ARMORED CORE TOWER CITY BLADE

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ARMORED CORE TOWER CITY BLADE - (2014/02/12 (水) 05:19:57) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/05/04(金) 22:35:46
更新日:2023/10/12 Thu 11:06:13
所要時間:約 6 分で読めます




これは…力ある"意思"だ!!


ARMORED CORE TOWER CITY BLADE(以下TCB)は、タイトル通りACシリーズを題材にした漫画作品。
AC初のコミカライズ作品であり、『FTS』と世界観を共有する外伝作品となっている。
作者は氷樹一世。

フェルトリカとテキスタンの戦争、『タワー』など『FTS』に登場した単語・世界背景を共有しており、公式側としてはFTS・TCBの二本柱でゲーム以外のアーマード・コアを展開していきたかったものと思われる。


■ストーリー
傭兵組織『フライトネスト』に所属する半人前のレイヴン、橘花。
彼女はこの地上に台頭する2大勢力のひとつ、フェルトリカの軍に同じレイヴンであった父を殺された辛い過去を持っていた。
父の敵であるフェルトリカと戦うためにレイヴンとなった彼女だったが、フライトネストからは半人前と見下され、正式なメンバーに加入することができずにいた。

何故、フライトネストは橘花を認めないのか。
そして、橘花を裏で支援する謎の男は何者なのか。
今日も橘花はフライトネストに認められるため、そして父の幻影を超えるために、戦いへと身を投じていく…。

■登場人物・AC

  • 橘花 (きっか)
本作の主人公。ボクっ娘で巨乳。
優秀なレイヴンであった父・ザラマンダーの形見である軽量2脚型AC「ヴァルカンセイバー」を駆る。
が、オーバードブーストの制御以外はその腕は二流以下と評される半人前であり、勝ち星には恵まれていない。
フェルトリカへの復讐心を糧にレイヴンとなった。

父の「敵のコアをあえて攻撃せずに戦う」というやり方に嫌悪を示しており、
父を尊敬しアセンブルを変更しない反面、「父が死んだのはコアを攻撃しない甘さからだ」と見下すことも。
あと、割とよくキレる。

ヴァルカンセイバーは右腕のKRSWをメインアームにした軽量2脚型で、サブウエポンとして中型ミサイルと短射程ブレード(通称『ダガー』)を装備する。
ぶっちゃけて言えばロマンアセンであり、ゲームで組むと先ず使いものにならない。

  • シュトルヒ
本作のサブ主人公。橘花と同じフライトネストの準メンバー。同時に、レイヴンズアークの整備士でもある。
橘花とは正反対のぺったんこ。
橘花と同じくフェルトリカの侵攻作戦で両親を失っているが、橘花とは逆にテキスタンを憎んでおり、同時に作戦に加担したフライトネストを憎んでいる。
ネストも加入したのも、テキスタンの情報を得るためにすぎない。

乗機の「アンバーメイデン」は火力に偏重した重量2脚型、というかミラージュ重量二脚型。

  • フライトネストのレイヴン達
リーダーのロックを筆頭に、人妻のミーティア、四脚使いのスピットファイアの3人で構成された腕利きの傭兵集団。
橘花とシュトルヒを準メンバーとして加えているが、決して正式メンバーに加えようとはしない。

搭乗機はロックから順に
重量2脚型の「リトルボーイ」、フロート型の「エロース」、四脚型の「タイタンフィスト」。
タイタンフィストのアセンブルは某復讐に燃える弾丸人生の人にそっくり。

スピットファイアvs橘花の戦いは中盤のキモ。

  • ライヘンベルグ
都市パスカ最強のレイヴン。
男性であること以外謎に包まれたトップランカーであり、その戦闘能力は圧倒的。
理由は不明だが、裏で橘花を支援する。

乗機の「グリムファング」はNIOH月光を同時装備するマジキチアセンブル。
これでトップランカーというのだからその恐ろしい腕前が窺い知れる。
キレた橘花にあっさりやられるのは内緒。ま、手を抜く理由があるからしょうがないんだけど…ね

  • ランサー
アーク所属のレイヴン。終盤、とある理由で橘花・シュトルヒと対峙することになる。
カタリナを救うために行動しており、彼女を救うこと、その一点が彼の行動理由と言っても過言ではない。

乗機は重量2脚AC「アレス0(ウーラノス)」。敵・味方を含めた攻撃の一切を無力化する『カイルスフィールド』を展開する。

  • カタリナ
アーク所属のレイヴンで、ランサーとともに行動する。
強化人間のような存在であり、その代償として筋肉の硬化が進んでおり成長は停止し、表情も満足に変えられない。

乗機は軽量2脚型AC「アテナ0(ウーラノス)」。通常のAC用頭部基盤の数十倍の演算力、並列処理能力を誇る超演算プロセッサを内蔵する。


■黒歴史?
本作は、ほとんどのレイヴン・リンクスから黒歴史認定されてしまっているのが現状であり、下手をすれば後年「N系屈指のゲームバランスの良さ」という評価点を見出されたNB以上の黒歴史と化している。
何故黒歴史化されてしまったかといえば、それには3つの大きな理由がある。


1.安易に萌えをぶち込んだこと



表紙を見ても分かる通り、主人公の橘花の容姿は僕っ娘、巨乳などの萌えのアイコンを付加された所謂「萌え系」である。
しかもサブキャラクターであるシュトルヒ、終盤のライバルとなるカタリナなど、少なくとも重要キャラのポジションには3名のおなごが登場することになる。
ミーティア?あの人空気だし…
止めとばかりに、作画を担当する氷樹一世の絵柄もやや大人びた画風ではあるものの可愛らしさを前面に押し出した萌え系であり、この時点で、もともとむせる作風を押し出したACとはやや相容れない。

もちろん、二次創作ではこの手の萌え化は頻繁に行われてきたことなのだがそれを公式でやったのが不味かった。
このせいで多くのファンから「ACの世界観を壊す気か」「同人のノリを持ち込むな」などと強く批判されることになってしまった。

過去に「硬派な作品に萌えを持ち込んだ」例といえばCRIMSON EYESが有名だが、あれは萌えを押し出しつつもボトムズ特有の硬派さのあるストーリーも共存しており、ある程度最低野郎からの評価を得ていた。
しかし、本作はストーリー面でもファンからの酷評を受けることになる…。


2.作画崩壊



作画担当の氷樹一世の絵のレベルは決して低くないのだが、おそらくロボを描いた経験が殆ど無かったのか、キャラとは反対にACの作画が割と崩壊してしまっている。
これも従来のACファンからの批判要素となってしまっている。

また、登場人物の機体のアセンブルがゲーム中に登場する機体に似通っているのも「新規アセンの機体を描くほどの腕がなかったから」と言われており、この点も一部のファンから批判される。


3.打ち切りED



止めとばかりに、本作は「これから面白くなる」という所で打ち切りによる終了を迎えてしまっている。
当然伏線やこれからの展開も投げっぱなしであり、ストーリーの評価も低い。

この打ち切りはFTSのOVA化頓挫によるものと言われている。

ちなみに、本作の黒歴史度合いは氷樹一世の公式サイトが 炎上してしまうほどのものだった と言えばその壮絶さが伝わるだろう…。


何度も言うが、氷樹氏の画力は決して低くない。
これのコミカライズ版では十分に腕をふるっており、特に批判も見られないあたり、今作のミスは 「畑違いの分野から絵師を引っ張ってきてしまったこと」 と言えるだろう。
さらに言えば東方同人界でもそこそこ有名な存在であり、そのエロさは多くの紳士を満足させている。


テメェがその記事を追記・修正すると決めたんだ。
ソイツの実力を引き出せねぇなら、そいつはテメェの責任だ。



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