登録日: 2012/03/13(火) 13:41:40
更新日:2024/03/23 Sat 23:03:49
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『運命のその日、桜の舞い散る中で愛を誓い合った二人は永遠に結ばれる…。』
2001年12月20日にPS2用ソフトとして発売された
ときめきメモリアルシリーズの第3作目。
本作の舞台は「もえぎの市」。
主人公やヒロイン達はそこにあるもえぎの高校に通っている。
- デート前の服装選択の採用
- ヒロインの個人情報(もちろん電話番号も)は基本的に自力で入手
- 追加デートでヒロインと様々な会話を楽しめる
- 予習・趣味コマンドの追加
- 育成コマンド(パラメーター)が一部変更
- 当時の時勢の影響か土曜日も休日扱い
…など
その中でも良くも悪くも話題になったのは、3Dグラフィックの採用だろう。
(この部分についての詳しい説明は後述)
あと主題歌をZARDが担当することになったり、ゲームファンドの募集も当時は話題になった。
【主な登場人物】
CV:
神田朱未
誕生日は9月11日、血液型はO型。
所属クラブは、野球部かサッカー部か陸上部のどれか(ランダムで決まる)。
3サイズは82.2・58.8・85.0。
(以下3年時のを記載)
本作のメインヒロイン。
中学校まではお下げに眼鏡の地味子だったらしいが、高校でイメチェンし高校デビューを果たした子。
心優しい内気な性格で、近所の駄菓子屋のおばあちゃんと仲が良い。
2代目伝説の守護神。
CV:川口宰曜子
誕生日は6月8日、血液型はA型。
所属クラブは、放送部。
3サイズは82.2・58.8・85.0。
関西弁と英語を使い分けるムードメーカーな子。
英語に関してはガチらしく海外留学を夢見ている。
CV:服部加奈子
誕生日は5月11日、血液型はB型。
所属クラブは、科学部。
3サイズは79.4・55.0・81.6。
本作の眼鏡っ子兼科学者枠。
過去の出来事が原因で、動物が苦手。なのでデートでは、動物園とペットショップに連れていくことは不可。
CV:橋本涼子
誕生日は8月14日、血液型はAB型。
所属クラブは、演劇部。
3サイズは91.6・62.2・89.4。
母親は有名女優、父親は映画監督というバリバリのお嬢様。でも本人は、サラブレッド扱いされることを嫌う。
お嬢様故かデートで、バーゲンに連れていくことは不可。
CV:安田未央
誕生日は2月6日、血液型はA型。
所属クラブは、合気道部。
3サイズは90.0・59.4・89.4。
とても礼儀正しい清楚な大和撫子。
大和撫子なのに水着がエロい。
CV:皆川純子
誕生日は4月18日、血液型はA型。
クラブには所属していない。
3サイズは87.2・61.6・86.6。
ミステリアスな雰囲気を漂わせているボーイッシュ。
彼女とのイベントを進めるととんでもない出来事に遭遇することになる。
CV:町井美紀
誕生日は12月5日、血液型はB型。
クラブには所属していない。
3サイズは76.6・52.2・77.2。
隠しキャラの一人ではあるが、普通にやってたら出てくることも意外とある。
諸事情でバイトに励む勤労少女。バイトが忙しいせいか県外エリアでデートすることが不可な上に、市外エリアでは追加デートも発生しない。
CV:片岡千珠
誕生日は10月12日、血液型はO型。
所属クラブは、テニス部か生徒会のどちらかランダム。
3サイズは85.0・58.8・86.6。
隠しキャラの一人。
渡井さんと違い、出現させるのはかなり困難。そのうえ告白条件も厳しくやり方によっては、歴代でも最高の難度を誇る。
所謂ラスボス枠……にも関わらず人気投票1位。
過去の出来事が原因で、デートでスキーに連れいくことは不可。
CV:今村卓博
誕生日は1月16日、血液型はAB型。
所属クラブは、牧原さんと同じ部。
ナルシスト野郎で、主人公を小馬鹿にしてくる発言が多い。
牧原さん狙い+2人と同じ部活だと勝負を挑まれることがある。負けると非常に悔しい。
ウザくはあるが、どこか抜けてるところはあるので、慣れたら矢部いわく面白く感じてくるかもしれない。
CV:田中大文(山田ァァァァ)
誕生日は11月19日、血液型はA型。
所属クラブは、天文部。
見た目はピザで眼鏡、そして声オタや鉄オタも兼ねてるテンプレなオタ。
でも女子とコミュニケーションはちゃんと取っているので、意外と女子ウケはいい。
女の子の情報を聞こうとした時の対応は非常にムカつく。
ちなみに今作は男キャラに電話かけても女の子の情報は教えてくれないでその点は注意。
一体何なんだ、アンタ達は!!!
【余談】
ときメモファンならご周知の通り、本作の評判はハッキリ言ってよろしくない。
その中でも一番多くの批判点となったのが、前述したキャラグラフィックの3D化。
当時としては斬新だったもののお世辞にも出来がいいものではなく、多くのファンを失望させたのは想像に難くない。
一応設定原画や関連商品などのイラストの評判は悪くなかったので、何故2Dでやらなかったと言われる羽目に。
他にも服装システムの煩わしさや一部キャラの辛気臭いシナリオ、ウザいだけの男キャ などとにかくマイナス面が多すぎた。
結局売上も人気も振るわず、派生作品や関連商品も過去作に比べるとかなり少ない。
そして男性向けときメモの新作が出るまで8年も待つことになった。
ぶっちゃけもう出ないだろうと諦めてた人もいた。
とマイナス面ばかり述べてはみたが、
- EVSは前作よりしっかりと進化しているうえに全キャラに実装されている。
- セーブとロードは割りと快適。
- 予習コマンドのおかげでパラ上げは快適。
- 趣味の要素は、意外とやり込みがいがある。
- ミニゲームは種類もかなり多く、楽しめるものも結構ある。
…など過去作の不満点を解消していたり、やりがいのある部分もあるので決して駄作という訳ではない。
ベスト版も出ているし中古でも安く買えるはずだから、育成の部分が好きなら食わず嫌いせずにやってみるのも一興かもしれない。
ときメモに新しい風を吹かせようとしたものの、ギャルゲにおいて非常に重要な部分を失敗してしまったのは何とも言えないところである。
伝説の坂で告白されたことのある人は追記・ 修正お願いします。
- 今だと当時と3D技術も違うだろうし、リメイクして欲しいところではある。 -- 名無し (2013-12-18 17:39:55)
- テクスチャーがしっかりしていればリメイクは可能じゃないの?でも4みたいなヤンデレを出すような余計なことはしないでね。 -- 名無しさん (2013-12-18 17:42:57)
- 2Dにしてリメイクなら希望 -- 名無しさん (2014-09-29 19:50:51)
- GSの方は今や完全に3D立ち絵になったんだよな、時代が早すぎたのか… -- 名無しさん (2014-11-16 16:38:17)