登録日:2012/10/23(火) 00:24:19
更新日:2023/05/05 Fri 00:26:46
所要時間:約 3 分で読めます
絵本作家のぶみ作の絵本シリーズ。
シリーズを通して、仮面ライダーに憧れる男の子、かんたろうが勇気を出して困難に立ち向かい成長する姿を描いている。
ほとんどのキャラクターが絵本らしい絵柄で描かれてる中、怪人やライダー達はパステルぽい色調ながらリアルに描かれている。
題材が超人気ヒーローであるためか、一作目がかなりの売上を見せ、シリーズ化。
オーズ編以降は、新ライダーの放映に合わせた時期に発売されている。その為、執筆時期などの関係から、新ライダーたちは決めゼリフを言ったりするものの、ほぼ夏映画のゲスト出演レベル。
ライダーが大好きな子供たちのために、巻末や帯を利用してベルトやお面やカードを工作できる作りになっている。
【登場人物】
主人公の男の子。通称かんちゃん。
かっこいい仮面ライダーが大好きで、牛乳パックでベルトを手作りしたり、三輪車をダンボールでバイクに
魔改造したり、歴代ライダーの変身ポーズを覚えたりと努力を惜しまない。
幼稚園のいじめっ子、ゴンちゃんに勇気を出して注意したことから、仮面ライダーかんたろうに変身できるようになる。
変身後の姿は完全に仮面ライダー1号。変身プロセスは、かんたろうが変身を決意すると牛乳パックのベルトが光り、バラバラのスーツのパーツがどこからか飛んできて装着することで完了するという、ライダーより魔戒騎士とかに近いタイプ。
しかしかんたろうの気持ちや精神状態によってはパーツが装着前に落ちたり、何故かショッカー戦闘員になってしまったりと安定しない。
かんたろうの幼稚園のいじめっ子。おもちゃを一人占めしたり弱いものいじめをしたりとやりたい放題だが、
大人たちの前ではネコを被るため悪事が露呈せず、かんたろうからはショッカーみたいに悪い子だと思われていた。
なにか悪いものに取り憑かれていたらしく、かんたろうの変身にあわせ蜘蛛男に変身するが、かんたろうのライダーキックで蜘蛛男が払われ、いい子に戻った。
『オーズ編』から登場したかんたろうの妹。
まだ小さく、かんたろうのライダーソフビフィギュアを勝手に持ち出しては怒られてケンカしている。
『オーズ編』の怪人。アンちゃんをさらって手下にしようとした。
怯える仮面ライダーかんたろうの前に、自重しないコンボメロディと共に登場。ダブルライダーキックでこうもり男を撃退後去っていった。
『フォーゼ編』で登場。かんたろうにいいことをしたら手作りライダーカードをあげる約束をした。ライダーカードは100枚集めると好きな物と交換してくれる。
無印編にも登場しているママ。
『フォーゼ編』でライダーカードを無くしてしまったかんたろうとケンカし、ショッカー戦闘員になってしまう。
その後かんたろうとお互いを許し合い、勢いで仮面ライダー2号そっくりの仮面ライダーママになる。
最終戦でも及び腰だったが、ちゃっかりトリプルライダーキックに加わった。
『フォーゼ編』の怪人。なぜかかんたろうのライダーカードを全て奪い、どういうわけか巨大化したが、トリプルライダーキックに倒れる。
かんたろうとママの危機に「宇宙キターーーー!!」と現れ、トリプルライダーキックで巨大さそり男を退治しどっか行った。
追記修正お願いします
{この項目が面白かったなら……\ポチッと/
- のぶみってあれか、森川ジョージの震災ドキュメンタリー漫画の絵本作家か。 -- 名無しさん (2013-12-29 04:19:01)
- 確かウィザードもあったな -- 名無しさん (2014-01-26 00:06:19)