VS騎士ラムネ&40炎

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VS騎士ラムネ&40炎 - (2015/05/31 (日) 14:58:49) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/28(金) 01:25:34
更新日:2024/01/24 Wed 18:10:13
所要時間:約 6 分で読めます




俺は今、猛烈に熱血してる!…テレるぜ



VS騎士ラムネ&40炎は、1996年4月から9月にかけてテレビ東京系で放送されたロボットアニメ。
『2文字アルファベットシリーズ』の第4作にして最終総括シリーズを努めた作品。

前作『NG』の主人公馬場ラムネの子である馬場ラムネードを中心に、『KO世紀ビースト三獣士』や『SM(セイバーマリオネット)ガールズ』をモチーフにしたキャラも登場する。

前半こそコミカルに描かれるが、後半はラムネス伝説を軸にしたシリアスなムードに変更、戦死者も出るという衝撃的な展開となる。

なお、角川書店「少年エース」でも、後に『ケロロ軍曹』を手がける吉崎観音の手でアニメ放送と同時に漫画が連載された。

続編に『VS騎士ラムネ&40FRESH』がある…が、あまりにもエロOVAになっているのでファンにはあまりおすすめできない。
しかも内容が重い



【あらすじ】
ゲーム大好きな中学生馬場ラムネードは、ある日ゲーセン帰りに100円でゲームソフトを手に入れた。

そのゲームをクリアすると、テレビから出てきた二人の少女パフェとカカオによっていきなり別世界『ドキドキスペース』へ連れて行かれてしまう。

そこでラムネードは、伝説の勇者ラムネスの血を引いている事を聞かされ、3代目勇者ラムネスとして大邪神アブラームの復活を阻止する為に、
パフェとカカオ、そしてアドバイザーロボットのPQともう一人の勇者ダ・サイダーと共に冒険の旅に出発する。
やがて訪れる、過酷な運命を知らずに…



【登場人物】
  • 3代目ラムネス/馬場ラムネード(CV:草尾毅)
中学3年の15歳。作中ではもっぱらラムネスの名で呼ばれ、本名のラムネードで呼ばれることは物語冒頭か物語ラストくらいしかない。
女好きで大食い。
口癖は「俺のDNAが~と叫んでる!」「俺は今、猛烈に熱血してる!…テレるぜ」

本作のヒロインであるキラキラ神霊界の見習い巫女。
強気で貧乳だが3代目が気になる。本名はフルーツ・パフェ。
口癖は「ギモン!」

パフェの同僚で、もう一人のヒロイン。
おっとりとした褐色&目隠れ少女で脱いだら巨乳
奇声をあげながらダウジングする「イタコダウジング」でおったまゲートを探す。

3代目のアドバイザーロボであり、神霊騎士カイゼルファイヤーは彼の口にCDをセットして召還される。
口が悪い赤んぼキャラなゆえ、ラムネスによくどつかれる。これでもタマQとウレPちゃんの子供なのにね。

前作で先代ラムネスと共に戦った勇者の一人。
寒いダジャレとマシンガン乱射に磨きはかかったが、相棒であるクイーンサイダロンが冒頭で破壊されてしまう事態に…

ダ・サイダーのアドバイザーロボ。
クイーンサイダロンが破壊されてもダ・サイダーへの愛は相変わらず。

  • 仮面の勇者赤風(CV:草尾毅)
3代目ラムネスのピンチに颯爽と駆けつける謎の勇者。その正体は…言わぬが花である。

赤風のパートナー。やたら大食いなのがタマに傷。

獣人が暮らすガオガオゾーンの王子。
お供であるカク・レンボとスケ・バーンと共に神霊騎士グラフサンダーで悪に立ち向かう。

氷の世界・アンアンゾーンで眠っていたアンドロイド(マリオネット)の少女。
仲間のチェロとトランペットともに「乙女回路X」を搭載しており、愛するラムネスを守るために神霊騎士ウォーターバロンに乗り込む。

大邪神アブラームの復活を企む悪の神官。スキンヘッドにモヒカンヘアーが目立つ。

ドン・ジェノサイ配下のマッチョマン。

ドン・ジェノサイ配下のお色気ムンムンなボインちゃん。

初代ラムネスが自らの体内に封印した大邪神アブラームがその体を乗っ取った姿。

ブラックラムネスの配下。口癖は「~だぎゃ」。

ラスボスにしてラムネスの因縁の敵。
前作のボス・妖神ゴブーリキはこの分身にあたる。

  • ボルト・ナット(CV:森久保祥太朗)
ミトの先祖で初代ラムネスの仲間の一人。

  • オルガン・シンフォニー(CV:今井由香)
ドラムらと神霊騎士の製作者。
初代ラムネスの仲間であり恋人であった。



神霊騎士
本編に登場するロボット。詳しくは該当項目にて。












以下ネタバレ








ラムネスとアブラームは永遠の時の輪廻で戦い続けている。
事の発端は遥か未来で初代ラムネスがボルトとオルガンと共にアブラームを倒す為、過去に飛んだのが原因。
それを知ったアブラームは過去に飛んだラムネス達に自分の分身・妖神ゴブーリキを放つ。
その襲撃により、ラムネスだけ本来行くはずの時代より数十年前のドキドキスペースに飛ばされた。
その時代でラムネスは聖なる三姉妹と初代サイダーと共にゴブーリキを倒した後、目的の時代に飛ぶ。
そこでアブラームと戦うが予想以上に力が強大すぎた為、アブラームを倒す方法をオルガン達に託し、アブラームを封印した。
時は流れ、ラムネードはアブラームと戦うが、敗れることが運命づけられていた。
その原因は、アブラームを倒す唯一の武器「ラムネスの剣」を使わなかった為。
その結果………

「アブラーム、世界を破壊→初代ラムネス、過去に飛ぶ→アブラームを封印→2代目ラムネス、ゴブーリキを倒す→アブラーム復活→3代目のラムネード死亡→生まれ変わりで初代ラムネス誕生→アブラーム、世界を破壊」

という無限ループが出来てしまった。

初代ラムネスはループする度に違う方法でアブラームを封印し、今回は自らの体の中に封印した。
「ラムネスの剣」とは、ボルトとオルガン(現代ではミトとドラム)の魂を剣に宿すことでアブラームを倒すことが出来る唯一の武器。
作成者は最初のループの時のオルガン(と思われる)
神霊騎士はオルガンが作りあげた物で、完成したのはアブラームにより破壊された未来の世界。
終盤、ラムネードはオルガンからラムネス伝説の真相を聞き、「ラムネスの剣」を託される。
ブラックラムネスの極霊騎士「ゴッドブラーム」との激しい戦いの末、撃破はしたもののラムネスの最後の封印(肉体の封印)が解け、大邪神アブラームが完全復活する。
アブラームの攻撃でカイゼルファイヤーは大破、ミトとドラムの特攻でアブラームのシールドを破壊、二人の魂は「ラムネスの剣」に宿る。
ダ・サイダーはカイゼルファイヤーに残り、ラムネードを見送り爆炎の中に消え、パフエとカカオはラムネードをアブラームの近くまで届けた後、力尽きて落下。


そしてラムネードは「ラムネスの剣」を使い、アブラームを完全消滅させた。


これにより、ラムネスとアブラームの永遠の輪廻は断ち切られ、新たな未来が紡がれる。
その紡がれた未来が続編の「VS騎士ラムネ&40FRESH」なのだが………


内容はエロいです


過去と未来
二つの時代に勇者が生まれた
その名は ラムネス



俺は今、猛烈に追記・修正してる!…テレるぜ

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