登録日:2010/08/26(木) 23:25:09
更新日:2024/04/13 Sat 21:39:21
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1978年から毎年
夏休みの終盤に日本テレビ系列で放送されるチャリティー番組。
笑いあり涙ありの人々の心の温かさと、善意をテレビ越しに実感でき、一人一人の心のこもった募金…長いようで短い一日ぶっ通しで放送するテレビ。
ちなみに第1回当初はスポンサーが難色を示したこともあって局内からも反対の声が多く、1回限りの予定だったとか。
しかし集まった募金額が予想以上に多かったこともあり、以降毎年放送されることに。
ちなみに今ではおなじみの「チャリティーマラソン」や「サライ」はこのころにはまだ存在していなかった。
その後は毎年放送されてきたが、マンネリ化もあって募金額や視聴率が低迷、
第14回(1991年)放送では視聴率が6.6%まで落ち込み、番組そのものが危機に陥った。
そのため翌年第15回(1992年)では方向を転換を迫られる。
今までチャリティー感が強すぎるという視聴者から批判の声が多かったこともあり、チャリティー色を薄めてエンターテインメント化を図ることになる。
チャリティーマラソンがスタートし、テーマソングとして「サライ」が誕生したのもこの回から。
このテコ入れが功を奏して低迷していた寄付金は前年よりも7千万円以上増加、視聴率も17.2%まで回復した。
以降はこの路線で続けていくことになり、おなじみの「24時間テレビ」のスタイルが確立したといえる。
そして今年2017年で節目となる40回目を迎える。
アニオタ的には
手塚治虫先生のアニメスペシャルが毎回行われていたのが記憶にある人もいるだろうか。
このアニメスペシャルは第1回から放送されており、2時間のテレビアニメというのは世界初であった。
初回放送時には24時間テレビ内で最高の28%という高視聴率を記録し、大成功をおさめたことから以降レギュラーコーナーとなる。
また、これを皮切りに2時間枠のテレビアニメが各局で放送されるなど、テレビアニメのあり方に大きな変化をもたらしたと言えるかもしれない。
残念ながら手塚治虫先生が1989年に亡くなったこともあり、アニメコーナーは1990年(第13回)を最後に惜しまれつつも廃止となった。
子供の頃はテレビにしがみついて見た記憶はないだろうか?
自分達の少ないお小遣いが全人類を助けられる…
募金した人も多いのではないだろうか?
一方で、チャリティー番組でありながら、一部では悪い噂もある。
ちなみに海外の例を見ると、特にアメリカのチャリティー番組はノーギャラの場合が多く、24時間テレビもそうする方が良いのでは?という声もある。
ビートたけしはオールナイトニッポンの放送内で、
「ヨダレ垂らした芸能人どもがめちゃくちゃ高いギャラ稼ぐくせに、これ以上貧乏人から金巻きあげんな。
チャリティーっていうくらいならお前ら全員ノーギャラで出ろよ!」と発言し、偽善番組とも述べている。
反面、謝礼の結果として芸能人が参加しやすくなり、更に募金が集まるなら問題ないという意見や、当の芸能人も厳しい世界であり、無償で出るのを当然とする意見こそ問題とする批判もある。
また、番組に出て謝礼を受け取ったものの、受け取った謝礼を全部寄付に回し実質ノーギャラで参加した芸能人もいる。
これに関連して、
フジテレビの「ラスタとんねるず」の人形劇コントにおいて、電光掲示板に表示された募金額が減額される様子を映像で流し、
「24時間テレビでは募金から出演者のギャラを捻出している」かのような趣旨のパロディを放送したところ、
主催テレビはフジテレビに対して
「募金は全て寄付をし、謝礼金は番組制作費から支払っている」と抗議した。
一応断っておくと、24時間テレビは社会福祉法に基づき、厚生労働大臣の許可を得て募金活動・慈善活動・資金配分などを行っているため、
国からの厳しい監視を受けており、
募金からギャラや経費が支払われたりすることは絶対にない。一切差し引かれることなく全額がきちんと募金される。
この件に関してはフジテレビ側は非を認めて謝罪を行っている。
他に『募金を得た団体が(募金者が想像しているような)全額を適切な活動(※適切な人件費も込み)や資金拠出に使っているか?』には疑問を抱かれていることが多い。
24時間テレビだけの問題ではないし一つの団体だけ取り上げて見ても時と場合によるのだが、法的には問題無くとも問題視される行動を取っている団体も存在する。
流石に募金を更に寄付した先まで監査しろというのは無茶なので、テレビ局側ばかり責められるような話ではないのだが…気になるのなら自分で募金先を選んだ方が良いだろう。選択肢は一つではない。
ちなみに税金が厳しいアメリカではチャリティーの寄付には税金対策という面もあるので、
一概に「海外のチャリティー番組はノーギャラで素晴らしい」とは言い切れない。
これらの点は十分考慮する必要がある。
―編集は地球を救う
- リセット。注意書きをちゃんと読んでください。 -- 名無しさん (2014-10-24 21:57:32)
- どんだか荒れたの…… -- 名無しさん (2015-02-02 20:47:44)
- ↑確か記憶の限りだと自称団塊の世代が「悪意ありすぎだから編集しろ!」と煽り始めたのがきっかけだったな。今は幾分マシな項目になったみたいだけど。 -- 名無しさん (2015-02-02 21:03:08)
- ↑あと、今の項目内容にしたら今度は「なんで変えた!ふざけんなこのマスゴミが!」みたいなのも出てきてゴチャゴチャになった。 -- 名無しさん (2015-02-02 22:14:20)
- コメントがなくなって、中身を当たり障りのないものしたら、もういらなくない? -- 名無しさん (2016-03-30 15:00:51)
- まともに全部見た記憶は無い -- 名無しさん (2016-08-25 10:08:32)
- そうなるなら消せば良い。批判のために立てる記事なんて必要ないと思う -- 名無しさん (2016-08-25 13:40:25)
- また、手塚アニメしないかなぁ……。BJのオリジナルでいいから -- 名無しさん (2016-08-29 18:34:42)
- やらない善よりやる偽善。ギャラの問題だって、日本の法律で大丈夫なら何の問題もない。 -- 名無しさん (2017-04-26 00:55:19)
- 良くも悪くもお金を持つ人が募金するのが当たり前の文化の欧米と単純に比較するのはどうかと思う。別に芸能人がギャラをもらってもいいんじゃないか?それでも募金を募れてる事実は変わらんし。 -- 名無しさん (2017-08-27 12:05:51)
- 読んでみるとこの記事は中立の立場で書かれてるっぽいし結構好き -- 名無しさん (2017-08-27 12:07:47)
- ボッタクリ価格ならいざ知らず、ギャラを貰うことを非難するのって、ブラック企業のやるやりがい搾取と同じ思考だと思うね。 -- 名無しさん (2017-08-27 23:21:15)
- そう言うのをより嫌がる海外の方がギャラを受け取らない状況なのが、面白いよね -- 名無しさん (2017-08-28 00:43:35)
- 海外は税金対策兼ねてるから、貰ったらまた金増えてめんどくさいんじゃね -- 名無しさん (2017-08-28 00:55:22)
- 海外の募金は税金対策ってのはどういうシステムなんだろう -- 名無しさん (2017-08-28 01:19:30)
- 慈善番組なのにギャラを出すのかwって意見はたまにあるけど「大物芸人は一年に一回の番組位ギャラ無しで出演しても問題ないけど、B級タレントまで同調圧力でギャラ無しにされたら死活問題」って理由じゃないのかなと思う。ギャラ払わないで済む方が放送局側だって安上りで助かるはずなんだし。 -- 名無しさん (2017-08-28 01:51:16)
- ↑2チャリタブル リメインダー信託というものがある。詳しくは割愛するけど、預金の10%程度が慈善団体に寄付されるかわりに、相続税みたいな金持ちほどがっつり持ってかれる税を回避できる。 -- 名無しさん (2017-08-28 07:15:20)
- ナイチンゲールやマザー・テレサは、「無償の自己犠牲を前提としたボランティア活動は決して長続きしない」という趣旨の考えをもっていたから、ギャラ返上して参加しろというのは極論というのは同意。ビートたけし氏や萩本金一氏クラスの高収入芸能人じゃないと無理だろうねー(※ナイチンゲールも実家が大金持ちだったから活動できたと認めてる -- 名無しさん (2017-08-28 07:45:31)
- 「病気を言い訳に~」問題だけど、あれは「誤解を招く発言」であって、悪意のある発言ではないと思うけどなぁ。「『自分は病気だからどうせ無理……』と夢をあきらめず、かなえたい夢があるなら、まずは一歩踏み出してみよう!」って意味じゃないかと解釈してるんだけど。 -- 名無しさん (2017-08-28 07:49:37)
- ↑ あれを羽生の発言と取ってる羽生アンチの多いこと多いこと。 -- 名無しさん (2017-08-28 07:55:05)