GファルコンDX

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GファルコンDX - (2015/02/19 (木) 21:51:25) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/10/03(土) 01:38:04
更新日:2024/05/07 Tue 19:30:00NEW!
所要時間:約 6 分で読めます




『機動新世紀ガンダムX』に登場する後期主役機の合体強化形態。

全高:17.0m(DX収納時全長:25.6m)
重量:13.9t
装甲材質:ルナ・チタニウム合金
開発:新地球連邦軍(DX)地球連邦軍(Gファルコン)
所属:フリーデン


武装:
DX専用バスターライフル
ハイパービームソード
ディフェンスプレート
ヘッドバルカン×2
拡散ビーム砲×2
バルカン砲×2
赤外線ホーミングミサイル×20(左右10ずつ)
ツインサテライトキャノン

パイロット:ガロード・ラン(副座にティファ・アディール)+パーラ・シス 

ガンダムDXGファルコンが合体した形態で、ダブルエックスをAパーツとBパーツで挟む(Bパーツ自体はDXのバックパックの接続コネクタに合体する)ようにして収納する。
元々Gファルコンは旧連邦時代のガンダムとの合体を想定していた機体の為、ガンダムX・ガンダムエアマスター・ガンダムレオパルドとも合体可能で、劇中でもレオパルドを改造したガンダムレオパルドデストロイがテスト飛行をしている。

高速移動等に用いる戦闘機状態の収納形態とMS部を出して展開しGファルコンを増設装備の様に扱う展開形態の二形態を持ちどちらにも可逆的に変形可能。
展開形態の時は模型ではGファルコン側の大型マニピュレーターが腰のハードポイントに接続され補助支持架となるのだがアニメ本編や設定画では陰になって見えないもののおそらく同じ役割をしているだろう。
DX自体の推力にGファルコンのメインスラスターの推力に加える事で大幅に機動性や推力が強化され、更に両機体の各武装も使用可能で火力・機動性・推力が高水準に纏まった非常に高性能な機体となる。
また、ガンダムを収納したままでの大気圏突入が可能。

素のDXにおける通常戦闘の中・遠距離戦の手数不足が解消され機動性の上昇と併せて対MS戦能力が飛躍的に上がっている。
また、この形態ではツインサテライトキャノンの発射には背部に装備されたオプションの追加Eパックのエネルギーを用いるので実は月は必要ない。…のだがゲームではEパックの無しの合体形態の為か大低この形態でも
素のGX・DX同様のチャージを行う為月が出ていないと使えない謎仕様になっている。

ゲーム作品では展開形態をデフォルト形態とするケースが多いが原作では基本は収納形態であり展開形態は地球帰還時にフロスト兄弟と対峙した時のみの出演で、しかもすぐ分離して戦闘している。
Gファルコン側の追加Eパックの設定から見るに出力が不足していて戦えなかったのだろう、ゲーム作品ではなぜかアニメ版の素Gファルコン合体形態で戦えるどころか最強の無双機体レベルになってる事が多いが。


非常に見た目がゴツく、合体形態なので全長、重量共にガンダムアシュタロンHC並である。またティファとパーラの両手に花状態であり非常に羨ましい。ガロードさんマジリア充。



□武装

●DX専用バスターライフル
軽量・高火力な専用ビームライフル。
素のDXにとっては重要な中・遠距離武装だが本機では他にも攻撃手段が増えたので依存度は下がっている。


●ハイパービームソード
腰部に2本装備した強力なビームソード。
機体の形状・特性的に近接白兵戦はあまり得意ではなさそうだが本編では展開形態での戦闘シーンが無いので実際にどうなのかは不明。


●ヘッドバルカンx2
接近戦向け固定火器。ミサイル迎撃や威嚇・牽制、対人戦など幅広い用途を持つ。上記二種も含めた展開形態時専用武装。


●バルカン砲×2
GファルコンAパーツに搭載された機関砲。
合体により使用できなくなったブレストランチャーや肩部マシンキャノンの代わりといった所だが前記二種程の威力は無いものの革命軍の量産型数機をこれだけで破壊する等、十分な破壊力を持っている。


●拡散ビーム砲×2
GファルコンBパーツ本体両端エンジンポッドに搭載されたビーム砲。
広範囲に攻撃でき複数のMSを破壊可能な威力も持つ。


●赤外線ホーミングミサイル×20(左右10ずつ)
GファルコンBパーツコンテナ部に搭載された実弾兵器。
大抵ゲーム仕様の一斉射になっている為命中率は高い事になっている。


●ツインサテライトキャノン
DX背部に二門搭載している戦略級兵器。
設定では収納形態でも使用可能。本編では登場しなかったが、オプションの追加Eパックを利用することでマイクロウェーブの受信無くGファルコン側のアシストのみでツインサテライトキャノンの発射が可能になる。
スパロボ等ゲーム作品では素Gファルコンで撃たせる為か月面MW送信チャージをDX単体から使い回しているがガイドレーザーがGファルコンコクピットを直撃(素のGXやDXの受信シチュを見れば分かるがガイドレーザーはちゃんと受信機に当てて”回線を成立させる”必要が有る)
してたりそもそもMWをGファルコンが受けてただで済むわけは無いのでおそらくゲーム側が勝手に行ったオリジナル創作である。

●ディフェンスプレート
ルナ・チタニウム合金製の実体盾。MS単体の時なら役に立つだろうが図体のデカい(特に後部)合体状態では役に立たないだろう。



【劇中での活躍】
ガンダムDXの合体強化形態ではあるが、実は原作では高機動を生かした戦闘機形態による移動手段としての使用のみで合体形態では一切戦闘していない、このため各ゲーム作品での合体形態の戦闘描写はほぼゲームオリジナルである。
また前述の通りプラモの設定ではエネルギーパックを装着していないアニメ本編の素Gファルコンは不完全な状態である事が伺えアニメ本編で戦闘が出来なかった理由の補完がなされているがスパロボ・Gジェネ発表後に出した
一部資料本などではプラモインスコの説明からEパック部分のみを削除改竄した文字設定が掲載されているケースがある。
また現在の所なぜEパック周りの設定・描写、存在を削る様な真似を行っている(特にSD機体参戦のスパロボ、Gジェネ、CFOに顕著)かは不明である。



■ガンプラ
1/144、HG1/100が発売。

ロボット魂からDXが2013年7月27日に発売され、Gファルコンも魂WEB限定だが販売され合体形態の再現が可能になっている。



【ゲームでの活躍】


  • スーパーロボット大戦シリーズ
ゴツイ。
α外伝・R・Zシリーズに参戦。ただし収納形態への変形をしない為GファルコンDX=展開形態のみという誤解を与える事に。
DXの弱点である武装の少なさをカバーしつつ機体性能の強化・サテライトキャノンのチャージを短縮等、原作再現度と引き換えに大幅なパワーアップを果たす。
更に最大の利点はリアル系ユニットながら最大3人乗りになるという点でα外伝・R・Zと非常に強力なユニットとして活躍した。
第2次破界篇では登場しなかったが再生篇で復活。しかしGビットもティファもない不完全な状態であり、使えない訳ではないが今までのシリーズと比べるとイマイチ微妙な感じに。


  • Gジェネシリーズ
ゴツ(ry
意外にも登場したのは現時点ではFとオーバーワールドのみ。
登場回数は少ないもののどちらも凶悪なユニットとしてプレイヤーに印象を残した。
またF以外では可変しないので上記のスパロボと共にGファルコンDX=展開形態のみという誤った印象を与える原因となっている。 

  • A.C.E.3
やっぱりゴツい、そしてSLGの前記二作に比べロボットACTな本作では機体の形状などがちゃんとデメリットして反映されている。
また本作ではGファルコン側のパイロットであるパーラはボイス無しでまるで一緒に参戦している無人機のミーティアの様な扱いになっている。
一応”素Gファルではサテキャは撃てない”設定を再現してたり収納・展開両形態への可変を再現しているのは良い点だが。


  • ガンダムVS.ガンダムシリーズ
NEXTからDXと共に登場。当作シリーズでもA.C.E.3同様Gファルコン自体は無人機体の様な扱いで登場。合体はアニメ本編準拠の収納形態がメイン。
展開形態はアシストサテライトを撃つ時のみの限定形態となっている。Extreme vs.以降は機体のモデリングに追加Eパックが付く様になった。
ただしアシストサテライトの時もMW受信という間違い描写は健在なのが悩ましい所。


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