登録日:2012/09/23(日) 13:42:11
更新日:2023/08/03 Thu 17:13:37
所要時間:約 4 分で読めます
「呪」の頂 サスペンス
SR ゼロ文明 (12)
クリーチャー:アンノウン/ゼニス
16000
■このクリーチャーを召喚してバトルゾーンに出した時、相手のシールドまたは手札からカードを2枚見ないで選ぶ。相手はそれを見せる。その中の呪文を、自分がコストを支払わずに唱え、持ち主の墓地に置いてもよい。その後、相手は見せたカードの残りを自身の墓地に置く。
■T・ブレイカー
■エターナル・Ω
DMR-06 エピソード2「ビクトリー・ラッシュ」に登場した新たなゼニス。
■解説
他のゼニスと同じく、召喚時限定の能力があり、相手の手札とシールドから合計2枚選び、呪文があれば唱えられ、残ったカードを墓地に置く。と言う物。
一見すると大した事の無い能力に見えるがよく考えて欲しい。
□シールドor手札焼却能力 + オマケ
召喚しただけで相手のシールドか手札を2枚確実に墓地に送り、呪文があれば自分が唱える事が出来る。
要するに、シールド焼却or手札破壊に、指定したカードの中に呪文があれば自分がタダで唱えられるというオマケが付いた効果。
シールド焼却能力持ちのクリーチャーには、以下のようなものがいる。
《冥府の覇者ガジラ・ビュート》
cip持ちだが、アタッカーとしては不十分、
《無限王ハカイ・デストロイヤー》
進化クリーチャーなので種の維持が必須
これらと比較すれば、サスペンスの強さがお分かりになるだろう。
また、呪文を唱えるのは任意なので、《
アポカリプス・デイ》を踏んでもスルーして墓地に置ける。
□エターナル・Ω
たとえサスペンスを除去してもエターナル・Ωで手札に戻ってしまう。
通常のモヤシ効果とは違い、エターナル・Ωは破壊以外に、マナゾーン送り、シールド送り、デッキ送りをされようと手札に戻ることができる。
除去してもその次のターンで再び能力を使われてしまう恐れがあり、放置したらパワー16000 + T・ブレイカー持ちが襲いかかってくるため、相手はコイツの処理に手間取るハズである。
■相性の良いカード
《パクリオ》
相手の手札をシールドに埋め込める嫌らしいクリーチャー。
《黒神龍オンバシ・ラオーン》
前の弾で収録された、アンノウン/ゼニスなら召喚コストを3下げられるクリーチャー。
これ以外にもアンノウンの召喚コストを下げられるサイクルが居るので是非。
《極頂秘伝ゼニス・シンフォニー》
ビクトリー・ラッシュのシークレットカードで、ゼニスを召喚扱いでコスト踏み倒し出来る。(ただしターン終了時にそのゼニスは手札に)
コスト9なため早期に「呪」を召喚出来る他、「アタック・チャンス‐アンノウン」を持ち、自分のアンノウンの攻撃時にコスト無しで唱えることが出来る。
《ビックリ・イリュージョン》が殿堂入りすることになったのはだいたいコイツのせい
■背景ストーリー
前回エピソード2「ゴールデン・エイジ」にて戦った鬼丸とライオネル。
ハンター/エイリアンとアンノウン/ゼニスと言う敵対する者同士ではあったが、戦いの中で友情が生まれた。
が、それを良しとせず、2体のゼニスが送り込まれる。
その内の1体がこのサスペンスである。
デーモン・コマンド達の呪いが積もり積もってゼニスとなった彼は、連合軍の要である鬼丸を始末すべくある軍団を率いる。
それは彼の文明を変える力によって生まれ た悪魔。
誰も見た事の無い、光単色のデーモン・コマンドである。
相手の力を奪い取り、自らの物とする光のデーモン・コマンドは瞬く間にゴールデン・エイジを圧倒。
ついに偽りの羅刹(コードファイト) アリバイ・トリックの不意打ちが鬼丸に襲いかかる……!
とその時、鬼丸からカシラと慕われていたオニナグリが身を挺して鬼丸を護り、犠牲となってしまう。
オニナグリの死に間際にリーダーの座を譲り受けた鬼丸は、勝利の為に新たなゼニスに立ち向かう……!
■活躍とその後
エピソード2シリーズではオニナグリの死を乗り越え、パワーアップした鬼丸に1度倒されたのちに、友の《「謎」の頂Z-ファイル》とともに再び、鬼丸を強襲。しかし、その行動は鬼丸をゼニスへと覚醒させてしまい、また返り討ちになってしまった。これらからわかる通り、鬼丸の成長はだいたい、こいつが関わっている。公式のDMデッキ開発部においても「サスペンスがいなければ、ゼニス軍はもっと楽だったんじゃないすかね…」と言われてしまった。
エピソード3では、フレーバーテキストのオラクルの経典の記述とその考察にて登場。そのフレーバーテキストがこれである。
教団の教典には、神話の神々について描かれているが、至高神シャングリラを除いて正確な名前は記述されていない。「終」の神は世界の終わりを知らせる為に降臨した神。「祝」の神は、絶望こそが祝福であることを知らしめる神。他にも様々な神の記述がある。そんな中でも「呪」と呼ばれる神は、神話の大戦において重要な役割を果たし、「祝」にしても対抗すらできなかった神と記述させているが、それ以上は記されていない。アイスたちは、「呪」こそ、シャングリラ以上の神だったと考えている。
時代が経つにつれて情報と言うものは、形を変えてしまうということを教えてくれる。
■余談
漆黒の背景に、カラフルなトライ・ストーン、スカルグレイモンを彷彿とさせる本体、両腕から放つ炎には眼球らしき物が見え、そのイラストはかなり不気味である。
サスペンスと言うよりは、サイケデリックなクリーチャーである。
なお、サスペンスのイラストレーターは《偽りの名 シャーロック》と同じWayne Reynolds(ウェイン・レイノルズ:イギリスのイラストレーター)。
また、この弾の光のデーモン・コマンドは彼の僕という設定の為、共通して金色の鎧を身に纏い、名に推理や心理学に関するワードがある。
追記、修正は呪いを積もり積もらせてからお願いします。
- まあ…いい -- 名無しさん (2013-12-09 18:56:06)
- ↑ミス。まあ…いい面だけ書いてるが、ウェディングと比べるとどうもなぁ -- 名無しさん (2013-12-09 19:03:23)
- 見た目のモデルは多分ダイダロスさん -- 名無しさん (2013-12-09 19:11:36)
- サスペンスが2回も鬼丸覚醒させてなかったら、ゼニス軍は楽だった。 -- 名無しさん (2013-12-09 23:30:32)
- 強いはずなんだけど、他のゼニス達に比べると地味なのが難点 -- 名無しさん (2013-12-10 00:01:55)
- 実際めちゃくちゃ強い。使うと世界が変わる -- 名無しさん (2013-12-11 10:23:21)
- ↑サスペンス乙w -- 名無しさん (2013-12-11 13:16:29)
- ↑2サスペンスさん、自演はよくありませんよ?わたウェディングのように高貴な心を忘れてはいけませんよ -- 名無しさん (2013-12-12 10:37:16)
- E3ストーリーで何故か持ち上げられたな。何事なんだ… -- 名無しさん (2013-12-16 21:18:41)
- 公式でネタキャラ(キャラ?)って事だろ、いつかの開発部でもサスペンスは余計な事しすぎ(意訳)とか言われてたし -- 名無しさん (2013-12-17 15:40:19)
- E3でなぜかフレーバーに出たことは記事にないのか・・・・・・ -- 名無しさん (2014-01-26 00:32:20)
- サスペンスとウェディングはコスト逆で良かったのに……もしくは三枚なら…… -- 名無しさん (2014-01-26 00:42:40)
- 3枚焼却だとフォートレス涙目なんだよなあ -- 名無しさん (2014-06-10 07:06:05)
- 刺さる時は刺さるからターボゼニスにピン刺ししておいても良いかも、ただ主力は祝なんだが -- 名無しさん (2014-06-10 12:19:46)
- 祝みたいにアタック時に何か効果があればよかったのになぁ -- 名無しさん (2014-07-14 13:45:40)
- こいつがループするデッキはトラウマ… -- 名無しさん (2014-09-20 10:55:55)
- コイツの最大の不運は背景ストーリーでも効果でもなく同弾にウェディングとか言うマジキチがいた事。 -- 名無しさん (2015-01-18 02:07:40)
- ウェディング→シンフォニー→コイツ。盾5枚焼却わぁい! -- 名無しさん (2016-10-29 08:43:12)