VB-6 ケーニッヒモンスター

「VB-6 ケーニッヒモンスター」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

VB-6 ケーニッヒモンスター - (2013/11/28 (木) 20:21:32) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/12/24(木) 23:25:11
更新日:2021/10/21 Thu 12:03:09
所要時間:約 ? 分で読めます




マクロスVF-X2、マクロスFにて登場した可変爆撃機(Variable Bomber)

設計・製造:新中洲重工/ノースロム・グラマン社共同開発
全長シャトル:29.78m
空虚重量:101,900kg
エンジン:(a)新中洲重工/P&W/ロイス FF2025BX 熱核反応タービン×4、(b)新中洲/ビガース 電磁プラズマロケットエンジン・レールガン複合システム×4
エンジン推力:(a) 31,700kg、(b) 26,500kg (宇宙空間瞬間最大時)
最高速度:(高度10,000m)M1.7+
     (高度10,000m以上)M3.2+
全幅シャトル:24.42m
全高シャトル:6.77m
乗員:操縦手1名/爆撃兼砲撃手2名(1名でも全操作可能)
武装:・新中洲/ビガース 320mmレールガン4連装×1
   ・ライセオン/新中洲 3連装対地対艦重ミサイルランチャー×2
   ・対空対地機銃ターレット×1
   ・対空対地近接小型高機動ミサイル速射ランチャー×2


第一次星間戦争にて活躍した大火力陸戦兵器『デストロイド モンスター』の発展機。欠点だった機動力を補いつつ、その圧倒的な火力を最大限に発揮するために局地戦仕様の可変爆撃機として再設計されたのが本機である。


一般的な可変戦闘機(Variable Fiter)の可変形態は、それぞれ

  • ファイター
  • ガウォーク
  • バトロイド

と呼ばれるが、本機は

  • シャトル
  • ガウォーク
  • デストロイド

と呼ばれる。

ガウォークの姿はデストロイドモンスターに酷似しており、本機がその正当後継機であることを証明している。


本機最大の特徴は、何と言っても最大にして最強攻撃たる長射程4連レールキャノン。
拠点攻略戦において可変戦闘機や可変攻撃機を圧倒する絶大な火力を誇り、真にこの機体の本領を発揮する最強武装である。基本的にガウォーク、及びデストロイドで接地した状態で使用され、反動がデカ過ぎるために接地点が大きく抉れる。自己誘導型砲弾装填時には射程100km以上で誤差数m単位の精密射撃を行い、小規模な要塞ならば数機でも攻略可能とされる。


マクロスVF-X2にて初登場。
さらに自機として使用可。

「デカい。遅い。鈍い」な散々な機体だが、「一撃完殺」の4連レールキャノンの破壊力は特筆に値する。
まさしく「一発で戦局をひっくり返せる外道機体」
使えるステージは少ないが、4連キャノンを「直撃」もしくは「掠らせる」だけでミッションクリア出来る。
脅威的な破壊力、掠っただけで粉微塵にブチ壊す破砕能力。故に既存の敵対バルキリーシリーズは
「狙われただけで死亡確認。否、掠っただけで木っ端微塵の的に成り下がる」


マクロスFでは「ラピッド1」ことカナリア・ベルシュタインが搭乗。
第7話「ファースト・アタック」において、弾幕をものともせず突っ込み甲板に着艦、全弾発射により強固な装甲を持つ、バジュラの大群を凪払った。
既に就役して何年も経過した古参機でありながら、一つも色褪せ無い、堅牢な防御力、及び絶大な破壊力を見せつけている。

最終話でも、対空砲火の中防衛線に陣取るバトルギャラクシーのマクロスキャノン砲身上に強行着艦。左脚部に被弾しながらもギャラクシーの艦橋に反応弾4連発射を叩き込み、突破の糸口を作った。


マクロスエースフロンティアではマクロスクォーター共々誰もが参戦していると思っていた機体の1つだったが、残念ながら壁紙のみの登場。


マクロスアルティメットフロンティアではちゃんと参戦。変形スピードが他と違って遅いが、重々しくて格好良い。機動自体もスロウリィだが、フルチューンすれば有り得ないスピードで移動可能。

武装は
  • 対地対空機銃
  • ミサイル
  • レールキャノン
  • 反応弾

ミサイルは威力は高いが弾速が絶望的なのでいらない子。反応弾はトロい雑魚や大型機を一掃するのに効果的だが、エースにはとてもじゃないが当たらない。

キャノンは命中率が高く、弾速&威力も非常に高いのでメインとして使っていける。機銃は全武器の中でも最強クラスの火力を誇り、凄まじい勢いでHPをガリガリ削っていく鬼畜兵器。

SPAは最終話で使った「反応弾四連発射」圧倒的な反面、エースには当てにくい。
スキルはデストロイド系の性能を上げる「デストロイヤー」、防御力が半減するが攻撃力が3倍になる「イミュレーター」がオススメ。重ね掛けすれば、もう誰にも止められない
また、被弾しやすい人には、攻撃力1.5倍&ライフ3割回復の「銀河の妖精」もアリ
やはり重ねがけ+オーバーチューンするともう止まらない



【開発経緯】
西暦2030年、新統合軍は新たな兵器として、

「自力で飛行・展開可能なモンスターを作れ」

という常識外れにも程がある基本要求を提示。担当となったノースロム、グラマン開発チームはモンスターの設計主任だったケーニッヒ・ティーゲル博士に協力を要請し、モンスターを開発した新中洲重工も参加してプロジェクトを開始する。


何とか可変機構が完成するも、

「デカすぎ&重すぎで飛べん」

という新たな問題が発生。
どうしようかと悩んでいたところ、

博士「レールキャノンをプラズマロケットと兼用すればいいんじゃね?」

とティーゲル博士の天才的発想のお陰で解決。ようやく苦業から解放される…







と思いきや






新統合軍「デカすぎて艦載できねーよ」

と却下されたため、最終段階で大幅なサイズダウンを行い、ようやく完成した。結果、多少火力が下がったものの、余剰推力による格闘能力の上昇などトータルバランス面ではテスト機を上回る安定性を得た。


だがこのマイナーチェンジを快く思わない人物が1人いた。
そう、何を隠そう設計主任のティーゲル博士本人である。

発狂火力至上主義者バカで漢のロマンを理解している博士は最後まで小型化に反対し続け、小型化が決定した後は量産試作機の初飛行を待たずしてプロジェクトを去った。

後に博士の功績を讃えて本機は『ケーニッヒモンスター』と命名されることになったが、博士は断固として本機をモンスターの後継機と認めることはなかったという。


その後、博士は自身が満足していたテスト機(通称:ティーゲルモンスター)の動態保存作業をしながら余生を過ごした。イベントでは自身で操縦もしたらしい。

“最強の火力”という漢のロマンに溢れる、超巨大な“本物のモンスター”は今もどこかで眠り続けている…

この項目が面白かったなら……\ポチッと/