登録日:2010/01/24(日) 11:22:14
更新日:2022/06/20 Mon 09:46:18
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SPALMは、auのオープンアプリプレイヤー、DoCoMoのiアプリでできるJAVA系インタプリタ言語です。
手始めにこれを入力してみましょう
text("Hello World.",0,0,0)
input()
左上に「Hello World.」と出て来ると思います。
では次に、「Hello World.」を「アニヲタの集い」と書き替えて見ましょう。
text("アニヲタの集い",0,0,0)
input()
左上にアニヲタの集いと表示されたと思います。
また、文字列を扱う場合には『"』で囲わなければいけないのが見れば分かると思います。
次に、この表示する文字を別な位置で表示させてみましょう。
なおtext()関数の引数(ひきすう)はこのようになっています
text(String,X,Y,A)
引数は以下のようになります
String:文字列
X :表示させる左上角のX座標
Y :同じくY座標
A :アンカー
※アンカーについてはまだ触れておきません。
では入力してみましょう
text("アニヲタの集い",100,100,0)
input()
すると文字列はさっきより右下に表示されます。
Y座標の値は正なのに値が増えると下へ行きます。
これはこのように座標を取っているからです。
0→→→→→→→→X
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
Y
ところでさっきからあるinput()関数とはなんでしょうか。
今までのソースコードからこの関数を除いて実行すると、一瞬表示されて終了になります。
プログラムはすべての行を完全に実行すると終了するのです。
これだとわけがわからないので"入力待ち"の働きをするのがinput()関数です。
次は変数です。
「title」と言う変数に「アニヲタの集い」という値を"代入"して表示してみます。
title="アニヲタの集い"
text(title,0,0,0)
input()
「アニヲタの集い」は"文字列"なのでまた『"』で囲いますが、titleは"変数"なので、『"』でかこいません。
また、以下は失敗例です
×
"アニヲタの集い"=title
text(title,0,0,0)
input()
変数を扱うとき(厳密には=演算子を使う時)には、右から左へ代入となります。
つまり、右から左へぶちこむ一方通行です。
今まで散々文字列をいじって来たので"数値"を扱ってみましょう。
例題:ヤクザが893円のものを買い、1003円で払いました。お釣はいくら?
oturi = 1003 - 893
text(oturi,0,0,0)
input()
結果は察してください
"文字列"では『"』で括っていましたが、数値は『"』で括りません
もし
oturi = "1003 - 893"
としていたら、『1003 - 893』と表示されます。
こんなの別に求めてません
次に色を変えてみましょう。
色に関係する関数はcolor()関数とcol()関数です。
因みにただのエイリアスなので働きは同じです。
例
color(255,0,0)
text("アニヲタの集い",0,0,0)
color(0,255,0)
text("アニヲタの集い",0,20,0)
color(0,0,255)
text("アニヲタの集い",0,40,0)
input()
結果は上から順に
アニヲタの集い
アニヲタの集い
アニヲタの集いで表示されます。
これは、光の三原色の数値で以下の引数となっております。
color(red,green,blue)
red,green,blueの値はそれぞれ0〜255までで、数値が高いほど白に近い色となります。
追記・修正お願いします