ensemble(ゲームブランド)

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ensemble(ゲームブランド) - (2017/06/03 (土) 08:04:53) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2013/12/03(火) 18:00:57
更新日:2024/02/17 Sat 08:38:39
所要時間:約 6 分で読めます




ensemble(アンサンブル)

株式会社ウィルプラスのアダルトゲームブランドである。

姉妹ブランドに『chorus』(コーラス)がある。
最近、新たに「ensemble SWEET」が作られた。

非常にCGの完成度が高くて綺麗なことで有名。

また、女装主人公の作品をよく出すので男の娘好きにはたまらない。
主人公が女装の『乙女シリーズ』とそうでない作品の『お嬢様モノ』にシリーズ分けされており、
前者は世界観を共有していて過去作のキャラクターがゲスト出演する場合もある。


ただ、製作ペースが早いからかCG以外は全体的に作り込みが浅く、
(品質自体は下の方になることは少なく、安定して並~良程度と言って良いだろう)
シナリオ重視やガチの女装物好きにはあまり好まないものもいたりする。

軽くプレイしてさっくり終わらせたい層などにはちょうど良いと思われる。


ensemble

乙女シリーズ
〇花と乙女に祝福を
〇花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ
〇乙女が紡ぐ恋のキャンバス
〇乙女が紡ぐ恋のキャンバス ~二人のギャラリー~
〇桜舞う乙女のロンド
〇桜舞う乙女のロンド~あなたと見る冬桜~
〇乙女が奏でる恋のアリア
〇乙女が奏でる恋のアリア~君に捧げるアンコール~
〇乙女が彩る恋のエッセンス
〇乙女が彩る恋のエッセンス~笑顔で織りなす未来~
〇想いを捧げる乙女のメロディー

お嬢様モノ
〇黙って私のムコになれ!
〇お嬢様はご機嫌ナナメ
〇Golden Marriage(ゴールデンマリッジ)
〇Golden Marriage~Jewel Days~
〇恋する気持ちのかさねかた
〇恋する気持ちのかさねかた~かさねた想いをずっと~
〇お嬢様は素直になれない

ensemble sweet
〇彼女はエッチで淫らなヘンタイ
〇エッチでヘンタイ!ヤキモチお嬢様!!
〇恋するお嬢様はエッチな花嫁


追記修正よろしく





























さて、ここからが本題だが、このメーカーはとにかく悪評が絶えず悪い意味で有名。


処女作の『花と乙女に祝福を』は主人公が女装して女子高に潜入する、と典型的な女装モノの作品だが、
良シナリオと綺麗なCGで女装作品の中でも成功例に挙げられる良作となり、世にensembleの名を知らしめた*1


しかし、FDの『花と乙女に祝福を ロイヤルブーケ』で、攻略不可だった実妹とのにゃんにゃんを期待した紳士達に

妹とはセックスしません!

と、まさかのお預け。
もっとも、実妹であり、もう一人の主人公である彼女は侵してはならない聖域であり、実装されなくてよかったという声もないわけではない。
しかも、FDであることを踏まえてもとんでもなく短い。
また、ヒロインたちがキャラ崩壊気味。


次回作の『黙って私のムコになれ!』で汚名返上を期待するファンも多かったが、中身はキャラもストーリーもスカスカの特大の地雷。
タイトルからも察することが出来るが、ヒロインの性格すらも非常にやばかった(主人公もだが)。
余りの酷さに中古ショップが溢れ返り、ワゴンの常連になったほど。
しかも、この作品は質の悪いことに年間売り上げで上位に食い込むほどの大ヒットになってしまった。
こうもぼろくそに書くと少しはフォローしたいところだが…まあCGは綺麗だと思う。


その次の作品の『乙女が紡ぐ恋のキャンバス』は、再び女装主人公がモデル。
今作は前回の悪評で堪えたのか普通に面白いと評判は良かった。

…のだが、後に製作に参加したシナリオライーターの一人がツイッターにて、
自分の書いた内容がディレクターに改竄されるわ、報酬が支払われないわ、上層部が腐ってるなどを暴露。
更にほぼ同時期に家庭版に移植した『花と乙女に祝福を~春風の贈り物~』に苦情を言ったりした。
他にも自分たちが女装・男の娘を流行らせたとドヤ顔で言ったとか。

※ただし、この件は一方的過ぎる発言だった上に、複数ライターの内このライーターのみが暴露しまくっており、全部を鵜呑みにして良いかは不明。
特に報酬に関しては詐欺になりかねないからか、ブランド側は明確に否定している。
この件に関する公式サイトの回答:http://www.ensemble-game.com/nettopic.html


騒動に事欠かないメーカーである。


とはいえ、作品自体に罪は無く普通に面白いので(黙ムコは論外だが)、ゲームをやるときは色眼鏡をかけずにプレイしよう。
また、『桜舞う乙女のロンド』以降は作風の変化や悪い噂が少なくなったことから、何かしらの変化があったのではともうわさされる。

それからも人気が出そうなキャラをサブにして期間限定特典でシナリオ追加(もちろん短い)したりなど、
軽いジャブみたいなものを仕掛けてくることもあったりするのだが…
一応、後に発売されるセット版の『乙女達の恋物語』には期間限定シナリオも収録される。
ただし、歴代主人公の共演シナリオ「乙女シリーズ主人公コラボ」は例外で、期間限定で一度復刻されたのみ。

黙ムコ以後は最初に書いた通り、ブランド相応の品質を維持し続けていて安定している。

FDも先に述べたロイヤルブーケに続き、
『乙女が紡ぐ恋のキャンバス~二人のギャラリー~』では人気投票上位に入れなかったキャラクターの出番はほぼカットで台詞一切なし、人気投票1位のサブキャラがせっかく攻略対象になったはいいもののシナリオの内容は薄くキャラ崩壊が酷いと、本編ファンからはかなり不評。
『桜舞う乙女のロンド~二人で見る冬桜~』は「ミニ」ファンディスクと銘打ってロープライスであることを考慮しても内容があまりにも薄く、登場ヒロインは人気最上位の二人だけであり、シナリオは1時間もあれば終わる短さである。
とはいえ、『Golden Marriage~Jewel Days~』、『乙女が奏でる恋のアリア~君に捧げるアンコール』以降は特別批判することは起きていない。
実は『君に捧げるアンコール』でも人気投票最下位だったヒロインがサブに降格されたのだがあまり話題にならない





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