Dragoon D-END(遊戯王)

「Dragoon D-END(遊戯王)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

Dragoon D-END(遊戯王) - (2020/09/16 (水) 11:35:38) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/06/03(木) 16:59:39
更新日:2024/01/14 Sun 13:11:33
所要時間:約 3 分で読めます





Dragoon D-END(ドラグーン ディーエンド)遊戯王OCGに存在するモンスターの1つ。

融合・効果モンスター
星10/闇属性/戦士族/攻3000/守3000
「D-HERO Bloo-D」+「D-HERO ドグマガイ」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターを破壊し、表側表示モンスターを破壊した場合、
その攻撃力分のダメージを相手に与える。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分スタンバイフェイズに
自分の墓地の「D-HERO」カード1枚を除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。

【概要】

第5期最後のパックである「LIGHT OF DESTRUCTION」で登場した融合モンスター

エド・フェニックスが使用した「最後のD」という肩書を持つが、このカード自身はD-HEROの名前を持たない。

融合素材は「ドグマガイ」と「Bloo-D」の2体。
「ドグマガイ」よりも攻撃力が下がっているが、あちらは専用の条件を持つ特殊召喚モンスターなので、出しやすさを考えると一概に劣っているとは言えない。
「沼地の魔神王」のような融合素材代用モンスターは使えないものの、カード名を変更した「プリズマー」ならば問題ない。

また、融合素材を名指しで指定しているため、このカードをEXデッキに入れておけば「融合徴兵」で素材をサーチすることができる。


レベル8のD-HERO2体を素材にするだけあり「青眼の白龍」と同じ攻撃力3000を誇る。
だが、このカードの真の恐ろしさはその効果である。


まず相手フィールド上のモンスターを問答無用で爆☆殺し、LPにダメージを与える効果。

その場凌ぎにモンスターをセットされても爆☆殺し、攻撃宣言も行わない。
相手のLPが少なくなった状態ならば、このカードで適当なモンスターを破壊することで即ゲームセットということもあり得る。
HEROらしからぬじわじわと痛め付ける事が可能。あ、HEROじゃないか。

ただし、バトルフェイズを行えないデメリットはかなり重い。
この手の効果ならば、「ヴォルカザウルス」のような選択肢も存在する
そちらはバトルフェイズを放棄するようなデメリットはなく、モンスターへの攻撃はでき、さらに「ガイアドラグーン」を重ねることでデメリットを打ち消せる。

状況次第では他のモンスターに相手の大型の対処を任せ、普通に殴っていった方がダメージが増えるということも多い。
レベル10なので「グスタフ・マックス」のエクシーズ召喚に使うなど、デメリットが気にならないような工夫をしたい


さらに、墓地にD-HEROがいる限り自分のスタンバイフェイズに何度でも蘇生できる効果を持つ。
第9期頃から手軽なバウンスや除外の手段が増えてはいるものの、攻撃力が高いモンスターが自己蘇生できるのは嬉しい。
第10期には新マスタールールの関係で、メインモンスターゾーンに出し直せるこの効果も評価も高まった。

高打点と自己再生を利用し、ウイルスカードと絡めることもできる。
サクリファイスエスケープかつ相手のフィールドと手札をズタズタにすることが可能。


安定して相手を爆☆殺できる。
まさに最後のDにふさわしい強さである。

墓地にD-HEROのストックがあれば実質王宮の弾圧も効かず、
維持出来ればなかなか強い、
何度でも蘇る様はまさに恐怖である。


ちなみにフュージョンゲート+チェーンマテリアルのコンボで3体のD-ENDを1ターンで並ばせることができる。
自壊してしまうが、D-ENDはやはり自己再生出来るし、破壊効果は発動可能という抜群のシナジーを発揮する。

サイバー・エンド・ドラゴン、地天の騎士と同じように幻想召還師デッキでよくお呼びがかかる。



【原作・アニメにおいて】

アニメGXの「エドvs万丈目」においてエドが使用。
エドと千里眼グループが莫大な開発費(1000億円)を掛け共同で作り上げたカードであり、通称「最後のD」。

この金額の高さは特徴的であり、度々話題に上がることがある。


因みにこのカード、デュエル中にエドに渡された。

なにそれ? と思うだろうが、遊戯王だから仕方ないのかも知れない

アニメではバトルフェイズ放棄のデメリットがなく、魔法・罠・モンスター効果では破壊されない効果を持っていた。強すぎだ。
この効果で《アームド・ドラゴン LV10》の破壊効果を無効化した後、戦闘で相打ちとなった。

登場回の「今日の最強カード」で、このカードが紹介されようとしたが割り込みで《おジャマ・イエロー》が紹介された。


【ゲーム作品において】

TF3ではエド・フェニックスがこのコンボを使用し、前作でのCPUの行動からプロのタクティクス(笑)と思っているプレイヤーを爆☆殺してくれた。
恐ろしい………

デュエルターミナルでもエドが使用。
結局不明だった攻撃名と効果名が設定された。

攻撃名は「アルティメット・D・バースト」、破壊効果は「インビンシブル・D」、蘇生効果は「リバイブ・D」となっている。



追記、修正よろしくお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/