CNo.101 S・H・Dark Knight

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CNo.101 S・H・Dark Knight - (2014/10/19 (日) 21:34:50) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2013/12/11(水) 14:02:06
更新日:2023/11/11 Sat 19:07:04
所要時間:約 3 分で読めます





現れろ、CNo.101!
満たされぬ魂の守護者よ、暗黒の騎士となって光を砕け!
S・H・Dark Knight!

CNo.(カオスナンバーズ)101 S・H・Dark Knight(サイレント・オナーズ・ダーク・ナイト)とは遊戯王OCGよりLEGACY OF THE VALIANTで登場した水属性・水族のエクシーズモンスター。
No.101 S・H・Ark Knightのカオス態であり、バリアンの七皇・ナッシュこと神代凌牙の使用するエクシーズモンスターの一枚である。


【効果・ステータス(OCG版)】
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/水属性/水族/攻2800/守1500
レベル5モンスター×3
1ターンに1度、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
また、エクシーズ素材を持っているこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の墓地に「No.101 S・H・Ark Knight」が存在する場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。
その後、このカードの元々の攻撃力分ライフを回復する。
この効果で特殊召喚したこのカードはこのターン攻撃できない。


【概要】
アニメ遊戯王ZEXALのⅡにおいて物語の中核になっているバリアン。
そのリーダー「ナッシュ」こと神代凌牙の真なる切り札にして、
インチキRUM「RUM-七皇の剣(ザ・セブンス・ワン)」により降臨するカオスオーバーハンドレッド・ナンバーズ。
それこそがこのカード、CNo.101 S・H・Dark Knightである。

アニメでは相手に一進一退の攻防を繰り広げながら、
最後は鬼畜エクシーズだったディザスター・レオを破壊するフィニッシャーになった。
このデュエルでは珍しく自爆特攻が称賛されていたりする。

なお、初召喚時にはArk Knightの船体中央部分からDark Knightが飛び出てくるような演出がなされている。

ちなみにこのカードを含めた七体はバリアン側で「カオスオーバーハンドレッド・ナンバーズ」と呼ぶのだが、
人間側では「オーバーハンドレッド・カオスナンバーズ」とカオスを付ける場所を変えている。
主に前者はナッシュとベクター、後者は遊馬と鉄男である。


そんなこのカードOCGにおいて「ロマンながら超強力エクシーズ」として話題になった一枚であり、
このカードとカオス・オブ・アームズのおかげでリミテッドの需要がかなり上昇したと言って過言ではない。
ではそんなこのカードの召喚条件や効果を見てみよう。

このカードは、他のカオスエクシーズ・カオスナンバーズにあった
「●『○○』をエクシーズ素材にしている場合~」と言う指定は無い為、まず汎用性はそれなりに高い。

早い話適当なランク4にリミテッド当てるだけでも機能してくれるのだ。
レベル5×3と正規召喚は難しいものの、RUMを採用すればそれなりに狙えなくはない召喚条件は優秀と言えるだろう。


そして肝心の効果は2つ。

  1. 特殊召喚された相手のモンスターをエクシーズ素材にする起動効果
  2. 素材持ちのこのカードが破壊され墓地に送られた場合に墓地にArk Knightが居ればライフ回復しつつ蘇生してくる効果

どちらも異常に性能が良く他のカオスナンバーズと性能面で圧倒していると言って過言ではない。
というかナンバーズ耐性以外ほぼ完全再現である。

まず第一の効果の汎用性は言わずもがな。
進化前のArk Knightは1回こっきりかつ表示形式の指定があったが、このカードにはそんな枷は存在しない。
攻撃表示だろうが守備表示だろうが問答無用で吸いに行ける。
そもそもArk Knightの時点で異常な範囲のモンスターを狩りに行けたのだ、その強化版ともなればもはや手は付けられない。

またArk Knightの効果をヴェーラーやデモンズ・チェーン等で邪魔されたとしても
このカードにランクアップさせることで相手を絶望させることなど容易である。

まぁ進化前自体がかなり強いので無理に召喚する必要性はない場合も多いが、その性能の高さから専用デッキを組んでも面白いと言える。

第二の効果はArk Knightの有無による蘇生効果である。
このカードが蘇生すると攻撃できないのだが、相手ターンに蘇生すれば気にはならない。
ダメステだろうが素材にArk Knight抱えてる状態だろうが蘇る。ちなみに裏守備状態から破壊された場合でも素材があれば復活できる。
……なんだこいつ。

そのくせ蘇生時に「ライフ回復も後から処理する」、つまり蘇生からライフ回復が一連の処理である。
つまり相手はこいつの蘇生時に奈落や激流葬を撃てない

相手から見た場合「時の任意効果」でのタイミングで発動するカードの発動タイミングを逃してしまうのだ。
……蘇生時での召喚反応は警告ぐらいしか怖くないとか、もうほんとなんなんだこいつ。

蘇生した後なら素材を持ってないので自己再生出来ないが、だからと言って安心は出来ない。
もう一度書こう。

1ターンに1度、相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。

こいつの除去効果、何とエクシーズ素材を使わない
1回破壊した程度なら返しのターンにまた除去効果を容赦なく使ってくるのである。

何とか1ターンに2度破壊して墓地に叩き込もうとエクシーズ素材無しでも効果が使えるので、
リビデや死者蘇生でもされたらまたこちらのモンスターを吸い取ってくるのだ。マジでなんなんだこいつ。
当然、吸収に成功すればエクシーズ素材も復活するので、また再生効果を使えるようになる。

その上こいつの攻撃力は2800。今は亡きゴヨウラインと同じである。

この攻撃力を超えるモンスターは大体が特殊召喚モンスターであるため、
こいつを戦闘破壊出来る奴は殆どの場合こいつの餌になる宿命を背負っている。

とまあ、本当に死ににくい効果を持ちながら、それでいて相応のステータスがあるのだから相手にしたくは無いカードと言えるだろう。

弱点らしい弱点はエクシーズ召喚時の奈落の落とし穴や、フリーチェーンのバウンスぐらい。
スキドレヴェーラーで素材の補充を妨害する手もある。
とはいえ、この辺りは平気なモンスターの方が珍しいので、気にしないほうがいいだろう。

召喚条件こそ難しい分使って強いカードと言えるのかもしれない。
というか今までのカオスナンバーズがどれも手間に見合って……ゲフンゲフン。

流石バリアン七皇のリーダーの切り札だ!

なお、最大の弱点は進化前
多くのデッキで採用されるカードなのでかなり怖い。

他にもエクシーズモンスターやシンクロモンスターは各ランク・レベルで、
バウンスなどの破壊を介さない除去効果を持ったモンスターが多くいるため、あっさりとやられることも珍しくない。


ちなみにアニメ本編と違いギミック・パペットの破壊モンスター達相手には、ダメージを与える効果でタイミングを逃して蘇生効果が発動できない



追記・修正は「RUM-七皇の剣」を発動してからお願いします

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