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MS戦記 機動戦士ガンダム0079外伝 - (2014/05/30 (金) 23:10:15) の編集履歴(バックアップ)
登録日:2012/05/16(水) 20:27:37
更新日:2023/12/01 Fri 15:29:41
所要時間:約 3 分で読めます
ガンプラブーム真っ只中の1984年にコミックボンボンで連載された
機動戦士ガンダムの外伝漫画。
(連載当時のタイトルは『機動戦士ガンダム MS戦記』)
原作は高橋昌也、作画は近藤和久。
アニメ『機動戦士ガンダム』における
一年戦争をジオン公国の少年兵士フレデリック・ブラウンの視点から描いている。
いわば、ガンダム版
ヌターウォーズである。
真正面から「
戦争」を描こうとした、ヒロイックさなど微塵もない、児童誌連載作品らしからぬハードな作品である。
ちなみにこの作品がガンダムシリーズ初の外伝マンガ作品、かつ初のジオン兵を主人公に据えた作品である。
それ故に、ブラウンがいくら活躍しても戦局が全く良くならずに悪化の一途をたどるという、カタルシスもクソもない展開になるのだが。
【あらすじ】
モビルスーツパイロット候補生フレデリック・ブラウンは見習い下士官として、
突撃機動軍隊第一機動歩兵師団第一大隊B中隊に配属された。
肩を黄色く塗装された見習い用のザクに乗り初めての戦場を生き抜いた彼は戦場で卒業式を迎え、
そのままB中隊の一員として戦っていくのであった…。
【主な登場人物】
○フレデリック・ブラウン
主人公。
真面目で真っ直ぐな性格の少年兵。
幼い頃からの落ちこぼれで周囲からバカにされ続けてきたが、努力の成果かモビルスーツパイロットの候補生となり、B中隊へと配属された。
初陣でいきなりコロニー落としの下準備として行われる民間人虐殺を目撃する、地球降下直後に歩兵と一悶着起こす等、戦争の現実を目の当たりにしながら成長を遂げていく。
ガンダムにフルボッコにされる場面があるが、「機動戦士ガンダム0079」では、アムロの視点からこの場面が描かれている
階級は伍長→軍曹。乗機はザクⅡ→ドム→ゲルググ。
入学シーンでの周囲のセリフをよく読むと、同級生にジーン(アニメ第1話で真っ先にアムロにやられた人)がいることがわかる。
○ハウンズマン
ブラウンの上官であり、階級は曹長。
隊員からは「オヤジさん」と呼ばれ親しまれている。
ブラウンに戦士としての心得を教え、その成長を見守った。
ジャブローにてブラウンを庇い…。
○バルク
ブラウンの所属するB中隊の隊長。階級は大尉。
オデッサにてアムロの駆るガンダムと交戦し、死亡
したかと思われたが、外伝小説にて記憶喪失状態での生存していた。
○ゲイツ
バルクの後任として配属された新しい上官。
部下を盾にし、後方の補給所へ逃げてしまうようなクズで小物。
どこぞやの
最低野郎を彷彿とさせる。
○ナウマン
○モーデル
共にブラウンの部下。
モーデルはジャブローで死亡。
ナウマンは田舎の母親を思う等死亡フラグを立てるも死亡せず。
○黒い三連星
ガイア・マッシュ・オルテガの三人。
この漫画に登場するアニメ版ガンダムの登場人物はこの3人と顔の映らないアムロだけ。
当時新兵だったブラウンをちょっとだけドムに乗せてくれるとってもいい人達。
【打ち切り】
この漫画の連載中に
機動戦士Ζガンダムが放送を開始した。
それに伴いコミックボンボン本誌でも近藤和久によるΖのコミカライズ版の連載が決定し、この作品は打ち切られたのだ。
その結果があのエンディングである。
以下ネタバレ
宇宙世紀0080年。
フレデリック=ブラウンは、ジオンの
最終防衛線、
ア・バオア・クーに出撃した。
この戦いののち、彼の搭乗したゲルググ
の残がいは発見されたが、彼の安否につ
いての記録は確認されていない。
以下さらにネタバレ
実は生きていて後の近藤作品に登場する。
くそーっ
ぼくたちはなんなんだ なんのために追記・修正している?
冥殿のためにか! あいつのためにwiki篭りたちが死んでいったというのか
そうじゃない そうじゃないはずだ
この追記・修正はアニヲタwikiの存亡をかけた戦いのはずだ!
- これ打ち切りだったのかよ、初めて知った。 -- 名無しさん (2013-11-22 22:14:20)
- ブラウン行方不明で完というあたりが、いかにも「一兵士の戦いの物語」らしくていい味出している。打ち切りのおかげでこの味わいが出たのだから、怪我の功名だと思う。 -- 名無しさん (2013-11-22 22:20:02)
- ヌターウォーズって…。ガンダムの元ネタになった「宇宙の兵士」(映画版がスターシップ・トゥルーパーズ)ぐらい言えよ。 -- 名無しさん (2014-05-30 23:10:15)