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LINE - (2018/10/10 (水) 14:12:20) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/10/01(月) 13:31:58
更新日:2023/08/19 Sat 22:36:48
所要時間:約 5 分で読めます




LINEとは

株式会社LINE(旧NHN Japan)が提供している、携帯電話(スマートフォン・フィーチャーフォン)・パソコン向けのインターネット電話やテキストチャット等のリアルタイムコミュニケーションを行う為のインスタントメッセンジャーである。また、テキストチャットのことはトークまたはメールと称している。
NHN Japanだった時代の2011年6月にサービスを開始し、後に株式会社LINEと社名を変更した。
名前が変わった今でもLINEは韓国NAVERの100%子会社であり、今も親会社であるNAVERの影響力が強いとされている。
LINEに落としたお金は日本にも多少は流れるが、その多くは韓国に流れると見て良い(正当な企業活動なのでおかしなことではないが)。

最近の若者は携帯メールよりもこれを多く利用しており、通信キャリアを問わずこのアプリケーションをインストールしておけば、友だちと無料で電話やメールがし放題。
掛かるのは通信料のみである。
…というより、大抵その通信料が定額プランであるため「実質無料」というのが正確なところ。従量制プランでは注意が必要。
定額プランでもメッセージの送受信により通信容量を消費するため、容量の大きな画像などを頻繁にやりとりすると帯域制限に引っかかる場合もあるので最低限意識しておこう。

また、最近は公式アカウントも増えてきており、有名人はもちろん、すき家、牛角等の企業も公式アカウントで増えつつある。


LINEの機能

LINEの主な機能としては、無料電話、トークの2つである。

  • 無料電話は友だちに電話をかける事ができる
ただそれだけ。

  • トークは個人でチャットをできるが、複数でもトークもできる、例えば平成○○年度○年○組のグループを作ることができる。
また、自分が作っていないグループでも、招待されていれば、グループの編集が可能である。
グループの中に嫌いな奴がいたら自分で退会させることも可能。

また、スタンプという絵文字みたいなものも存在し、iPhoneは連打が可能
(※最新のバージョンでは出来なくなりました)

通知をオンにしている状態でそれをされると迷惑極まりない。オフにしている状態でも気が付けば数百件たまっていることもあるのだが…

特徴的なのが、トークで送ったメッセージが一度でも相手の画面に表示されると、メッセージに小さく「既読」と表示される機能。
相手がメッセージを見たかどうかが分かり、グループの場合「○人既読」と人数だけ表示される。
LINEの登場は東日本大震災より後であり、災害の時の安否確認という意味では、熊本地震でその特徴が大いに発揮された。
しかし平時の時はと言われると、いつしか「既読」が表示されたまま返事がこないと不安になったり、相手からのメッセージに「既読」がつくと返事をせずにいられないという「既読恐怖症」なるものも生み出した。

また、自分でIDを決めることができ、ID検索で友だちを増やしたりもできるが、近くで端末同士を振って友だちを追加する「ふるふる」という機能も存在する。

また、LINEのIDは検索すれば出てくるので、LINE以外のSNSの自分のプロフィールにLINEのIDを貼っている人は多くいる。

「友だちの自動追加」という機能もあり、
  • 自分の電話帳に番号がある人
  • 自分の番号を電話帳に入れている人
このどちらかに該当する人を自動的に友達に追加できる。もちろん自分自身も条件に合えば他の人の友達に追加される。
最初にアプリをインストールした際にこの機能を使うかどうか確認があるが、初期状態で「使う」にチェックが入っているため、うっかりするといきなり数十人単位で友達が登録されてたりする。

何年も会っていない人と再び繋がりが持てたり、日常的に会う人でもいちいち「LINEはじめました」と宣言しなくていいというメリットがある一方、
一度自動追加をONにすると条件にマッチした人間全てが友達に追加されるため、
自分がLINEを始めたことを知らせたくない相手にも通知されてしまう場合もあり、使うかどうかはよく考えて判断すべきと思われる。

またこの「友達の自動追加」はつまるところ「自分の電話帳を株式会社LINEに送り、中身を他の人の電話帳と照合する」という事であるため、
個人情報保護の観点からあえて使わないという選択も大切。


また、初対面でも

「ねぇ、LINEやってる?」

「うん、やってるよ」

「ホント?じゃあ、LINEのID教えて」

「いいよ」

という事は若者達の間ではよくあること。
(IDの打ち込みは面倒なので、文字通り端末を振って相手を探す『ふるふる』という機能や、
自分のIDをQRコード化して相手に映してもらう機能がよく使われる)

また、そこから発展することも少なくはない。
最近はタイムラインという機能もあり、ぶっちゃけ他のSNSをパクったような感じ。
タイムラインでつぶやくという形なのだが、コメントはもちろん、つぶやきにスタンプを貼る事ができる。

最近はこちらを利用する人が増えているとか増えていないとか。



LINEのなりすましについて

近年、LINEアカウントの乗っ取りが急激に増えている。
主な被害例として、
  • 勝手にパスワードを変更させられ、ログインが出来なくなる
  • 友達の連絡先を拡散させる
  • 友達を騙り、WebマネーやiTunes等のプリペイドカードを購入させようとする(←重要! 自分も加害者になり得る!!)
などがある。


対策として、LINEがメールアドレスとパスワードでログイン管理をしていることから、
分かりやすパスワードなどを使用しない他のサイトとは異なるパスワードを使用することが重要である。
これはLINEに関わらず、どのネットワークサービスにも当てはまることである。





情報系マニアの間では検閲されていることでも有名であり、既読機能やその他のこととも相まってあまり好まれているツールではない。
まあ普段使っていて問題になることはまずないのでそこは安心して良い。

そのため2014年に起きた京大での公安突入の際は色々と衝撃的だったが、LINEを使っていたという噂が流れたためにLINE使用に関しても騒然となった。
ただどこまでのレベルかは不明だが使用の制限規定自体は元々あったらしく、
少なくとも組織全体としては気を付けている(仮に正しく運用していたのならその規定の下で使用していたことになる)と思われる。



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