ちょうごう(FFⅤ)

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ちょうごう(FFⅤ) - (2020/07/18 (土) 23:50:19) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/06/16(土) 20:15:39
更新日:2024/03/09 Sat 16:50:36
所要時間:約 7 分で読めます




ちょうごう(調合)とは、二つ以上のものから一つのものを作り出すことである。
ここでは『FINAL FANTASYシリーズ』に於けるアビリティの一種である調合を、主に『FINAL FANTASY Ⅴ』内に絞って解説する。

薬士のジョブレベルを2まで上げると修得するコマンドアビリティ。
消費アイテムか調合用アイテムを二つ掛け合わせることによって、二つのアイテムが本来持つものとは異なる効果の調合薬を作製する。

作中でもトップクラスの潜在能力を秘めており、まほうけん二刀流みだれうちや青魔法、時空魔法などと並び、是非付けておきたいアビリティの一つ。
だが、アイテムを消費するのでコストパフォーマンスの面で難があり、調合用のアイテムが入手しにくい点(調合素材は購入できないため、アイテム増殖技でも使わなければ充分な量を確保するのに時間が掛かる)から雑魚戦での運用にはあまり向かない。
その他、組み合わせを覚えなければならず、使用時に効果を表すメッセージが表示されないのでどのような効果を発揮するのかも知っておかなければならない。
また、フル活用するには敵の耐性も把握しておく必要があるなど、ある程度ゲームに精通していなければ使いこなすのが難しい。
これさえあればアイテムコマンドは不要に思えるが、意外にも石化が治せないという欠点もある。
アイテム欄を並び替えると補助効果が途切れてしまうことにも注意。

使い方としては回復や補助が一般的だが、きょじんのくすりとドラゴンブレスの併用などで調合単体でも大ダメージを叩き出すことが可能。
魔法と違って全体化はできないが、基本的にリフレク貫通と魔法回避率無視の特性を持つため、例えばデス耐性を持っていないが魔法回避率が高すぎてデスが命中しない敵をデスポーションで確実に屠ることもできる。

システムを熟知した者からはバランスブレイカーとして認識されており、制限プレイでは禁止する者も多い。


【調合薬紹介】
  • せいめいのみず(ポーション+ハイポーション)
対象のHPを徐々に回復。リジェネと同効果。

  • まもりのくすり(かめのこうら+かめのこうら)
対象が受ける物理&魔法ダメージを半減。わかりにくいが、実はシェルとプロテスが同時にかかるようなもの。

  • レビテト(おとめのキッス+どくけし)
対象を浮遊状態にする。魔法版より早く使えて、タイタン戦などに投入できるのがミソ。

  • ヘイストドリンク(かめのこうら+めぐすり)
対象のATBゲージ蓄積速度を上昇。ヘイストと同効果。

  • エクスポーション(ポーション+エーテル)
対象のHPを全回復。

  • リザレクション(ポーション+フェニックスのお)
対象の戦闘不能及びHP、MP全回復。
序盤からアレイズ、MP全快と至れり尽くせり。コスパも良く、薬箱として使ってもいい。

  • ニュートラライズ(ポーション+どくけし)
対象のHP及び毒状態を回復。

  • キュアブラインド(ポーション+めぐすり)
対象のHP及び暗闇状態を回復。

  • きつけやく(どくけし+めぐすり)
対象の簡易ステータス異常を回復。いわばバスナである。
回復できない状態異常に対してうっかり使用してしまいがち。

  • ばんのうやく(フェニックスのお+かめのこうら)
対象にエスナの効果。
石化した味方をターゲットにできないという欠点がある。

  • エーテルドライ(ハイポーション+かめのこうら)
対象のMPを160回復。

  • ハーフエリクサー(ハイポーション+エーテル)
対象のMPを全回復。

  • いのちのキッス(フェニックスのお+おとめのキッス)
対象の戦闘不能及び、HPを半分、MPを全回復。

  • リンカネーション(エーテル+フェニックスのお)
対象の戦闘不能及びHP、MPを全回復。
戦闘不能じゃなくても効果があるので使いどころはある。
いのちのキッス涙目。

  • サムソンパワー(せいすい+どくけし)
対象のレベルを10上げる。
味方に使えば攻撃力をお手軽ドーピング、敵に使えばレベル調節できる優れもの。
店売りアイテムのみで作れるのでコスパも申し分ない。

  • ドラゴンパワー(ハイポーション+りゅうのきば)
対象のレベルを20上げる。
サムソンパワーの上位互換。

  • エレメンタルパワー(せいすい+めぐすり)
属性魔法の威力を50%アップ。
何気に水属性強化の唯一の手段。

  • レジストポイズン(エーテル+どくけし)
対象に(状態異常の)毒を無効にするバリアを張る。
毒属性攻撃は防げないため注意。

  • レジストファイア(エーテル+めぐすり)
対象に炎を吸収するバリアを張る。
りゅうのきばが余ってるなら、ドラゴンシールドでおk。

  • レジストアイス(フェニックスのお+どくけし)
対象に冷気を吸収するバリアを張る。
ドラゴン(ry

  • レジストサンダー(フェニックスのお+めぐすり)
対象に雷を吸収するバリアを張る。
雷属性は吸収・無効化が難しいので役に立つ……かもしれない。
まあドラ(ry

  • ライフシールド(フェニックスのお+せいすい)
対象に即死耐性を与える。

  • ドラゴンシールド(エーテル+りゅうのきば)
対象に炎、氷、雷を無効にするバリアを張る。

  • ドラゴンアーマー(フェニックスのお+りゅうのきば)
対象にプロテス、シェル、リフレクの効果。基本は防御補助だが、敵へのリフレク付与という離れ業で使われることも。

  • きょじんのくすり(エリクサー+りゅうのきば)
対象の最大HPを2倍にする。アイテム版と違い味方に使えるのが大きな利点。

  • ドレインキッス(おとめのキッス+かめのこうら)
対象からHPを吸収。
黒魔法ドレインと違い、255もの威力がある。

  • かえるのキッス(おとめのキッス+ダークマター)
対象をかえる状態にする。ダークマターが使われるだけのことはある。

  • しゅくふくのキッス(おとめのキッス+せいすい)
対象にヘイスト、ブリンク、バーサクの効果。
本来バーサク耐性がある敵にも、一緒にかかるブリンク等のせいで良性異常判定され、耐性を無視してバーサクをかけられる恐るべき効果があり、あらゆる敵を脳筋にしてしまう。
主に「かばう」「まもり」と併用して強敵を完封するために使用される。
本来は味方に使うタイプのものなのだろうが、今やこれを味方に使用する者はいない。

  • ラミアのくちづけ(おとめのキッス+めぐすり)
対象を混乱状態にする。

  • リリスのくちづけ(エーテル+おとめのキッス)
対象からMPを吸収。

  • りゅうのくちづけ(おとめのキッス+りゅうのきば)
対象の性質をドラゴンに変化させ、即死や割合ダメージ耐性と言った、所謂ボス属性を付与する。強制離脱させられてしまうサークルや瀕死状態にさせられるミールストームも防いでくれるのはありがたい。
味方にかければ多くの厄介なダメージを防げ、敵にかければ竜特攻武器で大ダメージを与えられる。

  • バッカスのさけ(せいすい+かめのこうら)
対象をバーサク状態にする。魔法版バーサクより使えるのは早い。

  • ばくやく(かめのこうら+ダークマター)
使用者が戦闘不能に陥る代わりに、対象に使用者の残りHP分のダメージを与える。
かめのこうらわりを作ろうとして、作ってしまった事例が結構あるらしい。

  • しっぱいさく(1)(かめのこうら+エリクサー)
対象をランダムでスリップか瀕死のどちらかの状態にする。

  • しっぱいさく(2)(りゅうのきば+かめのこうら)
対象に、対象の残りHPの1/4の割合ダメージ+混乱。

  • しっぱいさく(3)(せいすい+ダークマター)
対象を毒状態にする。

  • どくやく(どくけし+ダークマター)
対象を毒状態にする。しっぱいさく(3)と全く同じ効果。

  • あんこくのといき(めぐすり+りゅうのきば)
対象を暗闇、混乱、スリップ状態にする。暗闇の効き目が大きく結構使える。

  • あんこくのガス(めぐすり+ダークマター)
対象を暗闇状態にする。スリップが嫌な場合に…と言いたいが、魔法回避が無視できないのが難点。

  • かめのこうらわり(かめのこうら+どくけし)
対象の物理防御力、魔法防御力を半減。必中のガードオファといえる。
これを重ね掛けすれば、オメガやメリュジーヌも「ぜになげ」でダメージが与えられるようになる。
ちなみにこれに限らず「かめのこうら」関連は効果の予測が難しい。

  • ダークポーション(ポーション+ダークマター)
対象に666の固定ダメージ。

  • ダークエーテル(エーテル+ダークマター)
対象のMPを1/4にする。割合ダメージという点は強烈。

  • ダークエリクサー(エリクサー+ダークマター)
対象を瀕死状態にする。命中率は低く、ちょっと勿体ない。

  • デスポーション(フェニックスのお+ダークマター)
対象を即死させる。デスよりも解禁が早く精度が高い。
第二世界のボスはふういんされしものも含めて、デス耐性が欠落していたりするので知ってるとかなり強力。

  • シャドーフレア(ダークマター+ダークマター)
対象に暗黒のフレアによる無属性ダメージ。
地味にスリップ効果もある。ドレインキッスが危険なアンデッド相手などが主な用途だろうか。

  • ポイズンブレス(どくけし+りゅうのきば)
対象に毒属性のブレス攻撃。
ブレス系だけに、使用者の残りHPの半分の数値をダメージとして与える。
後述のドラゴンブレスやホーリーブレスの劣化版である他、FF5の毒はデメリットのほうが大きく、その点でも不遇。

  • ドラゴンブレス(りゅうのきば+りゅうのきば)
対象に炎、氷、雷属性のブレス攻撃。
使用者の残りHP分の数値をそのままダメージとして与えるため、きょじんのくすりとの併用がおすすめ。弱点を突けばもちろん威力二倍なので、その時点での最高クラスのダメージを弾き出すことがある。
注意点は吸収、無効化されやすいこと。

  • ホーリーブレス(せいすい+りゅうのきば)
対象に聖属性のブレス攻撃。
ドラコンブレスの聖属性バージョン。

  • ダークブレス(りゅうのきば+ダークマター)
対象に使用者の最大HP−残りHP分のダメージ。要は????と同効果。
他のブレスと違いHPが低いほど強くなるという反性質だが、基本的にはいらない子。


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