こんなカードオレは36枚持っているよ…(遊戯王)

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こんなカードオレは36枚持っているよ…(遊戯王) - (2015/11/13 (金) 08:30:34) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/05/13(日) 19:47:41
更新日:2023/05/14 Sun 14:13:59
所要時間:約 4 分で読めます




こんなカードオレは36枚持っているよ…

とは遊戯王カードをコレクションするコレクターがノルマを達成した時のみに発言できる名言である。
公には知られていないが実は遊戯王カードのコレクターには自分の一番好きなカード1枚を決めて、それを36枚集めるノルマがかせられている。
無事にノルマを達成した場合は事務所に電話すれば優秀なコレクターとして表彰されて

こんなカードオレは36枚持っているよ…

を発言できる権利が与えられる。
10年以上も続いている遊戯王カードだがいまだ達成したコレクターは1人もいない。




デュエル!
スタンバイ!










   *   *
 *   + ウソだピョ~
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *


「羽蛾ぁぁぁぁ」









本当は劇中で海馬が発言した迷言である。

バトルシティの童実野町の北地区でデュエル開始前に互いのアンティには納得したはずなのに、「気が変わったんだよ」とデュエル勝利後に対戦者を恐喝していたのは、なんと連載初期にアテムの制裁を受けた名蜘蛛コージ
(そう、人から盗んだおもちゃを3万円で売りさばく程の商売の達人?の彼である)
彼は自分(名蜘蛛)のアンティであるダイヤモンド・ドラゴンに釣り合うカードを出すか、10万円払えと恐喝していた…
そこにバトルシティ運営委員会の会長でモクバが登場。互いのカードは同じくらいの価値だから問題なく、アンティカードの差し替えと金銭の要求はルール違反であるとのジャッジを下すが、名蜘蛛はモクバに暴言を吐いて反発。その時である!!


「貧しいデュエリストめが・・・」

「俺の弟を侮辱することは、海馬コーポレーションを侮辱するのに等しい。その覚悟はできているのだろうな」

と、凄まじい剣幕で海馬が登場したのである。

(対戦者のカードの名前は不明。人型モンスターっぽいが)



彼のアンティカードを見た海馬は…

こんなカードオレは36枚持っているよ…

と言いながらその場でダイヤモンド・ドラゴンビリビリに破り捨てた

その後、社長は
「どのみちこのカードは貴様の元には戻らんさ、何故なら・・・」

「たった今貴様にデュエルを申し込むからだ」

と言って、例のジュラルミンケース一杯に詰め込まれたレアカードと「オベリスクの巨神兵」をアンティに出し、さらに破り捨てたダイヤモンド・ドラゴンの代償として「ケースの中のカードを好きなだけ使い、名蜘蛛のぬるいデッキを強化しても良い」という、どう考えてもただのバニラには釣り合わない条件で名蜘蛛にデュエルを挑む。

名蜘蛛はジャッジに食ってかかったのだから、主催者権限で失格を言い渡した方がフェアなんじゃないかというツッコミは無しで。

それはとにかく、借りパクしたカードで最強に高まったフィールを社長にぶつける名蜘蛛だったが・・・

名蜘蛛「ぎゃああああああ!オベリスク!!ヒイイイイイイイイイイイ!!」

わずか1コマで玉★砕

真の決闘者ならもうお気づきだろう…
名蜘蛛は犠牲になったのだ…
手に入れたばかりの社長の愛人の犠牲に…

なお名蜘蛛によるシャーク被害に遭ったモブデュエリストだが、彼はオベリスクの破壊力を見て精神に異常をきたしてしまったらしく、意気消沈した名蜘蛛から自分のレアカードを取り戻すと、それを自ら破り捨てて町内へ消えていった。
この事件で一番可哀想な目に遭ったのはどう見ても彼であろう。


【アニメ版DMにおいて】
あまりにデュエリスト失格の行為だったためか、アニメでは上記のカードを破るシーンは完全カットされている。

しかし出番が無くなったかと言えばそんな事は無く、グールズの手下や大門とのデュエルで海馬自身がダイヤモンド・ドラゴンを使用していた。
しかしオベリスクの効果発動のための生け贄やスピリット・ドラゴンの攻撃力をあげるためのコストにする等、活躍したかと言われると…



ダイヤモンド・ドラゴン
光属性 ドラゴン族
★7 
ATK2100
DEF2700
全身がダイヤモンドでできたドラゴン。
まばゆい光で敵の目をくらませる。

このテキストから分かる通りダイヤモンド・ドラゴンはこれといった使い道が無いバニラであるが、★7ドラゴン族の中ではサポートカードが無い分真紅眼の黒竜(凡骨)に劣っている(守備力を見れば高いので「黙する死者」や「蘇りし魂」などで呼び出して一時的な壁としての使い道はある)。
なお、後にエメラルド、サファイアと続く宝石ドラゴンの開祖である。宝石ドラゴンデッキを作りたいのなら入れてみよう。

だがこの一件によってダイヤモンド・ドラゴンは妙な愛着を持たれており、中にはこの台詞に影響されて、OCGのダイヤモンド・ドラゴンを36枚収集してしまった猛者も存在する。
もしあなたの手元にこのカードがあるなら、何枚持っていようと破り捨てたりせず大事にしてほしい。

まあとっくの昔に絶版になったカードなので、本当に手に入れようとすると無駄に金がかかる可能性があるが。


「こんな項目オレは36回立てているよ…」

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