MiG-21 バラライカ(戦術機)

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MiG-21 バラライカ(戦術機) - (2023/09/12 (火) 06:34:08) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/10/02 Tue 04:53:35
更新日:2023/09/12 Tue 06:35:53
所要時間:約 3 分で読めます







「総員、傾注!」
「本項は戦術歩行戦闘機『MiG-21 バラライカ』の項目である!」







『MiG-21 バラライカ』は、ageのマブラヴシリーズ及び、スピンオフ作品の『シュヴァルツェスマーケン』に登場する第一世代の戦術機





■概要
開発はミコヤム・グルビッチ設計局。
原型機体は人類初の戦術機である『ファントム』を、ソビエト連邦がライセンス生産した『F-4R』。
近接格闘戦を重視するソ連は、さらにこれを素体に改造機体の開発を開始。
1975年に『MiG-21 バラライカ』として誕生し、実戦配備を開始した。

『鉄のカーテンの向こう側』こと、ワルシャワ条約機構加盟各国でもライセンス生産・配備され、当時の東側戦術機部隊における標準的な機体でもある。
また、東ドイツ陸軍の第666戦術機中隊は、機体左肩に666のマーキングを入れたバラライカを運用し、同国最強の戦術機部隊として活躍している。
東ドイツ製造機体は加工精度が高く、高品質であった為開発元のソ連機より高性能でありソ連に逆輸入もされていた。



●ファントムとの相違点
  • 設計変更
  • 全体的なパーツのスリム化
  • 脚部膝間接の蛇腹構造化
  • 頭部にワイヤーカッターの追加
軽量化されて運動性能向上し、より格闘戦向けになったが、機体特性は別物になってしまったため、バラライカへの機種転換には最低でも丸1日かかると言われる。


某お漏らし娘は3時間で操縦をモノにしたが…


それでも第一世代機に変わりはないので、発展型『MiG-23 チボラシュカ』やアメリカ海軍自慢の第二世代機『F-14 トムキャット』には性能面で大きく水を空けられている。




■兵装
  • WS-16C突撃砲
戦術機メイン兵装
お馴染み36mm機関砲と120mm滑空砲コンビ。

  • 多目的追加装甲(シェルツェン)
盾状追加装甲。
前面にたっぷりとERA(=爆発反応装甲)を貼り付けてあるため、殴ればBETAは木っ端微塵だが、代償に機体負荷もデカい。
また装甲下部に鋭利なブレードが付いており、やっぱり殴ればBETAは千切れる。

  • CIWS-1A
前腕外側部に格納されている近接戦闘用ナイフ。
一応、格闘戦時の主役。
サブアームが簡素化されている為、F-4のような片手抜刀は出来ない。やろうと思えばナイフシースから射出、空中キャッチという曲芸地味た操縦をしなくてはならない。

  • 77式近接戦闘長刀
中国から輸入している長刀型兵装。トップヘビーな構造を生かしてBETAをぶつ切りにする。
……が、この時期の戦術機はコンピュータの補助も弱く、主機出力も後の機体比べたら恐ろしく低いのでトップヘビーな上にデカく装備すると機体が振り回されるわ、機動力が損なわれるわ散々なために使用者も少なく、第666中隊ではアネットのみが使用して変態扱いされている。


■バリエーション
  • MiG-21PF
戦術機の通信能力は限定的であり、阻害する重金属雲影響下では、さらに通信が困難になる。
それを少しでも緩和するために、頭部センサーマストを大型化して通信能力を強化した東ドイツ特別製機体。
基本的に指揮官用機であり、第666中隊隊長のアイリスディーナもこれに搭乗。


その姿はさながら、伝説の『ユニコーン』のようにふつくしい…


  • MiG-21bis
バラライカ最新型。詳細不明。
たぶん良くて1.5世代相当の改修はされてる……はず。



■余談

元ネタはみんな大好き、ベストセラー戦闘機の『MiG-21 フィッシュベッド

愛称『バラライカ』とはロシアにおける三角形状の楽器





「解説は以上! それでは各員、追記・修正にぃ、移れぇぇぇっ!!」
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