THE KING OF FIGHTERS XIII

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THE KING OF FIGHTERS XIII - (2015/02/06 (金) 14:23:43) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/08/27(土) 19:48:03
更新日:2024/04/24 Wed 11:12:42
所要時間:約 5 分で読めます




怒りの炎を燃やせ!奴が灰になるまで。


THE KING OF FIGHTERSの最新作。
2010年7月に稼働開始した。

前作『XII』がストーリーのない(小規模な)お祭りだったのに対し、今回は『XI』から続くストーリー。
本作で『'03』から開始したアッシュ編がようやく完結したこととなる。

キャラのグラフィックは前作同様異常に手間をかけたドット絵を使用しており非常に美麗。
女性格闘家チームの復活、K'チームの参戦、他チームメンバー穴埋め要員も登場。
全体的な人数・技の少なさも解消され、ゲームとしてしっかりとした形になった。

システムについては前作にあった相殺関連が省かれ、『'98』や『2002』に近い感じになっている。
稼働初期はホア・ジャイ消滅、バイス関連、EX必殺技など致命的なバグがあったが、追加パッチにより現在は修正されている。

家庭用は稼働より1年近くたってもアナウンスがなかったが、2011年に10月下旬に発売と発表。
だが、短期間の発売延期を経て同年12月に発売された。
新キャラと新ステージに加え、ストーリーモードを搭載されている。



【新システム】

  • EX(超)必殺技
コマンド+弱強同時押しで、パワーゲージを更に1本消費して発動。
EX必殺技は威力こそ低めだが、コンボや追撃などが強くなっている。
EX超必殺技は従来のMAX超必殺技にあたる。
『ストリートファイター』にも同様のシステムがあるが気にしてはならない。

  • HDゲージ
画面下にある緑色のゲージ。
これを消費して以下の行動が可能。

→ドライブキャンセル(スーパーキャンセル)
ゲージ50%消費。
必殺技硬直をキャンセルして別の必殺技へと繋げる。
SCは必殺技から超必殺に繋ぐ。

→ハイパードライブモード
BC同時押しで発動。ゲージ100%消費。
一定時間、ドライブキャンセルとスーパーキャンセルが自由に使用可能に。
『2002』のMAX中にかかるどこでもキャンセルの発展系。

→NEO MAX超必殺技
ゲージ100%、またはHDモード中にパワーゲージ3本消費。
超必を超える技で派手な演出で大技を放つ。


【キャラクター】

【エディット専用】
謎のキモ系主人公。
前作と同様にニュートラルポーズが自由になり、更に最終作でエディット専用になっているという相変わらずな自由人。
本作では遂に彼の目的が明らかになる。
設置技「ジェニー」まで習得したガイル系キャラ。


【エリザベートチーム】
  • 『白き光の導き手』エリザベート・ブラントルシュ
ヒロインもとい、ライバルもとい、実質的な主人公。
今作ではアッシュの友人2人を引き連れて、彼や遥けし彼の地より出ずるもの達を追う。
なんとドットの変化で高貴なおっぱいが隠れてしまっている。
おっぱいが見たい人はカラーエディットを弄ってみよう。

  • 『上海の武神』シェン・ウー
ガサツな性格のケンカ屋。
前作でアッシュにハメられたため、それを許してやるためにエリザベートに同行する。
見たまんま近距離重視のパワーファイター。

  • 『静かなる暗殺者』デュオロン
中国の暗殺者集団、「飛族」の生き残り。
冷徹な性格だが、情がないと言う訳でもない。シェンのセーブ役。
ありえない方向に曲がった足首から察せられる、トリッキーなキャラ。


【日本チーム】
久しぶりに、紅丸・大門とチームを組む初代主人公。
いつも通りの苦労人。
性能は庵があんな調子なので、完全に『'95』までのスタンダードタイプに戻った。

  • 『シューティングスター』二階堂紅丸
日本チームのNo.2。ポルナレフヘアーの色男。
全体的に使いやすい性能は相変わらずのハイスペックキャラ。

  • 『聳え立つ嵐の山』大門五郎
近年欠場の続いた大門先生が再び登場。
以前までの「どう調性しても強くなる」と言う悩みの種はゲーム性の変化でそこまででもないが、破壊力の高さは相変わらず。


【庵チーム】
『XI』で炎を失った結果、大きくイメチェンした。
結果、爪を使った技を使うインファイターとなったが、周囲の評価は「炎を失ってもこれほどとは…!」といった具合。

  • 『疾走する残酷な美貌』マチュア
『'96』で死んだと思われたが、バイスとともに封印されていただけだった。
オロチの力を奪おうとする者を潰すために復活。
稼働当初は簡単な永久を持っていたが、調整により今はそれほどでもない。

  • 『躍動する残忍な嘲笑』バイス
マチュアと同様の設定で復活。
打撃と投げで相手を揺さぶる近距離キャラ。
稼働初期は何かすればバグるとまで言われていた。


【餓狼伝説チーム】
相変わらずの陽気な餓えた狼。
初心者にも使いやすい性能は相変わらず。

テリーの弟。小柄で禿げていく残念な美形。
飛び道具・対空・突進を持った機動力重視キャラ。

パンツのムエタイ男。
どちらかと言えば近距離重視のタイプ。
EDではまたしても酷い目にあう。


【龍虎の拳チーム】
構えは龍虎時代に戻ったが、顔が厳つくなった。EDでは誰だこいつ状態。
相変わらず虎煌拳は飛ばないが、受け技などで頑張るインファイター。

リョウの永遠のライバル。
足技重視のフットワークの軽い動きが特徴。

太まし化の波に飲まれた常連キャラその1
そのせいかは不明だが構えもよくわからないことになっている。
業務用のみ、カラーエディットであの面が復活。
ワンチャンスで大きく持っていくテクニカルキャラ。


【怒チーム】
ハードな衣装に変化した軍人。
タメ技重視の立ち回りは相変わらず。

太まし化の波に飲まれた常連キャラその2
SABBは忘れてしまったが、拳の破壊力は上昇気味。

太まし化の波に飲まれた常連キャラその3
ゲーム性と噛み合ってない残念な投げキャラ。


【サイコソルジャーチーム】
太まし化の波に飲まれた常連キャラその4
毎年変わることに定評のある衣装は手抜き気味。
波動昇竜戦法が得意で、それ以外の面も強みはある。

  • 『小龍飛天』椎拳崇
衣装チェンジでスタイリッシュになった。
超球弾は通常技だが、全体的にはインファイター。

  • 『斗酒拳聖』鎮元斎
酔いどれ爺さん。
酒を飲めば飲む程強くなり、ワンチャンスでの破壊力は屈指のもの。


【女性格闘家チーム】
みんな大好き、復活のおっぱいくの一。
おっぱいがたゆんたゆん揺れるドット技術は感服もの。
ステージを駆け巡る動きで相手を翻弄しよう。

髪をショートにしたが裏カラーでは三つ編みも。
カラーエディットではパンチラもやらかした。
彼女とキングにだけ脱衣KOが復活した。

  • 『美しき蹴撃のイリュージョン』キング
衣装が龍虎時代に戻った男装の麗人。
牽制能力が高く、スタイリッシュな動きを得意とする。


【キムチーム】
  • 『テコンドー界の至宝』キム
チャン・コーハンとチョイ・ボンゲに騙されて、以下の2人と組むことになる。
多彩な蹴り技に加え、新たな鳳凰脚も身に着けた。

  • 『暴走重戦車』ライデン
キムの新たな公正対象。
版権の都合上、『餓狼伝説 Wild Ambition』と同様にビッグベアではない。
かつては最上位キャラの一角でもあった。

  • 『狂乱のムエタイファイター』ホア・ジャイ
まさかの初代『餓狼伝説』から復活。19年ぶりに戦いの舞台に舞い戻った。
どうも「毎回新キャラを出す」のがウリのシリーズにて、ジョーのコンパチとして利用できるのが主な要因と思われる。
稼動当初はバグ昇竜紛いのバグがあった。某ゲーセンの「ホアジャイガキエタァァァァァァァァ!」は有名な話。
ドリンクを飲めば破壊力を増していき、最強の一角を担う。


【K'チーム】
  • 『Kを超えるもの』K'
KOF嫌いだが、クーラがチンにそそのかされたので渋々参戦することになった元主人公。
派生技を多く持ち、そのせいでアーケードでは最強キャラ。
闘劇では上位全員が彼を入れていたというのは有名な話。
当たり前だが家庭用では弱体化された。

合法ロリ。アイスのためにKOFに参加。
以前はドットのせいでら宇宙人疑惑があったが、新ドットでやっと人間らしくなった。
アンチKアーツと言う名の氷技を使用する。

  • 『鋼のヒューマンウェポン』マキシマ
よりサイボーグっぽくなったサイボーグ。相変わらずのオカン。
ガードポイント付きの技が多いパワーキャラ。


【家庭用追加キャラ】
衣装が初代『餓狼伝説』時代のオーバーオールに回帰した。
三節棍を使ったリーチの長い攻撃は健在。

  • 『時間を統べるもの』斎祀
アッシュの祖先で本作の最重要キャラ。
高慢な性格でほぼすべてのキャラを嫌っている。
挙動や通常技の全てがアッシュの使い回しで各必殺技が異なる。


【家庭用EXキャラ】
どれもDLCキャラだが、steam版は最初から使用可能。

  • 『暴走する蒼き炎』炎を取り戻した庵
八神庵のEXキャラ。今までの衣装を着ている。
性能も炎を使った、安定と火力を備えたものに回帰。

  • ネスツスタイル京
草薙京のEXキャラ。ネスツ編の衣装の京。
技が『'96』からの接近戦主体に戻った。
超必はみんな大好き無式だが、設定上ネスツ編の京は無式が使えない。

  • 『不敗の格闘家』Mr.カラテ
天狗の面をかぶった謎の男。タクマ・サカザキのEXキャラ。
業務用では単にカラーエディットでしかなかった。
いつもの遊びではなく、武人そのものとして戦いを挑む。


【ボス】

  • サイキ
斎祀が変身した姿で、遥けし彼の地より出ずる者達の主。
出てくる台詞1つ1つが小物臭く威厳を感じられない。スタッフ曰く、ネットの掲示板を参考にしたらしい。
人気キャラのムカイさんが指示に従わなかったために殺害するなど、どうも小物くさい。

ボス時には無界や禍忌のように変身するのだが、その姿は全裸。

そう全裸なのである。

明らかに隠すところが間違っている。
その実、行動パターンが少なく下段ガードが甘い為、起き上がりに足払いを重ねていれば楽に倒せる。


  • 血の螺旋に狂うアッシュ
ラスボス。
斎祀がアッシュに取り憑いた姿で、外見は黒いアッシュ。
技もアッシュと同じだが、常時サン・キュロット状態など結構な強さ。
その余りの手抜きっぷりにユーザーも苦笑いするしかなかったが、たまに浮かしてからヴァントーズで永久をしてくる。
サイキ共々、大門先生で地雷震でハメ殺しも可能。


追記・修正お願いします。


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