登録日:2012/07/26(木) 11:06:37
更新日:2024/03/21 Thu 20:35:06
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『ぷよぷよフィーバー2【チュー!】』は、2005年11月24日にセガより発売されたパズルゲーム。
プレイステーション2とプレイステーションポータブルで同時発売され、のちの同年12月24日にニンテンドーDS版が発売された。
★概要
ぷよぷよシリーズ第六作目。
タイトル名に「6」を連想させる言葉はふくまれていないが、
制作側によると、本作のキャッチコピーである「ずっと夢(ム)チュー」から
「夢(ム)」=「六(む)」で数字の「6」を表しているとのこと。
また、本作は「五作目(five、fever)の世界観を広げるパート2(チュー)」という意味合いもあるらしい。
『
ぷよぷよフィーバー』の続編。
これまでの続編と異なり前作からのルール変更は無く、基本のゲームシステムは前作とほぼ同じ。
キャラクターデザインの方向性も前作から引き継がれているが、
キャラクターデザイナーは前作の竹浪秀行氏からNino氏に変更されている。
なお、今作から家庭用ゲーム機中心の展開となり、アーケード版は発売されなくなった。
★ゲームシステム
本作のおもな新要素や特徴は以下のとおり。
本作は、新キャラクターやストーリー、世界観の描写が大幅に強化されていることが特徴。
『フィーバー』以降のキャラクターをより馴染み深いものにする工夫がされており、
多くの伏線が張られたストーリーが見所の一つとなっている。
1人でCOMと対戦したり、マルチプレイで自由に対戦できる「ふれあい広場」、
COMキャラと1対1で勝負し勝ち抜いていく「天空の階段」や「とことんぷよぷよ」などをプレイできる「未完の塔」、
BGMや漫才デモ、世界観の解説が記載された書物などを鑑賞できる「プリサイス博物館」、
ゲームをプレイしてたまったポイントでいろいろなアイテムが買える「おしゃれなお店」、
プリンプタウンの住民から届く手紙や荷物を見たりできる「プリンプタウンホール」などなど、
本作ではより充実した1人プレイを楽しめる。
なお、ニンテンドーDS版では2~8人で同時対戦が可能。
★登場キャラクター
前作に登場したキャラは殆ど登場しているが、
前作で単独キャラだった「ポポイ」と「カーバンクル」は、
それぞれ「アコール先生」と「アルル」とコンビになり、それぞれの演出に登場するのみとなっている。
今作では主人公のひとりとして「シグ」が新登場。
ストーリーを楽しめる1人用の「プリンプ魔導学校」では、
「アミティ」「ラフィーナ」「シグ」の3名から1人を選択してプレイする。
各キャラごとに「るんるんコース」「わくわくコース」「はらはらコース」の3つのコース(難易度)が用意されており、
異なるストーリーを楽しむことができる。
カッコ内は担当声優。
【前作『ぷよぷよフィーバー』から登場】
- アミティ(菊池志穂)
- ラフィーナ(並木のり子)
- おしゃれコウベ(保村真)
- リデル(並木のり子)
- どんぐりガエル(若林直美)
- こづれフランケン(園崎未恵(子)、親役は未表記だが川村拓央氏という意見が強い)
- おにおん(並木のり子)
- クルーク(園崎未恵)
- さかな王子(若林直美)
- タルタル(川村拓央)
- ユウちゃん(仲西環)
- ほほうどり(川村拓央)
- アコール先生(倖月美和)
- アルル(園崎未恵)
【今作から登場】
- シグ(渕崎ゆり子)
- フェーリ(前田ゆきえ)
- レムレス(山崎たくみ)
- あくま(山崎たくみ)
- バルトアンデルス(菅沼久義)
- ゴゴット(菅沼久義)
- レイくん(仲西環)※「ユウちゃん」と二人一組で、操作キャラ名は『ユウちゃん&レイくん』。
- あやしいクルーク(園崎未恵)
【漫才デモでのみ登場】
★その他
本作での新主人公シグは最初、公式サイトで「ぷよぷよシリーズ初の男の子の主人公」と紹介されていたが、
男性主人公は
ぷよぷよSUNの
シェゾ・ウィグィィ(『むずい(シェゾの逆襲)』の主人公)が既にいた為か、
後に「初登場の男の子の主人公」に修正された。
が、パッケージの修正は間に合わなかったのか、そのままである。
また、主人公3人のイニシャルはそれぞれA(アミティ)・R(ラフィーナ)・S(シグ)となるが、
これはコンパイル時代に発売された『ぷよぷよ』シリーズのメインキャラである
アルル(A)、ルルー(R)、シェゾ(S)のイニシャルと共通している。
(『ぷよぷよ』シリーズの原作であるRPG『魔導物語』シリーズの一つに、この3人がメインの『魔導物語A・R・S』というゲームがある)
現時点で「タルタル」「ほほうどり」「こづれフランケン」は、本作がプレイヤーキャラとしては最後の登場となっている。
また、本作初登場のキャラで「ゴゴット」だけは、
『ぷよぷよ!!クエスト』以外の『ぷよぷよ』シリーズには登場していない。
追記・修正お願いします。
- 連鎖ボイスの解説すき -- 名無しさん (2018-03-28 15:03:28)
- チューはストーリー重視でよかった。またこういう世界観を掘り下げた作品出ないかな~ -- 名無しさん (2018-04-17 11:47:47)
- 前作共々既存のキャラや世界観等はおろか、主人公までもが踏み台にされ、後のシリーズでも悪い意味で本作の要素が定着したお手本的存在。この過ちは2017年のあの日、そして2019年にけものフレンズで繰り返されることになるとは……。スマブラSPでアルルが旧ぷよ仕様のアルル・ナジャとしてアップデートで参戦(D4も連携)すればピリオドが打たれる日はそう遠くなくなる。 -- 名無しさん (2018-11-03 18:27:53)