おともだち2(MOTHER2)

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おともだち2(MOTHER2) - (2018/07/16 (月) 20:42:31) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/04/01(金) 09:32:15
更新日:2024/03/04 Mon 22:37:40
所要時間:約 3 分で読めます





◆あ…ありのまま いま
 おこったことを はなすぜ!

◆『おれは ぶきをほしいと
 ねがったら いつのまにか
 スターマンが たおれていた』

◆なにを いってるのか
 わからねーと おもうが

◆おれも なにが おきたのか
 わからなかった

◆あたまが どうにか
 なりそうだった…

◆テレポートβ だとか
 さいみんじゅつΩ だとか

◆そんな チャチなもんじゃあ
 だんじてねえ

◆もっと おそろしいものの
 へんりんを あじわったぜ…


追記・修正お願いします




-プーはできる子-












































おともだち2とは、MOTHER2 ギーグの逆襲にて最後のメインパーティーキャラ。
基本的なデフォルトネームはプー。加入レベルは18*1。彼もPSIを使える超能力者で、回復と攻撃を同時に覚えることができる。

東の果てチョンモ国の王子で、やがては国を統べる王となるであろう人物。これまでのキャラとは一線を画す異色の経歴の持ち主。
ランマの町を一望できる高台にある金ピカの宮殿に住み、何不自由なくさぞや酒池肉林贅沢三昧の生活を満喫しているのかと思いきや、
本人は極めてストイックでひたすら修行の日々を送っている。
IQは低いが学があり、ヒエログリフを直接解読できるなど、決して脳筋武芸一辺倒というわけではない。

他のキャラに比べ、食べ物が体に合わないことが多く、一般的な回復アイテムを彼に使用してもあまり効果がない。
自身の出身国であるランマの料理であるやぎバターがゆも合わない()。
世俗の食べ物は王族である彼の口には合わないということだろうか。厳しい戒律に則った生活を実践しているからという説もある。
例外として、PP回復アイテムは問題ないようだ。彼が甘党なのかどうかはシラーヌ・ド・ゾンゼーヌ。
一方で彼専用の回復アイテムもある。

見た目は弁髪に白い胴着のようなものを着用し、素手で戦う。剣技の心得もあるようだが初見プレイではまず日の目を見ない
若干ではあるが、主人公たちより年上。頼れるしっかり者、というイメージがぴったり。






作中でも伺えるが、彼はイケメンである。
彼の出身地にいる女性に聞けばわかるが、少なくともその地の女性にはモテている。世界的な観光地であるサマーズの女性にも一目置かれるほど。
某絵描き投稿サイトでも、その凛々しい姿を見ることができる。


装備品も装備できず(厳密には装備は可能だが、普通の装備品をつけると能力が下がってしまう)、加入時から辛い思いをすることに。
アクセサリなどの効果そのものは発揮されるので、パラメータを犠牲に装備するのも一考ではある。
彼専用装備があるものの、それらは作中1個しかない上に、後述の武器以外は宝箱からの入手になる。
間違ってとりのがすと辛い事になるのはいうまでもない。
また、専用装備にはPKフラッシュへの耐性がない(厳密には弱耐性のみ)ため、プーだけはβ以上のPKフラッシュ一発で即死するケースが頻発する。

装備品に恵まれていない彼だが、そのぶん素の戦闘能力はパーティ内で随一。そのため制限プレイなどでは大活躍することもあるとかないとか。
高レベル帯(とはいえクリア可能なレベルよりははるかに高い)では肉弾戦でもポーラジェフより強くなる。
また、ネスほどではないがバイタリティ(最大HP)の伸びが良く、「致命的なダメージ」を受けてもドラムロールシステムの恩恵が得やすい。

最大PPは低いものの、PP回復手段が豊富なため、準備を整えればPSIを多用した戦い方もできなくはない。
平時においては、回復系PSIと「サイマグネット」の両方が使えることから、
彼がパーティにいるときは基本的に彼のPSIで回復・治療を行い、ネスのPPを温存すると良い。
特に加入直後はPPが少なくガス欠になりやすいので、回復が必要ない場面や打撃に期待できない場面ではこまめに吸わせておくといい。

固有コマンドは「へんしん」。ムの修行との関連は不明。
なお、ストーリー上この特技について触れられる場面はなく、初見では少々唐突な印象を受ける。

プレイヤーが選択した敵に変身*2し、HP・PP以外の能力値および耐性がその敵とまったく同じになる。
加入直後などオフェンスやディフェンスが貧弱な時期ならそれなりに有用。狙うなら物理攻撃主体の敵に変身するといい。
変身後はコマンド入力が効かなくなり、変身対象のAIに従って独自に行動する。
PSIを使用する敵に変身した場合、彼自身の習得状況にかかわらず使用することができるが、PPは消費する。

面白い特技ではあるのだが実用性はイマイチで、そもそも基本成功率が低く変身可能な敵に対してさえもすんなりとは成功しない。
仮に100%成功したとしても、変身に1ターン消費する以上、非効率なコマンドである点は否めない。
また、勝手に行動するため戦術に組み込みづらいのも難点。集中攻撃もしづらくなり手数が減る。
挙句の果てにPSIを多用して貴重なPPを浪費することもしばしば。さらにそれが無駄行動だったときのガッカリ感は半端ない。
作中唯一「へんしん」が有効な場面としては、エナジーロボ系の敵に変身することくらいか。
うまくいけば"エネルギー注入"によりノーコストでHPを満タンにすることができる。が、やはり回復させる対象を選べない点がネックではある。
他には、ほぼネタの領域だが、「へんしん」を使えば敵を「ダイヤ」状態にすることもできる。

ちなみに、変身対象の敵が状態異常にかかっている場合、その状態異常もそっくりそのままコピーしてしまう妙な特性がある。
戦闘終了で解除されない状態異常の場合、戦闘が終わっても引き継がれるので注意。
この特性がプラスに作用する例としては、敵の「シールド」「サイコシールド」をそっくりそのままコピーできることが挙げられる。
また、状態異常にかかっているときに健康な敵に変身すれば状態異常を解除することもできる。
……しかしながら、実際のプレイでこの特性を有効活用できるかどうかは未知数と言わざるを得ない。

彼を語る上で外せないのが、唯一の専用武器である『おうじゃのつるぎ』。
この武器はストーンヘンジにいる『スーパースターマン』が落とす武器なのだが、まず落とさない。
まあ比喩ではあるのだが、この武器を入手しようとしたらいつの間にかストーンヘンジにスーパースターマンの骸が積み重なっていた、というのが日常茶飯事。
苦労して手に入れても、プーは素のオフェンスが高いためか、剣なのにバットやフライパン以下の攻撃力しかないのもご愛嬌。

この武器のためにレベルがカンストしてしまう、という話もたまに聞く。
実際にやってみたら5回くらいの戦闘で手に入った人もいるようなので、入手できない人は天にでも願いましょう。

バーチャルコンソール版なら「まるごと保存」機能を利用して乱数調整を行うことで、時間は多少かかる(30分~2時間程度)がほぼ確実に入手可能。
不必要なレベルアップを抑えられるのも大きなメリット。

ちなみにこのスーパースターマン、そこのボス『DXスターマン』を倒すと二度と出てこないので、武器の入手は計画的に。


乾「スーパースターマンが武器を落とす確率…0.0078125。つまり1/128だな」



追記・修正はムの修行に耐えられた人のみお願いします。

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