KNIGHTS-ナイツ-(漫画)

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KNIGHTS-ナイツ-(漫画) - (2019/10/24 (木) 17:11:06) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/01/06(金) 03:54:00
更新日:2023/07/28 Fri 23:40:56
所要時間:約 4 分で読めます




祈るな、

さらば救われん―――。


「月刊電撃コミックガオ!」(現在は廃刊)に連載されていた漫画作品で作者はムラオミノル。
時代背景は中世ヨーロッパがモチーフとなっており、「魔女狩り」や「騎士」「聖職者」というワードが作中で頻繁に使われる。
単行本は全5巻刊行。


【あらすじ】
今よりも遥か昔、魔女熱狂時代と呼ばれた頃の物語。エクスクルド王国では、悪魔を崇め奉る存在とされた“魔女”は、聖職者によって神の名の下に断罪され、火刑に処されていた。
“魔女狩り”を行う聖職者を狩る秘密結社“聖なる者への鎚”の一員である黒き従騎士「ミスト」は、不可思議で強大な力を持つ“聖人”に戦いを挑む。

これは
“魔女”として囚われた悲運の少女と
“神殺し”の禁忌を冒す従騎士の
恋愛叙事詩である。


【登場キャラ】
●ミストルティン(神殺し)
主人公。愛称は「ミスト」(某スパロボは関係ない)
幼い頃、母親が魔女狩りにより処刑され、己の無力さを嘆いていたところをウィルヘルム卿に拾われ「聖なる者への鎚」の一員となる。
異国の民特有の「浅黒い肌」と「ドレッドヘア」を持つためと専ら他人との接触を避け、外出時は仮面を付けている。
武器は「長剣」と「古き騎士の剣技」を使う。


●ユーフェミア(秘め事の魔女)
ミストと行動を共にするほぼ全裸(露出狂レベル)の少女。
以前魔女として幽閉され、男達に犯される毎日を送っていたが、ミストに救われたことから彼と行動を共にする。ミストの良き理解者でもある。
隙あらばミストの体を狙っているが、本人にその気は無いため全力で拒否られる。

武器は祖母から受け継いだ媚薬と幽閉時に鍛え上げた性技であり、大人数の男達を相手にイかせることができる


●カトリーナ・アントニーナ・ヴァイセンプラー
ヒロイン。愛称はニーナ。没落貴族ヴァイセンプラー家の一人娘。金目当てに父親に売られ、魔女として処刑されかけたところをミストに救われる。この一件からミストに惚れ、彼を追いかける。

筋金入りの天然娘であるが、拷問を受けたり、強大な敵を目の前にしても引かないなど肝は備わっている。
しかし彼女の一途な想いは後に残酷な運命を辿ることに…


●レオナルド・スコット(絨毯の騎士)
愛称はレオ。騎士のくせに女好き。(通り名はこれから来ている)
魔女狩りを否定するミストの行動を目撃したことから彼に同行するようになったが、本筋はユーフェミアを狙ってのこと。
剣術ではミストには及ばないが、並の兵士よりは強い。
番外編ではとある理由により、ミストを倒すほどの実力を発揮する。
武器はレイピアと突き技が得意
黒猫のグリマルキンと馬(ポニー?)のアンドラを飼っている


●ヨルグ・フォン・ウィルヘルム(漣の騎士)
通称ウィルヘルム卿
『聖なる者の鎚』の一員であり、ミストを誘った先輩騎士。
生命力は高く、重傷を負っても大丈夫なほど。
「漣(さざな)」の名の通り波状に刃こぼれしたレイピアを使用する


●聖女アニス
聖遺物を取り込んだ“聖人”の一人であり、髪の毛を操る。
剃刀の如く切っ先の無い剣を持ち、髪の毛と相まって凄まじい切れ味を誇る。

司教から直々に派遣され、魔女狩りを止めようとするミスト一行に幾度と無く立ち塞がるが…


【用語】
●魔女狩り
現実の中世時代で行われたものとほぼ同一の事象。聖職者は司教より与えられた絶対的権力を持ち、魔女とされた者を拷問のし処刑する権限を持つ。

●聖なる者の鎚
ミストらが所属する鱗凰騎士団直属の聖職者を狩りつくすために王太子を筆頭に選りすぐりの騎士で構成された精鋭部隊。

●聖遺物
強大の力を秘めた謎の物体で、使用者のことを“聖人”と呼ぶ
使用者に不可思議な能力を与え、死者をも復活させる力を持つ。全部で14個存在する。

 アルターリッターリヒンクスト
●古き騎士の剣技
かつて全身に鎧を身に纏っていた時代、鎧ごと叩き潰すために開発された伝説の剣術。
既に廃れてしまったが、技の書かれた本をミストが所有している。

単行本巻末には切り方が載ってるので一見の価値有り


追記・修正よろしくお願いします。

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