ぬばたま(ヴァンガード)

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ぬばたま(ヴァンガード) - (2018/08/30 (木) 22:32:40) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/10/22(土) 04:11:41
更新日:2022/08/28 Sun 17:17:08
所要時間:約 6 分で読めます




注意:この項目には汚い成分と絶望が含まれています



ドラゴン・エンパイアの隠密・諜報部隊を担当しておりシャドードラゴンとワービーストを中心とした構成

忍者をモチーフにしたクランでNINJAドラゴンというよくわかんない組み合わせとどことなく和風なイラスト、忍法とか言いつつ中二病全開なフレーバーテキストが地味に人気

ちなみにぬばたまとはヒオウギの実の事であり、その漆黒の色から黒や夜にかかる枕詞として使われる
闇に生き、闇に死す忍者にはふさわしいクラン名である

  • 特徴
全体的に控えめなパワーと引き換えにカウンターブラスト(以下CB)を使用して手札を捨てさせる、所謂ハンデスを得意としている。汚いなさすが忍者きたない
ハンデス効果は現在発動条件以外全て「相手より手札が少なければCB1払うことで発動し、相手は手札を1枚選んで捨てる」という共通のコスト、効果を持っている。

ヴァンガードにおいて手札は展開にもガードにも使う特に重要な要素であり、手札1枚の差が生死を別ける場面は少なくない。

そのため他のTCGと比べてコストや制限が厳しく、決定打にはなりにくいものの油断すれば命取りになる

しかもアドバンテージを取る効果は基本的にCBを2消費するのだがぬばたまはCB1で発動できるので連発でき、序盤からガシガシ使っていける

カードプールの増加次第では環境すら破壊しかねない程のポテンシャルを秘めているクランだが使用者は少ない

なぜかって?それはブースター1弾で登場以後、1枚もカードが追加されてないからである


1枚もカードが追加されてないからである
大事な(ry

なぜ追加されないかは諸説あるものの憶測の域を出ないので割愛するが、カードプールが少なすぎて使うなら他のクランに出張させるしかないのだ。
コストが軽いので派遣させやすいのが救い

さらにハンデスするためには自分の手札も減らさなければいけない上に低めなパワーも災いして切り返しに滅法弱い。

常に自分と相手の手札の枚数を把握し、ハンデスするべきか否かを見極めながらゲームを進めていく高度なプレイングを求められるのも使用者が増えない原因か
  • 主なカード
◇グレード3
忍竜 ボイドマスター
相手より手札が多ければパワー+3000するV限定効果とアタックがヒットした時にCB1でハンデスできる効果を併せ持つ
しかし2つの効果の発動条件が完全に噛み合ってないのが泣ける
フレーバーテキストでは忍法・邪眼縛り(イビルアイ・プリズン)という技を使っている

◇グレード2
忍獣 チガスミ
相手より手札が多ければパワー+3000するアタッカー
一匹だけフレーバーテキストで忍法を使わない

◇グレード1
忍竜 ドレッドマスター
ブーストしたぬばたまのアタックがヒットした時にCB1でハンデス。
ぬばたまが今後環境を破壊するんじゃないかと言われる元凶。
緩い発動条件でハンデスできるのにパワーがブースト要因としては高水準な7000を誇る。きたない。
フレーバーテキストでは忍法・無限奈落(ボトムレス・ダークネス)という技を使っている

◇グレード0
忍獣 ハガクレ
Vがぬばたまの時、ガーディアンとしてコールされた時にCB1でハンデス
ヴァンガードでは相手ターンはガード以外にやることが無いのだが現時点でこのユニットだけが相手ターンでも相手に干渉できる
コイツさえいればBBAも怖くない!
でもぬばたまをVに立たせるとVのパワーが低くなるので実用性は無い
フレーバーテキストでは忍法・微塵隠れ(スーサイド・バースト)を使う

以上全4種類


  • アニメでの活躍
ニンジャマスターMが主な使用者。ニンジャマスター…一体何者なんだ…
アイチが初心者でぬばたまの効果を把握してないのを良い事にハンデスしまくった。汚ないなさすが忍者きたない

後に二代目ニンジャマスターMも登場するがG1でライド事故を起こして手も足も出ずに負けた
ンモリカワァ…

その他地区大会で名も無きチアガール達が使っていたがファイト描写は飛ばされた
  • 漫画
漫画ではチームFFAL4のひとりキョウがアイチとの対戦中にブラスター・ブレードの攻撃をハガクレでガードした描写からぬばたま使いだと推測され、全国の忍者達へ希望を与えた
というのも使用していた決闘竜 ZANBAKUはパワーが11000もあり、ハガクレを実戦投入可能にするだけでなく高いパワーを活かしてドレッドマスターのブーストでパワー8000以下の前衛を駆逐できるからである。
今後カード化された際に環境を荒らすのではないかと危惧されたが…


  • 余談
ブースター1弾の騎士王降臨で登場したクランで3弾までカード追加がないのはぬばたまだけ
さらに4弾虚影神触にてメガコロニーが単で組めるようになるので1弾で登場したクランで唯一単で組めないという事態になってしまった


  • その他
2chTCG板のヴァンガード本スレでは新しいブースターの情報が載るケロケロA等のフラゲが来る度に嘘情報としてぬばたま追加の報をするのが何故か恒例となっている

その際の
フラゲッター「ぬばたまきたぁぁ!」

フラゲッター「うそです(AA略)

忍者「絶 許」
の流れはもはや様式美



  • 忍者達の輝かしい軌跡
忍者「アニメ10話でニンジャマスターが登場するでござる!新カードあれば次のブースターで追加あるでござるよ!」
→4種類だけで理想的な動きをしてアイチを追い詰めました
全国の忍者達は深い悲しみに包まれた…

忍者「アニメ30話で漫画だとぬばたま使いだと思われるキョウが登場するでござる!新カード(ry
→使用クランはスパイクブラザーズに設定変更、さらにアヘ顔ダブルガードという醜態を晒す
全国の忍者達は深い悲しみに包まれた…

忍者「アニメ37話でニンジャマスターが再登場(ry
二代目「忍法・最強シャッフルの術!」
全国の忍者達は深い悲しみに包まれた…

  • 追い討ち
9月26日に行われたブシロードカンファレンス
公式「コミックに登場したユニットを集めたエクストラパック発売決定!ZANBAKUもカード化します!」
忍者「きた!ZANBAKUきた!これで勝つる!」
ZANBAKU「新クランむらくもです^^」
公式「あと5弾でむらくも単でデッキ組めるようなります^^」
忍者「なん…だと…」

  • トドメ
※カンファレンス同日しまPツイッターより
ぬばたまは当面はでません。まずはむらくもをお楽しみに!

  • 死刑宣告
2012/02/10 しまPツイッターより
あ、昨年からお伝えしている通りぬばたまはごめんなさい。将来はわかりませんが今年はありません。
能力を差し替えられなかった私のミスです。申し訳ございませんが諦めてください。

噂通りドレッドマスターを強くしすぎたせいでもう開発出来ないらしい。まあ手札が無ければ殆ど何も出来ないカードゲームにおいてハンデスは禁止級なので仕方ないと言えば仕方ないが…合掌。




追記・修正お願いします




忍者死すべし、慈悲はない























謙虚なロイパラ使い「やっぱりロイヤルパラディンは謙虚で素晴らしいな、汚いぬばたまなんかそのまま裏世界でひっそりと幕を閉じてるべきだが?」

メンポに「忍殺」と書かれたぬばたま使い「…ドーモ、ロイパラ使い=サン ぬばたま使いです ヴァンガードファイトしろ、慈悲はない。」

「おいィ?それ本気でいってんの?単一クラんでデッキを組めないぬばたまごとき、俺の黄金の鉄のロイパラがバラバラに引き裂いてやろう。」

「…それはどうかな?」




夢は鎖、現は檻! 吹き閉じよ、忍法・蜘蛛糸梓弦!
呪言紡ぎて魄と成す……巡れ、忍法・呪魂転生!




「アイエエエエエエエ!?ぬばたま!?ぬばたま新規カードナンデ!?」










公式の死刑宣告から2年後。

2013年9月13日、ブースターパック第十三弾「絶禍繚乱」が発売された。
新進気鋭のクラン「リンクジョーカー」の新たなカード達、様々なクランに登場した強力な効果を持つ“Я”ユニットなど、主にリンクジョーカーに関連したカードが多く収録されていた。
2年という長い時間は、かつてぬばたまを信じていた忍者達からの記憶から「ぬばたま」の名前を消すのには十分だった。
しかし、そのカード群に混じって



ぬばたまの新規カードが大量に収録されていたのだ。


その枚数は18枚。約二年ぶりの強化である。
公式の死刑宣告により心の折れていた忍者達はその突然の強化に驚き、歓喜した。
待望のトリガーに加え完全ガードも同時に収録され、ついに単一クランでデッキが組めるようになったのだ。公式マジGJ。

もちろん新しいカード達もなかなかの粒ぞろいであり
  • 一時的に相手のリアガード全てをバインドした上にそのバインドした枚数が3枚を超えていればパワーを+10000する強力な効果を持つグレード3の「修羅忍竜 カブキコンゴウ」
  • 相手の手札が3枚を超えていれば相手の手札一枚をランダムにバインドするグレード1の「嵐の忍鬼 フウキ」
など、かなり強力なカードが揃っている。

同時に、明確なリーダーが設定されていなかったこのクランにおいて、エリート忍者を輩出する金剛(コンゴウ)一族という設定が追加された。
他クランと同様、コンゴウの名称指定になっていくのかは不明。

尤も絶禍繚乱の時点では「組めるようになった」だけで、トリガーも各種1種類ずつしかなく、実践ではスタンドトリガーが足を引っ張る場面も多く見られ、初期からの問題であるアドバンテージや火力面が弱いことに変わりなかった。流石のぬばたまも初期から3期までのインフレにはついていけなかったのだ。
忍達は次の収録機会を待ち、再び忍ぶことになる.......


  • 4期-レギオンメイト編


なんとパック収録なし....!(もっともレギオンメイト期はたった半年しかなく、クランの収録格差がひどい時期だったのでぬばたまに限った話ではないが...)

代わりに新システム、双闘(レギオン)能力を持った「修羅忍竜マントラコンゴウ」「修羅忍竜ダラニコンゴウ」が月刊ブシロードの付録として収録。

その他にもぬばたま待望の2種目クリティカルである「トビヒコ」や新LBユニット「ヨザクラコンゴウ」などが収録されたが。いずれもプロモカード。特にトビヒコはただのトリガーユニットであるのにプロモだったため、ぬばたま使いは微妙に痛い出費を強要されることとなった。

  • 無印ヴァンガードG期


Gユニット実装に伴い、全てのクランのGユニットを収録したパックファイターズコレクション2015にぬばたまのGユニット2枚が収録。

「六道忍竜ゲダツラカン」はヒット時に手札を1枚捨てさせるユニット。

「六道忍竜ジョウルリラカン」はハーツとなるヴァンガードが当時のメインVである「修羅忍竜」であれば2枚手札を一時的にバインド、更にそのうち1枚が実質ハンデス確定という強力なGユニットが実装された。

収録当時はどちらも強力なカードだったが、G期2枚はこれ以外を除いて収録されず、ぬばたまの冬はまだ続く__

  • ヴァンガードG-ギアースクライシス編


クランブースター「The RECKLESS RAMPAGE」にスパイクブラザーズ、たちかぜ共に収録が決定。

約2年の時を経てついにぬばたまがパックに収録された!

Gユニットが地震に超越した時にバインドと手札ハンデスを両方行う強力なヴァンガード「忍竜シラヌイ」を筆頭に、バインドした相手のカードが手札に戻る時に発動するクラン能力「残影」持ちのユニットが多数登場

残影はスキルで一時的にバインドされたカードが手札が戻った時、手札が6枚以下なら手札に戻る共通スキル。

これにより登場時に発動する残影ユニットの効果を再び使用したり、序盤で残影ユニットをコールして速攻を仕掛けた後に手札に戻るという攻防備えた強力な動きが行える。

特に後者は手札が薄くなりがちなぬばたまにとって理想的な動きだったが、序盤でバインドするユニットが必要不可欠だったため、場に出てノーコストで相手カードをバインドできる熊、「忍獣タマハガネ」の価値が急上昇。後にリメイクされるほどの人気を獲得した。

そんな中でも一際目立つ強力なレアカード「六道忍竜ツクモラカン」
カウンターブラスト2枚とコストは重いが、登場時に相手の手札を問答無用で一時的に4枚になるようにバインドするGユニット

手札が10枚だろうが20枚だろうが強制的に4枚にする。

上述したシラヌイのスキルなどの効果を合わせることで手札を3枚、他のカードを使うことで手札0枚も夢ではなく、手札の尽きた相手を一方的に殴れる強力なフィニッシャーとなり得る。

逆に言えば手札5枚、6枚と言った場面では効果が薄いが忍者に隙はない。

同時に収録されたGユニット「六道忍鬼 アタゴロード」
こちらは手札を一時的に1枚バインドと効果は控えめだが、相手の手札を3枚以下にすることで自身のクリティカルを1増やせる。

手札が3枚しかない状態で防ぐのは当然容易ではなく、防いだとしてもリアガードの追撃が残っているため攻撃を全て防ぐのはほぼ不可能。

手札が多ければツクモラカン、手札が少なければアタゴロードといった隙のない戦力を手に入れることができたのだ。汚いな流石忍者汚い。

この超絶強化によりぬばたまの強さは格段に上昇。この弾に収録された「忍竜シラヌイ」「ツクモラカン」などの高レアは当時のトップレアとなる。

サブ中のサブクラン。収録されてもワンコインが基本だったあのぬばたまにとってのこれほどの大躍進はなかったのだ。

しかしぬばたまが収録されたのは一月、その後のヴァンガード環境は強力なリアガードによる連続アタックや、序盤の安定した盤面作りが強力とされる時代に突入する。

多くのクランがアクアフォースやノヴァグラップラーもびっくりな連続アタックによる手札削り能力を獲得していき、強力だったハンデス能力の価値もなりを潜めていく。
エンジェルフェザー、グランブルーのような安定したカード供給と防御性能を合わせ持ったデッキの台頭も逆風だった。

更にヒールトリガーをコストにするだけで強力なガードを行える新システム、Gガーディアンの登場はダメ押しとなり、これだけの強化を得てもぬばたまは最前線から一歩劣る強さとなってしまった。

カードプールの少なさ、収録機会の少なさ、それによっておこる環境への不適応。
ぬばたまというクランにあるかつての冷遇がどこまでも彼らを苦しめる。


追記・修正お願いします




邪眼死すべし、慈悲はない































__この世界には己が力のみでは絶対に叶わぬことがある


__それを宿命と諦めるはたやすい...だがそれを生じさせたのが、他の何かであったのなら…それが、ヴァンガードと呼ばれる存在なのだとしたら


__我らが運命を解放するために、俺はヴァンガードを破壊する!


ヴァンガードG NEXT期

まさかのラスボスクランとして再臨。

アニメ、「ヴァンガードG NEXT」でぬばたまの使い手、鬼丸カズミが登場。1話で主人公、新導クロノをその理想的な動きで下し、その強さを見せつける。
その後、ぬばたまは2弾連続で収録され、更に初のトライアルデッキが出るというそれまででは考えられないような待遇を得る。

更にぬばたまは2つ目のクラン能力、ヴァンガードの常識を覆すスキルを獲得した。

「支配」

その名前の通り、相手のリアガード、果てはヴァンガードまでを一時的に自分のユニットとして扱い、味方を攻撃させる能力。

そう、TCGにおける強力な戦術の一つ、相手カードのコントロール奪取までも身につけたのだ。


正確には主に相手のリアガードを支配ユニットとして扱い、支配したユニットで相手のリアガードやヴァンガードを攻撃させるという手順を踏む。
攻撃を終えた支配ユニットのコントロールは元に戻るが中には解除した途端退却させる外道効果も多数。

この能力により、ぬばたまの弱点であった攻撃手段の乏しさが一気に解消、更に支配したユニットが攻撃することによってカードを増やすユニットや、パワーを大幅に上昇するユニットが多数収録。

特にリメイクされたエースユニット「タマハガネ滅」は支配をトリガーにパワーを大幅にあげつつ、手札を増やせる一挙両得なユニットとして生まれ変わった。

かくしてアド面、火力面で大きく地盤を得たぬばたま

一方で支配が主流になったことにより、本来のハンデス要素、若干放置気味な残影の扱いに複雑な忍者もいるとかいないとか

追記・修正は、忍びながらお願いします。

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