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ねらわれた学園 - (2013/12/27 (金) 23:53:07) の編集履歴(バックアップ)
登録日:2010/09/13(月) 23:12:53
更新日:2020/11/17 Tue 02:26:55
所要時間:約 2 分で読めます
90年代に公開されたジュブナイル映画及び、その原作小説。
作者は眉村卓。
ジュブナイルものの屈指の名作であり、知名度は劣るが、
時をかける少女
六番目の小夜子
夕映え作戦
などと並び称されている。
ストーリー
要約すると、
謎の美少女転校生現る。
↓
その日を境にゆっくりと狂っていく学園生活
↓
美少女転校生が謎のカリスマで学園を支配宣言
↓
当然、反発する生徒、事態を重くみた教師たちが抵抗
↓
文字通り消されていく抵抗勢力
果たして美少女転校生の目的、正体は!?
というもの
映画の公開に比べて小説自体はかなり早く発表されており、謎の美少女転校生もののパイオニアに数えることができ、学園生活がゆっくりと狂っていくホラー的な要素に青春時代特有の青臭さ、洗脳される生徒などといったSFのエッセンスを巧みに織り交ぜている。
この小説が与えた影響はかなり大きく、実際に映画、小説を見れば現在のあらゆる漫画、SF、ライトノベルとのつながりが見られる。
ジュブナイルものに興味が有るならば是非とも見て欲しい。
しかし、現在入手、閲覧は共に困難。
近年では児童文学関係の文庫レーベルで発刊はされているがオリジナル版と比較すれば幾分、表現などに子ども向けとしての配慮が見られる。
オリジナルを見られたら、特に原作小説は掛け値無しの名作なのでラッキーと思って鑑賞しよう!
余談だが、最近の扱いとして、アトラスのゲーム、
九龍妖魔學園紀のメインヒロインのエピソードタイトルの一つにこの小説のタイトルが使われてた。
更に余談だが、この九龍妖魔學園紀のメインヒロインのエピソードタイトルはすべて日本のジュブナイル小説の名作のタイトルである。
追記修正お願いします。