Mr.ハートランド

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Mr.ハートランド - (2017/08/23 (水) 21:47:14) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/10/30(火) 21:41:18
更新日:2024/03/31 Sun 16:09:35
所要時間:約 3 分で読めます




ハァァァァトバァァニィィング!


Mr.ハートランドとは、遊戯王ZEXALに登場するファンタスティックな紳士。
ハートランドシティの表のトップ。
CVは小杉十郎太。


中年の男性で、黄色いスーツやシルクハットに赤フチ眼鏡と賑やかな格好をしている、常に笑顔のナイスミドル。
視聴者からのニックネームは口癖のファンタスティックから「ファンタ」。

天城兄弟の父親にして100年に一度の天才と呼ばれるDr.フェイカーはMr.ハートランドの上司であり、Mr.ハートランドはDr.フェイカーに直接会える唯一の人物となっている。

ナンバーズハンター天城カイトは部下。
幼かったゴーシュドロワの2人を拾い、部下として育てた。

しかし、ハルトが事実上人質になっているカイトは勿論なのだが、ゴーシュ達からもナンバーズ所有者を報告されなかったりと、部下からの信頼性は微妙。

また、Dr.フェイカーにWDC開催を提案した際に「君にしては良い考えだ」と言われる等、評価は悪い。

勿論Dr.フェイカーの部下という事でトロンからも良い目では見られてない。

どうしてこうなった。


作中ではWDCの主催者として観客向けにデュエルの実況をしていた。

Dゲイザーは肉体ではなく赤フチ眼鏡に内蔵している。眼鏡をかけている人物は基本的に内蔵式を使うので変わった事ではない。

EDでもDr.フェイカーの一味として天城兄弟やゴーシュらと共にポーズを取っていたりと、前座ボスポジション……の筈だった。


一期終盤、地下のスフィア・フィールド砲発射台まで辿り着いた一行の前にエアリフトに乗って現れた。
オボットを殺戮兵器に変貌させてシャーク、カイト、小鳥オービタル7にリアルファイトを挑み、足場を周囲の壁に収納させてアストラル界へ落とそうと企む。

しかしオービタル7に電源を落とされてエアリフトも停止、そのままアストラル界への入り口がある下部へと落下して出番を終えた。
まさかのデュエル描写0で離脱、生死不明に。

また、Dr.フェイカーの夢は自身の夢にも繋がると語り、自身の野望の為にDr.フェイカーの部下として活動してきた事が示唆された。

が、Dr.フェイカーは難病のハルトを救う以外は特に野望もなく、アストラル界の破滅もバリアンとの契約を守る為だけであった。

その事実を知ればどんな絶望した姿を見せていただろうか。



長い間生死不明だったが、ZEXALⅡに入りベクターにサルベージされ、ハエの姿になって復活した。
ベクターに忠誠を誓った彼は彼の手足となって行動を開始。
まさかのナンバーズ1と3人の部下を与えられ、再び遊馬の前に立ちはだかった。

その後、ベクターの指示で人間界とバリアン世界を融合させるために人間界に侵攻、カイトと因縁のデュエルを開始する。
リアルダメージを与え、カイトを戦闘不能にするが帰ってきた遊馬とアストラルがデュエルを引き継ぐ。
彼もバリアルフォーゼしその禍々しい力で二人を追い詰めるが、彼らの新たな力であるZEXALⅢに倒された。

そして焼死してしまい散って行った。ドン・サウザンドや三悪党同様に復活することはなく遊馬たちからは、まるで自身の存在自体なかったかのように扱われた。哀れ。

結局彼の言っていた「夢」とやらがどんなものだったかは作中では一切語られなかった。

使用カードは「インフェクション」というハエをモチーフにしたテーマ。別にインフェルニティ+サティスファクションというわけではない。


◆闇デュエル界の四悪人

ベクターの部下として復活した際の仲間たちは、実はフェイカーに仕える前のハートランドが裏の世界で組んでいた頃の仲間たち。
内訳は以下。なお、クラゲ先輩以外は全員が虫モチーフで、4人全員が怪人モードへ変身できる。
また、全員が「主要キャラ+トロン一家」のコンビを相手に、「自分ライフ8000、相手ライフ2000」のハンデマッチに持ち込んでいる。

  • 蝉丸 CV:松田健一郎
セミモチーフの第一の刺客。《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》を与えられた。
デュエルで敗北させた相手の記憶を吸い取るという能力があり、その力でナンバーズクラブを無力化して遊馬をおびき出した。
対戦相手は遊馬とIII。初っ端からの俺ルールで先攻の攻撃ありとした。
が、宣言した自分はそのまんまターンエンド。一応、これは変則タッグデュエルではなくバトルロイヤル(=自分の1ターン目では全員攻撃不能)だったため、IIIと遊馬の攻撃を誘うためだったが。
最終的には死亡フラグを連発した挙句、アトランタルの一撃で敗北。


  • クラゲ先輩 CV:安原義人
クラゲモチーフの第二の刺客。《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》を与えられた。
クラゲさながらに触手を操り毒を打ち込む、水に溶けて隠れるといった能力がある。
璃緒とシャークさんに毒を打ち込み追い詰め、駆けつけたIVを交えたバトルロイヤルを行った。
なので対戦相手は凌牙とIV。
最終的には二人のコンボで強化されたアビス・スプラッシュの攻撃を受けて敗北、消滅した。
なお、実は過去に神代一家を交通事故で死なせた張本人である。
気難しい上にやたら年功序列にこだわり、自分より年下に対しては非常に厳しい(ハートランドにも強気である)。
加えてクラゲを水属性最強と称しており、No.の召喚口上も「偉大なる先輩、ここに降臨!」である。

ちなみに、CVの安原さんは俳優もこなす芸歴40年の大ベテランであり、ZEXAL声優陣から見ても本当に先輩。
そんなお人がこんな濃いキャラ演じたもんだから、現場は爆笑の渦だったらしい。


  • 蚊忍者 CV:矢部雅史
蚊&ガッチャマンモチーフの第三の刺客。《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》を与えられた。
名前通りのニンジャキャラであり、「蚊学忍法」なる技術を使う。
イメージが蚊であるためか、はたまた単なる個人の趣味の問題か、大きなモンスターが嫌い。
対戦相手はカイトとV。
アストラル世界へ飛ぼうとする遊馬の妨害に現れ、立ちはだかった二人と戦った。

事前に打ち込んだ毒でカイトを追い詰めつつ幻覚を見せ、バトルロイヤルルールを利用して同士討ちさせようとしたが、カイトが想定外の方法で解毒したことで瓦解。結局そのまま倒された。




漫画版では

ポップコーンまみれになったナンバーズクラブの前に登場。
遠くから見ている事が多かったアニメ版とは違い、積極的に関わっている。
眼鏡に細工がしてあり、おぼろげながらアストラルが視認可能。
ナンバーズハンター達を遊馬やアストラルの元へ送り込んだ。

こちらではアニメであったようなコミカルな言動はあまり無く、正体もDr.フェイカーが既に死亡している事実を隠蔽し、利益を独占しているという完全な悪人だった。
協力関係にあった八雲興司にも下衆と吐き捨てられ、後の彼とのデュエルに敗北、死亡した。 

デュエルではトゥーンモンスターの様な効果を持つ「ハート」と名の付いたカード群を使用した。


追記・修正お願いします。

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