D-ブリガード(デジタルモンスター)

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D-ブリガード(デジタルモンスター) - (2022/04/29 (金) 13:44:16) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/10/20(木) 23:13:43
更新日:2023/07/31 Mon 13:30:41
所要時間:約 4 分で読めます




D-ブリガードはデジタルモンスターに登場する組織のこと。
brigade(ブリガード)”(ブリゲイドとも)は『旅団』の意味。


【概要】

竜型サイボーグデジモンで構成された機械化旅団…というか今のところダークドラモン系譜の集まり。

何より…組織……なのだがイマイチなにがしたいのかわからない。
そのくせ暗殺やら極秘ミッション等、やたら物騒な単語が飛び交う。
まあ、そんな任務ばかりだから組織の実体が掴めないのか!
……と思うと少しは納得できるかもしれない。

また、ルドモン(プリウエルドラモンの成長期)の図鑑で、とあるエリアを襲撃したことが語られた程度。
(そのエリアはルドモンたちの尽力で防衛されたという)

デジモンコレクターズのイベントでは彼らに指令を出してるのが無能冷蔵庫イグドラシルであることが示唆された。
ロイヤルナイツなどの華やかなメンバーには任せられない汚れ仕事を請け負っているのが彼ら…なのかもしれない。
ナイツが旧デジタルワールドのデジモン粛清してた?知らないなぁ…

今のところ、まるで全貌が明らかになっていないため、カオスモンや“BAN-TYO”デジモンの引き立て役にしかなっていないのが現実。
しかも、彼らも目立っているかというと…

と思いきや、デジモンネクストではバルバモンの配下として多数登場した。


以下、判明している構成員。

【構成メンバー】

ボムモン

世代 幼年期Ⅰ
タイプ スライム型
属性 なし
必殺技 ・バチバチバッチン
導火線の火花を大きな音を鳴らしながら散らして相手を驚かせる。
生まれた瞬間から導火線が点火され、機嫌が悪いと燃焼速度が増す。
導火線が燃えきる前に進化するため燃えきるとどうなるのか謎。

クロスウォーズでも同名の別デジモンが登場した。
こちらは導火線が顔の上方向についており、ちょんまげのようになっている。
必殺技は爆風を相手に浴びせる「ボンバーヘッド」や、様々な色彩の粒子をまき散らす「ファイヤーワークスレボリューション」
ただ、威力はバクチク程度。
見た目自体は鮮やかで綺麗なのでパーティーの余興で怒らされて楽しまれるという。
デジモン界の民度って…

ミサイモン

世代 幼年期Ⅱ
タイプ マシーン型
属性 なし
必殺技 ・ミサイルクラッシュ
破壊力はあるが、コントロールが効かないため命中性はほぼ無い。
ボムモン同様、進化直後から点火されているため進化するまで常に飛び回っている。
スピード調整はできるが、猛スピードでないと墜落してしまう。


コマンドラモン

世代 成長期
タイプ サイボーグ型
属性 ウィルス種
必殺技 ・M16アサシン
携行しているライフルを乱射する
得意技 ・DCDボム
装備の小型爆弾を使用する
『D-ブリガード』の歩兵デジモンとして暗躍するサイボーグ型デジモン。
表沙汰にならない極秘ミッションに特殊部隊として投入される。
体表を周囲の色をリアルタイムで判断して、あらゆる迷彩パターンを表示できる特殊テクスチャーで覆われている。
そのため、多くの“ターゲット”はコマンドラモンに気づかず葬られる。


シールズドラモン

世代 成熟期
タイプ サイボーグ型
属性 ウィルス種
必殺技 ・デスビハインド
研ぎ澄まされたナイフで一撃する。
得意技 ・スカウターモノアイ
瞬時に敵の急所を計測する。
『D-ブリガード』に所属するサイボーグ型デジモン。
『セレクション-D』と呼ばれる特殊選抜試験を合格した、100体の内1体のコマンドラモンだけが進化することを許される。

暗殺任務を得意とする精鋭で、武器や迷彩能力に頼らず、体術のみで戦う。
その身体能力は計り知れず、動きを目視することは不可能といわれている。


アニメ『デジモンゴーストゲーム』第13話「処刑人」で登場。
額へのナイフ投擲でどんなターゲットも一撃で仕留める戦闘技術を持つと言われ、デジタルワールドでも『デア・シャルフリヒター(ドイツ語で「処刑人」)』という都市伝説として恐れられていた。

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そのナイフの投擲でゴリモンやモノドラモンなどの罪のないデジモン達を暗殺してきた。
1000体目のターゲットとしてジェリーモンに狙いを定めるが、ジェリーモンを尾行していた宙一行に包囲され、戦闘になる。

「まだ…たかが…1000……。数を増やす……誰でも良い…数を……。数だけが大事だ……」

その目的は 単にキルスコアを増やす こと。
(劇中の範囲では)『D-ブリガード』の指令などに関係なく、個人で無差別に暗殺を行っていた模様。
ただ殺害数を増やせれば誰でも良いという危険思想を体現し、(人間の世界でいうなら)「無差別大量殺人鬼」。
『D-ブリガード』からの脱走兵か何かであろうか

高い戦闘能力でガンマモン達を圧倒し、ガンマモンへナイフの投擲を行う…が、それを庇ったボコモン先生を死に至らしめ、デジタマに戻らせてしまう。
そして、その慟哭で暴走したガンマモンがグルスガンマモンに暗黒進化。

同じ成熟期とはいえ、高い戦闘力を誇るグルスガンマモンに手も足も出ず捕らえられ、『デッドエンドスキュアー』で頭部を貫かれ死亡。
多くのデジモンに「無意味な殺戮と死」を与えてきた彼は、自身もより強者から「無意味な殺戮と死」を与えられるという
因果応報ではあるが悲しい最期を遂げた。



タンクドラモン

世代 完全体
タイプ マシーン型
属性 ウィルス種
必殺技 ・ストライバーキャノン
小型核弾頭搭載の砲弾を発射し、半径30kmを焦土と化す。
得意技 ・ブラストガトリング
キャノン横の一秒間に3600発の弾丸を撃ち尽くす接近戦用ガトリング。
『D-ブリガード』に所属する、暴徒鎮圧及び強襲駆逐を任務とするマシーン型デジモン。
一度に多数の「目標」を駆逐することに特化しており、圧倒的な火力を誇る。
同時に30体の「目標」をロックオンが可能なレーダーを装備しており、一体のタンクドラモンが捕捉した「目標」は他のタンクドラモンとデータリンクされ、逃げる事は不可能と言われる。

また、任務での生存率も非常に高く、旅団結成以降、今までの出撃で撃墜されたのはコードネーム“BAN-TYO”排除作戦時に破壊された一体のみだといわれている。

アニメ『デジモンアドベンチャー:』第29話「脱出 燃える密林」にて登場。
アロモンの群れやメガドラモンを率いて選ばれし子供達を襲撃。
その連携と攻撃力でメタルグレイモンを苦戦させるが、援軍として登場したガルダモンによって戦況が変化。
空中との連携が取れなくなり、最後はメタルグレイモンとの一騎打ちの結果、撃破される。


ダークドラモン

世代 究極体
タイプ サイボーグ型
属性 ウィルス種
必殺技 ・ダークロアー
「ダークマター」をエネルギー弾とし打ち出す、禁忌の大技。
この技を受けて生き残れる者はいないといわれる。
得意技 ・ギガスティックランス
右手に仕込まれた槍で「目標」を貫く。
槍はロイヤルナイツの一角、デュークモンの「聖槍グラム」と同等の硬度を誇るといわれる。
『D-ブリガード』の最終兵器と目されるサイボーグ型デジモン。
以前に旅団総出で取り掛かった、コードネーム“BAN-TYO”駆逐作戦中に唯一破壊されたタンクドラモンを回収し、その残留データを元に研究機関が進化させたといわれている。
しかし、進化させる際に大量の「ダークマター」を使用したため進化後、制御できず暴走してしまい、逃亡。
(インペリアルドラモンがメガデスで撃ち出す暗黒物質とは関係があるのだろうか…)

現在も消息は掴めず、噂では未だに任務遂行のためコードネーム“BAN-TYO”を探して世界を彷徨っているといわれている。




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