さびた塊/太古の塊(MH)

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さびた塊/太古の塊(MH) - (2016/11/23 (水) 17:29:41) の編集履歴(バックアップ)


登録日: 2012/01/09(月) 18:10:52
更新日:2023/12/26 Tue 23:05:35
所要時間:約 7 分で読めます




さびた塊太古の塊とはモンスターハンターシリーズに初代から存在するアイテム。


◆CONTENTS


◆概要


主に火山や秘境等で産出し、何らかの武器に派生させることが出来る(確率はランダム)。
殆どは廃棄されたハンターの武器であるが…?



炭鉱夫
「はいはいカス護石カス護石」

…ん? こ、これは!



これらのアイテムからは、稀に凄くさびた~凄く風化した~といった古代の遺物が見つかることがある。

そうして見つかった古代の遺物は、『大地の結晶』や『天空の結晶』等を大量に使用して研磨し続け、更にモンスターの素材を使って強化していくことで、劣化前のものと思われる形と力を取り戻していく。


強化の順番はだいたいこんな感じ。

『凄くさびた~/凄く風化した~』
 →『さびた~/風化した~』
  →???

3段階目以降は武器種毎にバラバラの名前が付く。
作品によって何段階強化できるかは異なる。

『凄くさびた~/凄く風化した~』は発見されてまだ加工されていない状態で、斬れ味も攻撃力も最低クラスのため、まだ武器として使える状態ではない。

『さびた~/風化した~』は若干の研磨加工が施されたものの、やはり武器として使える状態ではn(ry

また、強化途中で古龍種の素材を使用して別の武器に派生するものもある。
大半のダオラ武器の殆どやテスカブレイド系統はこの方法でなければ作成できない。
古龍の武器に派生できるということは、古龍達は太古の塊が存在していた時代から生息していたことの証明なのだろうか。


こうして強化された武器は、解読不能な謎の碑文が刻まれていたり、復元不可能な謎の金属で出来ているなど、非常に厨n…ゲフンゲフンロマンを感じさせるものばかりである。
また、高い龍属性を持つのも特徴。

殆どの場合、さびた塊よりも太古の塊から強化されたものの方が性能は上。状態もより良いものも多い。


実のところ、古代文明の方が技術力・科学力の双方においてゲーム中の本編世界である現代よりも圧倒的に高い。なので、現代の技術ではまだ本来の力を発現できていないことも考えられる。
もしかしたら、今後の作品で更に性能が上がるかもしれない。


ちなみに、モンスターハンターフロンティアではさびた塊系統のアイテム全てを99回納品して生産するランスがある。
最終強化することで武器の抜刀納刀が速くなる親方印が付いた、火属性が1400もある『ナールフォラーズ』になるが、同じ火属性に特化した武器に炎妃剣「渇愛」(火属性2100)があるので正直微妙だったりする・・・
見た目が男のロマンでかっこよかったりするので、ロビー用装備に担ぐのも良いだろう。


尚、炭鉱夫の方々はさびた塊/太古の塊が出てもそこまで喜んだりはしなかったり。
途方もない採掘作業の中で、古代武器を全種コンプリートしていた……なんてこともザラ。



◆登場した古代武器

◇大剣


『エンシェントプレート』
 →『エルダーモニュメント』
  →『エターナルグリフ』

さびた大剣から磨き出された巨大板。
刀身もくすみ、所々欠けてしまっているが、刀身の材質が不明のために修復は出来ないらしい。


『エピタフプレート』
 →『エピタフイディオン』

風化した大剣から(ry
前述した解読不能な謎の碑文が刻まれているのがコレ。
その形状からエンシェントプレートのオリジナルとされている。
妖しく光る刀身に浮かび上がる碑文はまさにロマン。背中に背負うと迫力がある。


◇太刀


『オヴィリオン』

風化した太刀から派生。
刀身に赤い筋が走った片刃の長刀。


◇片手剣


『封龍剣【絶一門】』
 →『封龍剣【怨絶一門】』
  →『破龍剣【邪絶一門】』

さびた片手剣から復元された、龍殺しの力を秘めた片手剣。
武器の形状は後述の【超絶一門】を風化させたものに近い。

太古の名工が108日間休まずに鍛え続けたと伝えられる【絶一門】の一つ。
物理攻撃力は低いものの高い龍属性を備え ており、究極の封龍剣とされる。

実際に作ってしまった人が居たりする。


『祀導器【一門外】』
 →『祀導神器【不門外】』

風化した片手剣から(ry
美しい翠色の刀身と鏡のように磨かれた盾が特徴。盾には所有者の未来が映るとか…。
名称からすると、龍を倒す為というよりは龍を祀るために作られたのだろうか。

【絶一門】よりも攻撃力は下がったが、元々高かった龍属性は更に高められている。


◇双剣


『封龍剣【超絶一門】』
 →『封龍剣【真絶一門】』

風化した双剣から(ry
究極の封龍剣を超える、絶一門の最終兵器。
独特の模様が浮かぶ刀身には、双眸のような意匠も確認出来る。
工房の技術を持ってしても素材の解析には至っておらず、複製は不可能だという。


◇ハンマー


『ブレス・コア』
 →『ラヴァ・コア』
  →『クレスト・コア』

さびた系から派生。
研磨を続けたさびた鎚が、本来の姿を取り戻した古代の軍鎚。
ひしゃげた打突面の中央は赤く燃えており、 直撃した龍のブレスの芯が今なお燃え続けて いる。名前もそれが由来だろう。


『パルセイト・コア』
 →『パルメテオ・コア』

風化した鎚から復元された漆黒のハンマー(P3では色が明るくなった)。
意匠から東方伝来の技術が用いられているとも。
本体から発生する超振動で対象を粉砕するとされているが、やはり機構の解明には至っていない。


◇狩猟笛


『アヴニルオルゲール』
 →『エターナルオルゲール』

風化した狩猟笛が復元された姿。
古代の伝承にある未来を予言するオルゴールを、現代技術で狩猟笛として転生させたもの。
流れる旋律からは、古代から続く時の流れを感じさせられる…ような気がする。

ピザカッターに見えなくもない。


◇ランス


『アンドレイヤー』
 →『ハイアンドレイヤー』
  →『ネオアンドレイヤー』

さびた槍の研磨を続けた結果、姿を現した古代の機械槍。
穂先は折れ、盾は上半分が裂けてしまっているが、例によって修復は困難だという。

これを参考に、形状はそのままで砲撃機能を搭載した『古代式殲滅銃槍』が作成されている。
(何故か盾は裂けたままだが。)


『マテンロウ』
 →『スカイスクレイパー』

風化した槍から(ry
形状からしてアンドレイヤーの破損する前の状態と思われるが、本来搭載されていたとされる機械仕掛けは復元されず。そもそも別種の武器だったのだろうか。
また、伸縮ギミックの箇所が柄に1ヶ所、刀身に3ヶ所と多く、納刀時と抜刀時での長さの違いが特徴的である。

作品によっては伸縮機構が省略されてしまっているが、それはそれで「摩天楼」の名前に相応しいのかもしれない。


◇ガンランス


『オベリスク』
 →『デオス・オシリス』

風化した銃槍から復元された神のカード…ではなくガンランス。
元々は太陽神を祭るための祭具だったものをガンランスとして改造したもの。
竜撃砲をぶっ放す時に砲身と盾の縁に碑文が浮かび上がるという素敵仕様。

ちなみに、古代エジプトにおいて、オベリスクは太陽神と共に王の威を示す象徴とされたモニュメント、オシリスは冥界の神である。そのあたりを考えると、オベリスクの次はラーが来る方が自然に思える。
某カード漫画の神のランクに影響を受けたのだろうか……


◇スラッシュアックス


『アルトエレガン』

風化した剣斧から(ry
斬ることに特化した形状をしており、チェーンソーのよいに回転する刃が付いている。
その割には斬れ味が低めである。


◇ライトボウガン


この武器種のみ「さびた~/風化した~」のような段階がない。鑑定の時点で既に復元された状態。
流石に銃器は錆びたまま渡す訳にはいかないのだろう。

『鬼ヶ島』
 →『大鬼ヶ島』

さびた塊から復元される。
見た目はまんま火縄銃だが、持ち方は普通のライトボウガンと同じ。工房製のボウガンとは設計思想も機構も全く異なっているという。
銃身は非常に強靭な構造になっており、徹甲榴弾や拡散弾、果ては滅龍弾の連射まで可能。


『神ヶ島』
 →『大神ヶ島【出雲】』
  →『大神ヶ島【神在月】』

太古の塊から復元される。
鬼ヶ島系と形は変わらない。

4のみ鬼ヶ島系の完全上位互換ではない。




古代文明の謎を解明出来た方、追記修正お願いします。

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