むらくも(カードファイト!!ヴァンガード)

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むらくも(カードファイト!!ヴァンガード) - (2013/12/09 (月) 10:26:30) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/01/06(金) 22:28:12
更新日:2022/08/28 Sun 17:18:58
所要時間:約 6 分で読めます






むらくもとは、カードファイト!!ヴァンガードに登場するクランの一つ。

ドラゴン・エンパイアに所属する隠密部隊で、忍者や侍をモチーフにした半獣半人のユニットが多数を占めている。

……ん? 似たような部隊が居たような気がするって?

全国のニンジャマスターが悲しむので、ソレはそっと君の胸の内にしまっておこう。

クランの特色は、手札を温存した上でのユニット展開で、破壊を基調としたクランを多数保有するドラゴン・エンパイアらしからぬ、防御力の高いクランとなっている。
その反面、パワー7000のブーストユニットがいないため火力不足に陥りやすい。

アニメではチーム・ワンダーボーイズが使用。だがファイトの途中経過が省略された上に噛ませにされるという、かなり残念な扱い。
ユニット会議に登場しなかったので、アニメでの出番はこのシーンのみだった。
漫画版ではあの矢作キョウさんが使用している。
アニメと違い主人公サイドでの活躍が増えているので、こちらではやや優遇されていると言えるだろう。

以下、主なユニット

G3
決闘龍ZANBAKU
差し向かいでの戦いを望む侍龍……
再ライドを封じるという、今までに無いスキルを持ったユニット。
漫画では敗れたがソウルセイバー・ドラゴンに対するメタとしての役割や、仕方なくライドした弱いG3ユニットに固定させる等、相手に使われた時の束縛感いやらしいの一言。
また、このカードが出た後のブースターパック第5弾「双剣覚醒」では
特定のG3の上にさらにライドすることで常時13000という強力なパワーを発揮するいわゆるクロスライドユニットが登場したため
それらに対する牽制という意味も持っている。
時代を先取りしていたユニットと言えよう。

隠密魔竜 マンダラロード
双剣覚醒にて登場したユニットで、むらくもではZANBAKUと双璧を成すユニットになっている。
ペルソナブラストと呼ばれるコストのスキルを持っており、通常ガードに使えないはずの同名カードを実質10000ガードに変えるという、なかなか強力なカード。
ところでこの能力、「自身のパワーを10000増加」でも「シールドを10000追加」でもなく「相手のパワーを10000下げる」になっているのだが
何か意味があるのかと思われたこの能力の違い、何とこれのに登場したあるユニットに対して強烈な意味合いを持つ。
そう、ブースターパック第6弾「極限突破」で登場したドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオンのLB能力である。
その能力は「自身が相手前列ユニット全てとバトルする」という強烈なモノであるが、
マンダラロードのこの能力を使えばドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン自体のパワーが下がるので
実質CB1とカード一枚により30000(最大で)のガードになるというとんでもない能力になる。
逆にこのユニットと相対した時以外は10000ガード以上の意味は持たないのだが、
それでもこれからメタに食い込んでくるであろうと思われるカードに対する強烈な牽制になるという意味では
時代を先取りしていたユニットと言えよう。

忍妖 クラマロード
Mr.インビンシブルのむらくも版。インビンシブルと違い10000ブーストを使用できるのはこのカードならではのメリット。
パワー減少のデメリット効果を持たないので、混色デッキでの使用が可能。
ぬばたまと混色して満足しよう。

G2

レフト・アレスター
ライト・アレスター
「この二体のアレスターが前衛のリアガードにいる限りお前のヴァンガードはスタンド出来――る……だと……?」
二体で対となるユニット。
漫画では二体揃った時にVのスタンドを封じるという、凶悪極まりない能力だった。
武士もさすがにこのままカード化するのはマズイと判断したらしく、リアルでは「二体揃ったらパワー11000になる」という程度のスキルに調整された。


羽織の忍鬼 シャナオウ
Vに攻撃がヒットした時に自身をバウンスする。パワーが低いため発動は困難な上、G2はインターセプトが可能なのでバウンスするメリットが薄い。
だがインターセプトされた場合以外は自分か相手どちらかの手札枚数が変動するので、リーフラクーンのサポートが可能。


忍妖 ミッドナイトクロウ
登場時にCB①で同名ユニットをリクルートし、エンドフェイズにリクルートしたユニットをデッキボトムに戻すユニット。
一時的な場の水増しと、実質的なデッキ圧縮によるトリガー率を引き上げを狙える。
ただし、G2にしてはパワーが低く、ファイト終盤で腐り易い。

忍竜 カースドブレス
マンダラロードのサーチカード。
攻撃ヒット時なので、パワーが低いこのユニットでは条件が厳しいが、成功すれば確実な情報アドを稼げる有用なユニット。
ガード強要にもなり、不確定でG3をサーチ出来るので、マンダラロード軸なら必須。
サーチ対象がG3にも関わらず腐りにくいのも魅力。



G1
静寂の忍鬼 シジママル
G1バニラ。むらくもでは貴重な高パワーのブースト要員であるため重要度は高め。
ギャラティンさんの双子の兄疑惑がある。

忍竜 ミダレエッジ
カースドブレスと全く同じ能力を持つが、グレードとスキルが噛み合って無いのが残念。

忍獣 リーフラクーン
10000ブーストが可能なユニット。だが条件が相手より手札が多い場合なので扱いにくい。
分身ユニットで手札消費を抑える、シャナオウで手札の枚数を調整するなどしてフォローしよう。

忍獣 ミリオンラット
ミッドナイトクロウのG1版。
G1なのでブースト要員にもなれ、盤面を埋め易い。
類似ユニットでは一番扱い易いだろう。


G0
忍獣 イビルフェレット
むらくものFV。
自身をデッキボトムに送る事で、手札のユニットをこのターン限定でコールする。
ぱっと見はアド損にしか見えないが、既にマンダラロードとのコンボが考えられていたりするなど、使えない子ではない。
……使用タイミングは十分考慮する必要があるが。


忍獣 ムーンエッジ
クリティカルトリガー
さっくり。

忍妖 ダートスパイダー
スタンドトリガー
自身をソウルに置く事で、ダメージゾーンを一枚表にできるが使う機会は少ない。
イラストは顔が般若の人面蜘蛛。カッコいいかキモいかは好みが分かれる所。

忍獣 キャットローグ
ドロートリガー
可愛い。

忍妖 ユキヒメ
ヒールトリガー
黒の紐パンを穿いてる可愛い女の子。正面から見えるパンチラ、素晴らしい…。何気にヴァンガード初パンチラ

総評
防御力が高くメタ要素や分身で盤面の水増し等、手札を温存しやすい。ミダレカースド等でガード強要が可能なのでさながら手札を削るぬばたまのような運用が出来る。しかし全体的にパワーが低いのでクロスライド等をされると非常に厳しい、今後の強化に期待したい


デッキ構築費用は安くカードを集めやすい部類のクランなので初心者にオススメである。大して扱いにくいということはないだろう


余談
むらくもの初登場時、既出のぬばたまユニットと併用された事から

「ぬばたま新ユニットktkr!」

と、全国のニンジャマスター達を糠喜びさせた経歴を持っている。
詳しくはぬばたまの項目にて。 


追記・修正はぬばナントカさんからむらくもにNTRされた人にお願いします。

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