M79グレネードランチャー

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M79グレネードランチャー - (2015/03/03 (火) 15:13:26) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/10/30(金) 23:08:51
更新日:2022/12/23 Fri 17:59:25
所要時間:約 4 分で読めます




M79グレネードランチャー

全長:737mm
銃身長:356mm
重量:2.72kg
口径:40×46mm
装弾数:1発

M79グレネードランチャーは40mm擲弾銃の一種である。
大口径の散弾銃のような外観で40×46mm榴弾、対人榴弾、発煙弾、散弾、フレシェット弾、焼夷弾、暴動鎮圧用に非致死性の弾薬としてM651催涙弾(CSガス)、M1006スポンジ弾、M1029分散弾(12mmボールベアリング)など多彩な弾薬を扱うステキ銃である。

このように、暴動鎮圧用の弾薬が豊富に撃てるため軍だけでなく、警察も使用している。


アメリカでは通称「サンプガン」、「サンパー」、「ブルーパー」と呼ばれ、オーストラリアでは、「ウォンバット」など名前も多彩にあるステキ銃である。


高低圧理論によってそれまで軽迫でしか撃てなかった40mm擲弾を構えて撃てるようになり、歩兵の火力を飛躍的に上昇させたステキ銃である。


M79は単発、肩撃ち、ブレーキアクション方式で銃身とストックは蝶番で接続されており、40mm擲弾を銃身後部から弾薬を装填する。手動の安全装置があり、弾薬を装填すると自動的に安全装置が掛かるようになっている。


このM79は1960年12月にアメリカ軍に制式採用された、当然ベトナム戦争に投入されている。

ベトナム戦争に投入されたM79は歓迎をもって迎えられた。威力の点は申し分なかったからである。特に特偵察部隊のポイントマン(先頭の兵士)に愛用された。不意に敵と遭遇した場合に一撃で敵をなぎ倒せるからだ。

そのためか、『チャーリーキラー=ベトコン殺し』と言うなかなかイカした愛称で呼ばれている。


田宮のM113のプラモデルのEパーツにオマケとしてM16ライフルやM60マシンガンと共に、入っている。

当然、Eランナーの単品売りである、「機動歩兵セット」にも入っている。

兵器としては弾を込めても約3kgと軽量なため、ベトナム戦争では敵の機関銃銃座や密集している所に、また、待ち伏せ攻撃でも活躍した。


なお、単発式であるため構造が単純、そのため故障が少ない。弾そのものに欠陥があった例は多いが、M79自体が不具合を起こした例は極めて少なかった。





しかし、長所もあれば短所もある。


彼らにだって欠点はある。
前述のプロフィールの通り、装填数が1発なため単発しかできない上に、オートエジェクターが付いていないために、射手は射撃の度に熱くなった空薬莢を手でチェンバーから引き出さなければならないため、どうしても発射速度が遅くなるのは否めなかった。
因みに、ストックが木製と樹脂製の二種が存在し、もともと木製のストックで生産されていたがベトナム戦争が勃発してからジャングルなどの湿地などで戦闘することが多くなり、湿気のせいで木製のストックが腐食するケースが増えたために樹脂製ストックのM79も生産された。


M79は1971年には生産が終了、M203グレネードランチャーにバトンタッチする事になったもののグリンベレーなどの特殊部隊では今でも現役で活躍している。




現在では人気があるのか様々なメディアでM79が登場する。

ターミネーター2
『ワンス・アンド・フォーエバー』
BLACK LAGOON
バイオハザード』シリーズ
『Killing Floor』
『Left 4 Dead 2』
『WATCHMEN』
CALL OF DUTY MODERN WARFAR 2
などなど

エアガンでは現在、クラフトアップルワークス(CAW)社のものが一般的に入手しやすいと思われます。
海外製もあるにはあるが、要調整。

所有者曰く、モスカート(複数のBB弾を発射するグレネード弾頭の形したカート)をたらふく装備し、ドカドカぶっ放すと爽快だゼ!!
との事です。


ただし、カート1つの価格は大体¥4000~(海外製ならもっと安いのはあるが、すぐにガスもry…)
さらに、結構デリケートなので粗略な扱いは厳禁です!



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