登録日:2011/06/03(金) 19:26:56
更新日:2024/03/04 Mon 06:26:11
所要時間:約 4 分で読めます
週刊少年ジャンプに1992年50号から1999年9号まで掲載された、ロックンロールケンカアクション漫画。
初期から登場するキャラクターの多くは前作、『HARELUYA』の設定を改変したものであり、本作『BOY』には『HARELUYA II』という副題が付いている。
全33巻。文庫版も全20巻で出ている。作者は梅澤春人。
この作品の特徴はメインの三人がそれぞれの夢や野望をおいかけつつ、ケンカ三昧の日々を送る青春漫画である。
また、喧嘩相手は幅広く、クスリでラリってる人や、人間解剖に趣味を持った
多重人格者、
レイプ犯など、現実的に考えたらシャレにならない連中だったりする。
また、ジャンプのお色気要素を担っていたりもするロックな漫画。
ジャンプ黄金期を支えた漫画の一つで個性的なキャラクターやちょいちょい挟むギャグなどから人気も高かった。
【主な登場人物】
楽園高校一年。
ニ~~~~ンで
うるぁぁー!!で
フバーッハッハッハ!!な主人公。野望は
世・界・征・服。
無敵系主人公と言えば彼をイメージする人もいるのでは?
他を圧倒する実力とケンカの時に回る頭、そして
背中から出て来る武器を駆使して戦う暴力的
ドラえもん。
背中から出て来るのは主に金属バットやフライパン。また、
毛ガニや鍋、ガムテープ、体育館の仕切りネット(投網)などが出て来る事もある。超便利。
もちろん武器なしでも無敵。真っ向勝負で互角以上に戦えたのは極少数で他は
まぁ、善戦したかなっていうレベルに見えるほどの無敵っぷり。
ちなみに彼の父は彼並の戦闘能力を持っている。
超上から目線で仲間を下僕呼ばわりするが、仲間や認めた者を大切にする熱い漢。
楽園高校一年。
作中一の苦労人で仲間達のストッパー、そして漢。
夢はフランスに行き、画家になること。
ケンカは強くないが根性と誰よりもタフな精神力、そしてひたむきに夢を追い続ける彼を仲間達はみんな慕っている。
高校一年の終わり頃にパリに留学に行けるだけの資金を溜め、遂に夢の第一歩を踏み出す。
楽園高校一年。
夢はロックミュージシャン。
昔は不良で神崎狂とつるみ、今はケバくてもの凄いスタイルのいい彼女を持つリア充。
実力は高く、主に敵のNo.2を相手にする事が多いが、ファールカップバラキを倒した事も。彼の特技、ピック投げはスチールの下駄箱にすら突き刺さる。
基本的には良識人で情に熱い人物でムッツリスケベ。
楽園高校一年。ヒロイン。
夢はジュエリーデザイナーだがその設定は徐々に薄れる。
レイプにあいそうになったり、裸の写真を取られそうになったり、暴行を受けたりというジャンプヒロインには中々いないタイプだが女子高生離れしたタフな精神力の持ち主。
徐々に岡本に惹かれていき、最終的に恋人同士に。
必殺技トリプルパンチで相手をノックアウトし、愛車インパラに乗ってラブリーな女性を口説く、通称「モミーの旦那」。
…実際の戦闘能力は決して高くない。初期では小物臭プンプンだが時折見せる漢っぷりは半端なく、愛すべき番長。最終回直前で留年が決定した。
可愛くて清楚っぽい妹がいる。兄に似なくて良かった!
魔女学の三年。巨乳。晴矢ほどではないが胸の谷間からいろいろ取り出す。
最初は悪役で登場したが、騒動後は一条にべた惚れしてヒロイン(?)になった。最終的には恋人同士に。
素晴らしいおっぱいと脚と足技の持ち主。
だれだケバイっつったの
<以下、ボーイを盛り上げる魅力的な方々。(一例)>
戯堂(げどう)高校のボス。
高校生でありながらジャンキーで売人。
彼自身の戦闘能力も高く、「ヘル・ビジョン」という名の
ドーピングコンソメスー…ドラッグを使うも晴矢に敗北。
再登場した際は更に強力な「マッド・カクテル」を用意するも晴矢の挑発によってそれを吐き捨ててマジギレ。その後互角以上の戦いを繰り広げるも敗北する。
最終回ではライブを見に来ていた。
神崎よりもヤバい目をした男で女を攫ってレイプ、それを撮影して裏ビデオとして販売という神崎とは別のベクトルでヤバい男。
また、晴矢を唯一病院送りにした男。(まぁ先生を助けるために怪我したから…)
女子高から共学になったばかりの魔女学で唯一生き残った男の生徒。女性の裸写真を無理矢理撮ってそれをネタに売春の強要などを行う。
「ムケ!」は彼の代名詞。
小学生に
リアルファイトを見せる事で金を巻き上げる。
一人一人ネタレベルが高く、インパクトのある外見かつ
ファールカップで弱点をなくしたバラキ、
早漏かつ女に気づかせないでパンツを脱がす特技を持ち、ナオミとやっちゃおうとした二重人格者シンジ。
そしてノーパンのまま戦闘し、
太郎に衝撃の映像を見せつけ、使用済みパンツを読者プレゼントにしようとしたナオミなど、色んな意味で
ぶっ飛んでる。
上記はあくまで一例であり、この他にも殺人スライディングをお見舞いしてくる野球部や、手刀でサメを殺す裏料理人といったぶっ飛んだ方々がいるので気になったらチェックしてみましょう。
追記、修正カマーン。
- ぶっちゃけ、並の不良が相手の時は作者も晴矢の強さを持て余してたみたいで、あの手この手で晴矢がすぐには戦えないシチュエーションを作ってたな -- 名無しさん (2013-08-20 13:45:25)
- ボロボロになってもライブハウスに行く一条の話は結構印象に残ってる。特に最後のライブのセリフ。 -- 名無しさん (2013-08-20 14:10:49)
- ナンバリングで序列が決まってる敵組織を初めて見たのがこれだわ No.1より強いのはNo.0だって事も -- 名無しさん (2013-08-20 14:17:27)