E551ギガンテス(地球防衛軍シリーズ)

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E551ギガンテス(地球防衛軍シリーズ) - (2020/10/21 (水) 23:15:02) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/06/03(日) 06:56:56
更新日:2023/07/19 Wed 15:47:21
所要時間:約 3 分で読めます




E551ギガンテスとは、ゲーム『THE 地球防衛軍シリーズ』に登場する、プレイヤーが搭乗可能な兵器である。

強大なインベーダー(フォーリナー)に立ち向かう、EDFの主力戦車。




「Wiki篭り!ギガンテスを使え!」


プレイヤーの乗り物として、フィールドに一台か二台ほど置いてある。

主砲の120mm砲は、雑魚のインベーダーならほとんど一撃でまとめて消し飛ばせる威力を誇る。
リアクティブアーマーを採用した装甲は、全乗り物中(ベガルタを除けば)トップの耐久力を持つ。

操作に慣れ、腕を上げれば、バック走で逃げながら敵を撃破することが可能。

3ではデザインが変わり、よりリアルな感じになった。



追記・修正をお願いします。





EDFへ
とうこそ!






































一応、上記の話は本当である。


しかし、このギガンテス



  • 戦車なのに機銃は付いてない。武装は主砲のみ。近づかれてもこれでしか対処できません。が、目の前の敵に主砲をぶっ放すと爆発が自分にも当たり耐久力がごっそり減ってしまう(まあ一旦降りればどうにでもなるが……)。故に全国のEDF隊員から自走砲と呼ばれることもしばしば。

  • 悪地を走破してこその戦車のはずが、簡単に乗り越えられそうな柵に当たっただけで大きく進路を狂わされる。また、瓦礫のあるところを走るとすぐひっくり返る(当然ながら、そうなったらもう何もできやしない。自爆と乗り降りしかできない)。

  • 3ではひっくり返らないように訂正されたものの、今までにはあった耐水性がなくなったせいで、水中に落ちたアイテムが取れない。無理矢理入ったら、どれだけ耐久力が残っていようが爆発する(浅瀬なら大丈夫なのだが……)。

  • 高難易度の後半になると、自慢の主砲でも雑魚の蟻すら一撃で撃破できなくなる。

  • 耐久力が高いのが長所のはずなのだが、その大きさが災いして敵の攻撃を食らいやすい。特に、蟻の酸を近距離で受けるとほぼ全弾当たるので3回くらい酸を撃たれればあっというまに壊される。リアクティブアーマー()
さらに乗っていない間も当たり判定はあるため、近寄ってきた敵と戦っていたら流れ弾で壊れた、なんてことも。

と、マイナス面が……。
もちろんステージ状況やプレイ状態にもよるが、高難易度では生身のままで戦った方が……という場面がチラホラ。




しかし、彼(彼女?)が本領を発揮するのは協力プレイの時である。

1人は操縦を担当し、もう1人は上に乗ってミサイルなどの誘導武器を撃ちまくる。
そして操縦役は逃げに徹する……これにより、比較的楽に相手を殲滅できるのである。

高難易度の飛行戦力相手には追いつかれるから逆にこっちがやられるとは言ってはいけない
さらに言えば地球防衛軍4ではそもそも人を乗せたまま走ることはできない。

まあ何はともあれ、かっこいいからいいよね!



ちなみに、海外のEDFの戦車には機銃が搭載されている(まあそれが当たり前のはずなんだが……)。
仲間と一緒に乗り込んでの操作が可能のようだ。
見た目もギガンテスよりガチタンしている。

なお、2の戦闘デモでは鏡面円盤の弱点を撃ち抜いて撃破するという、ちょっとした芸当を見せている。






そういや、リアクティブアーマーを採用した装甲ってミサイルやら何やらが相手ならともかく、酸やらプラズマ弾やらレーザーやらに対して効果あるんだろうか……?



『地球防衛軍4』では
MAP中に置かれることはなくなり、エアレイダーの支援要請によって戦場に運ばれるようになる。3の時とは違い、カラーリングは都市迷彩色。
相変わらず接近されると脆く、レベルが低い内は主砲の威力も走行速度も物足りないが、高レベルのものになると過去作からは想像できない威力・爆発範囲を持つようになり、走行速度も馬鹿にできないものとなる。耐久力も高く(最大 20000超 に達する)、ものによっては少しぐらいの自爆を気にせず戦えることも。
また今作ではシステム面の変更により仲間が載せられない代わりに、セントリーガンを機体に貼り付けて走り回ることが可能になった。機銃がついてなくてもこれなら安心。サポート装置でさらなる攻撃力向上やダメージ軽減を狙うのもよし。
また遠距離用に弾速を高めた「Sカスタム」、溶解液噴射砲を装備した「メルトバスター」などバリエーションも増えた。

火力に関してはイプシロンに食われ気味だが、貫通系と炸裂系で棲み分けができているほか装甲と機動力を併せ持ち転倒や衝突事故の心配も少ない優良兵器となっている。
再要請が可能になったことで「壊されたらそこまで」という弱点も消えた。

しかしギガンテスのスピード向上のせいで、ただでさえ操縦性が悪くなったバイクに日の目が当たらなくなってしまったとも……
PS4に移植された「地球防衛軍4.1」では、他のビークルと共にNPCとしても登場。巨大生物に集られると弱いが、ヘクトルに対しては頑丈な前衛として機能する。そしてアイテム稼ぎの際には事故防止のためプレイヤーの手で破壊される。


『地球防衛軍2PORTABLE V2』では
エアレイダーに相当する新兵科「エアレイド」の登場によって超強化され、バイクやヘリとともにEDF2Pまでとは段違いの耐久力と火力を手に入れた。
敵がステージの端から出られない仕様も合わさり、ステージ外周を逃げ続けることで空を飛ぶ敵を密集させ、榴弾砲でまとめて焼き払うというEDF2時代の攻略法がより実用的になった。(EDF4では敵がステージ端から出られるため、不可能だった)
EDF4と違い最初からステージに配置されているので再要請はできなくなったが、武器として入手しなくても良いため武器が揃っていないうちから使用でき、難易度に応じた性能が約束されているという強みがある。
尚、陸戦兵が乗った場合は相変わらずなので注意。



地球防衛軍5』では
過去作とは完全に別の世界ということで、「ブラッカー」と名前を改めた。
既存のE型(いつもの榴弾砲)、SP型(長射程)、メルトバスターに加え、貫通力を持つ滑腔砲を備えるA型が新たに登場。ギガンテスとイプシロンの良いとこどり! と思いきや火力がかなり低く(イプEの半分以下)、また射撃精度が悪く長距離を狙いにくいのが何とも...
イプシロンにはない機動力・砲塔旋回速度の速さを生かしたい。

さて、今作では空爆がとんでもなく強く、ビークル単体で戦う必要性が薄い。
そのため、ビークルは「火力」よりも、生身では依然として貧弱な「機動力」を求められる時代となった。

なので高機動力・高耐久・低火力の戦車が最強のビークルである。終わり。












と言いたいところだが、大幅に強化されたニクス(前作のベガルタ枠)で高機動力を持つ「ニクスレッドガード」に押されがち。
それもそのはず、耐久値はブラッカーE10が25000に対して、ニクスレッドガードは76800と途方もない高さなのである。
機動力も地上生物を余裕で引き離すぐらいはあるので、特に事欠かない。瓦礫も飛び越せるし。
火力はイマイチだが、接近戦に強い武装を備えているので、近づかれたら自爆するしかないどっかの自走砲とは異なり、向かってきた巨大生物数匹ぐらいならすぐに処理できる。

かくして、地球防衛軍5でも微妙な立ち位置となった。
一応、ニクスに比べ必要な功績は約1000pt(☆による)ほど低いが、ここまで性能差がついているとむしろ割高といえる。耐久値1/3なら功績も1/3にしろよ本部
「安定した機動力」という唯一の最大のウリさえ奪われてしまったので、もしかしたらシリーズで一番扱いが悪いかもしれない...

地球防衛軍6ではせめて同軸機銃を備えることを切に祈る。


追記・修正は戦車で外周を100周してからお願いします。

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