「今日、ナニカノハズミデ生きている」

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「今日、ナニカノハズミデ生きている」 - (2019/11/13 (水) 03:10:04) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2013/10/12(土) 21:33:14
更新日:2021/10/17 Sun 12:30:28
所要時間:約 3 分で読めます




第3期WANDS4枚目、通算15枚目にして最後のシングル。
タイトルは「」を付けるのが正しい表記。でも大抵忘れられる。

…ってかこのシングル自体忘れられている。


オリコン最高位32位、売上枚数は1.5万枚と、WANDS史上最低の売り上げとなってしまった。
(現に、デビューシングルよりも売れなかった)

今作のリリース後、3期WANDSは最初で最後のオリジナルアルバム「AWAKE」を発売。
その後、WANDSとしては最後のCD(ベストアルバム)をリリースし、バンドは解体した。


<楽曲紹介>

◆「今日、ナニカノハズミデ生きている」
作詞:AZUKI七 /作曲:三好誠/編曲:WANDS

前奏から後奏まで、全体的にキーボードのサウンドが強調された一曲。
歌詞には人生や恋愛の苦悩が綴られており、どこか憂鬱な雰囲気が漂っている。
曲調は他の楽曲に比べ非常に単調で、サビも気づいたら終わっているくらい地味である。
だが、終始鳴り続けるキーボードサウンドは耳によく残るであろう。
1番までのショートPVも撮影されている。

ちなみに作詞を担当したAZUKI七は、後にGARNET CROWのメンバーとしてデビューした。


◆FREEZE
作詞・作曲:杉元一生/編曲:WANDS

曲は静寂から音が増えていく形で始まる。
低いドラムやギターが鳴り響き、リスナーに期待と不安を抱かせる。
しばらくすると流れるようなピアノのサウンドが加わり、それはこちらに近づいてくるように、徐々に大きくなる…
そしてそれらの音が最も大きくなった瞬間…無音。
演奏が終わったかと思った、束の間…


氷の中に君のすべてを閉じ込めてしまいたい

誰の手も触れぬように

なんともインパクトのある歌い出しで、歌がスタートする。
君(彼女)に浮気相手がいるのを感づき、フラれることを悟った男のもどかしい心情を歌っている。

歌い出しもさることながら、以降のサビも狂って…というより氷押しでおり、

氷の中にその心まで閉じ込めてしまえたら

もう何も望まない

つかみ切れないもどかしさが 理性まで狂わせるから

許してくれますか・・・ 身勝手なMy Heart

そして最終的には

氷の中に君の記憶も閉じ込めてしまいたい

もう二度と愛さないように

冷たくなったガラスの君が この胸で砕け散っては

また心臓をえぐる Freeze, stay with in my heart


どう見ても病気です。本当にあ(ry


…とまあ、歌詞の方はアレなのだが、曲の方は非常にかっこいい。

激しいギターに、それを引き立てるキーボード、そして曲を加速させる打ち込みサウンド…
疾走感溢れる楽曲は、聞けばテンション上がること間違いなし。

そしてB面でありながら、PS用ソフト「Cybernetic EMPIRE」のイメージソングに起用されている。





…こっちA面のほうが売れたんじゃね?




ちなみに上記の"最後のCD"である「BEST OF WANDS HISTORY」には、この曲がA面を差し置いて収録されている。
やはりこっちの方がBESTだったようだ。




追記修正の際は、お使いの機器がナニカノハズミデFREEZEしないよう気をつけながらお願いします。

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