登録日：2012/04/13(金) 16:54:56
更新日：2022/08/24 Wed 19:19:10
所要時間：約 4 分で読めます
b.l.u.e. Legend of Waterは、1998年7月9日にハドソンから発売されたアドベンチャーゲーム。
ハードはPlayStationであり、現在は
PSアーカイブスになっておりPSNにてPSP、PS3版を配信中。
ストーリーは、主人公マイアの父親ハルベルトが働いている海洋調査基地、ノーザンクロスにヘリコプターで向かっているところから始まる。
海上にあるそこではムー大陸の遺跡の発掘を行っており、彼女はそこの見学に向かっているのだった。
以前から、自分を呼ぶ声や遺跡のような建物の夢をみることがあり、その声は遺跡が発見されてからより強いものになっていた。 それを確かめるがため、マイアは基地見学に出向いたのである。
父親との挨拶を済ませた後、彼女は早速ダイビングデッキへと向かった。彼女の親友、イルカのルカが待っているからだ。
「行くよ！ルカ！」
久しぶりにルカと泳ぐマイア。
海洋を探検するうち、彼女は海に沈む地球の謎を発見することとなる。
■特徴
このゲームの特徴はなんといっても美しい海洋を息が続く限り遊泳できることにある。
想像して欲しい。
深く潜るほどに青みを増す水中。
戯れるように近づいてくる小魚たち。
海底の不可思議な遺跡たち。
このような探検をフルポリゴンで体験できるのだ。
プレイヤーは主人公のマイアを操作し、遺跡の謎を解いていく。
難しいと思われるだろうが、それはパズルであったり迷路であったりそう難しくはない。というか取説のヒントがほぼ解明している。
どちらかといえば謎解きより海や遺跡の懲りように注目してほしい。
海の透明感、遺跡の壁面にある絵画の美しさ。遺跡には古代エジプトなどをモチーフとした装飾が施されていたり、随所に工夫が施されている。
また水中ということから、主人公には「肺活量メーター」がある。
わかりやすく言えばRPGでのHPのようなもので空気が残っているかぎりマイアはいくらでも潜水できるが、時間経過やダメージを受けると減っていき、すべてなくなるとゲームオーバーとなってしまう。
しかし遺跡の各所には空気溜まりがあり、そこに浮上することで空気を補充できる。
プレイヤーはそのポイントを探しつつ調査域を広げていくこととなる。
また、パートナーのルカにもAlシステムがあり、
キーアイテムなど重要なものを探してくれる「探索モード」、
マイアから敵を遠ざける「誘導モード」、
しかけを押して待っていてくれる「待機モード」、
マイア１人では動かせない大きな岩などをルカと二人で運ぶ「協力モード」、この4つのモードを駆使して次に進む。
ストーリーは第五章まであり、エンディングはルカをひとりぼっちにさせた時間やキャラクター会話などにより変わる。
■キャラクター
主人公。17歳の少女であり快活で明るい。
海が大好きで、素潜りで何分も泳いでいられる。その肺活量は人並み以上。父親に遊泳禁止されても泳ぐ。
イルカ。
マイアの種族を超えた親友。
可愛い。ポリゴンはぶっちゃけ可愛くない。
マイアの危険を身を挺して助けたりと本当にイケメン。
マイアの父親。海洋考古学者であり、遺跡発掘のリーダー。45歳。妻とは死別している。灰ひげ。
遺跡発掘チームの一人。
生物学者であり、ハルベルトとは昔ながらの知り合い。顔が怖い。
遺跡発掘チームの一人。
ノーザンクロスを設計した工学博士。
機械に強く、爆弾をくれたりする。白ひげ。
遺跡発掘チームの一人。
医療と料理を担当する。マイアの姉のような存在。
サメを気絶させる薬も作ったりする。
遺跡発掘チームの一人。
「がはは」とよく大笑いをする。
食堂でよくわからないものを食べていたり、デスクで寝ていたりする。
小太刀が好き。無精ひげ。
新国際連合教授。マイアとあまり歳が離れていない女性だがマイアに対しても敬語で対応する。
言語学者で、遺跡調査で発見された文字の解読のためにノーザンクロスへとやってきた。ハルベルトやグレイブ曰く「数百年に一人の天才」といわれるほど。
苦手としているものは爬虫類で、あるものを見せると気絶する。可愛い。
遺跡発掘チームの一人。
地質天文学者。
無口で、ゲーム全体を通しても殆ど喋らない。
しかしマイアが一人で遺跡に向かったことを知り血相を変えて飛び出した（小太刀談）りするかなりのイケメン。
太極拳が朝の日課で、章によってはヘリポートでそれが見られる。暗黒太極拳とか言わない。
つるつる。
追記、修正お願いします。
