CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー

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CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー - (2015/07/19 (日) 23:30:27) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2013/09/15(日) 12:18:06
更新日:2024/03/30 Sat 00:18:09
所要時間:約 4 分で読めます





現れろ、CNo.39

未来に輝く勝利をつかめ

重なる思い、つながる心が世界を変える!


希望皇ホープレイ・ヴィクトリー!



CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリーとは遊戯王OCGに登場したカードにて主人公九十九遊馬の新たなる切り札である。

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/戦士族/攻2800/守2500
レベル5モンスター×3
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
また、このカードが「希望皇ホープ」と名のついたモンスターをエクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。
●このカードが相手の表側表示モンスターに攻撃宣言した時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
ターン終了時まで、その相手モンスターの効果は無効化され、このカードの攻撃力はその相手モンスターの攻撃力分アップする。



概要



遊馬対ベクター戦で初登場。

ベクターの策略にはまりギリギリまで追い込まれる遊馬。
しかもデッキがほとんどなくなり最後に引いたカードはベクターの読み通りRUM-リミテッド・バリアンズ・フォース

このままではベクターの仕掛けた「バリアン・ボム」に確実に引っかかるかデッキ切れで絶体絶命と言うときに、
ZEXALの力によって生まれた力『リ・コントラクト・ユニバース』が発動。

カードを書き換えリミテッド・バリアンズ・フォースはヌメロン・フォースとなり、
ZEXALⅡによって希望皇ホープをヌメロン・フォースによってランクアップさせ、このモンスターを召喚した。

召喚されたホープレイ・ヴィクトリーは非常に強力な効果を持ち、
ヌメロン・フォースの効果で封殺されたベクターのCNo.104 仮面魔踏士アンブラルをそのオネスト効果で粉砕、フィニッシャーになった。

……




実は、ベクター戦以降はこいつそんなに活躍してなかったりもする不思議と不遇な奴でもあり、なかなかパッとしない子でもある。

No.96戦では何もできずにリリースされ、エリファス戦では攻撃が通らずにフルボッコにされたあげくリリースされ……
そして新OPでは歴代ホープの最前列でかっこよく決めていたが、直後の映像ではナッシュモンスターに頭をニギニギされていたり……
今のところスタッフの中でも彼は不遇枠のようだ。なんだかかわいそうに思えてきた……。

ただ、登場するときの演出や攻撃は結構かっこよかったりはする。

そしてドン・サウザンド戦でも彼は登場したのだが…………

  • 敵であるドン・サウザンドによって召喚されたあげく、正規召喚じゃない。
  • そしてドン・サウザンドのモンスター効果よって効果も無効、攻撃も無効にされて何もできない
  • ZSの効果でアークナイトに装備されたはいいが、アークナイトの攻撃なのに出しゃばる。(アトランタルホープでホープもやらかしたが)
  • 止めを刺しきれずに破壊されたあげくに、強化ゴヨウ効果で敵であるドン・サウザンドの場に特殊召喚される
  • そしてそこでも何もできずに遊馬によってヌメロン・ドラゴンの効果で自身も含めて一掃される

…………ヴィクトリーにどうやら活躍の場はないようだ。

攻撃名は「ホープ剣・ダブルビクトリースラッシュ」、効果名は「ビクトリー・チャージ」。
(カード名は「ヴァ」行であり、攻撃・効果名は「バ」行であるのに注意)


現実ではJUDGMENT OF THE LIGHTのパッケージモンスターを飾ったカードであり、
日本ではウルトラ・アルティメットの他ホログラフィックレアも製作されている…………日 本 で は 

何故か海外ではスーレアに格下げ、星態龍にゴーストレア(日本で言うホログラフィックレア)枠を喰われてしまった。
そっちでもパッとしなかったとか…………どういう事なの……?

これほど不遇な主人公エースモンスター強化体が、果たして今まであったであろうか


……そして「遊馬vsアストラル」戦でアストラルがエクシーズ召喚
なんと自身の効果をフルに使って、遊馬を圧倒していた!
敵としてのほうが輝いているっていうのもいろいろ複雑な感じだけど。




ここからは現実での効果について。

だいたいVが強すぎるという事もあって優先度は低いとはいえ、こいつはこいつでかなり強い。
と言うか、総ダメージ量以外では全体的に勝っていると言っていい。

まず一つ、攻撃時にこのカードにアンティークギア効果を与える効果、こちらは何を素材に出しても適用される。
攻撃力2800もある耐性持ちは結構相手にするとキツイ。
攻撃反応など気にせず攻撃できると言うのは意外に大きいのだ。

もう一つ、ホープ素材にした場合の効果である。
攻撃宣言時に相手の攻撃力分上回るという尋常じゃないキル性能である。
しかも効果無効化と言うおまけつきで、耐性を持っていようと殴り倒せる。
タイミング的に攻撃力を吸収するブラック・ミストも吹き飛ばせる。

端的に言ってしまえば、殴れるのならば、何が相手でも殴り殺せる

まさに絶対殺すマン。

……ダメージ計算時オネストとか言われても泣かない。
……そもそも攻撃対象に出来ない地縛神とか出されても泣かない。
……バトルフェイズに入る前にフリーチェーン脱出とか言われても泣かない。
流石にそれらは管轄外である。

総じて制圧力が非常に高く、ジャイアント・ハンドレッドほどではないとはいえなかなか強かったりする。
詰めに優秀なアタッカーと言えるだろう。


バーンつきで除去した後に攻撃出来るホープレイVの方が総合火力としては高いものの、
効果破壊で対応できない耐性持ちモンスターへの対処のために、選択肢として1枚は入れておいてもいいだろう。


…………というのがかつての評価だった。


なんとその後登場したブースターパック『LEGACY OF THE VALIANT』で新たなZWである阿修羅副腕が登場。

もともと攻撃力も手ごろなのでサーチしやすく、能力的にも使いやすいZWであるのだが、
このヴィクトリーならば攻撃力上昇効果を1ターンに複数回使用できると高相性。
オネスト同様ターン終了時までステータス上昇は続き、しかもそれをORUが尽きるまで繰り返せるのだから相当なダメージが見込める。

と言うか、ATK400以上のモンスターを殴るだけで3800+3800+400=8000に届く。
要するにATK400以上を含む攻撃表示を二体殴り倒せればワンキル
もちろん攻撃反応も使えない。何と言うお手軽ワンキルモンスター。


……ホープの進化形はどうしてこうも過激なのか!


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