレ









おやじっちはリストラされました。


追記・修正はたまごっちをにょろっちにしてからお願いします。

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